芝信用金庫のカードローンは2種類！利用条件に大きな差が！

カードローンといえば、かつては消費者金融のものが主流でした。スピーディーな融資や高い利便性で人気を誇っていますが、近年では銀行系のカードローンにも優れた商品が増えています。

一口に銀行系といっても、メガバンクや地方銀行、さらには信用金庫など、いろいろなものがあります。メガバンクのカードローンは広告などで馴染みがありますが、意外と地域の信用金庫にも魅力的なカードローンがあったりするんです。

今回は芝信用金庫を特集し、その2種類のカードローン商品を中心にご紹介していきます。他のローン商品もチェックしつつ、2つのカードローンの違いがどんなところにあるのか、じっくり見ていきましょう！

芝信用金庫はどこにある！？どんな歴史を持つ金融機関なの？

信用金庫の名称には、基本的にその地域の名前がついているものです。芝信用金庫も例外ではないのですが、「芝」と聞いてもピンと来ない人も多いかもしれません。まずは、芝信用金庫の営業区域や歴史など、企業としての側面からチェックしていきましょう。

芝信用金庫の歴史

芝信用金庫は、東京都港区に本店を置く金融機関です。その歴史の始まりは、1925年のこと。元号がまだ「大正」だった時代です。当時は今の名称ではなく、「有限責任芝信用組合」という名前で設立されました。

それが現在の「芝信用金庫」という名になったのは、1951年（昭和26年）のことでした。以来、東京都を中心に地域住民を大切にする経営を続けています。

2003年には、「東調布信用金庫」と合併し、そのまま芝信用金庫の名前を残しています。

基本方針には「時宣を得たサービスを提供する」旨も掲げており、堅実で地域密着型の信用金庫でありながら、新しいサービスも取り入れていく柔軟性も持ち合わせている金融機関と言えます。

芝信用金庫の営業区域

すでにお伝えしたように、芝信用金庫の本店所在地は、東京都港区です。地元でない方には、東京タワー前の芝公園の「芝」が名前の由来というのが、分かりやすいかもしれませんね。

そんな芝信用金庫には本支店が53店舗あり、その営業地域は以下のようになっています。

3つの都県に渡って営業をしていますが、その中でも細かく見ると営業地域に入らないエリアもいろいろあります。

芝信用金庫は総量規制対象外！

信用金庫というのがどんな金融機関なのか、普段利用しないという方には分かりづらいかもしれません。信用金庫は、貸金業者という点では「銀行系」に含まれます。つまり、貸金業法を守らなければならない消費者金融系とは、業種が異なります。

したがって信用金庫は、貸金業法によって規定されている「借入総額は年収の1/3まで」という総量規制の対象外となります。

ですから芝信用金庫でも、審査に通りさえすれば、法律的には年収の1/3以上の借入も可能なのです。

また、消費者金融系では申し込めない、ご本人に収入がない専業主婦の方でも、配偶者に安定収入があれば利用可能なローンもあります。

ローン商品は超充実！種類豊富でピッタリのローンがきっと見つかる！

では次に、芝信用金庫のローン商品を見てみましょう。信用金庫はそれぞれの地域色が出ているローン商品があるところも多いですが、芝信用金庫のローン商品も非常に豊富なラインナップとなっています。

芝信用金庫のローン商品一覧

芝信用金庫のローン商品には、以下のようなものがあります。

これがローン全商品の一覧ですが、非常に商品の種類が多いことに驚かれた方もいるかもしれません。

中でも特筆すべきは、フリーローンの種類の豊富さですね。限度額や金利が様々なのはもちろん、事業性資金には使えないものと使えるもの、インターネット申し込みができるものとそうでないもの、使用使途確認書類不要のもの等々、ありとあらゆるニーズに応えられる商品展開となっています。

「しばしんエール」とはどんな商品？

そんな種類豊富なフリーローンの中から、もっともスタンダートかつ利便性の高い「しばしんエール」という商品をご紹介しておきます。

このフリーローンは、最大1,000万円という大きな限度額が魅力で、借り換えローンとしても使えます。しかも、使用使途確認書類が要らないので、煩わしさがありません。

借入額によっては、カードローンよりも金利がお得になるケースもありますので、こちらも含めて検討されると良いでしょう。

年収や勤続年数にも条件あり！2種類のカードローンはどう違う？

それでは、いよいよ芝信用金庫のカードローンについてご紹介します。

先述の通り、芝信用金庫には教育カードローンを含めると3つのカードローン商品があるのですが、教育カードローンは目的ローンでもありますので、ここではそれ以外の2つ、「アイ（ai）」と「しばしんカードローン」について、詳しくお伝えしていきます。

カードローン「アイ（ai）」の商品概要

ではまず、「アイ（ai）」という、可愛い名前のカードローンの方から見ていきましょう。その概要は、以下の表の通りです。

先ほどご紹介したフリーローンよりも最大限度額がずいぶん小さいにもかかわらず、勤続年数や年収に条件があります。

これは、消費者金融系やメガバンクのカードローンでは、めったに見られない厳しい利用条件と言えます。

カードローン「アイ（ai）」の申し込み方法と利用方法

このカードローンは、ファックス、店頭窓口またはインターネットから申し込みが可能です。仮審査に通ったら、来店して正式な申し込みと契約手続きをする必要があります。

本審査でも可決となれば、実際に借入することができるようになります。借り入れは、芝信用金庫ATMのほかにも、以下の提携ATMから利用可能です。

• ゆうちょ銀行ATM
• セブン銀行ATM
• 全国の信用金庫ATM

返済については、毎月10日に指定口座から自動引き落としが基本となります。

また、上記のATMから随時返済も可能です。返済額は、限度額によって以下のように定められています。

しばしんカードローンの概要

では次に、もうひとつのカードローン商品である「しばしんカードローン」の概要をご紹介します。

こちらの、しばしんカードローンの方は、限度額50万円までなら専業主婦でも利用できます。ただ、限度額200万円以上となると、住宅ローンを利用している人限定となってしまいますので、多くの人が申し込みやすいのは100万円までと言えますね。

「アイ（ai）」と比較すると、かなり金利がお高めですので、年収・勤続年数の条件をクリアできる方なら「アイ(ai)」の方がお得です。

しばしんカードローンの申し込み方法と利用方法

申し込み方法は、「アイ（ai）」と同じく、ファックス・インターネット・窓口の3通りがあります。

ただ、しばしんカードローンの場合は、来店型と来店不要型が選択できます。

窓口へ行くのが難しいという方には、来店不要型があるのはありがたいですね。

借入方法も「アイ（ai）」と同様ですが、返済方法のみ異なります。しばしんカードローンは、返済もATMからとなっています。自動引き落としではないので、延滞にはくれぐれもご注意くださいね。

芝信用金庫のカードローンは低金利だけど利用条件が厳し目！？

今回は、全国各地にたくさんある信用金庫の中から、東京都港区に本店を構える芝信用金庫についてご紹介しました。ローン商品の豊富さでは、ちょっと右に出るものがいないほどかもしれません。

ただ、カードローンに関していうと2種類あり、低金利で便利な「アイ（ai）」は年収300万円以上・勤続年数2年以上という、厳しめな条件がついています。もうひとつの「しばしんカードローン」なら、限度額によってはこのような条件はありませんが、金利はお高くなってしまいます。

どちらも一長一短ですので、芝信用金庫で借りたいのであればカードローンだけにこだわらず、フリーローンも考慮に入れると、より良い選択ができるかもしれません！

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