大手銀行カードローンを自営業者が申込むための条件とは

カードローンは、基本的に利用目的自由の借入ですよね。しかし、例外があります。ほとんどのカードローンでは、事業資金目的での利用は不可となっているのです。

しかし、だからと言って自営業者の利用が不可というわけではありません。大手銀行カードローンについて、自営業者が利用するにはどうすれば良いのか、申し込み条件を調査してみました。

また、それぞれの商品内容を比較し、自営業者が利用しやすいカードローンを検討してみましょう。

大手銀行カードローンは自営業者もＯＫ！申し込み条件をご紹介

まず、自営業者だからと言って利用不可となっているカードローン商品は、そう多くはありません。知名度の高い大手銀行カードローンも、自営業者が利用できるようになっています。

まずは、それぞれの銀行カードローンの申し込み条件をチェックしていきましょう。

年齢条件に違いがある点には注意が必要ですね。

ただ、全てのカードローン申込み条件に共通しているのが、定収があるということです。

個人事業主という働き方で申込みをする場合は、定収があるという点が1つのポイントになってくると言えるでしょう。

自営業者がカードローンを利用する際に提出すべき書類とは

ここで、カードローン契約時に提出することになる必要書類を確認しておきましょう。必要書類は、各カードローンによって多少異なります。

基本的に身分証明書と所得証明書が必要となるわけですが、所得証明書は限度額に応じて提出不要というケースもあるのです。

本人確認書類としては、以下の書類が挙げられます。

• 運転免許証
• 健康保険証
• パスポート

また、所得証明書として認められる書類も紹介しておきましょう。

• 納税証明書
• 確定申告書
• 住民税課税決定通知書

実際カードローンを申し込む際には、各カードローン会社でどのような書類が必要となるのか、しっかりと確認しておくようにしたいですね。

どこがお得？大手銀行カードローンの商品概要をチェック！

では、実際に利用するならどの銀行カードローンがお得なのでしょうか。限度額・金利を比較してみましょう。

やはり、銀行によって異なっていますね。

ただ、銀行カードローンということで基本的には最高500万円を超える高額限度額設定が可能となっているという点は特徴的でしょう。

金利も、レイクは割高となっていますが、その他のカードローンでは最高でも14％台とお得に利用することが出来るようになっています。

銀行カードローンは、自営業者でもお得に、手軽に借入が出来る方法であると言えるでしょう。

自営業者はカードローン審査に通りにくい！？その理由とは

自営業者がカードローンを利用するにあたって、どうしてもぶつかってしまう壁があります。それが審査です。審査通過の為の大きなポイントとしては、以下の2点が挙げられます。

• 安定した収入がある
• 個人信用情報に問題がない

このうち、自営業者は安定した収入があるという判断がしづらい職種なのです。個人事業主というのは、毎月一定の収入を得ているわけではありませんよね。その時々の会社・お店の収益がそのまま収入になるわけです。

もちろん、支出も状況に応じて変わるでしょうから、手元に残る金額としては不安定になってしまいがちなのです。カードローンでは、毎月一定額の返済をすることが求められますよね。

自営業者は毎月の収入が不安定で、月によっては返済が難しい場合がある、不安要素を持っていると判断されてしまうのです。
（⇒カードローンを利用できる職業とは？）

自営業者が審査をクリアするためには、その収入が安定していると認めてもらえなければいけません。高額融資を希望する場合は特にそうですね。実際、審査に落ちてしまう自営業者は少なくありません。

• 事業所に固定電話が設置してある
• 事業実績が長期である(数年以上)

まずは事業所としての実態が確かなものであるということが重要となります。ですから、携帯電話番号ではなく固定電話番号があることが望ましいのです。

また、長期で事業を続けていればそれだけ収入が安定していると判断する材料となります。

あとは、言うまでもありませんがブラックや延滞等の事故情報が個人信用情報に登録されていないことが重要ですね。返済能力があるということを、しっかりとアピールしましょう。

月々の返済はいくらになる？気になる返済額をチェック

では、ここで大手銀行カードローンを利用した場合、毎月いくら返済することになるのかをご紹介していきましょう。

利用金額や金利に応じて返済額が変わってきますので、ここでは10万円をその限度額の最高金利で借入をしたケースで考えてみます。

銀行によって毎月の最低返済額に大きく差があることが分かりますよね。

月々1万円の返済を行う場合は、月によってはその返済金額の捻出が難しいことがあるかもしれません。そして、もちろん借入金額が増えれば返済額も大きくなってしまいます。

自身の収支状況と合わせて、どのカードローンを利用すれば返済額がいくらになるのか、どのくらいの期間で完済できるのかをしっかりと確認してカードローンを選びたいですね。

事業性資金目的で利用するならビジネスローンという選択も

個人が利用するカードローンのほとんどは、事業資金目的では利用できないものです。個人事業主が契約をした場合でも、その使途は生活費や娯楽等に限られてしまうわけですね。

もちろん、それで良いと考える人も多いかもしれませんが、ちょっと困ったときに事業性資金目的で利用出来るカードローンがあれば便利だとは思いませんか？

実は、東京スター銀行には自営業者が事業資金目的で利用出来るカードローン商品があるのです。その商品概要を紹介していきましょう。

また、申し込み条件は以下の通りです。

• 20歳以上65歳以下
• 営業年数1年以上の事業を営んでいる

自営業者でカードローンを検討するとき、その利用目的が事業資金ということであればこのようなビジネスカードローンを探してみても良いでしょう。

ただし、銀行が取り扱うビジネスカードローンは多くありません。ビジネスローンと言って、まとまった資金を一括で借入れするものは多いのですが、カードローンタイプは少ないのです。
（こちらもご参考に→カードローン会社一覧をチェック！）

数少ない中から、自分が信用できる、お得に利用できるカードローンを選択したいですね。

【参考ページはこちら】
銀行なのに審査が早くて便利なカードローン