知っているとお得!借り換えなら低金利な銀行カードローン
カードローンを複数社と契約していませんか?実は複数社と契約していると、損をしていることがあります。例えば、1社にまとめると金利が低くなるケースもありますし、同じ借りるなら低金利の所に借り換えると、お得に借りられることもあります。
複数社で借入れをしている、金利の高いところで契約しているなら、そろそろ借り換えで低金利にしませんか?1本にまとめることで返済する金利も低くなり、今までの負担が減りますよ。お得にまとめるコツを紹介していきます。
知らない人は損してる?カードローンの仕組み
金融機関名 | 借入金額 | 金利 |
---|---|---|
A社 | 30万円 | 18% |
B社 | 20万円 | 18% |
C社 | 40万円 | 17% |
D社 | 30万円 | 18% |
例えば以上のように120万円を4社から借りている人がいたとします。実はこれは小額を複数社から借り入れしているので金利が高くなっています。利息制限法では上限金利を以下のように定めています。
借入金額 | 金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20% |
10万円以上100万円未満 | 年18% |
100万円以上 | 年15% |
金利が年3%、確実に低くなりますので、まとめるとお得になることが分かります。カードローンを利用する時には小額の方が審査に通りやすかったり、返済をラクに乗り切るために新たなカードローンに申し込んだりといった事がありますが、実は複数枚のカードローンを持つことは、お得ではないのです。
既に複数枚カードローンを作っているという人は1枚にまとめる事で金利が低くなったり、カードを複数持ち歩かなくても済んだりといったメリットがたくさんあるのです。
お得に借りる!金利で選ぶなら銀行カードローン
以下の表を見てみましょう。銀行カードローンと消費者金融を比べてみると銀行カードローンがお得なことが分かりますよ。
金融機関名 | 融資限度額 | 金利 |
---|---|---|
アコム | 800万円 | 年3.0%~18.0% |
プロミス | 500万円 | 年4.5%~年17.8% |
みずほ銀行 | 1,000万円 | 年3.5%~年14.0% |
バンクイック | 500万円 | 年4.6%~年14.6% |
オリックス銀行カードローン | 800万円 | 年3.0%~年17.8% |
楽天スーパーローン | 500万円 | 年4.9%~年14.5% |
例えば、今18%や17%と言った高金利で複数社から借り入れをしているという人は銀行カードローンに借り換えをすることで低金利でお得に返済することができるのです。
カードローンをまとめる時のポイントは今よりも低金利で借り換えすることですね。
借り換えの目的
繰り返しになりますが、借り換えの目的は以下の2種類あります。
- 低金利
- 利便性
低金利で借り換えするためには、金利差をしっかり見ておくことがポイントですね。今よりも変わらない金利であれば、わざわざ借り換える必要が無くなってしまいます。また、他のカードローンとも比較して、一番金利が低いところを選ぶと借り換えるイミがありますね。
また、利便性も大切です。提携ATMを調べたり、コンビニは使えるのか調べたりすると、今よりもラクに返済ができる可能性があります。提携ATMやコンビニATMを利用する時には、ATM利用手数料はかかるのかなども調べておくと安心ですね。
利用可能ATMのチェックを行うと共に、インターネットでの借入・返済もできるのか確認しておくと便利ですね。インターネットでの借入・返済ができると、場所を問わずに借入・返済を行うことができますので助かりますよ。
借り換えのメリット
これまでのことをまとめると、銀行カードローンで借り換えをしてローンを一本化すると毎月の返済も混乱せずスムーズになります。また、返済日が月に一度しかなくなるので管理もしやすくなります。毎日次の返済のことばかり考えて過ごさなくて済むので精神的にもラクになりますね。
- ローンの一本化で毎月の返済が混乱せずスムーズに行える
- 返済日が月に一度なので管理がしやすい
- 返済のことばかりを考えなくて良いので精神的にもラクになれる
借り換えをする時には、今よりも低い金利のところで借りるのがポイントじゃぞ。そうすることで、今よりも確実に金利が低くなるのじゃ。
また、利便性も重視しておくと今後の借入・返済がラクになるのじゃ。コンビニATMは使えるのか、近くに提携ATMはあるのかといった事じゃぞ。
これらを満たしておくと、返済日に混乱することも無く、返済日が月に一度で済むから、管理もスムーズになるのじゃ。
知っておきたい!カードローン借り換えの流れ
それでは、借り換えをしようと思ったらどういった流れになるのか簡単に説明します。
簡単に言えば、申込みから借入れまで普通のカードローンと同じなのです。
アコムの借り換え専用ローンやプロミスのおまとめローン等では、金融機関がお客様名義で直接他社へ振込みするので借り入れ方法は普通のカードローンとは異なっています。しかし、いずれの金融機関も申込み方法は普通のカードローンと同じで「カードローン会社に申込み→仮審査」となります。
仮審査では信用情報機関へ照会をして過去や現在のローン利用履歴・返済履歴などをチェックして合否を決めます。本審査に進み、必要書類などを用意し提出すると本審査の結果がメールor電話で通知されます。必要書類の提出は本審査に通ってからのところもあるので各社でいつ提出するのか確認が必要ですね。
その後に融資となります。先ほど書いたように直接他社へ振込みという融資方法もあるので、どういった融資方法になるのかもチェックが必要ですね。
↓
仮審査
↓
本審査
↓
審査結果の通知
↓
融資
書類の提出のタイミングは各社で異なるので、いつ必要になるのか注意が必要じゃぞ。
そして融資方法も本人に融資するのではなく、直接他社の借入先へ振り込むところもあるのじゃ。
カードローンの申し込みと同じところもあれば、違うところもあるのじゃぞ。
あなたは大丈夫?借り換えの注意点
それでは、実際に借り換えを考えてみようかな…?という人向けに注意点を紹介しておきます。
商品内容
借り換えには商品内容をしっかり確認する必要があります。「借り換え専用のカードローン」もあれば、「普通のカードローンで借り換えにも対応」というものがあるからですね。商品説明書をよく読んで、検討する必要がありますよ。
中でも借入れ限度額や利率のチェックは必ず行っておきたいですね。借入希望額よりも借入れ限度額が低ければ、一社にまとめることができません。また、利率が高ければ借り換えるイミがありません。
そのため、借り換えをする前には、自身の借金残高を知っておく必要もありますね。自身の借金残高と金利を把握して、借入れ限度額や利率のチェックを行いましょう。
審査に通るポイント
借入れ審査に通るためには、審査のポイントを押さえておくと気が楽になりますね。
今借入れをしているカードローンの滞納や過去に借りていたカードローンの遅延情報があれば審査に通りにくくなります。
現在滞納がある場合
今、借入れしているカードローンの返済が滞っている場合は、まずは返済を考えましょう。次の給料で返済ができるなどの目途が立っているのであれば、まずは滞納が無くなってその後に返済実績を作ってからの申込みになります。
過去の遅延がある場合
過去に遅延をしたことがあり、信用情報機関に遅延情報が残っているという状況では情報が消えるまで待ちましょう。遅延情報は返済をして5年間登録してあるので遅延を解消した日から5年間は新たな申し込みは控えましょう。
遅延を解消した日がいつだったか見当がつかない場合は信用情報機関へ情報の開示を行うと良いでしょう。開示は携帯電話や郵送、電話にて手続きができますよ。
銀行カードローンで借り換えをすると金利が低くなり、返済がお得になる事を説明しましたが、返済がラクになるということは審査は厳しいというコトになります。
借入難易度 | 金利 |
---|---|
借りやすい | 高い |
難しい | 低い |
金利の低いところで審査に通りやすくなるためにも、マイナスになる状況は無くしておいた方が良いのです。
- 現在、借入れしているカードローンの滞納をしていない
- 過去に借入れしていたカードローンの遅延をしていない
- 信用情報機関に滞納や遅延情報がない
借り換え後は借金を増やさない!
また、銀行カードローンに借り換えができたら返済に専念しましょう。
借り換えをすることで月々の返済金額が減ることがあります。そうなると「月々の返済がラクになった→まだ借入れができる」と勘違いすることがあります。例えば毎月2万円返済していたのに1万5千円の返済で済むようになった場合に、あと5千円なら月々の返済額を増やしても大丈夫だと思ってしまうコトです。
借り換えをすることで月々の返済額が減った場合でも、借入額は変わらないので返済期間が延びています。それなのに借入れを増やしてしまうと返済総額は膨らんでしまいます。これでは低金利な銀行系カードローンに借り換えをしたイミが無くなってしまいます。
新たな借り入れをする場合は今ある借り入れ金額を完済してからにしましょう。
- 月々の返済額が減っても借入れ額が減ったわけではない
- 新たな借り入れは、今ある借り入れを完済してから
そこで審査にマイナスになる情報は無くしてから審査に臨んだり、借入した後は返済総額をお得にするためにも返済に専念したりすることが重要になりますよ。
【参考ページはこちら】
カードローンのよくある質問はこちら
現在の借金残高や金利の把握をして、借り換え候補先の借入れ限度額や利率を比べると、借り換え損がないのじゃ。
他にも、審査にマイナスとなる滞納や遅延があれば、滞納を無くしたり、遅延情報が無くなるまで待ったりすると良いのじゃぞ。
同じ金額を借入れするなら、1社にまとめて借入れすると、金利が低くなる可能性もあるのじゃ。
カードローンは高額な借入をすればするほど、金利が低くなる仕組みになっておるから、1社にまとめて借入れをすると良いのじゃぞ。