学生でも借入できるみずほ銀行カードローン、利用時の注意点とは
学生時代って思いがけないお金が必要な時がありますよね。講義に必要なテキスト、実習の用具、学校に着ていく服など、考えられるだけでも支出が多くあります。
また、サークル活動をしていればその費用もいりますし、学生だからこそ友達と遊びに行くことも大切な経験ですよね。でも、それが一時期に集中してしまうと、お金が足りなくなることもあります。
そういう時を乗り切るために、学生でも借入ができるカードローンを考えた時、選択肢の一つとしてみずほ銀行のカードローンがあります。
みずほ銀行なら学生でも借り入れできますが、学生が利用する場合には注意点もありますので、商品内容と共に利用時の注意点についても詳しく確認しましょう!
プランが2つある!みずほ銀行カードローンの商品内容をご紹介
みずほ銀行のカードローンの名称は『みずほ銀行カードローン』です。
みずほ銀行カードローンは、下記のような商品となっています。
借入金利(エグゼクティブプラン) | 借入金利(コンフォートプラン) | 最大利用限度額 | 契約期間 | 資金使途 |
---|---|---|---|---|
3.5~7.0% | 4.0~14.0% | 1,000万円 | 1年間 | 事業性資金以外であれば自由 |
では、それぞれについて確認していきます。
みずほ銀行の場合の金利の決め方
みずほ銀行カードローンの借入利率は、プランによって2種類あります。このプランは自分の希望で決めることはできず、審査によって決定されます。
みずほ銀行の場合、詳細の借入金利は利用限度額によって決まります。金利の決め方はいろいろあり、みずほ銀行カードローンのように利用限度額によって決められる場合もあれば、審査によって決定するとしか案内が無い商品もあります。
では、実際の金利がどう決められているのか見てみましょう。学生さんの場合、アルバイトなどをしているとはいえ正社員などの勤務形態に比べるとどうしても信用があるとは言い難いので、コンフォートプランになる可能性が高いと考えられます。そこで、コンフォートプランの借入利率を例としてご紹介しましょう。
- 10万円以上100万円未満…14.0%
- 100万円以上200万円未満…12.0%
- 200万円以上300万円未満…9.0%
- 300万円以上400万円未満…7.0%
- 400万円以上500万円未満…6.0%
- 500万円以上600万円未満…5.0%
- 600万円以上800万円未満…4.5%
- 800万円以上1000万円以下…4.0%
これを見ると、利用限度額が高いほど金利は低くなっていることがわかりますね。ただし、必ず申込んだ利用限度額で借入ができるとは限らないため、もし審査で希望の利用限度額より実際の利用限度額が低くなってしまった場合、金利も変動することになります。
また、この金利は変更される可能性もあります。
学生さんにはあまり関係のない話ではありますが、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合、この利率から0.5%引き下げられた利率で借入をすることができます。
利用限度額について
みずほ銀行の場合、最大利用限度額が1,000万円となっています。これは、数あるカードローンの中でもかなり高額であると言えます。いくつか例を挙げて比較してみましょう。
- イオン銀行『カードローンBig』…800万円
- オリックス銀行『オリックス銀行カードローン』…800万円
- 住信SBIネット銀行『Mr.カードローン(プレミアムコース)』…1,000万円
- 住信SBIネット銀行『Mr.カードローン(スタンダードコース)』…300万円
- 三菱UFJ銀行『バンクイック』…500万円
- 楽天銀行『楽天銀行スーパーローン』…500万円
- りそな銀行『りそなプレミアムカードローン』…800万円
利用限度額が高めの銀行を挙げてみましたが、上記の中でみずほ銀行と同じように最大利用限度額が1,000万円となっているのは、住信SBIネット銀行『Mr.カードローン』のプレミアムコースのみでした。
同じ住信SBIネット銀行の同名の商品でも、スタンダードコースになると最大利用限度額は300万円になります。
では、消費者金融のカードローンならどうかというと、大手の5社は最大利用限度額が下記の通りとなっています。
- アイフル…500万円
- アコム…800万円
- ノーローン…300万円
- プロミス…500万円
- SMBCモビット…800万円
このことから、みずほ銀行の最大利用限度額はかなり高額であると言えますね。
学生さんが利用する場合にはこれほど高額の借入をすることは考えにくいですが、より多くのお金が借りたい人にとっては、この利用限度額の高さは心強いと言えます。
契約期間はどうなるの?
先ほど確認したように、契約期間自体は1年間です。しかし、1年間が過ぎたら契約が終了するわけではなく、基本的には審査の上で自動更新となります。
ということは、更新の際の審査に通らなかったらカードローンを利用し続けることはできないということです。
返済が滞ると審査にはかなり不利になりますので、カードローンの利用ができなくなるのを避けるためには、返済をきちんとすることが一番です。また、他社からの借入を増やすことでも不利になります。
それから、みずほ銀行が認めた特別な場合を除いて、満70歳以上になると更新できなくなります。
資金使途は自由なの?
資金使途、つまり借りたお金の使い道は、基本的には自由ですが、事業性資金として利用することはできないという但し書きがあります。
つまり、ショッピングや旅行、交際費など個人として利用するのであれば何にお金を使っても構いませんが、事業資金に充てることはできないということになりますね。
どんな人が利用できる商品なの?条件を確認しよう
みずほ銀行のカードローンは、下記の条件を全て満たしている人が利用できます。
- 契約時に満20歳以上66歳未満である
- 安定していて、なおかつ継続した収入がある(配偶者の収入でも可)
- 保証会社の保証が受けられる
まず、年齢制限に合っていることが必要です。それから、安定していてなおかつ継続した収入がある人、または配偶者に安定していてなおかつ継続した収入がある人であれば利用ができます。
ただし、本人に収入が無く、配偶者の収入を元に借入をする場合は、利用限度額が30万円までとなります。
みずほ銀行カードローンの場合、はっきりとパート・アルバイトでも借入ができるという記述は無いのですが、これらの勤務形態でも借入ができたという話がありますので、パート・アルバイトの収入でも安定した収入と見てもらえると考えられます。
みずほ銀行での学生の扱い
では、学生の場合はどのような扱いになるのかというと、他の人と何かが違うということはなく、上記の条件を満たしていればみずほ銀行のカードローンが利用できます。
カードローンによっては学生は利用できないと注意書きをしている商品もあるのですが、みずほ銀行の場合学生であるということ自体を気にする必要はありません。
学生がカードローンを利用する場合、逆に学生専用のローンを利用するという選択もあります。学生ローンは、学生を対象として融資を行っているため、学生という立場でも利用しやすくなっています。
しかし、学生ローンを取り扱っている金融機関は少ないため、近くに利用可能な金融期間が無いことも考えられます。
さらに、学生ローンを取り扱っている貸金業者の中には、利用できる学生が住んでいる地域を限定している業者もあります。
そのため、利用の際の便利さで考えると、みずほ銀行のカードローンのような学生でも借り入れができる一般的なカードローンを選んだほうがいい場合もあります。
学生じゃからといって何か特別な扱いがあるかというと、そうではないんじゃよ。学生さんが借り入れをする場合でも、社会人と同じ条件で審査を受けることになるということじゃな。
こんなに簡単に手続きできる!?カード発行までの流れを知ろう
それでは、みずほ銀行カードローンのカードが発行されるまでの流れを見てみましょう。
(⇒みずほ銀行カードローンはなぜいい?)
申し込み方法のご案内
みずほ銀行カードローンの申し込みは、下記の方法で行うことができます。
- パソコン・モバイル端末から
- 郵送で
- 電話で
- 窓口で
みずほ銀行のカードローンを利用するためには、みずほ銀行の普通預金口座を持っていることが必要です。そのため、口座を持っていない人は、審査完了後にみずほ銀行の普通預金口座を開設することになりますので、その手続きも必要です。
契約まで(パソコン・モバイル)
それでは、パソコン・モバイル端末で申し込んだ場合の、契約までの流れを見てみましょう。スマホでの申し込みの場合、パソコンと流れは同じとなります。
パソコン・スマホやモバイル端末から申し込む場合は、必要事項を申し込みフォームに入力して送信します。
その後、みずほ銀行と保証会社による審査が行われます。
審査結果は、メールで連絡があります。モバイル端末で申し込んだ場合のみ、審査に通っていればメールでの連絡と合わせて郵送での連絡もあります。その際、契約書類も郵送されます。
審査が完了した後の手続きは、パソコン・スマホで申し込み、みずほ銀行に口座を持っている人の場合、必要書類登録用のURLが送られるので、それに従って必要書類を提出します。
ただし、みずほダイレクトを利用している人、またはみずほ銀行の通帳を手元に用意できる人で、利用限度額が200万円以上の人は書類の提出が必要ありません。
パソコン・スマホで申し込み、みずほ銀行に口座を持っていない人は、以下のように手続きをしましょう。
- 普通預金口座開設の手続きをする
- 郵送された契約書類に記入して返送する(口座開設後)
先ほども確認した通り、みずほ銀行のカードローンを利用するためには普通預金口座を持っていることが必要ですので、まずは口座の開設をしましょう。その後、書類に必要事項を記入し、必要書類を添えて返送します。
モバイル端末で申し込み、みずほ銀行に口座を持っている人の場合、郵送された契約書類に記入して返送します。契約書類に記入し、必要書類を添えて返送すれば契約が完了します。
モバイル端末で申し込み、みずほ銀行に口座を持っていない人は、以下のように手続きをしましょう。
- 普通預金口座開設の手続きをする
- 郵送された契約書類に記入して返送する(口座開設後)
口座開設後、書類に必要事項を記入し、必要書類を添えて返送します。
カードの種類は、キャッシュカード兼用型とカードローン専用型から選ぶことができます。カードの種類については、後ほど詳しく確認していきます。
急いでいる場合には、下記のものを持ってみずほ銀行に直接来店しましょう。
- カードローンの契約書類
- 本人であることを確認するための資料
- 年収が確認できる資料
- 届け印
ただし、希望する利用限度額が200万円以下の場合、年収が確認できる資料は必要ありません。どのようなものが資料として利用できるのかは、後ほど確認します。
契約まで(郵送)
次に、郵送で申し込む場合の、契約までの流れを見てみましょう。この方法は、すでにみずほ銀行に普通預金口座を持っている人しか利用できません。
まずは、カードローン申込書と、本人であることを確認するための資料・年収が確認できる資料(希望の利用限度額が200万円以下なら不要)をみずほ銀行あてに郵送します。申込書は、みずほ銀行に備え付けられています。
その後、みずほ銀行と保証会社による審査が行われます。審査結果の連絡と利用方法は、どのようなカードを希望するかで変わってきます。
キャッシュカード兼用型を希望した場合は、以下のように連絡があります。
- 契約手続きが完了した後、電話連絡がある
- 別途郵送でも案内がある(電話連絡がつかない場合は郵送のみの連絡となる)
この種類のカードの場合、契約手続きが終わればすぐキャッシュカードで借入をすることができます。
カードローン専用型を希望した場合は、郵送でカードが送られます(契約手続き完了後1~2週間後)。この種類のカードの場合、電話連絡はありません。
どちらのカードを選んだ場合でも、希望した利用限度額より低い金額なら契約できる場合には、その旨を連絡するための電話が入ります。また、契約自体ができない場合は、郵送で連絡があります。
みずほダイレクトを利用している人、または通帳を手元に用意できる人で、利用限度額が200万円以下の場合は、書類を提出することなく利用することが可能です。
契約まで(電話)
電話で申し込む場合は、みずほ銀行のカードローン専用ダイヤルに電話をします。携帯電話からの利用もできます。
電話では、オペレーターが申し込みの受け付けをしてくれます。その後、みずほ銀行と保証会社による審査が行われます。審査結果は、電話で連絡があります。
郵送による結果の連絡もありますが、電話が繋がらなかった場合は郵送のみの連絡となります。また、審査に通らなかった場合は、審査結果の連絡方法は郵送のみとなります。
契約は、みずほ銀行に口座を持っている人の場合、郵送された契約書類に記入して返送することでできます。ただし、みずほダイレクトを利用している人、またはみずほ銀行の通帳を手元に用意できる人で、利用限度額が200万円以上の人は本人確認書類の提出が必要ありません。
みずほ銀行に口座を持っていない人は、以下のように手続きをしましょう。
- 普通預金口座開設の手続きをする
- 郵送された契約書類に記入して返送する(口座開設後)
みずほ銀行に普通預金口座を持っていない人は、まず口座を開設し、その後書類に必要事項を記入し、必要書類を添えて返送します。
急いでいる場合は、インターネットでの申し込みの場合と同じく、必要なものを持って直接みずほ銀行に行きましょう。
契約まで(窓口)
窓口で申し込む場合は、下記のものを持ってみずほ銀行の窓口に行きます。
- 本人であることを確認するための資料
- 年収が確認できる資料
- 届け印
その後、みずほ銀行と保証会社による審査が行われます。契約できる場合は、選ぶカードの種類によって手続方法が変わります。
キャッシュカード兼用型を希望した場合
- 契約手続きが完了した後、電話連絡がある
- 別途郵送でも案内がある(電話連絡がつかない場合は郵送のみの連絡となる)
この種類のカードの場合、契約手続きが終わればすぐキャッシュカードでカードローンを利用することができます。
カードローン専用型を希望した場合は、郵送でカードが送られます(契約手続き完了後1~2週間後)。この種類のカードの場合、電話による連絡はありません。
どちらのカードを選んだ場合でも、希望した利用限度額より低い金額なら契約できるという場合には、その内容を連絡するための電話が入ります。また、契約自体ができない場合は、郵送でその旨が連絡されます。
みずほダイレクトを利用している人、または通帳を手元に用意できる人で、利用限度額が200万円以下の場合は、書類を提出することなく利用することが可能です。
申し込みの際用意すべきものは?
契約までの流れを確認した際に出て来た、申し込みの際に必要なものについて詳しく確認していきましょう。
まずは、本人であることを確認するための資料からです。
本人であることを確認するための資料として、下記のいずれか1通のコピー
- 運転免許証(変更がある場合は両面)
- 運転経歴証明書(変更がある場合は両面、2012年4月1日以降に発行されたもの)
- 印鑑証明書・住民票(発行から3カ月以内のもの)
- 住民基本台帳カード(変更がある場合は両面)
- 健康保険証(被保険者と被扶養者のページ)
- パスポート(写真と住所のページ)
- 在留カード(変更がある場合は両面)
- 特別永住者証明書(変更がある場合は両面)
これらの資料を本人確認のための資料とする場合、住所・氏名・生年月日が記載されていることが必要です。
次に、年収が確認できる資料についてです。年収が確認できる資料として下記のいずれか1通のコピーを用意しましょう。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書・課税証明書
- 納税証明書
申込み者が個人事業主や会社経営者の場合は、住民税決定通知書・課税証明書・納税証明書のいずれかとなります。
年収が確認できる資料は、希望の利用限度額が200万円以下であれば必要ありせん。
上記のものと合わせて、印鑑も必要です。
審査結果はどれくらいで出るの?
では、契約までの流れがわかったところで、審査結果はどれくらいで出るのかを確認しておきましょう。
審査結果に必要な時間は、申し込み方法によって違います。
申し込み時間や審査状況などによっても変わってきますが、目安は下記の通りです。
- インターネット経由…当日または翌営業日
- 郵送…申込書がみずほ銀行に到着した日または翌営業日
- 店頭…当日
- 電話…2~3営業日後
ということは、早く審査結果が知りたい場合は、インターネット経由か、店頭で申し込みをする必要があるということですね。
カードの発行方法
みずほ銀行では、ローン用のカードを2種類の中から選ぶことができます。
正確には、すでに持っている普通預金のキャッシュカードを利用するか、新しくローン専用のカードを発行してもらうかという違いになります。
キャッシュカードを利用する場合、新たにカードを発行してもらう必要がありません。そのため、すでに口座を持っている人なら、契約完了後からすぐ利用することができます。
この2種類のうち、ローン専用のカードを発行してもらう場合、自動貸越機能を利用することができません。自動貸越機能とは、キャッシュカードを利用して預金を引き出す時に、残高不足だったら自動で融資を行うというものです。
また、スイングサービスというサービスも申し込めば利用できるのですが、キャッシュカード兼用型の場合、自動振替サービスが最初からついています。これについては、借り方の部分で詳しく確認しましょう。
即日融資は可能?
みずほ銀行カードローンの場合、すでにみずほ銀行に普通預金口座を持っている人がWEB完結申込で申し込む場合に限り、即日融資も可能と案内されています。WEB完結申込とは、全ての手続きをインターネット上で行う申し込み方法のことです。
ただし、申し込みの時間帯によっては、利用できるのが翌営業日以降になることも合わせて案内されています。
そのため、即日融資を受けたい人は、インターネット経由で、できるだけ早い時間に申込みをすることが大切だと言えます。
ただし、みずほ銀行のカードローンを利用するためには、みずほ銀行の口座を持っていることが必要じゃから、持っていない人は合わせて口座開設の手続きをしなければいけないから、忘れないようにするんじゃぞ。
自動貸越も可能!?カードローンの使い方
それでは、みずほ銀行カードローンの申し込みが済んだ後、どのように利用するのかを見ていきましょう。
カードローンの借入方法
借入には、下記の方法が使えます。
- ATMでの借入
- みずほダイレクトでの借入(別途申し込みが必要)
- 自動貸越
ATMでの借入は、カードを利用して行います。みずほ銀行のATMはもちろん、ゆうちょ銀行やコンビニなど、提携ATMからの借入も可能です。
ただし、キャッシュカード兼用型を選んでいる人の場合、利用できない提携金融機関もありますので注意しましょう。
また、どの種類のカードを選んでいるかに関わらず、提携先金融機関でもコンビニATMでも、利用先によっては借入も振り込みもできるところもあれば、借入はできても振り込みはできないところもあります。そのため、どの取引がどの提携先でできるかを知っておくことが大切です。
さらに、ATMを利用する場合、利用手数料がかかることもあります。
それから、別途申し込みは必要ですが、みずほダイレクトを利用して、テレホンバンキング・インターネットバンキング・モバイルバンキングで借入をすることも可能です。みずほダイレクトは、土・日・祝日は利用できません。
また、キャッシュカードを利用して預金を引き出す時、残高不足だったら自動で融資を行うという、自動貸越機能による借入もあります。それから、スイングサービス(自動振替サービス・自動融資サービス)もあります。
自動振替サービスは、カードローン口座に入金した時、入金後の残高がプラスになった場合にその金額を自動的に返済用普通預金口座に振り替えるサービスです。自動融資サービスは、公共料金・クレジットカードなどの支払い時、残高が不足して引き落としができない場合、不足分を自動で融資するサービスのことです。
これらは、カードの種類などで利用できるかどうかが変わります。そこで、どのように利用できるのかまとめてみたいと思います。
サービスの種類 | キャッシュカード兼用型 | カードローン専用型 |
---|---|---|
自動貸越機能 | 可能 | 不可能 |
スイングサービス(自動振替) | 自動付加 | 申し込めば追加可能 |
スイングサービス(自動融資) | 申し込めば追加可能 | 申し込めば追加可能 |
このように、カードの種類によって利用できるサービスが違うので、注意が必要です。また、カードローン専用型の場合、スイングサービスは2つセットで申し込まなければいけません。
カードローンの返済方法
次に、返済について確認していきましょう。返済には下記の方法があります。
- 自動引き落とし
- 任意返済
- みずほダイレクトでの返済
自動引き落としは、毎月10日に行われます。その日が休業日の場合は、翌営業日が引き落とし日となります。返済金額は、前月の10日の利用残高を元に決定されます。返済額は以前改定されていますので、契約した時期によって利用残高が同じ人でも差が出る場合があります。
みずほ銀行では、下記のどちらに当たるかで返済金額が変わってきます。
- 2012年7月31日以降に契約を結ぶか変更するかし、利用限度額が200万円以上
- 上記以外
金額の分け方が細かいため全ては掲載しませんが、一部例を挙げてみましょう。
2012年7月31日以降に契約を結ぶか変更するかし、利用限度額が200万円以上の場合
- 利用残高1万円超100万円以下…1万円
- 利用残高100万円超200万円以下…2万円
- 利用残高200万円超300万円以下…3万円
- 利用残高300万円超400万円以下…4万円
この場合、最大利用限度額となる1,000万円の利用残高があったとしたら、返済額は10万円となります。
上記以外の場合
- 利用残高1万円超50万円以下…1万円
- 利用残高50万円超100万円以下…2万円
- 利用残高100万円超150万円以下…3万円
- 利用残高150万円超200万円以下…4万円
この場合、最大利用限度額となる1000万円の利用残高があったとしたら、返済額は20万円となります。
以上のように、返済額が同じになる場合の利用残高の分け方も違います。そのため、同じ残高でも、条件によって返済金額が変わってくることがあると言えるのです。
任意返済の方は、利用者が都合に合わせて1円単位で随時返済をすることが可能です。ATMから入金することで返済ができますが、ATMによっては硬貨の扱いが無い場合もありますので、その時には1,000円単位での返済となります。
ただし、任意返済をした月も通常通り引き落としが行われることに注意しましょう。また、一括返済で全ての借入金を返済する場合は、店頭での手続きが必要となります。
それから、みずほダイレクトを利用しての返済も可能です。
返済もいくつかの方法から選べるから、自分に合った使い方をすることができるんじゃよ。
収入はありますか?学生が利用する際注意すべきこと
ここまで、みずほ銀行カードローンについて見てきました。
みずほ銀行カードローンは、学生でも借入できるカードローンですが、ここまでの内容を元に学生が利用する際の注意点をまとめておきたいと思います。
学生にとっての利用のしやすさを検証します
みずほ銀行カードローンは、先ほど確認したように、提携ATM以外にもみずほダイレクトで借入できますし、返済には自動引き落としやみずほダイレクトの方法も選べるので、使い方によっては借入や返済のためにATMに出向く必要もありません。
そのため、何かと忙しい学生にとって使いやすいカードローンと言えます。
また、資金使途が自由なので、ちょっとした借入にも便利ですね。日々の勉強やサークル活動などに足りないお金を補うのはもちろん、大学最後の卒業旅行用に特別にお金を借りるなど、様々な使い方が考えられます。
大学時代にしかできない経験もありますから、お金が足りないことが理由でできないのはもったいないと思える場合は、きちんと返済することを前提にお金を借りるのも一つの方法ですよね。
みずほ銀行の口座を持っている人ならより早く申し込みができるので、普段から利用している人には特にお勧めです。
利用条件に合っていますか?
このように便利なみずほ銀行のカードローンですが、学生なら誰でも使えるというわけではない点に注意が必要です。
ということは、みずほ銀行カードローンを利用できる条件に合っていないと、借入はできないことになります。
そこで、学生という立場を考えた時、気をつけなければならないことをチェックしましょう。
- 年齢制限に合っていますか?
- 安定した収入はありますか?
みずほ銀行カードローンを利用できるのは、契約時に満20歳以上66歳未満の人です。学生さんの中には、18歳・19歳の人もいますよね。しかし、みずほ銀行カードローンはこれらの年齢の人は融資の対象としていません。
ということは、いくら学生であっても、年齢制限に合わない人は借入できないということになるのです。
もう一つ、安定した収入があることも利用のための条件となっています。
そのため、アルバイトなどをしていて定期的に収入を得ていることが、みずほ銀行カードローンを利用するために必要です。
つまり、アルバイトなどをしておらず、収入のない学生が利用するのは難しいということです。もう一つ言えば、バイトは長期のものでなければ借入は難しいと言えます。なぜなら、みずほ銀行で求められているのは、安定していて、なおかつ継続した収入だからです。
短期のバイトでは、継続した収入がある人という条件に当てはまりません。そのため、短期のバイトを繰り返しているなどの状況では、借入は難しいと言えます。
こんな時は審査に通らない可能性も!?
さらに、以下のようなことがあれば、みずほ銀行のカードローンの審査に通ることは難しいと考えられます。
- すでに別のところから借入がある
- これまでに借りたお金の返済が遅れたり支払えなかったりしたことがある
- みずほ銀行だけではなく何件も借入の申し込みをした
まず、学生の場合、バイト代が収入源なので、年収がそれほど高いわけではありません。そのため、すでに借入がある場合、そちらの返済をしていると新たに借入をしても返済が難しいと判断されることがあります。
もし、みずほ銀行ではなく新たに利用するカードローンが貸金業者(消費者金融や信販会社などのこと)であれば、法律に定められている決まりによって、年収額の3分の1を超える借入はできません。ちなみに、この決まりのことを総量規制と言います。
そのため、すでにそれに近い借入がある場合はみずほ銀行のカードローン審査に通ることは難しいでしょう。
これまでにお金を借りた経験があり、返済が遅れたりできなかったりした経験がある人は、お金を貸してもまた同じことをするだろうと判断されて審査には通らない可能性が高いと言えます。
さらに、みずほ銀行のカードローンと同時に他の銀行や貸金業者に何件も申し込みをした場合も、審査に通らない可能性が出てきます。おそらく、審査が心配で何件も申し込んだのだと思いますが、銀行からしてみればよほどお金に困って焦っているから立て続けに申し込みをしているのかもと判断されてしまいます。
奨学金の利用は審査結果に影響する?疑問を解消しよう
審査に通りにくい原因としてすでにお金を借りているということを挙げましたが、そう言われると「奨学金を利用しているからお金を借りるのは無理なのでは?」と不安に思われた方もいらっしゃることでしょう。では、奨学金の利用はカードローンの審査に影響するのでしょうか。
結論から言えば、影響しません。なぜかというと、奨学金の利用に関しては個人信用情報機関に登録されないからです。
個人信用情報機関とは、個人がお金の借入をしたことに関する情報が集められている機関で、銀行や貸金業者などは国内に3つある個人信用情報機関のいずれかに加盟しているのが一般的です。そして、加盟先の機関に融資の申し込みや返済などがあったら情報を提供しています。
先ほど、審査に通らない可能性がある状況を挙げましたが、それも個人信用情報機関に集められている情報を元に判断したもので、申し込みを受けると申し込みを受けた金融機関は個人信用情報機関に情報の照会をし、その人に貸していいかどうかを判断します。
ちなみに、3つの機関は互いに提携していますので、加盟先ではない機関に集められている情報を紹介することも可能です。
その機関に情報が登録されないわけですから、奨学金を借りていることを知られることは無いということですね。合わせて言えば、奨学金は総量規制の対象外の借入でもありますので、どちらにしても心配することは無いと言えます。
ただし、奨学金の返済を滞納した場合は別です。返済を滞納すると、滞納した事実は個人信用情報機関に登録されます。奨学金の返済は卒業後から始まるので、学生さんに直接関係ある話ではありませんが、参考としてお話しさせてもらいました。
学生が一番問題になるのは、年齢制限じゃな。未成年の学生はみずほ銀行から借りることはできないから、注意が必要じゃよ。
他にも、すでに借入がある場合などは審査に通らない可能性があることも知っておくと便利じゃよ。
学生も借り入できるみずほ銀行の商品!使い方を考えて利用しよう
以上のように、みずほ銀行のカードローンは学生でも借入できますし、なおかつ申し込みも簡単で使いやすいカードローンです。
ただし、学生がカードローンを利用する際の注意点があります。それは、借入したお金をどのように使うか、きちんと考えて利用する必要があるということです。
もっと言えば、借りたいお金は本当に必要なお金なのか、きちんと返済できるのかを考えてから借りようということです。
資格を取るための一時的な投資であったり、日常的な用途に使う場合でも次のバイト代で返せる場合であったりなど、返済のあてがあれば借入しても構いません。
しかし、慢性的にお金が不足していて、返済できないかもしれないという不安があるのなら、借入はお勧めできません。なぜなら、返済できなくなった場合、今後カードローンを始め、マイカーローン、住宅ローンなど別のローンが組めなくなることもあるからです。
きちんと返済できなかった場合、先ほどご紹介した個人信用情報機関に記録として残されます。例えば滞納であれば5年に渡って記録が残り、その間はローンが組めません。そういう影響があるということを、若いうちからカードローンを利用する人は知っておくべきなのです。
安易な気持ちで借り入れをして、万が一返済できなかったとしたら、車を買いたい時にお金が借りられないというような影響が出るということです。
そのため、学生がカードローンを利用するなら、使い方を考え、返済計画をきちんと立ててから借入しましょう。
じゃが、便利であるからこそ、無理な借り入れをしないできちんと返済できるかどうかを考えて、返済計画を立てて借入をすることが大切なんじゃぞ。
金利のプランには2種類あるんじゃ。自分で希望することはできないから、これに関しては審査の結果を待つしかないんじゃぞ。