銀行とオリコの二重審査？みずほカードローン審査は厳しい？

銀行カードローンと言えば、どこを思い浮かべますか？バンクイック、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、イオン銀行、さまざまな銀行カードローンがありますよね。
（⇒カードローンを利用できる会社を教えて！）

初めての借入れであれば、できるだけ有名な所で借りたいと思うのは当然の心理です。そんな時には、バンクイック、三井住友銀行、みずほ銀行などの都市銀行が選ばれていますよ。どこで借入れしようか迷っている人のために、みずほカードローンを例にあげ、銀行カードローンってどんな感じなのか、紹介していきますね。

絶対知っておきたい！みずほカードローンの申込み条件

数ある銀行カードローンの中から「みずほカードローン」を選んだ場合には、まずは申込みから始まりますね。そこでみずほカードローンに申し込むうえで、知っておかなければならない事について見ていきましょう。みずほカードローンの申込み条件は以下になります。

• 20歳以上66歳未満の方
• 安定かつ継続した収入の見込める方
• 保証会社の保証を受けられる方

いかがですか？「全部当てはまる！」という方は申し込んでみると審査に通る可能性がありますよ。逆に1つでも当てはまらない項目があるという人は、申し込まない方が良いでしょう。無駄に申し込みをしてしまうと自分の信用情報に傷がついてしまいます。

20歳以上66歳未満の人が申込み可

みずほカードローンには、20歳以上66歳未満の方が対象という年齢制限があります。つまり契約時に未成年だったり66歳になったりする人は申込みができないのです。（こちらもご参考に→カードローンに年齢制限はあるの？）

取引期間は1年ごとの自動更新

ただし66歳未満に契約済みで、既に取引があるという人であれば、取引期間は1年となっていますので、契約途中に66歳になっても継続して取引が可能となっています。その場合は、自動更新が終了する満70歳以上になるまで借入れが可能ですよ。

安定かつ継続した収入とは

そして申込み条件の中に、安定かつ継続した収入の見込める方が対象となっていますね。安定かつ継続した収入があるというコトは継続して働いているというコトを意味します。つまり、勤続年数が重要です。収入の安定性を重視しているみずほ銀行では、勤続年数は3年、少なくとも1年以上は欲しいですね。

また専業主婦などで本人に収入がない場合では、配偶者の収入がポイントになります。配偶者に安定かつ継続した収入がある場合は、利用限度額30万円を上限に申し込みができますよ。「専業主婦だから収入がない」という理由で、申込みをあきらめる必要はないのです。

保証会社の保証とは

他にも申込み条件には、保証会社の保証を受けられる方となっていますね。みずほ銀行の保証会社は「株式会社オリエントコーポレーション（オリコ）」になります。そのためオリコの保証を受けられる方が条件となりますよ。

知らないと損をする！オリコ保証の役割

なぜなら借りたお金を踏み倒された時に、みずほ銀行が大損をしてしまうからですね。大損になることを避けるため、保証会社を利用しているのですね。返済が滞った時には、保証会社が債務者に代わって、みずほ銀行にお金を返済してくれるのです。そして、保証会社から債務者へ取立てが行われるのです。

つまり、カードローンを手軽に利用するためにもオリコの保証は重要なのです。しかし借入れする人を保証するからにはオリコも無条件で保証するわけにはいきません。誰でも彼でも審査に通していれば返済能力の無い人までオリコが保証しなければならなくなります。そうするとオリコが倒産してしまいますよね。

そうならないためにも、オリコはお金を借りたがっている人は返済能力があるのかを見極める必要があるのです。返済能力があるかどうかを見極めるには「審査」が重要ですよね。そこで、保証会社のオリコでも審査を行うコトになっています。

みずほ銀行は申し込んだ人の同意のもとでオリコにも申し込みをした人の情報を提供しています。つまり、みずほカードローンを利用しようと思ったら、みずほ銀行の審査とオリコの審査の両方に通る必要が出てくるのです。

みずほだけではない！銀行カードローンは二重審査

たいていの銀行では、みずほ銀行のように保証会社の保証を受けることを申込み条件にしています。これは都市銀行に限らず地方銀行やネット銀行でも、担保無し・保証人不要のカードローンではに保証会社の保証が必要になっていますよ。

バンクイックの申込み条件

都市銀行の一つ、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の申込み条件は以下になっていますよ。

• 20歳以上65歳未満
• 安定した収入がある
• 保証会社（アコム（株））の保証を受けられる方

三菱UFJ銀行カードローンでは保証会社はアコムとなっていますね。

三井住友銀行カードローンの申込み条件

同じく都市銀行である、三井住友銀行カードローンの申込み条件は以下になっています。

• 20歳以上69歳以下
• 安定した収入のある方
• 保証会社（SMBCコンシューマーファイナンス（株））の保証を受けられる方

やはり、三井住友銀行カードローンでも保証会社の審査が必要となっていますね。

北九州銀行カードローンの申込み条件

地方銀行である北九州銀行カードローンの申込み条件は以下になっています。

• 20歳以上65歳以下
• 安定した収入のある方
• 保証会社の保証を受けられる方

地方銀行でも都市銀行と同じように保証会社の保証が必要となっていますよ。

ソニー銀行カードローンの申込み条件

ネット銀行であるソニー銀行カードローンの申込み条件は以下になっています。

• 20歳以上65歳未満
• 安定した収入のある方
• 保証会社（アコム株式会社）の保証を受けられる方

やはり、ネット銀行でも都市銀行と同じように保証会社の保証が必要ですね。つまり、銀行カードローンでは保証会社の保証を受ける必要があるので、どの銀行でも二重審査となっているのです。

知らないとまずい！銀行カードローンは審査厳しい？

一般的に消費者金融と比べて銀行カードローンは審査が厳しいと言われますね。その中でも、みずほ銀行のカードローンは審査が厳しいと言われる事が多いです。

それは保証会社であるオリコが信販会社だからですね。例えば三菱UFJ銀行は消費者金融でお馴染みのアコムが保証会社となっています。三井住友銀行も、プロミスでお馴染みのSMBCコンシューマーファイナンスとなっています。

カードローンの審査は上記の図のように消費者金融が一番やさしく、次に信販会社、そして銀行の順に厳しくなっています。つまり消費者金融より審査が厳しい信販会社が保証会社なので、みずほ銀行は審査が厳しいとなるのです。

反対に過去や現在に他社のカードローンの延滞があったり、債務整理などの金融事故情報があったり、既に3社以上の借入れがあったりすると審査は厳しくなり、通る可能性は低くなってしまいます。

これは、みずほ銀行に限らずどこの金融機関でも言えますね。審査が厳しいかどうかは申し込む人の属性次第になるのです。審査に影響する属性とは以下がありますよ。

• 年収、勤続年数、勤務先などの勤務先情報
• 居住形態、居住年数などの住居情報
• 過去の借入れ状況などの返済能力の情報

また、審査基準は各金融機関によって違うので一概にどの金融機関が審査が厳しいとは言えません。消費者金融の審査に通らなくても銀行のカードローン審査には通ったという人もいますし、逆に銀行カードローン審査には通らなかったけど、消費者金融の審査には通ったという人もいます。

つまり、申し込んでみなければ審査に通るかどうかは分からないのです。それでもどうしても審査が厳しいと聞くので「審査に通るのか不安だ」という時には、口コミ情報を参考にしてみるのも一つの手段ですね。

【参考ページはこちら】
みずほ銀行カードローン審査で必要になる書類