銀行の審査で気になる！カードローン審査はブラックも可能？

近年では、ブラックリスト入りしてしまった人（ブラックの人）が銀行でカードローンできないものかと、試行錯誤しているのをよく見かけます。

結論からいうと、ブラックの人が銀行カードローンを利用できる確率は低いものの、マル秘テクニックを駆使することによって借りられるようにはなっています。

ただ、重要なのは銀行カードローンを利用するかどうかです。銀行カードローンを利用しないのであれば、さらに高い確率でブラックの人がお金を借りるという方法も存在するのです。

この記事では、マル秘テクニックを含めてブラックの人がお金を借りる方法について案内していますので、多様な方法で借りられないか試してみたいという人と相性が良いです。

使い方に要注意！このような使い方はブラックリスト入り

カードローンを実際に使っている人の中には、多重債務や自己破産に陥ってしまいブラックリスト入りしてしまったと、後悔するケースも存在します。

よくカードローンの利用ができなくなって困っています・・・という意見を、インターネットで見かけるので、ブラックリスト入りすると「カードローンなどのローンが利用不可になるの？」という質問も見かける場合があります。

正確には、融資全体を金融業者で行えなくなるわけなので、カードローンだけでなく全金融商品が利用できなくなるのです。

どんな変化があるの？ブラックになってからの変化

もしブラックになってしまった場合、主にどのような影響を受けるのかをまとめて解説していきます。

ブラックというのは、そもそも銀行などの金融機関で利用されている専門用語とされているだけなので、ブラックというのは昔から存在していたわけではありません。

今では、一般人も含めて多重債務や自己破産に陥ってしまった人をブラックとして定義付けているだけです。

基本的にブラックの広義については、ローンなどの契約が組めなくなってしまった人です。その他にも、ブラックの人は以下のような扱いを受けるとされています。

• ローン契約できる場合でも最少金額で設定される
• キャッシング、クレジットカードなどが使えなくなる
• 信販会社の契約でもブラックの扱いになる
• 主に新規でローンが組めなくなる
• 個人信用情報機関にブラックとして登録される

上記を確認すると、ブラックの人でもローンは可能・・・という点が気になるかと思います。（こちらもご参考に→地方銀行カードローンはブラックでも使える？）

銀行では厳しいカードローン審査をしていることが多いので、ほとんどの銀行でブラックに対してはローン審査を行っていない・・・と理解しておきましょう。他の金融業者では、ローン審査をしてくれる可能性があるというだけです。

もしくは、最初からブラックとして扱わないなどの措置をしてくれるケースもあります。

また、キャッシング、クレジットカードの信用情報については独立しているものもありますので、前述のように業者によっては審査対応をしてくれるケースもあります。

ブラックと言っても業者や人によって扱いが違いますので、安易に諦めたりしないようにしましょう。

延滞は事故情報ではない？ペナルティには登録期間も存在する？

ブラックの中には延滞に関するものもありますが、延滞は事故情報ではありませんので注意してください。

軽度の場合はペナルティの登録期間も違ってきます。延滞程度であれば、半年間以内でペナルティが解除されるため、その後は一般の利用者と同じ扱いとなるのです。

逆に、延滞が長期にわたって見られる場合は、1年以上のペナルティが加算されることもありますし、なにより事故情報として残ったままの状態になります。返済はこのことも踏まえて、延滞無しを意識されたほうが良いでしょう。

いつの間にか登録される？個人信用情報機関の登録に注意

最近では、カードローン契約といった記録に残るローン契約は、個人信用情報機関に登録されるということを知っている人も多くいます。

個人信用情報機関は、銀行やサラリーマン金融などで新規の契約が入るたびに、個人信用情報が登録されるようになっています。

そのように対応することで、他の金融業者も個人信用情報を確認できるようになっているというのが、個人信用情報の大きな特徴です。

つまり、A金融でトラブルを起こした場合、B金融でもトラブルを起こしていることがわかってしまうため、利用状況によってはB金融のカードローン審査に通らなくなります。

ブラックの人が、どこに行ってもカードローン審査で受からないようになっているのは、このような仕組みがあるからです。

借入状況まで丸わかり！個人信用情報の使われ方

個人信用情報機関では、個人信用情報が登録されるようになっていると案内しましたが、基本的に登録されるのは契約情報のみとなっているので、常に細かい情報が登録されるわけではありません。

例えば、銀行で1件、サラリーマン金融で2件借入があった場合ですが、個人信用情報機関の登録内容では、銀行は○○銀行で30万円、サラリーマン金融は2件で50万円として登録されていたりするのです。

お気づきのことと思いますが、サラリーマン金融のみ契約先が伏せられているというのがわかります。これは個人信用情報機関にも依るのですが、機関によっては登録が曖昧になっているケースもあるのです。

時折、インターネットのクチコミでは「自分はブラックになったにも関わらずサラリーマン金融の大手で借りられました」というカキコミがあったりします。

その理由は、銀行以外であれば意外と甘い金融業者が存在するという裏返しなのです。

選ばれている金融機関！ブラックの人が好む金融機関の特徴

ブラックの人が銀行カードローン審査を受ける場合ですが、主にキャンペーンなどを利用するか、もしくは相談窓口を利用して相談をもちかけるようにしてチャンスを掴むというのがマル秘テクニックです。

キャンペーンは、銀行側がカードローン契約者数（ノルマ）を増やす目的で開催しています。

つまり、銀行カードローン審査が甘くなる瞬間というのは、他の銀行と合併した際とキャンペーン（ノルマ達成）を意識している時です。

ブラックの人であっても、相談窓口などで自分の心情をハッキリさせると相談に乗ってくれるケースはあります。また、銀行というのは本店・支店のみで経営されているわけではありません。提携銀行などの傘下になっている銀行も存在するのです。

サラリーマン金融でも、大手サラリーマン金融と中小サラリーマン金融が提携しているケースはあります。

このようなケースでは、傘下の業者を利用することでブラックの人でも、カードローン審査を受けられることがあるのです。

ただ、間違ってもブラックの人専用としてこのようなカードローン審査がある・・・と思ってはいけません。

本来であれば、借金が難しいが返済の意志がある人が利用する銀行であったりします。なので、とりあえずで借金をしたいという意思で相談窓口に行っても、下手をすると相談に乗ってくれるだけとなってしまいます。

なるべく、下記のことにも注意をして銀行員と相談するようにしてください。

• 生活で困っているので一時的にローンをする前提で相談する
• 返済計画に余裕がある旨を大事にして相談する
• 一度だけでなく何度も相談しに行くようにする
• ネットで知った情報として知っている点を強調する
• あまり印象を悪くしないように礼儀正しく会話する

相談の注意点！親身になって相談してもらう方法

上記についての補足となりますが、生活で困っている場合には銀行の審査というのは甘くなりやすいです。

生活に必要な資金については公的なローンも存在しますし、長くローンをしないといけないケースが少ないからです。

返済計画を立ててから相談することも大事ですが、返済計画といってもパソコンのエクセルで収支について入力を行ったものでも問題ありません。

もしくは、手書きでどのような収入・支出があるのかを詳細で書き出していれば、相手にも上手に伝わる場合が多いです。何度も相談をしに行く必要もあるのですが、相談員にも人情などがありますので何度も相談されたほうが効果的でしょう。

銀行は厳しいイメージがありますが、それでも現状を詳細に解説していくと、人となりを見て審査可能かどうか判断するケースもあります。逆に粗暴な態度をとった場合には、相手をしてくれないケースもあります。

また、ネットで知った情報として知っているように話すのも大事です。

銀行員は、ブラックの人はお断りのような雰囲気を出しますが、ある程度知っている人であれば話が早いとして対応してくれるケースもあるからです。無知識な場合には、簡単な相談の後に断られるケースが多いでしょう。

印象を悪くしないについては、人となりを見てもらうためです。また、銀行の個人信用情報においても、人となりの評価は残るようになっていますので、特に粗暴な態度だけはとらないようにしましょう。

本人であれば確認可能！ブラックになっているか確認する方法

ブラックリスト入りしてしまった場合に重要となることは、なにも借りられそうな金融業者を探すだけではなかったりしますので、その点にも注意しましょう。

例えば、「自分はどれほどのブラック？」と思っているのであれば、自主的に確認することも大事です。というのも、人によっては一時的にブラックリスト入りしてしまっているだけの人もいるからです。

ブラックリスト入りというのは情報として登録もされるのですが、情報として解除（抹消）されるケースもあります。

具体的に、以下のような流れでブラックリスト入りしてしまっているケースであれば、ブラックの人といっても状態は軽度です。

• 遅延損害金の発生が一度目でブラックになった人
• 複数の借入で返済が厳しいせいでブラックになった人
• 銀行やサラリーマン金融で同時に借入してしまった人
• 審査において希望借入額が大きく審査落ちを繰り返している人
• 虚偽の情報が混じっている状態で契約してしまった人

このようなケースでもブラックリスト入りしてしまうことがあるのです。

人によっては、複数のカードローンをされているために、「自分は借金しすぎたのでブラックリスト入りしてしまった・・・」と嘆いている人がいます。

ですが、借金を1つずつ返済していき、遅延損害金が発生しない状態にしてみると、それだけでもブラックリスト入りが解除されたりします。期間については、返済の目処が立って安定してから3ヶ月程度で多いです。

銀行以外の金融機関！銀行以外なら安心して借りられる？

ブラックリスト入りしてしまうと、多くの人が自暴自棄になりチャンスはないものと強く思い込んでしまうケースが目立つ・・・となっています。ですが、思い込んでいるだけで契約そのものが完全に無理というわけではないので、次のような方法でカードローン契約できないか試してみるといいでしょう。

1つ目は、サラリーマン金融の中で中小とされている金融業者を利用する事です。近年では、カードローン関連のキーワードでも「ブラックでも借りられる」と、「中小サラリーマン金融」のキーワードが有名となっています。

その理由は、ブラックの人でも貸してくれる業者が存在するというのが知られるようになってきたからです。

どうしてブラックの人でも借りられるのか？というと、それは個人信用情報機関を利用せずに審査してくれる金融業者が存在するからです。

あまり知られていませんが、現代では中小サラリーマン金融もできるだけ知名度を上げようと、色々なサービスを展開しています。

なので、「ブラックリスト専門の～」という業者があったり、「多重債務で苦しんでいる人専門の～」という業者が存在します。

2つ目は、キャッシング審査を受けてみるという手段です。なぜカードローンですでに審査できない人が、キャッシング審査であれば大丈夫なのか・・・というと、キャッシングについては新サービスとして誕生して間もないケースが多いからです。

銀行などでは難しいのですが、信販会社やサラリーマン金融などのキャッシング審査であれば、結講甘い審査をしてくれるケースが多いです。ただ、ブラックの人の場合には担保や保証人が必要というケースもあるので、借入そのものが全体的に甘いというわけではありません。

間接的な借り方！離れ業を駆使してお金を借りる方法

前述の方法は、現代においてよく知られているカードローンのマル秘テクニックです。ただ、前述の方法ではどうしても借りられなかったという人もいます。

そんな場合には、銀行や他の金融業者で利用可能な離れ業を駆使する形でお金を借りてみるというのも一つの手段でしょう。

具体的には以下のような方法があります。

• 銀行のカードでオートチャージサービスを申請する
• クレジットカード会社でキャッシング枠の審査を受ける
• 担保・保証人ありのところで審査を受ける
• おまとめローンでカードローン審査を受ける
• 街金を利用する形でカードローン審査を受ける

これらの方法については、基本的に大半の人がローン審査で通過しやすいとされているテクニックです。

オートチャージサービスとは、銀行の口座で引き落としを一定額までマイナスとなっても銀行側でチャージ（入金）してくれるサービスです。大きな金額は使えませんが、1～10万円の範囲で設定できるものが存在します。

もう1つはクレジットカードのキャッシング枠です。ショッピング枠が50万円となっているカードを発行されている場合、ショッピング枠を40万円、キャッシング枠を10万円とするような借入も可能となっています。

審査が甘い！？金融機関で利用できるおまとめローンの実態

銀行というと近年ではおまとめローンが大変な人気となっています。

おまとめローンとは、借換カードローンの複数版のようなローン形態になっています。例えば、すでにサラリーマン金融で3件ものカードローンがあり、下手をするとブラックリスト入りしてしまう・・・という場面で有効です。

銀行にとってはこのような相手こそ、おまとめローンに相応しいと思っています。というのも、今までの借金返済の記録を見ている限りは、借金が多いということ以外でトラブルが少ない相手が多いからです。

銀行側で対応してくれるおまとめローンの金額については、以下のような3種類のパターンで構成されていることが多いです。

金額	金利	内容
～100万円	12.000%～14.000%	おまとめローンで最も多いパターンがこちらです。また、審査においても最も甘い審査となっているのが特徴的で、この金額以上になると審査には別の審査項目が発生するケースが目立ちます
～200万円	10.000%～12.000%	多重債務と言われている方が、銀行でおまとめローンを希望する場合は200万円付近で多いとされています。審査については厳しくはありませんが、現時点で借入の遅延が発生している場合には審査通過が難しくなります
～500万円	6.000%～10.000%	複数の銀行やサラリーマン金融を利用している人で、且つ優良な契約者として返済されていた場合に、金利引き下げを狙っておまとめローンを契約するパターンがこちらです。利用している契約先が多いために、1つの銀行でまとめる場合によく用いられます

便利だけど要注意！？こんな場合のおまとめローンは注意しよう！

ブラックリスト入りしてしまって人でも、もしかすると銀行でおまとめローンを利用できる可能性があると案内しました。

ですが、安易におまとめローンを利用することだけはやめておきましょう。というのも、ブラックリスト入りしてしまっている場合ではなく、下記のような条件の相手については審査が厳しくなるからです。

• 借入件数が4件以上
• 借入金額が100万円以上
• すでに弁護士を挟んで債務整理中
• 自己破産者として登録されている
• 過去に同銀行でトラブルがあった相手

ブラックリスト入りなどの情報ではあまり出てきませんが、過去に同一の業者で問題を起こしてしまっている場合には、半永久的にその情報が保有（保存）されるようになっています。

つまり、ブラックリスト入りしてしまった場合の情報は、一定期間で解除される情報と、一定期間経過後も解除されない情報の2種類が存在するのです。

これらの情報については、会社などのサーバーなどにトラブル情報として蓄積されていきます。

なので、小さな借金ということで放置している借金があっても、将来的には系列の金融業者でお金を借りられないという事態が発生するのです。

後は、安易に弁護士などを挟む形で借金を処理しないほうがいいです。

気分的には安心しますが、業者側は厳しい債務整理に追われていると判断しますので、借金そのものが軽微であっても、新規でカードローン契約を受けられないようになってしまうからです。

【参考ページはこちら】
ブラックだけど楽天銀行で借りられる？