カードローン審査の「困った」を解決
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農協のカードローンの実際を知ろう!審査は農家が有利?

今の日本では農家もずいぶん減ってしまいました。TPPのあおりも受けて、今後ますます減っていくことも危惧されています。しかし、私たちが一年中おいしいお米や野菜を食べられるのは、農家の方々のおかげです。

そんな農家の方々ととても深い関係にあるのが農業協同組合、いわゆる「農協」です。農協の名前は誰もが知っているものの、それがどんな組織でどんな事業を行っているかは、農家ではない人にとってはよく分からないものです。

今回は、そんな農協について知るとともに、農業をやっていない人でも利用できるローンなどについてもご紹介します。

そもそも農協って何なの!?どんなことをしているか知っておこう

農業以外の人にとっては、謎の多い農協。まずは、農協がどんなところなのかをお話したいと思います。

農協とは

農協とは、農業協同組合のこと。日本の農業をやっている人たちによって構成されている、職能組織です。事業体としては、農業協同組合法に基づく法人となっています。

現在では、「JA」という愛称の方が一般的になっており、JAとは「Japan Agricultural Cooperatives」の略です。

農協には下部組織も数多く、都道府県ごとに設置されている「都道府県農業協同組合中央会」や、事業ごとに「JA共済連」や「JA全厚連」などがあり、それらすべてを全国農業協同組合中央会(JA全中)が統括しています。

農協って何をやってるの?

組織としては全国展開しており、多くの人がその名を知っている農協(JA)ですが、何をやっているのかはよく分からない人も多いと思います。実際のところ、農協が行っているのは以下の3事業です。

  • 経済事業
  • 共済事業
  • 信用事業

経済事業というのが農協の最も基本的なお仕事であり、農家の方々が作ったお米や野菜などの農産物を一般のスーパーマーケットなどに売るという仲介や、直売所の運営などを中心に行っています。

その他、農業を行う人たちへの指導や、ガソリンスタンド(JA-SS)、スーパーマーケット(Aコープ)の運営なども、農協の経済事業の一環です。Aコープは新鮮なお野菜やお米が買えるので、普段のお買い物に利用している主婦も多いですよね。

また、共済事業は「JA共済」として広く知られている、共済保険を主商品とする事業です。これは農業従事者ではなくても誰でも加入できるもので、安価な保険料や営利を目的としないために生じる配当金などがメリットです。

信用事業はJAバンクのこと!

今回の本題である農協がやっているローンは、3つ目の事業である信用事業に含まれます。

農協の信用事業部門は、「JAバンク」という名称です。

この名称なら、ほとんどの方が知っていますよね。このように、JAバンクは正式には農協の一事業なのですが、

  • 貯金
  • 貸し付け
  • 証券業

これらの業務を行っているので、事実上は銀行に分類されています。つまり、JAバンクが扱うローンは、銀行法によるものです。したがって、貸金業法を守らなければならない消費者金融系と違って、JAのローンは総量規制の対象外となります。

そして、JAバンクは農家の方以外でも利用可能です。

出資金を払って准組合員になれば、貯金はもちろんローンを利用することもできます。JAバンクは全国に8000以上もの店舗を持っていますから、誰にでも利用できる可能性があるというわけです。

農業をやっている人以外には、農協という名前は知っていても、実際のところ何をやっているのかは不明だという人は多いじゃろうな。しかし、AコープやJA共済、さらにはJAバンクと聞けば、途端になじみ深いものになるはずじゃ。

農業をやっていない人でも、准組合員になることができ、ローンも利用することも可能じゃから、基本的には農家以外の人にも広く門戸を開放しているのが農協というわけじゃな。

JAバンクは銀行に含まれるから、総量規制の対象外というのも、覚えておきたいポイントじゃ!

農協がやっている金融機関がJAバンク!どんな商品があるの?

農協がどんなところなのか、おおむねお分かりいただけたかと思います。基本的には農業従事者による農業従事者のための組織ですが、そうではない方々でも利用できるサービスもたくさんありました。

その中のひとつであるJAバンクは、どんなローン商品を持っているのか気になりませんか?ここからは、JAバンクのローン商品をご紹介します。

JAバンクのローン商品

まずは、JAバンクのローン商品をざっと確認してみましょう。

  • 住宅ローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • リフォームローン
  • フリーローン
  • カードローン

ご覧のように、ごく基本的なローン商品ラインナップとなっています。

JAバンクのローンは農業の人ではなくても利用できることや、全国に8,000以上もの店舗があることは既にお話しましたが、地域によって扱うローン商品に差があることは注意しなければなりません。

たとえば車やカー用品の購入などに使えるマイカーローンは、関東や近畿地方では多くの都道府県で扱いがありますが、中国四国地方以西ではその数はかなり少なくなっています。また、教育ローンを見てみると、中国四国地方以西で利用できるところはありません。

このように、主に西日本にお住いの方々にとっては、JAバンクのローンは使いづらいものと言わざるを得ません。

フリーローンはどんな商品?

銀行系とはいえ、大手銀行と比べると明らかに使える人の範囲が狭いJAバンクのローンですが、対象地域にお住まいの方にとっては、それほど悪いものではありません。

カードローンについては次章で詳しくお伝えするとして、ここではフリーローンをご紹介します。

項目 内容
限度額 10万円以上200万円以内(1万円単位)
ただし、所要金額の範囲内
金利 店舗による
申し込み条件 ・地区内に在住または在勤の人
・満20歳以上65歳未満の人
・継続して安定した収入のある人
・三菱UFJニコスの保証が受けられる人
・その他当該JAが定める条件を満たしている人
必要書類 ・運転免許証などの本人確認書類
・源泉徴収票などの収入証明書類
(借入額が100万円超の場合)

使い道自由のフリーローンですが、事業性資金や営農資金、負債のために使うことはできません。

フリーローンの金利は?

JAバンクのフリーローンは、同じ商品であるにもかかわらず、その金利が地域や店舗によって異なります。ですから、申し込みの前に必ず当該店舗の金利を確認しておく必要があります。

参考までに、いくつかの地域の金利をご紹介しておきます。

店舗 金利
JA横浜 6.900%~9.300%
JAなごや 6.775%~9.175%
JA佐賀中央 5.300%~7.700%

このように、都市部は高めで人口が少ない地域では低金利になる傾向が見受けられます。

ローンを扱うJAバンクがある地域の人なら、JAバンクローンのテレビCMを観たことがある人も多いんじゃないかのう。わざわざテレビでCMを流すということは、その地域の人なら誰でも利用できることの表れじゃな。

しかし、JAバンクのローンを使ってみたい人は、何はなくとも自分の地域が対象となっているかどうかをサイトで確認することが必要じゃ。ついでに、金利も地域によって違うから、これも要確認じゃよ!

意外!?誰でも使えるカードローンが農協にもあった!内容は?

では最後に、JAバンクのカードローン商品をご紹介します。銀行系カードローンでありながら、一般的な銀行とはちょっと趣向が違うJAバンクのカードローン商品、一体どんなものなのでしょうか?

JAカードローンの概要

JAカードローンの商品概要は、以下の通りです。

項目 内容
限度額 10万円以上500万円以内(10 万円単位)
金利 店舗による
申し込み条件 ・地区内に在住または在勤の人
・満 20 歳以上 70 歳未満の人
・継続して安定した収入のある人
・JAとの間でカードローン取引を行っていない人
・三菱UFJニコスの保証が受けられる人
・その他当該JAが定める条件を満たしている人
必要書類 ・運転免許証などの本人確認書類
・源泉徴収票などの収入証明書類
(借入額が100万円超の場合)

使い道はもちろん自由ですが、フリーローンに比べて最大限度額がかなり大きいのが魅力です。ただし、先にも少し触れましたが、JAバンクは地域によってローン商品の取り扱い状況や内容が異なります。限度額も500万円以下の地域もありますので、ご注意ください。

また、JAのカードローンを取り扱っているのは全部で16の都道府県で、中国四国地方よりも西ではまったく扱いがありません。

その地域に住んでいるか勤務先がある人でないと利用できないため、近畿地方よりも西にお住まいの方は、JAカードローンよりも別の銀行を当たった方が効率的と言えますね。

カードローンの金利は?

フリーローンと同様、カードローンの金利も地域や店舗によって違います。以下に、いくつかの店舗の金利を表にしてみます。

店舗 金利
JA横浜 9.200%~11.600%
JAなごや 7.600%~10.000%
JAレーク大津(滋賀県) 9.300%~11.700%

このように、地域によって決して小さくはない金利の差がありますので、お住いの地域のJAがカードローンを扱っているかと同時に、金利についても確認するようにしましょう。

申し込みから利用まで

JAカードローンへの申し込み方法としては、まずインターネットから仮申し込みをするのがオススメです。可決だった場合は店舗まで行って正式に申し込むことになります。インターネットからであれば、24時間365日申し込みできるようになっています。

そして、いざ契約を交わし、実際に借入や返済をするには、どうしたらよいでしょうか?

借入は、以下のATMにて利用可能です。

  • JAバンクのATM
  • 三菱UFJ銀行ATM
  • セブン銀行ATM
  • ゆうちょ銀行

その他にも提携金融機関のATMが利用可能です。

また、返済に関しては、ATMで随時返済することもできますが、JAバンクの口座から自動引き落としも可能です。

審査はどんな感じ?

JAバンクのカードローンは、利用できる人の範囲が小さいというデメリットはあるものの、営利を追求する株式会社である一般的な銀行とは違った安心感がありますよね。その反面、JAバンクのカードローンは、一般の銀行系カードローンに比べて金利が高い傾向があります。

金利が高いということは、万一の貸し倒れに備える意識が強いこということです。ということは、他行であれば貸さない人にでも貸す可能性があるということ。

つまり、JAバンクのカードローンは、審査が緩めだと考えることができるのです。

農業をやっていない人でも申し込めるJAバンクのローンですが、特に農家の人にとっては、メインバンクがJAバンクという人もとても多いですし、カードローンも他行のものよりは身近だと思います。

しかし、JAバンクのカードローンの審査において、農家の人が有利だということは原則としてはありません。先にも触れましたが、JAバンクのカードローンは三菱UFJニコスが審査や保証を行っているため、農協だから農業の人にだけ甘くするという、いわば不正行為は出来ないと考えられます。
JAバンクのカードローンも、フリーローンなどその他のローン商品とはまた別に、取り扱う地域に差があるんじゃな。自分が住む地域がカードローンの対象地域かどうか確かめないことには始まらんから、JAバンクのサイトで確認するのが大前提じゃな。

JAバンクのカードローンは、審査に通るのが割と容易だと言われておるんじゃ。ただし、農協がやっている金融機関だからといって、農業の人は特に審査がカンタンということはないんじゃ。みんな平等じゃから、安心して申し込める商品じゃよ。

要確認!JAバンクのカードローンは店舗によって内容が様々!

「農協」と聞くと、農業の人しか利用できないと思いがちですが、農協の金融機関すなわちJAバンクのカードローンは、農業をやっていなくても使えるものであることをお話しました。

しかし、JAバンクの支店がある地域でも、カードローン商品を取り扱っていないところも多く、取り扱っているところの中でも限度額や金利に決して小さくはない差があるのです。なので、必ずご自身が住んでいる地域のJAバンクではどうなのかを、事前に確認しなければなりません。

これは、メガバンクや消費者金融になれている人にとっては、少々面倒なことかもしれません。ですが、JAバンクならではの安心感も大きいですから、メリットが多いと感じた方はぜひ検討してみてくださいね。

【参考ページはこちら】
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カードローンを選ぶとき、第一にJAバンクのものを候補に挙げるのは、農業の人ではない限りあまりいないのが現状かもしれんな。それも仕方がないと言わざるを得ないほど、カードローンを取り扱っているJAバンクの支店は少ないんじゃ。

その地域に自宅か勤務先がある人しか申し込めないから、JAバンクのカードローンを使える人は限られてしまうが、安心感や柔軟審査が期待できることなど、メリットも少なくないんじゃよ。

申し込み可能な方々は、JAバンクの公式サイトでローンシミュレーションや仮審査の申し込みが可能じゃから、試してみるのもオススメじゃ!

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