東奥信用金庫のカードローン5種類を徹底比較!
東奥信用金庫には様々な個人向けローン商品があります。その中で比較的気軽に利用できるものと言えばカードローンになるでしょう。
東奥信用金庫には5種類のカードローンがあるのですが、当然内容が異なっています。
5種類のカードローンは商品内容にどのような違いがあるのか、どのような申し込み条件となっているのか、それを知ることができれば自分に合ったカードローンを選択することも可能ですよね。
5種類のカードローンを徹底比較していきましょう。
東信カードローンを利用するための共通条件をチェック
まず、東奥信用金庫のカードローンを利用するためにどのような条件が必要なのか、何に利用することが出来るのかですが、5つのカードローンには共通の条件が設けられています。
- 使い道は基本的に自由(健康で文化的な生活を営むための資金)
- 年齢制限をクリアする
- 保証会社の保証を受ける事が出来る
カードローンは、特に目的を指定してお金を借りるというものではありません。
自分がお金を必要だと感じた時、お金が必要になった時に限度額の範囲内で自由に利用することが出来るというものです。
これはカードローンの商品が異なっていても基本的な方針として変わりはありません。あとは年齢制限があるということですね。返済能力があると判断できる年齢でなければカードローンを利用することは出来なくなっています。
あくまでもカードローンはを利用することが出来るのは審査に通った人のみです。そして、審査に通ることが出来るのは返済能力があると判断された人なのです。定年して収入が減れば返済能力は不安視されますので、年齢制限があるんですね。
保証会社の保証を受けるという事も重要です。保証会社の保証を受けられれば万が一返済できなくても東奥信用金庫は代位弁済によって貸し倒れになる危険はありません。
ですから、その保証審査に通ることも重要となるのです。
申込人が年齢制限に達すれば利用停止!?そのタイミングとは
申し込み時には年齢制限をクリアしていても、長く利用し続けることで年齢制限の上限に達してしまうケースがありますよね。その際はどうなるのか、契約終了ということではありませんが、新規の借入は停止となってしまうのです。
年齢制限は、返済能力を判断するために設けられた条件です。
とうしんカードローンに限っては、65歳未満という年齢上限に対して満70歳まで更新が可能となっていますが、その他カードローンについては年齢制限の上限に達した以降の更新は行われません。新規借入が停止され、利用分の返済をするのみとなってしまいます。
年齢制限をギリギリクリアして利用できた場合は、年齢制限により利用可能期間が限られているということも覚えておきましょう。
信金ならでは!?東奥信金の保証会社をご紹介
ちなみに、信金には独自の保証会社があります。東奥信用金庫も、カードローン商品全てに保証会社がついていますが、実はその保証会社は商品によって異なります。
東奥信用金庫カードローンの保証会社について少し紹介しておきましょう。
カードローン名 | 保証会社 |
---|---|
とうしんカードローン | しんきん保証基金 |
とうしんカードローン100 | しんきん保証基金 |
カードローン「ステップ」 | ジャックス |
ご満足カード | 日専連ナック |
とうしんきゃっする | 信金ギャランティ |
しんきん保証基金は信用金庫の個人向けローンを利用する際に保証人となることで借り入れを容易にすべく設立された保証会社です。
住宅ローン、マイカーローンなど、信用金庫取扱いの個人向けローンを対象として保証業務を行っています。
信金ギャランティも信用金庫のローンを利用する人のために設立された保証会社ですが、信金ギャランティは個人向け無担保ローンの保証業務を行う限定的なものとなっていますね。
この2つの保証会社は信用金庫ローンの為の保証会社ですから安心感がありますね。
(⇒信用金庫のカードローン情報
信用金庫の保証会社は比較的審査に通りやすい傾向があると言われていますが、返済能力が不安視されるような要素があれば審査に落ちることもある、ということは認識しておきましょう。
5種類のカードローンの特徴は?限度額と金利を比較!
5種類のカードローンを、利用可能限度額と金利の面から比較していきましょう。
実際カードローンを利用するにあたって多くの人が重要視するポイントになるのが限度額、金利でしょうから、しっかりチェックしておきましょう。
カードローン名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
とうしんカードローン | 50万円以内 | 14.3%(固定金利) |
とうしんカードローン100 | 100万円以内 | 7.5%(固定金利) |
カードローン「ステップ」 | 30・50・70・100万円 | 11.5%(固定金利) |
ご満足カード | 50万円以内 | 14.0%(固定金利) |
とうしんきゃっする | 50~300万円(10万円単位) | 9.8~14.6%(固定金利) |
それぞれのカードローンで限度額設定が異なっていることが分かりますよね。
また、金利は全て固定金利となっていますが、定期的に見直しが行われるようになっています。
上がることも下がることもありますので注意しておきましょう。
とうしんきゃっするは金利幅がありますが、これは限度額に応じて金利が設定されるようになっているためですね。基本的には高額限度額であれば金利は低く、定額限度額になれば金利は高くなります。
カードローンによっては限度額が低めになっているものもあります。自分が希望する金額が借りられるカードローンなのかどうかを確認しておきたいですね。
同じ金額を借りることができても、金利が低い方がお得であることは間違いないわけじゃ。金利の違いと借入希望額の兼ね合いを考えておくと良いというわけじゃな。
自分が利用できるカードローンはどれ?申し込み条件の違いとは
次に申し込み条件をチェックしてみましょう。高額な限度額を低金利で利用したいと考えるのは当然ですが、そのカードローンを利用できる条件に自分が合致しているのかどうかが重要となってきます。
5種類のカードローンそれぞれの申し込み条件をチェックしていきましょう。
カードローン名 | 年齢制限 | 職業・雇用形態 | 備考 |
---|---|---|---|
とうしん カードローン |
20歳以上65歳未満 | パート、 アルバイト、 契約・嘱託社員、 主婦、年金受給者 |
随時任意金額の 返済が可能 |
とうしん カードローン100 |
20歳以上65歳未満 | パート、 アルバイト、 契約・嘱託社員、 年金受給者 |
定収がある |
カードローン 「ステップ」 |
借入時の年齢 20歳以上65歳以下 |
定収がある | パート、アルバイト、 主婦は上限30万円 |
ご満足カード | 借入時の年齢 20歳以上65歳未満 |
年金受給者、 パート、 アルバイトも可 |
専業主婦も申込み可能 |
とうしん きゃっする |
20歳以上65歳以下 (契約時) |
安収がある | ・主婦、年金収入は 利用不可 ・営業区域以内に住所 もしくは勤務先がある |
年齢制限はほぼ変わりませんが、その年齢制限が契約時なのか借入時なのか、以下なのか未満なのかという点はしっかりとチェックしておきたいですね。
また、安定した収入があればどのような雇用形態でもOKだというカードローン、雇用形態によって上限が制限されてしまうカードローン、利用不可となるカードローンがあるという点も押さえておきましょう。
基本的にカードローンを利用するためには安定した収入は必須です。
返済資金を安定して得ることが出来ている、それがカードローン利用条件にもなっていますし、審査をクリアするためにも必要となってきます。
カードローン申し込み時に用意すべき書類をチェック
東奥信用金庫カードローンを申し込む際には、用意しなければいけない書類がいくつかあります。
- 身分証明書
- 所得証明書
- 専用借入申込書
身分証明書として有効な書類は、主に以下の通りです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 運転経歴証明書
運転免許証を返納してしまい、現在は手元にないという人は運転経歴証明書を申請してみると良いでしょう。
運転免許証を返納する以前の運転経歴を証明するものです。5年間分の経歴があり、運転免許証と同等の身分証明書として認められています。
健康保険証は顔写真こそありませんが、雇用形態や会社の規模等を知ることができる書類でもあります。身分の確認だけでなく、収入の安定性をチェックする上でも重要な役割を持っているのです。
また、所得証明書が必要となるケースは限られています。とうしんキャッスルの申し込みをして、限度額が200万円を超える場合のみ所得証明書が必須となっているのです。
所得証明書として認められる代表的な書類は、次の通りです。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 課税証明書
所得証明書は、常に手元にあるものだけではないはずです。だからこそ、必要だと分かったときにすぐに手配しておくことが大切になるわけですね。
これらの書類を提出しなければ、申込手続きを進めることができませんので、しっかり用意しておきましょう。
東奥信用金庫の口座が必須!?専用借入申込書の印鑑はお届け印
東奥信用金庫カードローンを申し込む際には、専用借入申込書への記入をする必要があります。ここで、いくつか押印欄があるわけですが、ここで使用する印鑑は普通口座のお届け印でなければいけません。
つまり、東奥信用金庫カードローンを利用するためには、東奥信用金庫の普通口座を持っていることが前提となっているのです。
ただ、口座を持っていない場合はカードローン申し込み時に口座の開設手続きも行うことが可能となっています。
申し込み時に必要になる書類も要チェックじゃ。書類の提出ができなければ、いつまでたっても手続きが進まないわけじゃ。申し込み前に必要書類を準備しておくようにするのが良いぞ。
商品ごとに異なる!返済方法・金額をチェック!
東奥信用金庫のカードローンは、返済方法や毎月の返済金額もカードローン商品によって異なっています。
とうしんカードローンは毎月何日にいくら返済する、という事が決められていません。自分が返済したい金額を、返済したいときに返済するという事になっています。
返済分は元金扱いとなり、利息分は2月と8月に日割りで計算されてまとめて徴収されることになっています。
とうしんカードローン100は毎月10日に引き落としでの返済となり、返済金額は20,000円です。追加で返済したい場合は随時返済することが可能となっていますが、この20,000円は毎月必ず返済しなければならないので注意してください。
カードローン「ステップ」は毎月10日に引き落とし返済、返済金額はコースによって異なります。30万円コースであれば10,000円、その他のコースであれば20,000円は毎月返済しなければいけません。随時返済は可能です。
ご満足カードは貸越口座への随時入金で返済することが可能となっています。利息は毎月の元加時に自動計算され、徴求されるようになっていますね。
とうしんきゃっするは毎月10日に引き落とし返済、返済金額は残高スライド返済となっていますので、毎月の返済残高によって決まることになっています。
- 50万円以下…10,000円
- 70万円以下…15,000円
- 100万円以下…20,000円
- 150万円以下…25,000円
- 200万円以下…30,000円
- 250万円以下…35,000円
- 300万円以下…40,000円
こちらも、随時返済は可能となっています。利息は毎月の元加時に徴求されるようになっています。
返済計画がイメージしやすい!定額返済のメリットとは
約定日の定額返済になっているのは、カードローン「ステップ」と「とうしんきゃっする」の2商品です。
定額返済であることの最大のメリットは、毎月の返済計画がイメージしやすいという点ですね。
毎月一定の支出があるということを分かっていれば、返済に必要な金額をしっかりと確保した上で計画的にお金を使うことができますよね。
いつ、いくら返済しなければいけないと分かっていることで、しっかりと返済を意識することができるはずです。
ただ、毎月引き落としになっていても、任意で自分の好きな時に返済できるようになっていても、1日でも早く完済した方が支払利息は少なく済みますので、出来るだけ早く返済するようにしておきたいですね。
【参考ページはこちら】
カードローンのよくある質問はこちら
カードローンを利用するには、申し込み条件をクリアし、保証会社の審査もクリアする必要があるわけじゃが、返済能力が不安視されなければ比較的厳しい審査にはならないということじゃ。
どの商品を申し込むか、じっくり検討してみると良いじゃろう。
審査に通るためには、東奥信用金庫だけではなく保障会社の審査にもクリアしなければいけないのじゃな。信用金庫独自の保障会社ということで、比較的通りやすいというのは嬉しいことじゃ。