クイッキーがアップグレード!横浜銀行カードローンとは
カードローンでは後発の銀行もこの分野に参入し既にある程度の歴史を刻むようになりました。
この間色々な試行錯誤が繰り返されて現在のような形に至っているのですが、一時は人気が有った様々なカードローンが時代にそぐわなくなって消えていきました。
地方銀行の雄である横浜銀行にも最近までクイッキーという名前のカードローンが有りました。
しかし技術の進歩で他行からも便利なカードローンが沢山出てきたことから現在ではさらに使い勝手の良い横浜銀行カードローンにアップグレードしています。
画期的だった!クイッキーの即日審査・即日利用
クイッキーは横浜銀行のカードローンとして当時の横浜銀行の営業区域にあたる神奈川県全域と東京都の神奈川側にある区及び市内に居住或は勤務している人が利用出来、クイック審査を売りにして当時としては珍しく場合によっては即日利用を実現していました。
ただその後即日利用と言うものが一般的になってきたため、相対的にクイックというほど速さを売りにできなくなってしまい、横浜銀行としてもカードローンと言うものの根本的な見直しを迫られるようになります。そこでまずはこのクイッキーを紹介しましょう。
借り入れは50万円まで3コース
クイッキーの借入は10万円、30万円、50万円の3コースから選ぶようになっていました。
今から考えれば非常に融資額が低いと思いますが、現在でも最初から50万円以上の利用限度額が設定されるような人は少ないので、ほとんどの申込者には問題は無かったでしょう。
最大でも50万円ということですから横浜銀行としてはリスクが小さく、この為審査もそれ程厳しいものにする必要が無く、クイッキーと言う名称でもわかると思いますが審査時間を短縮できて速さを誇ることも可能だったと思われます。
ただし、やはりさすがに50万円では利用場面が限定されてしまい、何年か使っていると、他行のカードローンよりも見劣りするようになってくるため、利用者が他に乗り換える事も多かったはずで、これも見直しの原因だったと思われます。
金利は変動金利でちょっと高め
金利は金融機関の利益に繋がりますから、色々な考え方が有りますが、クイッキーの金利は変動金利となっていました。
例えば平成20年10月1日でのクイッキーの金利は年利17.6%となっていました。今考えるとちょっと高い感じがしますね。
現在の銀行のカードローンは概ね年利4%~14%台と言うのが普通で、消費者金融でも最高で18%台程度ですから、銀行という事を考えると高く見えるのですが、当時はグレーゾーン金利廃止直前でまだこの程度の金利が低くみられる時代でした。
ですから、当時の金利としては利用者には魅力が有ったという事になります。
しかしその後グレーゾーン金利が廃止になって、最高金利が年利20.0%抑えられ、また他の金融機関のカードローンが固定金利が普通だったため見直されることになります。
従来、出資法の上限金利と利息制限法の上限金利の間には開きがあった。このためこの間にある金利はグレーゾーン金利と言われ様々なトラブルの元凶になった。そこで近年改正された貸金業法では利息制限法のほうに合わせることが明示され、グレーゾーン金利は撤廃されることになった。
貸金業法
主に消費者金融やクレジットカードのキャッシング等を管理する法律。改正前は正式名称「貸金業の規制等に関する法律」といい、略称として貸金業規制法や貸金業法と呼ばれていたものが改正に伴って貸金業法が正式名称になった。
返済は一定で元利合計で1万円
返済は元金と利息合計で毎月1万円に固定されていました。要するにリボルビング払いという事です。
1万円と言うのが高いのか低いのかは利用者次第ですが、返済額としては他行のカードローンとほぼ同程度ではなかったかと思われます。
リボルビング払いと言うのは返済額が毎月一定になっていますので、比較的返済し易い方式で利用者には使いやすいものです。
しかし問題も有るのでここでこの方式を説明しておきます。返済額が一定という事ですが、毎月少しずつ元本は減っていきます。
元本が減れば毎月少しづつ利息も減ります。そうすると1万円の中の利息分が減りますから、その分元本の返済額が増える事になります。
このように返済額が1万円で一定になっていると言っても元本の返済分と利息分の比率は毎月変わっていることになるのです。
リボルビング払いの問題点
利用者には返しやすいと言いましたが、実はこの返済方法には大きな問題が有ります。元本返済分と利息分の比率が毎月変わるという事を思い出してください。
大きな金額を借りると、利息分が大きくなって元本がなかなか減らなくなるのです。特にクイッキーは金利が比較的高いことを考えると、利息分は他と比べてかなり高くなったはずです。
さらに元本がなかなか減らなければ、利息もなかなか減らない事に繋がってこの悪循環が続くことになります。
これがリボルビング払いの問題点です。つまり借入が多くなればなるほど、返済効率が悪くなるのです。
そうするとどうなるかと言うと返済がなかなか進みませんから、他の返済方式に比べて返済期間が長くなって、支払う利息がその点でも増えると言う事になってしまうのです。
このため最近では消費者金融は利益を確保するためにこの方式を採用しているところが多いのですが、銀行の場合には別の返済方式を採用しているのが普通です。
このあたりもクイッキーの見直しに繋がったのではないかと思われます。
当時珍しかった即日利用ができたが問題も有った
このクイッキーの売りとしては先程説明した通り即日利用が出来たところです。
当時はカードローンといえども審査に時間がかかり、あまり即日利用と言う所は無かったのですが、クイッキーはそこに新風を吹き込んだという事になります。
ただしこのクイッキーの即日利用ですが、現在から見ればかなり限定されたものです。
クイッキーはインターネットを介した申し込みが出来た割には、審査の連絡が電話や郵送であったり、契約書の取り交わしが郵送であったりして、即日利用とは言いながら、審査の速さを生かせず、即日利用が出来る人は大変限定されてしまうと言う問題が有りました。
このため即日利用できるのは実質的には窓口で申し込みから契約までを済ませた人という事にならざるを得ませんでした。
ですから即日利用と言ってもとても現在のようなイメージをもってはいけません。当時は試行錯誤の時代だっと言って良いでしょう。
この他クイッキーは時代の先を言っていた部分も有るのですが、徐々に時代にそぐわなくなる部分が目立ってきました。
例えば申込可能年齢が65歳未満となっていたため、引退する年齢が65歳以上になろうとする高齢化社会に対応できていないと言うことも大きな問題でした。
こういった問題を解決するために、横浜銀行はこのクイッキーの見直しを行う事になった訳です。次に見直し後を見ていきましょう。
クイッキーが進化!横浜銀行カードローンに模様替え
このように当初は注目を浴びたクイッキーでしたが、技術の進歩なども有り、時代にそぐわない部分も出てきたことから、ここで説明する横浜銀行カードローンに模様替えされることになりました。
クイッキーの方が名前がしゃれていたと思う人もいるかもしれません。名は体を表すと言いますので、それが表さないようになってしまうリスクも伴います。
クイッキーも早いからクイッキーなのであって早いと思われなくなったら名前倒れなのです。
借入れは1000万円で国内最高額
まず気になるのがいくら借りられるのかという点ではないでしょうか。現在横浜銀行カードローンは1000万円までとなっています。
最初は800万円だったのですが、現在は1000万円で現時点で国内最高額となります。カードローンでここまでの額は国内で数行しかありません。
もちろんここまで借りられると言う人は多くは無く、収入も伴っていなければなりません。
また自分は年収が大きいから、最初から1000万円まで貸してもらえるつもりで申込む人もいるかもしれませんが、金融機関と言うものはお付合いを通じて信用を育てていかなければならず、どれほど年収が大きくても申込んでいきなり1000万円という事にはなりませんから要注意。
金利は固定金利で利用限度額連動
では金利はどうなっているのでしょうか。クイッキーは変動金利でしたが横浜銀行カードローンは固定金利になっています。
金融機関の多くは金利は審査によって決ると言っていますが、実際は利用限度額にほぼ連動して決まる事になっています。
この横浜銀行カードローンでは利用限度額と金利の関係が次のように明示されています。
利用限度額 | 金利(年利) |
---|---|
100万円以下 | 14.6% |
100万円超200万円以下 | 11.8% |
200万円超300万円以下 | 8.8% |
300万円超400万円以下 | 6.8% |
400万円超500万円以下 | 4.8% |
500万円超600万円以下 | 4.5% |
600万円超700万円以下 | 4.0% |
700万円超800万円以下 | 3.5% |
800万円超900万円以下 | 3.0% |
900万円超1000万円未満 | 2.5% |
1000万円 | 1.9% |
表のように利用限度額を100万円ごとに11段階に区切って、それぞれに年利1.9%から年利14.6%までの金利を設定しています。100万円以下の借り入れでは年利14.6%となりますから、申込み直後は殆どの人がこの金利が適用になると思われます。
17%を超えていたクイッキーの金利に比べるとかなり低い設定になりました。この金利であれば他の銀行の同程度の利用限度額に比べてそん色のない金利になります。1000万円の1.9%というのは他ではまず無いほどの低金利です。
返済は残高スライト方式で効率的
返済方式はクイッキーのリボルビング払いから残高スライド方式に変更になりました。この方式は前月の借り入れ残高によって返済額を決める方式です。
横浜銀行カードローンの場合1000万円を21段階に区切って次のように返済額が決まる事になっています。
前月の借入残高 | 返済額 |
---|---|
2000円以下 | 借入残高全額 |
2000円超10万円以下 | 2000円 |
10万円超20万円以下 | 4000円 |
20万円超30万円以下 | 6000円 |
30万円超40万円以下 | 8000円 |
40万円超50万円以下 | 10000円 |
50万円超100万円以下 | 15000円 |
100万円超150万円以下 | 20000円 |
150万円超200万円以下 | 25000円 |
200万円超250万円以下 | 30000円 |
250万円超300万円以下 | 35000円 |
300万円超350万円以下 | 40000円 |
350万円超400万円以下 | 45000円 |
400万円超450万円以下 | 50000円 |
450万円超500万円以下 | 55000円 |
500万円超600万円以下 | 60000円 |
600万円超700万円以下 | 65000円 |
700万円超800万円以下 | 70000円 |
800万円超900万円以下 | 75000円 |
900万円超1000万円以下 | 80000円 |
1000万円超 | 85000円 |
例えば10万円までは2000円となっていて非常に楽に返済できます。その後は順次段階ごとに増えていき、1000万円超になった場合返済額は月に8万5千円になります。
段階が進めばかなりの高収入でなければ返済は厳しくなることがわかります。リボルビング払いと違って借入額によっては高額返済も出てくるので注意が必要ですね。
この返済方法でも、段階が変わらなければその中でリボルビング払いと同じですが、借り入れが段階を超えるようなことになると、その分返済額が増えますから、効率良く元本が返済できて、無暗に返済期間が延びるようなことは無くなります。
利用出来る条件の違い
ではその他の部分でのクイッキーとの違いを利用可能年齢の面から見ていきましょう。
横浜銀行カードローンでは69歳まで申し込みが出来ます。この年齢であれば、引退後も年齢的には利用出来る事になり、高齢化社会への対応の第一歩と言えるでしょう。(こちらもご参考に→カードローンの利用年齢制限とは)
しかもクイッキーでは65歳未満という事で収入として年金は認めてくれませんでしたが、横浜銀行カードローンになって、年金収入でも利用できるようになりました。
したがって退職後再就職しなくても年金さえ支給されているのであれば借り入れが出来ます。
ただし、高齢化社会の進展は非常に早く年金の支給年齢も今後見直される可能性が出てきていますので、今後更に申込可能年齢の見直しと、引退から年金の支給までの期間の対策という面からも利用の可能性を考えて貰いたいと期待しています。
利用可能な提携金融機関
次にこの横浜銀行カードローンを利用面から見てみましょう。
横浜銀行は地方銀行ですから営業区域内では強いですが、他地区に行ってしまうと自前のATMが有る訳ではありません。そういう場合にも利用出来るかどうかという事が重要になります。
通常こういう場合の金融機関側の対策としては他の金融機関と提携することです。横浜銀行カードローンの提携先はコンビニとイオン銀行です。(こちらもご参考に→イオン銀行のカードローンを利用したい方におすすめ)
コンビニは全国何処に行っても見つけられますから、コンビニにATMが備わったのは大きな衝撃でした。
このコンビニATM網を利用すれば直ぐに全国規模のネットワークが出来上がります。コンビニ側も対応には積極的で、現在では多くの金融機関と提携しています。
このため横浜銀行カードローンもこの点については心配の必要は無いと言って良いでしょう。
しかし問題も有ります。こういった提携ATMを利用する場合、手数料が必要になるという事です。
金融機関によってはこれ等の手数料を負担してくれるカードローンも存在しますが横浜銀行カードローンではATM手数料の負担が必要になります。
銀行なので総量規制が無い
総量規制という言葉を聞いたことが有るかもしれませんが、これは貸金業法に規定された融資額の上限の規制です。
これによれば融資可能額は年収の3分の1までになっています。このため年収300万円の人は100万円までしか借りることが出来ません。
ただし、これは貸金業法の規定です。貸金業は消費者金融やクレジットカードのキャッシングが該当しますが、銀行は該当しません。
したがって銀行のカードローンにはこの総量規制の適用は有りません。このため融資額の上限は各銀行が決める事になり、多くの場合年収の3分の1以上の借入も可能になっています。
このため横浜銀行カードローンでも年収の3分の1までしか借りられないと言う事は有りません。
年収が少ない場合にはそれに近い可能性は有りますが、十分な年収が有る場合には年収の半分程度までは融資が受けられる可能性があります。
クイッキーの良い点は継承されている
このように問題点は解消されているわけですが、クイッキーにあった様々な良い点はしっかり継承されています。
まず、以前は銀行系カードローンと言うのはその銀行の銀行口座を開設していることが必要で、現在でもカードローン申込みに当たって、口座開設を求められるカードローンが多い中、当時としては珍しくクイッキーは銀行口座さえ持っていれば特に横浜銀行である必要が有りませんでした。
この特徴が横浜銀行カードローンにも受け継がれている為、利用に当たっては特に口座開設は必要がありません。
もう一つは配偶者の扱いです。これもカードローンによって対応がまちまちなのですが、クイッキーは安定収入のある人が配偶者であれば、借り入れ条件を満たすとしており、当時としては珍しい対応でした。
この点についても横浜銀行カードローンに引き継がれ、収入の無い専業主婦であっても、夫の方に安定収入があれば、申込みが可能になっています。
またクイッキーの場合希望できる限度額は50万円までだったため、収入証明書が必要ありませんでした。
しかし多くの銀行では希望限度額が100万円以上になると収入証明書の提出を要求されます。
ところが、クイッキーの手軽さを継承する横浜銀行カードローンでは、これが300万円以上とされていて、実質的にほとんどの利用者が収入証明書の準備は必要ないはずですので、申込に際しての必要書類は本人確認用の書類のみとなります。
目を引くのは利用限度額がなんと1000万円になっている点じゃろ。しかも1000万円の場合金利は1.9%とこれも破格じゃな。まあこんな破格な条件で借り入れできる人は少ないが、たとえ利用限度額50万円でも、クイッキーよりも有利な条件で借り入れができるようになっておる。
しかも銀行だから総量規制もなく、消費者金融よりも大きなお金を借りられる可能性もある。営業区域内の人には注目のカードローンになるだろうのう。
利用可能者は多数!横浜銀行は国内最大の地方銀行
都市部では都市銀行の支店を何処に行っても見つけることが出来ますし、地方に行ったとしても、数は少なくなりますが、主要都市には支店を見つけることが出来ます。
しかし地方の人の場合は地元の銀行は別の地方に行くとまず見つける事はできません。
このため例えば地方から通勤で都市部に通っているような人は銀行を選ぶ場合はどうしても迷います。
便利さで言えば都市銀行ですが、お付合いで言えば地元の銀行を大切にしたいと考える訳です。横浜銀行もこうした地方の銀行の一つです。
何処でも利用できる訳ではない
このようにある地方を基盤にして限られた営業区域で営業している銀行を地方銀行と言います。
この地方銀行もその営業区域の人口や企業が多ければ経営基盤も安定して大型化していきます。経営が大型化すれば徐々に営業区域もさらに大きくしていく事が出来ます。
横浜銀行は元々横浜を基盤にして営業し、営業区域は神奈川県一帯でしたが、東京に隣接する神奈川県ですから、企業も多く、東京のベッドタウン化も進んで人口も急激に増加したことから経営基盤も大きくなっていき、クイッキーの頃は東京の一部も営業区域になりました。
そして現在では東京都全域を営業区域に組み入れ更に群馬県の一部にも支店網を拡大しています。
このため現在の横浜銀行は日本最大の地方銀行に成長しています。今後も関東一円に支店網を作っていくのではないかと考えられます。
区域内の人口は地方銀行最大
日本国内で地方銀行最大の営業規模を持つ横浜銀行ですが、営業区域内の人口も東京都と神奈川県全域を要しているため、他の地方銀行を寄せ付けない程になり、大変安定した営業を続けています。
地方銀行の中では羨むところも多いのではないでしょうか。
しかも本拠地神奈川県の県民にとっては勤務先が東京と言う場合も多く、そういう場合でも都市銀行か地元銀行かを迷う必要が無く、小さい時から親しみのある横浜銀行を利用し続ける人も多いようです。
地元密着でなお且つ勤務先でも利用できると言う訳です。
もちろん神奈川と言えば横浜や川崎などの大きな人口を抱える都市が有りますから都市銀行が手をこまねいているわけは有りません。
東京都内と同じでJRや私鉄各線の駅ごとに支店を構えるところが多く、都市銀行と横浜銀行の競争は激しいものが有ります。
通勤者も他を寄せ付けない程巨大
また東京都、神奈川県といえば非常に多くの企業が有りますから、居住者の他に首都圏中から通勤してくる人がいます。
したがって横浜銀行の営業区域内には居住者の他この巨大な通勤者も忘れてはいけません。カードローンの利用は通勤者も可能だからです。
したがって横浜銀行カードローンの利用可能者数は他の地方銀行のカードローンの利用可能者数に比べてもとてつもない大きさに膨れ上がることになります。
こういう点からもこの区域での利用者獲得競争はより激しくなって来ています。
もし自分も首都圏内から都内あるいは神奈川県内に通勤しているのであれば、横浜銀行カードローンの利用も可能ですので、カードローンの選択肢に入れておきましょう。
選択肢は多いほど良いものが選べます、ただし自分なりの評価が必要です。
神奈川県内が最も利用し易い
ただし最も利用し易いのはやはり県内に544もの支店が有る神奈川県という事になります。
544と言う数字がいかに大きいか分かるでしょうか、神奈川県に行けば分かりますが、徒歩圏内に何店もの支店を見つけることが出来、びっくりします。
もともと営業基盤が神奈川だったわけですから、おかしくは無いのですが、やはりこれだけ支店があれば、カードローンを使うにもコンビニを探す必要もありません。
都市銀行もこれだけの支店網には太刀打ちできない筈です。神奈川県民には一押しでしょう。
ただし神奈川県内に居るからと言って盲目的に横浜銀行カードローンを選べば良いという事ではありません。
選ぶ場合には、何処のカードローンであろうと、まずはすべて横一線という事で自分が利用するのに便利なものと言う基準で選ぶようにしましょう。
自分の環境を確認してみよう
そこで横浜銀行の営業区域内でこれからカードローンを利用してみようと考えている場合には、まずは自分の環境の確認から始めてみましょう。
自分の居住地域、通勤先あるいは通勤途中に横浜銀行の利用が可能なのかどうかを調べてみてください。
コンビニの利用も考えられますがATMの利用手数料が掛りますから、支店ベースで考えてみましょう。
利用環境が有れば利用を検討してみても良いでしょう。次に自分の行動範囲を考えます。通常は営業区域内での仕事が多ければ利用しても良いでしょう。
しかし、営業区域外に出張が多かったりするのであれば、ちょっと使い難いかもしれません。回数にもよりますが、利用する度にコンビニで利用するのでは手数料が馬鹿になりません。
利用方法によっては、利用手数料が利息を上回る可能性すら出てくることもあるのです。
何が有利なのか考えてみよう
あとは自分にとって有利なものを選べば良いでしょう。
例えば金利です。金利は横浜銀行カードローンの場合利用限度額によって変ってきますし、他の金融機関の場合審査によって決定するという事になっています。しかし最初は最も高いものになると思ってください。
はじめてカードローンを利用するような人の場合、自分は最も低い金利が適用になるのではないかと期待しがちですが、そんなことは有りません。
最初は利用限度額は低く、金利は最も高くなります。したがって金利の比較は最大金利で比較すれば良いでしょう。
あとは利用するATMの手数料がどうなるかも調べておきましょう。横浜銀行カードローンは手数料が徴収されますが、銀行によっては手数料が掛らない場合も有ります。自分の利用方法を良く考えて、お得になるものを選ぶようにしましょう。
利用する場合は、自分の生活環境をよく見て、支店が行動範囲内にあるのであれば、利用を検討してみる価値はあるじゃろう。
重要なのは自分にとって何が有利なのかをよく考えておくことじゃ。カードローンも自分にとって有利なのかそうではないのかという尺度で考えることが必要なのじゃ。
地方銀行は意外にお勧め!ただし注意も必要
自分は横浜銀行の営業区域内に住んでいないし勤務先も関係ないから横浜銀行カードローンの利用はできないと考えている人でも、機能的には利用してみたいと考える場合も有るかもしれません。
そういう場合は諦めてしまうのではなく積極的に探してみましょう。
どの地域であっても、その地域を基盤として成長してきた地元の金融機関と言うものが有ります。
地方銀行の事も有れば信用金庫や信用組合と言うような場合も有ります。そういうところはその地域の実情に合わせた営業をしているので意外に狙い目なのです。
地方銀行のカードローンの特徴
地方銀行も各銀行の考え方次第で色々なカードローンを用意していますが、パンフレット等を見ていると意外に申込基準が厳しい場合があります。
なんでかなと思い良く調べてみると、他にもカードローンを用意していてそちらでは申込基準が緩くなっていたりします。
例えば横浜銀行でも横浜銀行カードローン以外にもう一つバンクカードローンと言うものがあります。
このカードローンは色々なカードが一体になった横浜バンクカードを持っている人に利用が限られることになっていて金利は横浜銀行カードローンよりもお得です。
したがってその地方銀行の一押しのカードローンが自分には合わないと思ったとしても、他にも利用出来るカードローンが有る場合があるので、諦めるなら良く調べてからにしましょう。条件が厳しいと思っても、別にもっと緩いものが用意されているかもしれません。
地域密着の金融機関の考え方
地方銀行などの比較的営業区域の小さい金融機関はどこでも地元密着の経営を謳い文句にしています。
実際にこういった金融機関は地域の実情に合わせた営業をしているので、企業とのお付合いも地元企業が借り易いような融資を用意しています。
また地元の人たちにも大勢に利用してもらうために預金金利を都市銀行などよりも優遇したり、ローンでもなるべく地元の人が利用し易いような利用条件にしたりしているところもあります。
要するにこれらの利用者が地元金融機関を支えているのです。
このためこういった金融機関は地元の人たちを非常に大切にしてくれます。
特に長い期間利用している人は何かと優遇してくれて、カードローンでも他のローンなどを利用している場合には金利で優遇してくれたりする場合も良く有ることです。
したがってこういった金融機関が近くに有れば、意外に有利な利用方法が用意されていたりしますので、カードローンを利用する際には有名どころと同じように、必ず選択肢として挙げておき利用出来るのであれば利用するようにしましょう。
また先ほども言いましたようにそれぞれの地方には地方銀行の他にも信用金庫や信用組合と言うようなさらに小規模な金融機関が有ります。
そういった金融機関にもやはりカードローンが有りますから、そういうところも忘れずに候補に挙げておきましょう。
最も利用し易い金融機関を選ぼう
ただし利用し易さと言うのは人によって違ってきますから、選択肢に挙げたとしてもあとは自分の基準で選んでください。
地元だからと言って自分の使い勝手を抑えてまで利用しなくても良く、必要なのは自分の要求をはっきりさせ、それを満たすものを探すことです。
自分の要求がはっきりすれば、どの金融機関のどのカードローンが最も自分の要求を満たしているのかが分かりますから、そのカードローンに決めれば良いのです。それが地元のものなのかそれとも他のものなのかは利用者にとってはあまり関係ありません。
地元で情報収集してみよう
また地元の金融機関を利用する際にはもう一つ忘れていけないことが有ります。それは利用者の生の声が聞ける可能性があるという事です。
地元金融機関は地元に利用者が沢山います。したがって利用者を探すのはそれほど難しいことではありません。
そこで友達関係などから、利用者を探して、使い勝手等表向きの情報からは分からない様なことを確認してみましょう。
それらが分かれば実際に利用している人の生の情報を得ることが出来ます。利用しても良いのかどうかの判断に役に立つでしょう。
ただし、インターネット上の口コミ情報は生の情報とは言えませんから注意してください。
インターネット上の情報と言うのは本当なのか嘘なのか読む側が判断することが出来ません。したがって信じすぎるのは危険なのです。地元ならではの生情報を大切にしましょう。
お得に見えても利用には要注意
注意しなければならない点もあります。問題は営業区域です。営業区域外に出ると利用出来るATMは提携金融機関という事になります。
横浜銀行の様に非常に広い営業区域を持っていれば問題は小さいですが、利用の度に手数料を引かれてはかないません。
そこでチェックしておかなければならないのはどの範囲のATMなら手数料が掛らないのかという点です。
金融機関の中には手数料をすべてキャッシュバックしたりしてくれるところもあるのでそういう所なら大変お得に利用する事が出来るわけです。
【参考ページはこちら】
横浜信金カードローンはどんな感じ?
このためクイッキーはその使命を終え、横浜銀行はクイッキーの欠点を見直して新たに横浜銀行カードローンの提供を開始しておる。このカードローンは利用限度額が最大1000万円で金利1.9%という他ではあまり見ないような条件を備えておる。
横浜銀行は地方銀行としては最大で利用できる人も関東一円に及んでいる筈じゃ。利用できる可能性のある場合には選択肢に加えても良いじゃろう。もちろん選ぶ際には自分には何が有利なのかをよく考える必要が有る。
横浜銀行以外にも各地方には地方銀行など様々な金融機関がある筈じゃ。横浜銀行が使えなかったとしても、自分の周囲を見渡せば使い勝手の良いカードローンがあるかもしれん。そういったものを見逃さないようにしたいものじゃのう。
しかしのう、クイッキーの即日融資というのは、ある意味カードローンの方向性を示したと言って良いじゃろう。緊急性の高い融資でも利用者は安心して申し込めることを知らしめたことになる。
いろいろと問題も指摘されておるが、それらを踏まえて横浜銀行はさらに使い勝手の良いカードローンを提供できるようになったわけじゃ。