ネット銀行の穴場!?じぶん銀行のカードローン
とっても美味しいのに、行列が出来るほど人はこない、快適に過ごせる…いわゆる「穴場」と言えるお店ってありますよね。
同じように、カードローンにも「メリットが多いのに意外と知られていない」穴場と言える商品があります。
以前は地方銀行や信用金庫のカードローン商品が穴場と言える感じでしたが、最近はにわかに注目されることも増え、利用の選択肢としてはメジャーになってきました。
イオン銀行や楽天銀行といったネット銀行のカードローン商品についてもしかりです。
でも今回はもうちょっと穴場といえるネット銀行、「じぶん銀行」のカードローンをセレクトしてご紹介したいと思います。
今人気の「じぶん銀行」ってどんな銀行火を知ろう!
不思議な名前ですよね、「じぶん銀行」。
一切聞いたことない!という方もいると思いますが、ある程度の年齢の方(20代後半くらいでしょうか…)ならば、おぼろげながらも覚えている、聞いたことがあるという方もいるのではないかな?と思います。
少し昔になりますが、KDDIの携帯電話通信事業である「au」のサービスのひとつとして前面に打ち出されていたのがこの「じぶん銀行」です。
CMも頻繁に放映されていたので、なんとなくでも覚えている方、今なんとなく思い出した方…いるのではないでしょうか(笑)。
じぶん銀行はネット銀行
「じぶん銀行」はKDDIと三菱UFJ銀行が共同で出資し設立したインターネット銀行・ネットバンクです。
実際の店舗はなく、インターネット上で運営・経営しています。
CMの感じからいうとauの携帯電話(スマートフォン)を持っている人・契約している人しか利用できないといった印象でしたが、携帯電話のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)に関係なく誰でも口座を開設して利用することが出来ます。
ただ以前に比べるとめっきりCMの放送もしなくなってしまいましたので失礼な言い方になってしまいますがちょっと記憶からは遠のいている銀行ではあると思います。
今はネットバンクと言えば楽天銀行やイオン銀行などが有名ですしね。
名前もちょっとユニークなので「きちんとしてる銀行なのか心配」と思った方もいるかもしれませんが、先ほど書いた通りメガバンクである「三菱UFJ銀行」が関わっていますので安心して利用することが出来ます。
なので比較対象として、KDDIと共同出資している「三菱UFJ銀行」のカードローンである「バンクイック」をセレクトしました。
比較することで「これはこっちのほうがいいな」といった魅力もわかりやすいですからね!
「じぶんローン」の利用条件は?申込のポイント
じぶん銀行のカードローンである「じぶんローン」。
まずはどんな人なら申し込めるのか?どんな方法で申し込めるのか?というところを見ていきたいと思います。
申し込み可能な対象層が広いのが特徴的
最初のポイントは、なんといっても「申し込み条件」。
正社員の方・派遣社員や契約社員の方、アルバイトやパートの方はもちろんですが
- 専業主婦の方
- 収入が年金のみの方
でも申し込みをすることが出来ます。
専業主婦の方でもOKというカードローンは結構多いのですが 、「収入が年金のみの方でもOK」というカードローンは珍しいですね。
特に消費者金融の場合、年金受給者は他に仕事をしていれば利用可能なものの、収入が年金のみの場合はNGな会社が多いです。
銀行系カードローンでも年金受給のみではNG、というところもありますので、非常に幅広い層に向けた商品というのがよくわかるポイントだと思います。
他の項目も含めて、利用条件をバンクイックと比較してみましょう。
項目 | じぶん銀行 | バンクイック |
---|---|---|
年齢 | 満20歳~70歳未満 | 満20歳~65歳未満 |
収入 | 安定した収入 (専業主婦・学生・年金受給者可) |
安定した収入 (専業主婦・学生・年金受給者可) |
保証会社 | アコム | アコム |
ほとんどバンクイックと条件は変わりませんが、唯一違うのは年齢です。
その差は5歳!たった5歳、されど5歳。新規の借り入れが出来る年齢はより高い方がいいと思いませんか?
多くの消費者金融は70歳や69歳くらいまでOKなのですが、銀行のカードローンの場合65歳~60歳くらいまでと、最大10歳くらいの差になることも珍しくありません。
非常にニッチなところと言ってしまえばそれまでなのですが、年齢が68歳で年金暮らしの方がお金を借りたい!といってもなかなかその条件に見合うカードローンってないのです。
でも「じぶんローン」ならしっかりとカバーできていますからね、懐が広い感じがします。
じぶん銀行の口座をもっていなくてもOK
次のポイントは、「じぶん銀行」の預金口座を持っていなくても申し込みが可能!というところです。
カードローンを利用するとしても、わざわざ口座を作るのは大変、めんどくさい…なんてこともありますよね。特に、既に他行口座をメインとして使用している場合は使うことがないであろう口座を開設してもなぁ…ということもあると思います。
銀行のカードローンの場合は、80%以上は「利用するなら口座を開設してね!(もしくは開設してるならOK)」という条件が含まれていますので、それがイヤで銀行のカードローンは選択肢から外している…という方もいるはず。
そんな方に「じぶんローン」はとってもおすすめです!
ただし、口座を持っていないことのデメリットもあります。「じぶん銀行」の口座を持たずに「じぶんローン」を利用するデメリットは
- 返済方法に「自動引き落とし」が利用できない
- 本人確認のための書類の提出が必要になる
この2点です。どちらも簡単に無視できるデメリットではないと思いますので、簡単にですが補足をしていきます。
まずは返済方法から。こちらは後からしっかり解説しますが、いわゆる口座振替で毎月自動的に返済を行いたい場合、じぶん銀行の預金口座が必要になります。
口座を持っていない場合はATMなどから期日までに返済用口座に入金しなければなりません。
そして、申込時に収入証明の書類が必要になります。
「じぶんローン」では、利用限度額が300万円以下の場合は収入証明が基本的に不要という、必要書類の面から見てもかなり間口が広い(申し込みやすい)商品ではあります。
しかし、じぶん銀行の預金口座を持っていない場合、300万円以下の借り入れでも「本人確認書類」が必要になります。
種類 | 備考 |
---|---|
運転免許証 | ・表裏両方のコピーが必要 ・有効期限内のもの ・現住所が書いてあるもの |
健康保険証(カード型) | ・裏表両方のコピーが必要 ・現住所を記載したもの |
健康保険証(紙型) | ・氏名、生年月日、住所が書かれている部分のみでOK ・被扶養者の方は自分の情報が記載されている部分も必要 |
パスポート | ・日本が発行したもののみ ・写真・旅券番号、現住所(所持人記入欄)が記載されているそれぞれのページと外務大臣印のあるページのコピーが必要 |
外国籍の方の場合は在留カードや特別永住者証明書などが必要になります。(そもそも永住許可がある方しか申し込み出来ません)
じぶん銀行に口座がある場合はこの書類の提出をパスできるので、より早く、より手軽に借り入れが可能なんですね。
利用限度額が300万円を超える場合、または超えなくても必要と判断した場合は「収入を証明する書類」が必要となります。
- 前年度分の源泉徴収票
- 前年度分の住民税決定通知書
- 最新3ヶ月分の給与明細書
基本は上2つのどちらかのコピーが必要です。
この2つどちらも用意できないという場合は、給与明細書を提出してください。
このあたりはさすが店舗がないネット銀行の余裕といったところじゃろうか?
利用条件もとてもシンプル、かつ専業主婦や年金受給者でもOKなところは大きな魅力と言えそうじゃ。
年齢の上限も70歳までと、銀行系カードローンの中では高い方で、消費者金融並じゃな。
流石にあまり利用限度額は高くはないじゃろうが、それでも借りられるのと借りられないのではそこに大きな差があるんじゃよ。
申込みから契約まで、すべてネット上で完結!
利用条件がわかったところで、申込みについても触れていきたいと思います。
「じぶん銀行カードローン」は、なんと申込みから契約まで、すべてをインターネット上で完結できちゃいます。
穴場の金融機関と言える地方銀行や信用金庫の場合、どうしても契約手続きは店舗窓口で行わなければならないケースが多いので、ネット銀行の強みを存分に活かした形と言えそうですね。
しかも契約までの手順はなんとたったの4ステップ!
ステップ1:申し込みをする
何はともあれ、最初は申込み手続きをしましょう。
パソコン・スマートフォン・携帯電話(ガラケー)から「新規申し込み」を選択して、必要事項を入力するだけです。
既にじぶん銀行の口座を持っている方はログインページからも申込みが可能です。必要事項の入力量が少なかったり、本人確認書類が不要なので非常にスムーズですよ。
申込みが終わったら審査を待つだけ…なのですが、このタイミングで在籍確認が行われます。
連絡は個人名ではなく銀行名で行われますので、怪しまれる可能性はかなり低いのではないでしょうか。
ただ、自宅に固定電話がある場合はその番号に電話がかかってくる可能性はあります(本人確認のため)。
ステップ2:審査結果の回答をもらう
審査は最短で即日、長くて数日で結果が出ます。バンクイックなど大手では最短30分やら40分で結果が出ますが、さすがにそこまでは早くはないようですね(それでもその日中に結果が出るんですから、十分早いですけどね…)。
審査結果はEメール、あるいは電話での回答となります。
仮にメールの受信を制限している場合、メールが届かないことでトラブルになってしまう可能性もあります。きちんとじぶん銀行のドメインを受信可能に設定しておきましょう。
ステップ3:契約手続きを行う
審査に可決し、契約内容に納得がいけば契約となります。
契約の際には本人確認書類、あるいは収入証明書類を提出しなければならない場合もあります(じぶん銀行の口座を持っていない方など)。
書類の提出は
- 郵送
- FAX
- ネット上(パソコン・スマートフォン)
の3種類からセレクト出来ます。一番手間がかからないのはネット上からアップロードすることですね。お金もかからないのでおすすめです!
この時点ですでに会員サイトにログインが出来るようになっていますので、ログインして必要な書類をアップロードしましょう。
ピンボケなどしていると再提出しなければなりませんので、きちんとわかるように撮影してくださいね。
スマートフォンを持っている場合は、専用のアプリを利用すればより簡単に提出が出来ます。
ステップ4:借入・利用開始!
もうここは実際に利用しているので正確には3ステップなのでは?という気もしますが(笑)。
契約完了後、振り込み融資であればすぐに利用することが出来ます。
ATMなどでカードで借りたい!という方はカードが郵送で届きますので、それを待つ必要があります。
住んでいる地域によってかかる日数は変わりますが、大体1週間程度で手元にカードが届きます。
ネット上ですべてまかなえるから、忙しい人でもこまめにメールをチェックしていれば大丈夫じゃよ。なかなか電話までする時間がない人や仕事がシフト制で時間を合わせにくい人にもオススメできるのう。
注意すべきは、急ぎで融資を受けたい場合じゃ。
じぶんローンは審査結果を最短で即日回答としておるが、あくまで最短であって翌日になる可能性もある。
もちろんバンクイックの場合もそうなんじゃが、あちらはテレビ窓口で最短40分でカード発行手続きまで行ける分、確実性を望むのならバンクイックを選んだ方がいいじゃろうな。
気になる!じぶんローンの金利もチェックしておこう!
カードローンで一番気になるのは、正直金利(と利用限度額)ですよね。
お金に汚い!なんて言われても払わなくていいものは払いたくないのが人情です(笑)。
お金を借りる上で最も大事といっても過言ではない、利用限度額と金利についてここでは見て行きたいと思います。
借り換えOKなゆとりの800万!
「じぶんローン」は10万円から800万円までの10万円単位での借り入れが可能です。
おまとめローン・借り換えローンとしても使えます!と大々的に言っているだけあってしっかりとゆとりのある利用限度額になっています。
銀行のカードローンなので年収による借り入れ金額の制限もありません。
銀行はこの総量規制の法律の対象外のため、収入が0円の専業主婦でもお金を借りることが出来るんです。
もちろん審査に可決する必要はありますが、好きな金額を好きなだけ借りることが出来ます!
実はじぶん銀行のカードローンは「誰でもコース」と「借り換えコース」の2種類があり、以下のように違いがあります。
誰でもコース | 借り換えコース | |
---|---|---|
利用可能額 | 10万~800万円(10万円単位) | 100万~800万円(10万円単位) |
利用対象者 | 一般・AUユーザー | AUユーザー |
詳しくはAUユーザーの方がお得に使えるヒミツのトピックでご紹介します!
最低金利は低いが、最高金利は高めの設定
最大500万円までの借り入れが可能という魅力的な商品ですが、金利のほどはどうでしょうか?
じぶん銀行の金利と、バンクイックの金利を並べて比較してみましょう。
どちらも限度額ごとに適用される金利が変動していくタイプで、限度額が増額されていくほど適用される金利は低くなっていきます。
利用限度額 | じぶん銀行 | バンクイック |
---|---|---|
10万円~100万円 | 13.0%~17.5% | 12.6%~14.6% |
110万円~200万円 | 9.0%~13.0% | 9.6%~12.6% |
210万円~300万円 | 7.0%~9.0% | 7.1%~9.6% |
310万円~400万円 | 6.0%~7.0% | 6.1%~7.1% |
410万円~500万円 | 5.0%~6.0% | 4.6%~6.1% |
510万円~600万円 | 4.5%~5.0% | – |
610万円~700万円 | 3.5%~4.5% | – |
710万円~800万円 | 2.4%~3.5% | – |
なんと、最低金利は「2.4%」と、まるで自動車ローンや住宅ローンのような低さになっています。
この金利でお金を借りることが出来るのは、少なくとも利用限度額が500万円と言われた、返済能力(お金をきちんと遅れることなく返す収入などのことをまとめてこう言います)がかなりある人じゃないと可能性は低いです。
逆に最高金利、いわゆる一番高い金利は「17.4%」。
正直この金利は一般的な銀行のカードローンの金利と比較すると高めの設定になっています。
バンクイックと比べても約3%の違いがありますね。
保証会社であるアコムの上限金利が18.0%、プロミスの上限金利が17.8%ですから、少額の借入で考えると消費者金融並の金利といってもいいかもしれません。
110万円を超えれば銀行カードローンの金利としてもなかなか良い具合…というレベルなのですが、利用限度額が低い場合は他に見劣りしてしまうところは少し否めません。
それぞれの利用限度額で幅がありますので、同じ金額を借りたとしても金利は違う、ということになる可能性は高いです。
(例えば90万円借りても金利が17.5%の方もいれば、同じ90万円でも金利が16%の方もいる、など)
とはいえ、金利は正直言って銀行系カードローンではない。本文中でも言っておるが、消費者金融並の高めの金利といってもいいじゃろう。
ただ100万円を超えて利用するのであれば、バンクイックと比較してもだんだんと金利は低くなっておる。大きな金額を利用するならいいが、少額の利用なら他のカードローンも検討したほうがいいのが正直なところじゃな。
実際の借り入れと返済はとてもシンプル
借り入れ方法と返済方法はとってもわかりやすくシンプルなシステムです。
あまりここで複雑なシステムをとっている会社はほとんどないと思いますが、用途にあわせてこっちの方法がいい、と明確にわかるのは利用者にとってはプラスではないでしょうか。
ATMか振込で借り入れが可能
借り入れはATMから、もしくは振込(振込サービス)の2つ。
ATMで利用するにはじぶんローン用のカードが必要です。契約後1週間程度で自宅または勤務先に郵送されてきますので、カードは常に持っておくのが安心ですね。
なんとなく、ATMはどこでも使えるというイメージが強いですが、利用できる提携ATMは以下になります。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イーネットATM
- ローソンATM
- ゆうちょ銀行
基本的にコンビニでは利用に困らないと思いますが、純粋な銀行となると三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行、セブン銀行の3つのみで、他の銀行のATMでは利用できませんので注意してください。
最低引き出し金額は1,000円。ちょっとだけお金を借りたいときもATMで便利に利用できます。
もちろん利用手数料は一切無料なので細かく引き出しても大丈夫です(笑)。
ただし以下の時間はシステムメンテナンスを行っていますので、ATMの利用が出来ません。
・毎月第2土曜日 21:00~翌7:00
カードが届く前にお金を借りたい、引き落としに対応するために口座にお金が欲しいという場合は振込サービスの利用がおすすめです。
- じぶん銀行取引ページ(会員サイト)
- テレホンバンキング(ローンセンター)
のいずれか、平たく言えばネットか電話にて振込融資の依頼をすることが出来ます。
こちらの場合最低引き出し金額は10,000円と、ケタが1個変わります。数千円だけ借りたいならATMの方がいいですね。
振込サービスはその性質上、その日のうちにお金が振り込まれない場合もあります(夜10時に依頼した場合など)。
遅くても翌営業日には振り込まれますので、どうしてもこのタイミングでお金が必要!という場合はATMから引き出した方が確実です。
また、こちらもシステムメンテナンスがありますので注意しましょう。時間はATMと同じです。
・毎月第2土曜日 21:00~翌7:00
返済はATMと自動支払いから選べる
借入方法はATMか振り込みの2種類でしたが、返済方法も「ATM」と「自動支払い(口座振替)」から選ぶことが出来ます。
まずはATMで返済する場合の説明をしたいと思います。
返済に利用できるATMは借り入れに利用できるATMと同じ、5種類です。返済についても利用手数料は無料なので、自分の利用しやすいATMを選べばいいでしょう。
ATMは少々返済期日の設定が特殊になっており、一般的にカードローンの返済日は「毎月○日」と決められていることがほとんどですが、ATMで返済する場合は
- 自分が指定した日(毎月15日など)
- 35日ごと返済
の2つの「約定返済サイクル」という設定から、どちらか好きな方を自分で選ぶことが出来ます。
自分が指定した日の場合一般的なカードローンの返済日と考えていただければOK。自分で指定出来る分、給料日の翌日にするなど生活に沿った返済日を決めることが出来ます。
一方35日ごと返済は、毎月返済日が変わります。
自分のライフスタイルに合った方を選ぶようにしましょう。
一方「自動支払い」はじぶん銀行の預金口座を持っている方のみが利用できるサービスとなっています。
また、返済期日についても35日ごと返済を選ぶことは出来ず、毎月決まった日(約定返済日)にじぶん銀行の普通預金口座から引き落とされます。
どちらの方法も共通して、返済日が土日または祝日だった場合は翌営業日が返済日となります。
最低返済額は1,000円!
毎月必ず返済しなければいけない金額は決まっています。返済額は借入残高(今借りているお金)と適用される金利によって変わり、以下の表のようになります。
借り入れ残高 | 金利9%以下 | 金利13%以下 | 金利13%超 |
---|---|---|---|
10万円以下 | 1,000円 | 1,500円 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 2,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
20万円超~30万円以下 | 3,000円 | 4,500円 | 6,000円 |
30万円超+10万円するごとに | 1,000円追加 | 1,500円追加 | 2,000円追加 |
金利によって返済額が変わるというちょっと珍しいタイプですね。
多くの場合は金利に関係なく、借入残高あるいは利用限度額によって返済額が変動します。
(バンクイックの場合は借入残高によって毎月の返済額が変わります。10万円以下で2,000円)
その次の月に追加で5万円借りた場合、次回の返済額は「4,000円」になります。
ただし自動支払い返済を利用したい場合はじぶん銀行の口座を開設する必要がある点は要注意じゃ。もちろんATMでの返済でもいいが、ついうっかりの返済忘れを防ぐことが出来るので、吾輩は自動支払いをオススメするぞ。
返済金額は適用される金利によって変わるという、この点はちょっと他とは違う決定方法じゃな。
多くの場合は利用残高あるいは利用限度額によって約定返済額が決定されるんじゃ。
とはいえ毎月の返済金額はかなり低めで負担になりにくい。その分返済期間が長くなるデメリットがあるから随時返済(追加返済)を上手く利用するとよいぞ。
じぶん銀行はauユーザーならお得に使える!そのヒミツは?
ところで、じぶん銀行といえば「au」ですよね。
KDDIが出資していますので当然ですが、もし自分の携帯電話のキャリアが「au」なら、よりお得にじぶん銀行・じぶんローンを利用することが出来るんです。
「プレミアムバンク for au」というサービスがあり、これを利用すれば普段のATM利用手数料が0円になったり、預金の金利がアップするなど様々な特典を受けることが出来ます。
もちろんじぶんローンにも特典があり、見逃せない内容になっています。
最大0.5%の金利優遇が受けられる!
そうなんです。
「プレミアムバンク for au」に入っていると、じぶんローンの金利が優遇されるんです。
先ほど「誰でもコース」と「借り換えコース」の2つのコースがあることをご紹介しましたが、それぞれ「0.1%」と「0.5%」の優遇利率がつくんです。
名前はそれぞれ
- カードローン限定au割 誰でもコース
- カードローン限定au割 借り換えコース
とちょっとだけ変わります。
優遇される金利は驚くほど大きな数字では正直ありませんが、auの携帯電話を利用しているなら見逃せませんよね。
優遇を受けたらどうなる?金利徹底比較
通常金利と優遇金利で、どれくらい変わるのか比較してみましょう。
利用限度額 | 通常 | 誰でも (優遇金利) |
借り換え (優遇金利) |
---|---|---|---|
10万円~100万円 | 13.0%~17.5% | 12.9%~17.4% | 12.5% |
110万円~200万円 | 9.0%~13.0% | 8.9%~12.9% | 8.5%~12.5% |
210万円~300万円 | 7.0%~9.0% | 6.9%~8.9% | 6.5%~8.5% |
310万円~400万円 | 6.0%~7.0% | 5.9%~6.9% | 5.5%~6.5% |
410万円~500万円 | 5.0%~6.0% | 4.9%~5.9% | 4.5%~5.5% |
510万円~600万円 | 4.5%~5.0% | 4.4%~4.9% | 4.0%~4.5% |
610万円~700万円 | 3.5%~4.5% | 3.4%~4.4% | 3.0%~4.0% |
710万円~800万円 | 2.4%~3.5% | 2.3%~3.4% | 1.9%~3.0% |
「誰でも」は0.1%なので大きな差は感じられませんが、「借り換え」になるとかなり大きな差を感じますね。
先ほど「じぶんローン」の最高金利は決して銀行カードローンの中では低くない、むしろ消費者金融に近い高めの金利ということを書きましたが、「借り換えローン」だけでいうと「バンクイック」の金利よりも下回っています。
限度額 | 借り換えローン | バンクイック |
---|---|---|
100万円 | 12.5% | 12.6% |
とはいえ資金用途が「借り換え」なので、ちょっと比較としては弱いところはあるのですが…。バンクイックで借り換えを考えるなら、こちらの方がお得であることは間違いありません。
カードローン目的の場合0.1%は大して変わらないのはそうなのじゃが、自動支払い返済が利用できる点、そして申込みの際に必要書類が要らなくなる(300万円を超える場合は別じゃ)点からしても、加入しておいて損はない。
また、すでに他のカードローンを利用していて借り換えを考えているなら0.5%もの金利優遇がつくのは魅力じゃ。ぜひ検討してもらいたいところじゃな。
連携と手軽さでサブ利用にもオススメです!
じぶんローンだけでなく、じぶん銀行そのものが「利用の手軽さ」、「ネットとの連携の強さ」という魅力を持っているように感じられました。
カードこそ手元に届くまで1週間程度かかってしまいますが、その日のうちに振り込みでお金を借りることも可能ですし、利用明細書もすべて会員サイトで確認でき、自宅に郵送されることはない点も家族に内緒でコッソリ借りたいという方にマッチしています。
とはいえ都市銀行と比べてメジャーと言えないのは確か。メインバンクにするには不安が残るという方もいるでしょうから、じぶん銀行をサブバンクとして口座を開設しつつカードローンも利用する…というのが賢い使い方かもしれない、と思いました。
特にauの携帯電話(スマホ)を持っているなら手放しでオススメできます。
金利優遇もそうですが、預金口座の金利も高くなりますしATMの利用手数料も0円とその利便性の高さは大きな魅力です。
auユーザーならアプリで通帳を持つことが出来るといった、現代人に合わせた作りもとてもいいですね。
いちいち郵送で書類を送る必要もなくスピーディ、かつ管理もスマホやパソコンがあればそれだけでOKの手軽さ。
もしかしたら、ネット銀行のカードローンはこれからのスタンダードになっていくかもしれません。
【参考ページはこちら】
カードローン会社の一覧をチェック
ネット銀行は店舗がなくて不安という人も多いじゃろうが、逆に引っ越しなどで環境が変わっても問題なく利用し続けることが出来るメリットにもなるんじゃ。
特にキャリアがauならばよりお得に利用できるのも魅力といえるな。最近はMNPなどで頻繁にキャリアを変える人もいるじゃろうが、しばらく腰を落ち着けてキャリアをauにしておく、という人は口座も開設してみてはいかがじゃろうか?
意外と若い人の方がauとの繋がりから知っているかもしれんのう。
スマホや携帯電話の中に通帳があるようなもので、わざわざATMまでいかなくても口座残高を確認できたりと非常に便利に利用することが出来るんじゃ。
今でこそ多くの銀行がネット上で情報を確認出来るようになったりしておるが、そのさきがけといってもいいかもしれんな。
名前こそちょっと変わっておるが、三菱UFJ銀行も出資しておるきちんとした銀行じゃ。