複数社でも借りられるカードローンのよくある質問は?
カードローンを利用していると、限度額まで達成してしまうことってありますよね。限度額まで達成してしまったら、それ以上の借入れは出来ず、返済のみになってしまいます。
けれど、そんな時に限って急な出費があったり、飲み会に誘われたり…お金が必要になる事ってありますよね。そこで、考え付くのが新たなるカードローンへの申し込みです!複数社からカードローンで借入れするにはどうしたら良いのか、その質問を紹介しますので、答えを探っていきましょう。
意外に知らない?限度額は年収で決まっている
複数社からカードローンで借入れしようと思っている人の、よくある質問は以下になります。
- いくらまで借入れできますか。
- 他社に借入れがあっても借入れできますか
- 過去に延滞があっても借入れできますか
いくらまで借入れできますか?
いくらまで借入れできますか?
この質問の答えは「一人一人の年収によって変わってきます」ですね。
カードローンの商品自体には、最大融資額500万円といった感じで限度額は決まっています。
けれど、実際に最大融資額まで借入れできるのかと言えば、そうでは無いのです。
銀行ではだいたい年収の1/2~1/3まで、消費者金融であれば総量規制がありますので、他社借入れと合わせて年収の1/3までとなります。
総量規制とは
消費者金融とは
貸金業者には消費者金融や信販会社等があることを紹介しましたが、消費者金融とは具体的にはどんなところがあるのか、想像がつきますか?
- アコム
- プロミス
- アイフル
- SMBCモビット
- フクホー
- アロー等…
アコムやプロミスなど大手消費者金融はCMでも見かけますので、知っている人も多いですよね。下2つフクホーやアロー等は中堅消費者金融となります。他にも、学生ローンのマルイやイーキャンパス等も消費者金融となりますよ。
消費者金融は全国を融資対象としている大手消費者金融、融資エリアを限定している中堅消費者金融、利用対象者を限定している学生ローンなど様々なタイプがあるのです。
知っておきたい!銀行カードローンの融資限度額
銀行カードローンでは、各銀行によって審査基準が異なりますので、一概に年収のいくらまでといった決まりはありません。
三菱UFJ銀行の場合
例えば三菱UFJ銀行が運営しているカードローン「バンクイック」では、最大融資額500万円とあるだけで、その他の融資額に関する条件は表示されていません。
もちろん各銀行には審査基準がありますので、表示していないだけでお、審査基準に沿って審査がありますよ。
審査
審査では、年収の他にも勤務先、勤続年数、居住年数等がポイントとなります。
いくら年収が高くても、自営業だったり、勤続年数が1年経っていなかったりすると、評価は低いです。
なぜなら公務員や大手企業に勤めている人に比べると、収入が安定しているとは言えないからですね。このように融資限度額は年収+αで決定されるので、一概に年収がいくらだから、限度額はいくらというように、ハッキリ答えることができないのです。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では最大融資額が500万円となっておるのじゃ。
だが、やはり誰でも500万円まで借りれるというモノではないのじゃ。
消費者金融のような総量規制はないが、銀行独自の審査基準に基づいて決定されるのじゃぞ。
他社借入れや延滞があっても申し込める!中堅消費者金融
それでは、残り2つの質問の答えも探っていきましょう。
他社に借入れがあっても借入れできますか
他社に借入れがあっても、借入れできるのかと言えば、借入先次第で借入れが可能となります。例えば、銀行カードローンや大手消費者金融に申し込みをすると、借入れできる可能性は低いです。これらは、互いに信用情報機関を通して情報を共有していますので、誤魔化すこともできません。
信用情報機関
信用情報機関では、申込者の申込情報を登録して、既に借入れを行っていないかチェックしています。そもそも消費者金融では、貸金業法によって申込があれば信用情報機関を照会して、申込者の借入れ履歴をチェックすることが義務付けられているのです。
これは借り過ぎを防ぐために取られた対策となっています。この信用情報機関で過去の借入れをチェックするため、他社に借入れがあるかどうかは丸わかりなのです。
申込情報の内容
申込情報の内容は、氏名、生年月日、電話番号、運転免許証等の記号番号、申込日、申込商品種別等になります。これらの情報が申込日から6ヶ月を超えない期間で登録されていますよ。
ただし現在契約をしている場合は、契約の種類、契約日、貸付日、契約金額、貸付金額等が契約継続中及び完済日から5年を超えない期間で登録されていますので、他社で借入れしている場合は、その情報が完済後5年間は登録されるのです。
信用情報
こういった、申込情報、契約情報、返済・支払状況、利用残高などを信用情報と言います。カードローンを利用するには信用情報が大切だと聞いたことはありませんか?
すでに借入れをしていて、信用情報機関に信用情報が載っていると、新たなカードローンを作る時に参考となってしまうのです。けれど、返済日に遅れず、数年間借りては返すという約束が守れていれば、信用情報があることはプラスとなります。
信用情報 | 優良顧客 | 新たに貸したくない顧客 |
---|---|---|
融資額 | 余裕がある | 上限に達した |
返済日 | キッチリ守る | ギリギリ守るor延滞あり |
取引きを始めてからの期間 | 1年以上 | 半年未満 |
優良顧客に認められると、高額融資が可能になったり、低金利で借入れが可能になったりします。つまり、「信用できる人」「お金を貸しても返済してくれる人」と判断できるからですね。
この場合であれば、新たに銀行カードローンや大手消費者金融に申し込みをしても借入れ可能となりますよ。けれど、限度額まで達していて返済が苦しくて他社に借入れを申込む場合は、銀行カードローンや大手消費者金融は避けた方が無難でしょう。その場合は、中堅消費者金融が申込先となりますよ。
過去に延滞があっても借入れできますか
過去に延滞があっても借入れできるのかと言えば、ブラックになっていても借入れOKのところへ申し込みをすると、借入れは出来ますよ。こちらも中堅消費者金融となります。
フクホーやアローでは、過去に延滞がある人でも、現在延滞が無ければ、借入れすることが可能なのじゃ。
キャッシングのフタバでは、他社での借入が4社以内までなら融資対象となるのじゃ。
だから、既に複数社に申し込みをしていても借入れできる可能性があるのじゃ。
延滞があれば銀行や大手消費者金融では借り入れできないのじゃ。
延滞情報は信用情報機関を通して、他社にも丸わかりだからムリな申し込みはせず、中堅消費者金融に申し込むのが正解じゃぞ。
複数社でも借りられるカードローンの質問と答え
最後に、これまで紹介してきた、複数社でも借りられるカードローンの質問と答えを整理しておきましょう。良くある質問としては「いくらまで借入れができるのか」「他社に借入れがあっても、新たな借入れができるのか」「過去に延滞があっても借入れができるのか」でしたね。
これらは全て、中堅消費者金融へ申し込むことで借入可能となりましたね。ただし、いくらまで借入れできるのかは年収次第となりますので、既に年収の1/3まで借入れしている場合は、消費者金融での借入れはできません。その場合は、返済あるのみですね。
大手消費者金融と、中堅消費者金融の違いは営業規模にあります。大手消費者金融では、銀行がバックについていて資金が潤沢にある場合がありますが、中堅消費者金融では資金に限りがあります。
消費者金融 | グループ会社 |
---|---|
アコム | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ |
プロミス | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
フクホー | ― |
アロー | ― |
そのため、最大融資額が50万円、100万円といった小額なところもあります。
その代り、中堅消費者金融は大手消費者金融では借りられない人の受皿ともなっています。
ただし、中堅消費者金融では、名前があまり知られていないところが多いですので、間違って闇金に申し込まないように、しっかり登録番号を確認しましょう。安心してカードローンを利用するには、大切なことですね。
【参考ページはこちら】
フタバのキャッシングはブラックも借りられる?
よくある質問の、「いくらまで借りられるのか」といえば、年収次第じゃぞ。
他社に借入れがあったり、延滞があったりする場合は、銀行カードローンや大手消費者金融では断られる可能性が高いのじゃ。
そんな時には過去に借入れ実績もある中堅消費者金融がオススメじゃぞ。
ただし、登録番号はあるか、固定番号の表示があるか、金利は利息制限法を守っているかなどチェックし、正規の消費者金融で借りるのじゃぞ。
そのため、年収が高ければ高額融資も可能だが、年収が低ければ高額融資は望めないのじゃ。
だいたい銀行カードローンで年収の1/2から1/3までが借入限度額、消費者金融で年収の1/3までと言われておるのじゃ。
消費者金融では、総量規制という法律で決められておるから、貸金業者からの借入総額が年収の1/3を超えることは無いのじゃぞ。