どっちを選ぶ?瀬戸信用金庫のカードローン2つを丁寧比較!
瀬戸信用金庫には、2つのカードローンがあります。
実はこのカードローン、どちらもとっても申込みやすく、他では借りにくいような方にも対応しています。しかも一方は他にはない低金利!
ただし2つの間には微妙な差もありますので、利用条件を詳しくチェックしなくてはなりません。これからそのこところを詳しく解説していきます。
お時間のない方は、ラストの段落にタイプ別まとめを掲載していますので、そちらからどうぞ!
瀬戸信用金庫【ベンリー】と【セトカ】申込み条件の比較
瀬戸信用金庫の2つのカードローンは、【ベンリー】と【セトカ】という、ニックネームのような憶えやすい名前になっています。
でもこの名前だけでは一体どんな特長があるのか、全く想像がつきませんね。
これからこの2つのカードローンの特長について、じっくり丁寧にご紹介していきたいと思います。
まずは年齢制限についてです。
年齢の上限が異なりますので、どちらか一方だけしか借りれない方もいるかもしれません。特に高齢者の方は要チェックですよ。
ベンリーは71歳まで申込める!
一般に銀行カードローンの申込み年齢上限は65歳までというのが普通ですが、信用金庫のカードローンは比較的上限が高く、高齢者の方も借りやすくなっていることが多いのです。
瀬戸信用金庫の2つのカードローンではどうなっているのでしょうか?
【ベンリー】 | 【セトカ】 |
---|---|
満20歳以上満72歳未満 | 満20歳以上65歳未満 |
ご覧になれば分かるように、セトカの方は極一般的な年齢上限ですが、ベンリーの年齢上限は満72歳未満。
これは他の銀行や信金と比べてもかなり高い部類です。
ベンリーは高齢者にもお薦め!
最近は高齢者の方にも、カードローンへの注目度が高まっています。これは早期退職や年金受給年齢の引き上げといった、高齢者に厳しい近年の情勢が背景です。
一方で、このような高齢者の弱みに付け込む詐欺も急増中!お金の借り方をよく知らずにいると、このような詐欺被害に遭う可能性もあるので要注意です。
このような点からも、信用金庫カードローンは、高齢者の方には是非知っておいて頂きたい借入方法なのです。
その際にネックになるのが申込み時の年齢制限。でもベンリーなら余裕タップリですので、高齢者の方でも安心です。
ベンリーとセトカの利用条件には違いがある
しかし年齢制限はクリアできても、やはり利用条件を満たしていないと申込むことはできません。
下にベンリーとセトカの利用条件を一覧でまとめましたのでご覧ください。
【ベンリー】 | 【セトカ10万円-50万円】 | 【セトカ60万円-100万円】 |
---|---|---|
パート・アルバイト○ | パート・アルバイト○ | パート・アルバイト× |
専業主婦○ | 専業主婦○ | 専業主婦× |
学生・年金受給者○ | 学生・年金受給者△(※) | 学生・年金受給者× |
(※)説明書を読む限りでは申込み可能か明確ではない
これを見ますと、この中ではベンリーが最も利用できる人の範囲が広いということが分かります。
ベンリーは年金受給者・学生もOK!
先ほどご説明したように、ベンリーは年齢上限が非常に高いというのが特長ですが、年金受給者でもOKです。
年金以外に収入がないと申込みできないカードローンも多い中で、これは非常に嬉しい対応ですね。
しかも満72歳未満、つまり71歳まで申込み可能。
さらには高齢者だけでなく、学生についても柔軟対応なのがベンリーです。ベンリーは若い方から高齢の方まで、実に幅広い利用者をカバーしているカードローンですね。
専業主婦はベンリーとセトカどちらもOK
では専業主婦の方への対応はどうなっているのでしょうか。
近年消費者金融では収入のない人が申込めなくなったため、専業主婦の方にとってカードローン選びはなかなか頭が痛い問題です。
しかし瀬戸信用金庫では、2つのカードローンどちらでも無職の主婦の方が申込めます。セトカの極度額の高い借入についてのみは、制限が設けられていますが、50万円までならばいずれでも借入可能ですよ。
極度融資額を比較!ベンリーとセトカは幾らまで借りれる?
カードローン選びにおいて、極度額はとても気になる数字です。但し実際に借りれる額は審査結果次第ですので、限度額の高いカードローンを選べばたくさん借りれるという訳ではありません。
ベンリーは最大300万円まで対応!
先ずはそれぞれの限度額を調べてみました。これを見ると、ベンリーの方が極度額が高いですね。でも実際の利用枠は、審査によって決定します。
【ベンリー】 | 【セトカ】 |
---|---|
10万円以上300万円以内 | 10万円以上100万円以内 |
しかし審査をする前から、既に貸付額の上限が定められてしまっている人達も居ます。ご紹介した通り、パート・アルバイト・学生・専業主婦・年金受給者の方については、ベンリーでは100万円以内までしか借りることができません。
(⇒カードローンを利用できる職業とは)
またセトカの場合、パート・アルバイト ・専業主婦は50万円までしか申し込めません。
【セトカ】 パート・アルバイト・専業主婦は50万円まで
ベンリーは専業主婦でも100万円まで借りれる可能性がありますが、専業主婦でここまで借りれるところは他にはなかなかありません。
但し主婦が自分でお金を稼いでいなくても借りれるのは、家計収入が別にあるからです。つまりどちらのカードローンも、配偶者、つまりご主人の収入の安定度が審査のポイントなのです。
といっても、ご主人やご主人の勤め先に連絡が入るといった心配はありませんのでご安心ください。瀬戸信用金庫のいずれのカードローンも、主婦の方が内緒で借りることは可能ですよ。
極度額は保証会社とも関係している?
ところでカードローンの極度額は、実は保証会社とも大きく関係しています。
一般に大型のカードローンは消費者金融や信販会社が保証をしていることが多く、審査にも通りやすい傾向があります。
瀬戸信用金庫 ベンリーは、 SMBCコンシューマーファイナンス、つまりプロミスの保証で、より沢山借りれる可能性があります。
【ベンリー】 | 【セトカ】 |
---|---|
SMBCコンシューマーファイナンス | しんきん保証基金 |
但し過去にプロミスを利用中、自己破産など金融事故を起こしたことのある方はご注意ください。今回の審査に影響が出る可能性は大です。
ベンリーは専業主婦でも100万円まで借入可能。これはベンリーの保証がプロミスであることとも関係しておる。申込やすさや借りやすさは、消費者金融が保証しているからなんじゃな。
瀬戸信用金庫ベンリーとセトカの金利はどのくらい?
次に金利についてです。
同じ信金が取り扱っているカードローンでも、金利の低いカードローンほど審査は厳しくなる傾向があります。
カードローン審査に確実に通りたいなら、金利も重要な判断材料のひとつなのです。
ベンリーは平均的、セトカの低金利が際立つ!
ベンリーとセトカの金利を見てみましょう。
【ベンリー】 | 【セトカ】 |
---|---|
4.9%、8.9%、14.0%(変動金利) | 10%(固定金利) |
セトカはどれだけ借りても年利は10%ですが、都市銀行のカードローンと比べても、これはかなりの低金利です。
試しに東海地方の信用金庫のカードローン(固定金利のもの)と比較してみましょう。
信用金庫 | カードローン | 金利 |
---|---|---|
東春信用金庫 | とうしゅんカードローン | 14.5% |
豊田信用金庫 | とよしんカードローン | 12.0% |
蒲郡信用金庫 | 小型カードローン | 13.5% |
大垣西濃信用金庫 | だいしんカードローン | 14.3% |
中日信用金庫 | しんきんカードローン | 14.5% |
愛知信用金庫 | あいしんカードローン | 13.0% |
これを見ると、信金の中でもセトカの金利がいかに低いかが分かるでしょう。
金利面では、セトカは一押しのカードローンです。
一方ベンリーの金利は、利用額によって異なる3パターンで、いずれも平均的な数値となっています。
しかしベンリーの金利とて大手都市銀行に引けを取らん。申込やすさで選ぶか金利で選ぶか、これは迷うところじゃな。
タイプ別に選ぶベンリーとセトカ!あなたはどちら?
ここまでは瀬戸信用金庫の2種類のカードローンの基本的な特長をご紹介してきましたが、次にどちらがよりピッタリなのか、申込む方のタイプ別に見ていきたいと思います。
一般的な会社員なら低金利のセトカ
正規雇用の会社員の方なら、どちらのカードローンでも申込むことができます。
特にたくさん借りたいという方にはベンリーですが、100万円以内の借入ならば低金利のセトカがお薦めです。
ただ勤続年数が1年未満だったり、年齢に比べて収入が少ないなど、属性に自信のない方はベンリーで申込む方が確実でしょう。
パート・アルバイトが確実に借りるならベンリー
パート・アルバイトの方は、50万円までであれば、ベンリーでもセトカでも申込むことができますよ。
金利の低さではやはりセトカがお薦めですが、確実に借りたいのならば、より審査に通りやすいベンリーがいいでしょう。早い目の返済を心がけることで、金利差は十分にカバーすることができます。
但しその際には、配偶者など安定した収入のあるご家族の存在が重要なポイントになります。申込みの際には、その点の申告間違いのないように気をつけてください。
専業主婦はご主人の収入が審査のポイント
専業主婦の方も、ベンリーでもセトカでも申込むことができます。
利用金額にはどちらにも上限が決められていますから、よりたくさん借りれるという点ではベンリーがお薦めです。金利が若干高い分、ベンリーの方が審査にも通りやすいでしょう。
【セトカ10万円-50万円】・・・専業主婦は50万円まで
ただし審査に通るかどうかは、やはりご主人の収入の安定度にかかっています。
ひょっとしたらご主人の年収を申告する必要があるかもしれませんが、それによって家族にバレるといった心配はありませんので、どうぞ安心してお申し込みください。
学生が申込めるのはベンリーだけ
学生の方は、ベンリーのみの申込みとなります。
学生の申込みに対応している金融機関は意外と少ないですから、瀬戸信金のベンリーはなかなか貴重な存在です。
申込みの際には、本人確認書類として運転免許証、健康保険証、パスポート、住民基本台帳カード(顔写真付)が必要ですが、それ以外に学生証などを求められる可能性もあります。
ただし年齢制限は20歳以上ですので、未成年の場合は申込むことができません。しかし成人していても、本人収入だけでなく実家など経済的なバックグラウンドも必要です。
親への連絡など確認があるかどうか、またバイト先への在籍確認があるかどうかは状況次第といったところです。内緒で借りたい方も多いでしょうから、気になる方は申込時にその辺の事情をあらかじめ相談しておくことをお薦めします。
年金受給者はベンリーでの申込が確実
年金だけで生活している高齢者の方であれば、ベンリーでの申込みとなりますが、アルバイトや家賃収入など、何らかの形で収入が見込める方ならば、セトカの方でも申込みOKです。
ベンリーの申込み年齢制限は72歳未満までと非常に柔軟だという点からも、やはりベンリーの方がより確実でしょう。
【セトカ】 × 年金収入のみ ○ 年金以外に収入あり
但しそのベンリーにも利用期限は設けられています。75歳の誕生月の末日が期間満了日ですので、これを超えて新たな借入はできません。
高齢になっても借りれるのはいいのですが、返済計画を立てておかないと、75歳以降の生活が苦しくなってくる危険性があります。
一方セトカの利用期限は70歳の誕生日まで。どちらで借りるにしても、利用年齢の上限を目安に返済計画を立てておくことが大切です。
〈申込〉上限年齢 | 〈利用〉上限年齢 |
---|---|
【ベンリー】71歳 | 【ベンリー】75歳 |
【セトカ】64歳 | 【セトカ】69歳 |
条件的に選択の余地のない人もおるが、正社員の人ならより金利の低い セトカを選ぶことが可能じゃ。
瀬戸信用金庫なら安心借入!但し営業エリアにご注意を
瀬戸信用金庫の2つのカードローン、あなたにはどちらがピッタリでしたか?
ベンリーの幅広い対応が目を引きますが、低金利のセトカだって、パートや専業主婦への対応はバッチリ。いずれも他にはない申込みやすさではどなたにもお薦めできるカードローンです。
ただ信用金庫には営業エリアがあって、営業エリア内にお住まいの方や勤務している方以外は融資を受けることができません。
瀬戸信用金庫の営業地域は、愛知県と岐阜県の一部(多治見市、土岐市、可児市)です。申込みに先立っては、このエリアを必ず確認するようにしてください。
【参考ページはこちら】
遠州信用金庫のカードローン情報はこちら
この2つが選べるので、専業主婦や年金受給者、学生でも瀬戸信用金庫での借入が可能になっておる。
但し瀬戸信用金庫には営業エリアがあることを忘れんようにな。10%という低金利で借りれるのは、愛知県と岐阜県の一部に居住もしくは勤務している人だけじゃ。
特にベンリーは年齢上限も71歳まで対応、パートやアルバイトだけでなく、専業主婦や年金受給者、学生もOKじゃ。
セトカも60万円からの借入は条件が厳しくなるが、50万円までならパート・アルバイト・専業主婦も申込めるんじゃよ。