審査通りやすいは嘘!カードローン審査で信用してはいけない情報
カードローン審査に関する情報の中には、カードローン審査に通りやすい金融機関の情報が存在します。ですが、無根拠なので信用してはいけない情報なのです。
今回は具体的にどのような情報が危ないのかを案内していきますので、カードローンを安全に使いたいという方の参考になれば幸いです。また、ローン審査そのものの審査基準についても解説しています。
審査の前にチェック!こんな人はカードローン審査に落ちてしまう
カードローン審査で通りやすい人になるために学ぶべきことは、カードローン審査で通りにくい人について学ぶことです。
なので、先ずはカードローン審査で通りにくい人のポイントをまとめてみようと思います。
- カードローン契約を複数の業者で行っている
- カードローンの業者が消費者金融ばかり
お金を借りられない人は、基本的にこれらの対応を全くしないままで、新しいローンを組んでいる場合が多いです。
すぐに対応しようと思えば対応できるものばかりなので、なるべくカードローン審査で通りにくいポイントは減らしたほうが良いです。
どんな風に減らせば良いのか?審査で悪いポイントを減らす方法
前述では、カードローン審査で通りにくい人の案内をしました。
しかし、どのようにすれば悪いポイントを減らせられるのか案内していなかったので、今回は詳細について案内させて頂きます。
今では「おまとめローン」というものがあります。現在の借入が多く返済に困っている場合は、銀行などでカードローンを統合してしまったほうが良いでしょう。
返済で利用する口座も1口座だけで済みますし、電話やメール(もしくは通知)に関しても、今より対処しやすい状況となり、しかも大半のおまとめローンは100万円以上でも対応可能となっています。
消費者金融であっても、カードローン契約をされていたのであれば、返済の実績により信用が高まっている人が多いです。
つまり、銀行で借換することも可能なので、銀行でカードローン返済を引き継ぐと良いでしょう。
返済に長い期間を要するローンは、早い段階で銀行カードローンで返済としておいたほうが良いです。
中小は審査が甘い!?審査に通りやすいという情報は信用できない
消費者金融は銀行同様で融資を行っています。また、消費者金融、銀行のどちらかでカードローン審査に通らなかった人は、インターネットの噂を信じて中小消費者金融でカードローン審査を受ける人が多いです。
ですが、銀行や消費者金融に比べてカードローン審査が甘いわけではありません。なので、申し込み内容によってはカードローン審査に通ることはないでしょう。
以下の条件をクリアできる人でなければ、カードローン審査の申し込みを行わないほうが賢明です。
- 収入が安定している
- 返済が安定している
- 現在、大きなローン(100万円以上の融資)の契約件数が少ない
意外と知られていない!年収が少ない人も審査で評価される
現代のカードローンで良く言われているものに、「年収とカードローン審査の関係」があります。
カードローン審査では返済能力も確認されますので注意してください。返済能力は、分類上では大まかに2種類に分けられていることが多いです。
返済が確認されるわけなので、返済額の大小は関係ありません。重要なのは、安定して返済を行われていたか?です。
返済が毎月で1万円と小さかったとしても、将来的にカードローンでは増額審査のチャンスが巡ってきやすくなります。
また、返済を行っているローン件数も無関係です。なので、クレジットカードとカードローンを1件ずつで、毎月合計で1万円程度であっても、実績として評価されるようになっているのです。
実は金融事故もカウントされています。CIC(シー・アイ・シー)という個人信用情報機関が有名ですが、CICで自分の個人信用情報を照会すると、今までの金融事故と迷惑をかけてしまった業者の詳細情報を開示することができます。
これはカードローンを販売している金融機関でも同じです。カードローン審査では、個人信用情報を開示してから、カードローン申請者の情報に誤りがないかチェックされています。
つまり、金融事故が多いとカードローン審査で通りにくい人になるのです。
年収とローン審査の関係!年収が意味を持つケースはある?
前述では、年収が多くてもカードローン審査ではあまり意味がないと案内しました。
ですが、正確には並大抵の収入では、年収の属性的に対して影響を与えられないだけです。
個人信用情報におけるスコアリング(採点)のようなものです。
スコアリングが高くなるほど、「カードローン審査で通りやすい人になれる」わけですが、大半の人は属性が低いか普通のどちらかである場合が多いです。
というのも、何度も案内しましたが年収だけでは、スコアリングが大きくなりづらいからです。
例えば、「年収500万円以上の人が2人」いた場合ですが、下手をすると片方は100万円未満までしか借りられず、もう片方は200万円以上でもOKであったりします。
このような審査対応を知ると、カードローン審査は不平等・・・と感じるかもしれません。ですが、2人の個人信用情報(下の表)をチェックしてみると差が発生する理由が良くわかります。
Aさん | Bさん |
---|---|
・年収500万円 ・中小企業に勤めている ・独身 ・アパート住まい ・電話は携帯のみ所持 |
・年収500万円 ・公務員として働いている ・独身 ・寮で生活している ・電話は携帯、固定電話を所持 |
Aさんはカードローン審査に通ることはあっても、これでは高額ローンは難しいです。というのも、収入の安定性が確認しづらく、且つアパート住まいなので、毎月の支出についてもBさんより多いからです。
Bさんは公務員として収入が安定しています。寮に入っているため、毎月の支出も抑えられている場合が多いでしょう。
しかも、固定電話が入っているため、通常よりスコアリングが高くなりやすいのです。
このように年収が同じでも、「返済が安定する人のほうが高評価」という点を忘れてはいけません。
また、生活そのものが安定している人ほど評価されるので、そのようなことも意識したほうがカードローン審査が安定しやすいのじゃ。
どんな人がカードローン審査に通る?審査で通りやすい人の特徴
カードローン審査で通りにくい人の案内をしてきましたが、ここからはカードローン審査で通りやすい人の案内を行っていきます。
まず、カードローン審査で通りやすい人の特徴からとなりますが、一番大きな特徴はカードローン以外のローンで実績を持っているかどうかです。
具体的には、下記のようなローンの内どれか1つで契約を組んでいると、カードローン審査で通る可能性が上がります。
- キャッシング
- クレジットカード
- 信販系ローン
カードローンとキャッシングは似通っていますが、正直なところキャッシングで契約されていても、カードローン審査で受かることが可能です。
というのも、「キャッシングは短期間での返済が多い」ため、実際の返済能力の限度を見極めやすいからです。
次にクレジットカードは、今では「審査が早いローンの1つ」として有名です。つまり、クレジットカードの審査で中々通らないという場合は、カードローン審査はさらに厳しく、且つ審査に長い時間がかかってしまう・・・ことが多いのです。
最後に信販系ローンですが、大半の人は家電品を購入する際に信販系ローンを組んでいる人が多いです。
新社会人になった方でも、冷蔵庫・洗濯機などの必要な家電品をセットで購入していたりします。そのようなローン履歴がある場合は、強気でカードローン審査を受けに行っても問題ありません。
信販系ローンでもそうですが、契約後に返済されているローンに関しては、記録に残るようになっているので、他の業者でもチェックしてくれる記録の1つなのです。
コツコツ型も評価される!ローンは小さな返済も評価の対象となる
ローン件数だけでなく、金融事故についてもカウントされていることを案内させていただきました。
このケースについてですが、例えば携帯料金の支払いもカウントされているので、ローンと言われているものだけチェックしておけば、良いというわけではありません。
携帯料金が未納の場合、「コンビニで未納分を支払える用紙」が届きます。こちらは、到着してからなるべく早く支払いに行ったほうが良いでしょう。
というのも、この用紙が到着してから返済までにどれだけかかったのか・・・も、カウントされているからです。
具体的に、以下のような形で支払いが滞っていると、携帯会社のほうでも悪い評価を付けるようになります。
- 支払いが1ヶ月以上で遅れている
- 連絡を行ったが電話による返事がまったくない
- 郵送物が届かない状況になっている
基本的に連絡があった場合は、こちら側からも意思を伝えておいたほうが良いです。そのような連絡がないと、支払いをする意思がないのではないか?と思われてしまうからです。
また、携帯料金が未納となっている状況を放置していると、将来的には「ブラック」の扱いを受けることもあります。
金融機関などでブラックリスト入りされることを主に言います。
ブラックリスト入りしてしまうと、お金を借りられないだけでなく、現在の借入について一括で返済するよう連絡が入ることもあります。
小さな返済も評価されるので、そのことも忘れず対処したほうが賢明じゃろう。
金融事故に注意!金融事故が存在するとお金を借りられない
金融事故に関しては、放置しておくと面倒になるということを案内させていただきました。
ですが、金融事故には対処方法も存在するので、重要なのは対処方法を知った状態で対処しているかどうかとなります。
例えば、以下のような状態に陥った場合は対処方法も違ってきますので、返済額だけで判断してはいけないのです。
このケースでは、簡単な対処方法で問題を解決できる場合があります。
それは「相談」です。例えば、ローンの返済が遅れそうなのであれば、「申し訳ありませんが返済で遅れそうです」と連絡しておくと良いでしょう。
連絡があると、「今月分は良いので来月分にまとめて返済をお願いします」と業者側が対応してくれることもあります。
こちらも同じように業者に対して、ありのままで良いので連絡をいれるようにしてください。何事でもそうですが、正直であったほうが損をすることは少ないです。
業者のほうで「ローンプランの見直し」をしてくれるケースもありますし、「元金だけで返済しても良い」となるケースもあります。
印象ってなに?カードローン審査で重要視される印象をチェック
カードローン審査はシステムによる審査だけでなく、人の手による審査部分も存在します。
なので、カードローン審査を受ける上では印象についても、理解を深めておいたほうが良いです。
例えば、以下のような行動が目立つと、年収や返済能力が高かったとしても評価が下がってしまいます。
- 高額ローンばかりでカードローン申請を行っている
- 審査の申し込みで情報の不備が目立つ
- メールや電話の対応で借入に対して焦っている印象が見られる
高額ローンばかりでカードローン申請を行っていると、逆に最低限で貸せる金額のみで審査が行われるようになります。つまり、「要注意人物」として見られているので、信用を最低限のところから積んでもらうように仕向けるわけです。
このように印象が悪くなってしまうと、カードローン審査で通りやすい人であっても、複数のカードローンで契約するのが難しい場合が増えるなど、何かとデメリットが多くなりやすいです。
それと、カードローンの利用を焦っているようでは印象が悪くなるので、落ち着いてローン契約を組むことも大事なのじゃ。
審査の重要ポイント!カードローン審査で評価されるコツはこちら
カードローン審査で通りやすい人の特徴をまとめました。
少しでもカードローン審査で良い印象を持ってもらいたい場合は、以下のポイントに気をつけて審査を受けましょう。
年収 | ・年収が安定している ・収入の証明が行える |
---|---|
勤め先 | ・公務員、大手企業勤めは評価が高い ・中小企業では普通の評価となる |
勤続年数 | ・1年以上の場合に評価される ・5年以上で高評価となりやすい |
雇用形態 | ・正社員は評価が高い ・自営業、パートやアルバイトでは評価が低い |
居住年数 | ・10年以上で高評価 ・転居が目立つと低評価 |
借入履歴 | ・遅延が少ない ・ブラックの扱いを受けていない |
実績 | ・ローンを定期的に利用している ・返済実績が長いと高評価 |
【参考ページはこちら】
口コミで賛否のあるカードローン使ってもいい?
カードローン審査は中小消費者金融であっても甘くないのじゃ。なので、銀行や消費者金融で審査の甘さに違いがあるというのも、今では信用できない情報と判断して良いじゃろう。
カードローン審査で通りやすい状況を作りたい場合は、現在の借入、返済を安定させたほうが良いじゃろう。小さな借入、返済であってもカードローン審査では評価されるのじゃ。
また、カードローン審査はローン件数が多い場合も不利になるのじゃ。そのことも理解してカードローンで借入を行ったほうが良いじゃろう。