きのくに信用金庫4つのカードローンを徹底比較!
きのくに信用金庫には個人が利用できる借り入れとして住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの取り扱いがあります。
また、利用目的が決まっているローン以外にも、自分が好きな時に自由に借り入れをする可能なカードローンの取り扱いもあります。
きのくに信用金庫には4つのカードローン商品があるのですが、全てのカードローンで利用可能金額、申し込み条件、返済方法等が異なっているわけですね。
(⇒信用金庫のカードローン情報)
そんなきのくに信用金庫4つのカードローンを徹底比較します。自分にピッタリなカードローンを見つけましょう。
カードローンはどんな借入方法?基本情報をチェック
まずはカードローンの基本をチェックしておきましょう。
きのくに信用金庫が取り扱っている借り入れに住宅ローン、マイカーローンといった商品がありますが、これらは決まった目的のためにお金を借りて、借りたお金はその目的のために利用するというものです。
一度に必要金額を借り入れし、それを毎月返済していく形になります。必要な金額については見積書や請求書等で証明する必要があり、その目的以外の利用をすることは出来ません。
利用目的が制限されている、何に利用するのか分かっているということで低めの金利で利用できることが多くなっているのも特徴でしょう。
一方、カードローンは利用目的が自由で借り入れしたお金は何に使ってもOKです。
そして、契約時には借り入れ限度額が設定されることになります。
カードローンは、この限度額の範囲で何度でも自由にいくらでも借り入れをすることが出来るのです。
限度額30万円の場合、1万円でも10万円でも30万円でも累計で30万円になるまで何度でも借り入れOKです。限度額上限の30万円分借り入れをしてしまっても、返済していけば再度借り入れが可能になります。
一度に借り入れしている金額が30万円を超えなければ良いわけですね。このようにカードローンは使い勝手が良く、手軽であることから人気の借り入れ方法なのです。
4つのカードローンの申し込み条件を比較
きのくに信用金庫にある4つのカードローン、その申し込み条件をチェックしていきましょう。まずは共通している申し込み条件がいくつかあります。
- きのくに信用金庫営業地区内に居住もしくは勤務をしている
- 保証会社の保証を受けることが出来る
- 安定した収入がある
信用金庫のカードローン、その他の借り入れ利用を希望する場合、営業区域内に居住している、もしくは勤務しているということが必要条件となってきます。
それは信用金庫が地域貢献を目的として営業しているためですね。その地域の人に利用してもらうことを目的としているわけです。
あとはカードローンによって会社は異なりますが、保証会社の保証を受けることが必要となってきます。保証会社の保証は、万が一返済されなかった場合保証会社に返済してもらうために必要なものです。信用金庫の貸し倒れリスクを避ける目的があります。
また、安定した収入があるという事は絶対条件です。
カードローンによって年収条件は異なりますが、返済資金となる収入が無ければカードローンを利用することは出来ません。
では、カードローンによって異なる申し込み条件をチェックしていきましょう。
(⇒カードローンの審査基準をチェック!)
カードローン名 | 年齢条件 | 勤続年数・年収 |
---|---|---|
ふれあいネットカードローン | 20歳以上62歳以下 | 1年以上、150万円以上 |
プラチナカードローン | 20歳上60歳未満 | 150万円以上 加えて勤続年数か住宅ローン取引が1年以上 |
きゃっする | 20歳以上65歳以下 | 特になし |
しんきんカードローン | 20歳以上65歳未満 | 特になし |
勤続年数、年収条件があるもの、特に設定が無いもの様々です。ただ、条件がなければだれでも利用できるというわけではありません。あくまでも、審査によって返済能力がある、信用できると判断されることが求められます。
また、利用する以上は返済しなければならん。だからこそ、カードローンの利用には安定した収入があることが必要なのじゃ。
商品によって異なる!?それぞれの申し込み方法をチェック
では、きのくに信用金庫のカードローンはどうやって申し込めば良いのかについてご紹介してきましょう。申し込み方法は、商品ごとに異なっています。
カードローン名 | 申込方法 |
---|---|
ふれあいネットカードローン | インターネット |
プラチナカードローン | 来店 |
きゃっする | 電話 FAX インターネット モバイル 郵送 |
しんきんカードローン | インターネット |
ふれあいネットカードローンは、インターネットで申込みをすることが可能となってはいますが、契約手続きを行うためには来店する必要があります。プラチナカードローンも来店が必要ですね。
また、インターネットでの申込みは公式申込ページから行います。申込みボタンをクリックすると、保証会社の申し込みページ、またはそれぞれの商品申し込みページが表示されますので、案内に従って入力するようにしましょう。
契約手続きまで来店不要でOK!便利な2つのカードローン
きのくに信用金庫が取り扱っているカードローンのうち、「きゃっする」と「しんきんカードローン」の2つは、申込みから契約手続きまで全て来店不要で完了することが可能となっています。
また、来店不要で契約手続きを行う場合は、郵送で書類をやりとりすることになります。つまり、1~2週間程度時間がかかってしまうわけですね。
時間をかけず、できるだけ早く融資を受けたいという場合は、来店で手続きをすることが可能です。状況に応じて、来店か郵送か契約方法を決めると良いでしょう。
契約は来店しなければいけないものもあるし、郵送で契約できる場合も郵送手続きになるために時間がかかってしまうデメリットもあるわけじゃ。カードローン商品それぞれの申込み方法をしっかりと確認するようにしておくべきじゃぞ。
限度額や金利はいくら?4つのカードローン商品を比較
具体的な商品内容を比較していきましょう。
カードローン名 | 限度額 | 金利 | 特徴 |
---|---|---|---|
ふれあいネットカードローン | 30、50、70、100万円 | 7.5%、11.0%、14.0% (審査により決定) |
パートを含む主婦は30万円コースのみ 3年ごとの自動更新(63歳を超えての更新は不可) |
プラチナカードローン | 50、100、150、200万円 | 7.8% | きのくに信用金庫住宅ローン利用者は 金利を1%優遇 |
きゃっする | 50~500万円 (10万円単位) |
5.8%、7.5%、9.5%、12.0%、14.5% (限度額により決定) |
主婦、パート、アルバイトでも利用可能 |
しんきんカードローン | 10~50万円 (10万円単位) |
13.5% | 随時返済 |
利用限度額、金利がだいぶ違うことが分かるかと思います。高額な限度額設定が可能なカードローンは金利も低めになっている傾向があるわけですが、審査結果によっては高額限度額の設定が出来ない場合もあるわけです。
金利が一本化しているカードローン商品じゃなければ審査結果で信用が十分に判断されなかったりすれば、高めの金利設定が行われることもあるわけですね。
希望金額もあるでしょうが、限度額はあくまでも審査によって決められるものという事は認識しておきましょう。
カードローンは内緒で利用できる!家族に連絡が来る可能性とは
カードローンを利用する際、家族に知られたくないということもあるでしょう。きのくに信用金庫のカードローンは、内緒で申込み、利用をすることが可能となっています。
パートで収入がある妻が利用する場合も、夫に知られることなく契約手続きをすることが出来るのです。もちろん、夫に利用の確認連絡が行われることもありません。
実際利用をするにあたっても、きのくに信用金庫がカードローン利用の件で家族に連絡をすることはありません。返済期日に遅れてしまって返済催促を行うといった場合でも、本人への連絡が基本で家族には知られないように配慮されます。
ただし、家族へ連絡をする可能性がゼロというわけでもありません。連絡が取れなくなった、何度連絡しても返済が行われないというケースになれば、自宅に督促状が届くこともあるでしょうし、家族に本人の所在確認を行うこともあるかもしれません。
- 返済期日を守る
- きのくに信用金庫からの連絡にきちんと応じる
- 連絡先の変更があれば報告する
家族に知られずに利用したいということであれば、これらの点に注意をしておきましょう。
ただ、希望限度額が必ず設定されるわけではなく、審査によって決定するものじゃ。希望通りにならないこともあるということも覚えておくのじゃぞ。
どれを選べば良い?カードローン選びの3つのポイント
きのくに信用金庫4つのカードローンを比較してきましたが、自分がどれを選べば良いのか参考にすることが出来たでしょうか。
最後にカードローンを選ぶためのポイントを紹介しておきましょう。カードローンを選ぶためのポイントとして以下の3点が挙げられます。
- 何歳まで利用することが出来るか
- 利用限度額はいくらあるか
- 金利はいくらか
ある程度年齢を重ねての申し込みとなればあと何年利用することが出来るかということは重要なポイントの1つになってきます。
しかし、いくら長く利用できても利用できる金額、限度額が低ければ意味がないという事もあるかもしれません。限度額は自分が利用する目的、用途に対して見合うものかどうか考える必要がありますね。
また、各カードローンで金利は異なっています。同じきのくに信用金庫のカードローンで同額を借り入れしたとしても返済総額は変わってきます。金利が低ければそれだけ返済総額を抑えることが出来るわけです。
金利が違うとどのくらい返済総額も異なってくるのか、きのくに信用金庫では定額返済となっている場合が多いので、ここでは月5,000円の定額返済を行い20回の返済計画になっていると仮定して考えます。
金利10%で10万円を借り入れ
返済総額は10万9,072円、つまり金利分として5,492円支払っていることになります。
金利15%で10万円を借り入れ
返済総額は11万3,614円、つまり金利分として1万3,612円支払っていることになります。
金利18%で10万円を借り入れ
毎月の返済金額返済総額は11万6,338円、つまり金利分として1万6,338円支払っていることになります。
このように、数%違うだけで返済総額が1万円単位で変わってくることもあるわけです。借り入れ金額が大きくなれば尚更ですね。
年齢制限、利用限度額、金利、この3点がカードローン選びのポイントになってくるのです。
しっかり抑えておくと良いでしょう。
【参考ページはこちら】
三浦藤沢信用金庫を利用したい方におすすめ
カードローンは金利が少し違うだけで返済負担も大きく変わってくるものじゃ。だからこそ、自分が希望する金額と金利、返済すべき金額を考えて選ばなければならぬぞ。
限度額いっぱい利用すれば、返済すれば再び利用することが出来るというのは便利じゃな。契約期間内であれば、いつでも借入できる状況にあるというのは安心感にも繋がるじゃろう。