最高限度額300万円!ダイナースカードローンを解説
ダイナースはクレジットカードだけではなく、ローンカードとして利用することが出来るというのは意外と知られていないかもしれません。つまりダイナースのカードローンが利用できるというわけですね。
ダイナースのカードローン、実は最高限度額300万円の利用が可能という商品になのです。これだけの高額利用が自由に出来るようになれば様々な用途に利用することが可能となりますよね。
ダイナースカードローンの申込み方法、特徴、注意点について解説していきましょう。
ウェブサイトからダウンロード可能!カードローンの申込み方法
ダイナースカードローンは専用のローンカードがあるわけではありません。
クレジットカードにカードローンの機能をつけることが出来るようになっているのです。
つまり、ダイナースのカードローンを利用できるのはダイナースのクレジットカードを持っている人のみとなっています。
カードローンの申込み方法は簡単です。カードローン利用可能枠設定申込書をダイナースのウェブサイトからダウンロードし、それを郵送するだけです。
郵送先はダウンロードした申込書の4ページ目に返信用ラベルが印字されていますので、それを使いましょう。
申込書送付時には以下の書類を同封する必要があります。
- 直近の年収証明書
- 運転免許証または運転経歴証明書
- 運転免許証または運転経歴証明書が無い場合は
パスポート、健康保険証、写真つき住民基本台帳カード
外国籍の場合は在留カード、特別永住者証明書等の提出も必要です。いずれも現住所が記載、印刷されていなければいけません。
申込書と必要書類を郵送後は、ダイナースで審査が行われます。審査に通ればカードローンを利用することが出来るようになるのです。
ちなみに、ダイナースカードを申し込むとき同時にカードローンの申込みをすることも可能です。
カードローンの利用を最初から考えているのであれば、クレジットカード申込み時にカードローンも申し込むようにしておきましょう。
年収証明書はいくつかある!?用意しやすいものを準備しよう
カードローン申込み時に提出する年収証明書ですが、年収証明書として認められる書類はいくつかあります。
このうちの1つを同封すればOKなのですが、具体的にどのような書類があるのかチェックしておきましょう。
- 給与源泉徴収票
- 所得税確定申告書
- 納税通知書(4~6月は前々年度分で可)
- 給与支払明細書(直近2か月分)
- 年金証書
- 年金通知書
- 公的年金等の源泉徴収票
- 所得証明書
申込み者の名前が入っている、かつ直近の書類を提出するようにしましょう。
ちなみに、ダイナースのコーポレートカード会員であれば年収証明書の提出は不要となっています。
申込書に必要事項を記載し、郵送しましょう。年収証明書を提出する際は提出台紙に添付する必要があります。提出用台紙はダイナースウェブサイトからダウンロードが可能です。
シティカードオンラインに登録しているのであれば、ログイン後資料請求ページにて年収証明書提出用台紙と返信用封筒を送付してくれます。
返信用封筒の郵送代はシティカード負担となりますので、郵送代を節約したいということであれば取寄せてみると良いでしょう。
ダイナースカードの年会費やサービスは要チェック!
ダイナースカードを持つと、年会費を支払う必要があります。その金額は、会員本人が22,000円、家族会員で5,000円と決して安いものではありません。
ただ、ダイナースカードは利用すればするほどポイントが貯まります。ポイントに有効期限はないため、貯めるだけ貯めて好きな用途で利用するということが出来るわけですね。
ポイントは、100円で1ポイント貯まり、以下のものと交換することが可能です。
- グルメ
- 家電
- 商品券
- 楽天スーパーポイント
- マイル
*ANA、DELTA、UNITED、KOREAN AIR - スターバックスカード
また、ダイナースカードを持っているだけで受けられるサービスも多くあります。一部を挙げてみましょう。
- 対象レストラン特別コースを1名無料
- 予約困難な高級料亭の予約
- 空港ラウンジの無料利用
- 手荷物1点を空港から自宅へ無料宅配
ダイナースカードは、持っているだけでその年会費に見合ったサービスを受けることが出来るのです。どのようなサービスがあるか、是非チェックして有効に活用したいですね。
限度額や金利はどうなっている?商品概要をチェック!
ダイナースカードローンがどのような商品になっているのか、基本情報をチェックしておきましょう。
利用対象者 | 利用限度額 | 返済方式 | 貸付利率 |
---|---|---|---|
本会員・家族会員 | 300万円を超えない範囲 (カード自体の利用枠内に含まれる) |
定額コース(1~8万円) | 13.8%~18.0% (審査によって設定) |
先ほども紹介しましたが、ダイナースのカードローンは、利用対象者がダイナースカードを持っている人です。限度額は、最大で300万円ですが、審査によって決定します。ですから、自身の信用度が低ければ限度額も低くなってしまうわけですね。
金利も同様です。審査をした上で、申込み者の信用、そして限度額に応じて決定されます。
カードローン利用には審査通過が必須!不安要素をチェック
限度額を決める審査では、個人信用情報がチェックされます。
- 他社借入金額が大きい
- 延滞経験がある
- 収入が不安定である
このような要素があれば、審査に通らない可能性もあります。また、審査に通っても限度額が低くなってしまう恐れがあるので注意しておきましょう。
返済は毎月一定額でOK!無理のない返済が可能
返済は自分が指定した一定額の元金、そして利息をプラスして行う事になります。
限度額によって設定されている金額もありますが、返済元金は基本的に1~8万円の範囲で自分が好きな金額を決めることが出来ます。
毎月の収支を考えて無理のない金額設定を行う事が可能です。ただし、毎月の返済元金を少なく設定すればその分返済期間が長くなり、支払金利も増えてしまいます。
利率30万円借り入れをして、返済元金を1万円にした場合、3万円にした場合、5万円にした場合で比較してみましょう。
返済元金 | 返済回数 | 返済総額/支払利息 |
---|---|---|
1万円 | 31回 | 37万1,724円/7万1,724円 |
3万円 | 11回 | 32万7,622円/2万7,622円 |
5万円 | 7回 | 31万7,649円/1万7,649円 |
返済元金、返済回数が違うだけで6万円近い支払利息の差が生じてしまいます。毎月の負担は少なくとも最終的に多くの金額を支払う事になりますので、借入金額、支払い金額のバランスを見て決めるようにしたいですね。
最終的な返済がいくらになるか、返済回数がどうなるかについては返済シミュレーションを利用することが出来ます。ぜひ利用しておきましょう。
ボーナス併用返済も可能!上手に使って早めの完済を
ダイナースのカードローンには、毎月の定額返済だけでなくボーナス併用返済という返済方法もあります。ボーナス月には、通常の定額返済にプラスする形で返済が行われるというものですね。
ボーナス併用返済のメリットは、元金を予定よりも早く減らすことが出来るという点です。返済期間が長ければ長くなるほど、返済総額は膨らんでいきます。なぜなら、完済まで1日ごとに金利の支払いが発生するためですね。
余裕があるようであれば、是非ボーナス併用返済も考慮してみましょう。
ただ、返済金額を低くして返済期間が長くなれば支払金利は膨らんでしまうという点には注意じゃな。早く完済したいということであれば、ボーナス併用返済を活用しても良いじゃろう。
返済額を決める際には、まず返済シミュレーションを利用してイメージしてみると良いぞ。
利用方法は3つ!自分の希望する方法を自由に選択可能!
銀行ダイナースのカードローンには、次の3つの利用方法があります。
- オンライン
- 電話
- ATM
この3つの方法から、その時々に応じて好きな方法を選べば良いのです。
オンラインでの利用は、クラブオンラインへログインし、キャッシングサービス・カードローンの項目から希望金額を入力すればOKです。24時間受付をしていますし、外出しなくても振込で借入出来るという点が魅力です。
ただし、依頼から振り込まれるまでは多少時間がかかってしまいます。
依頼時間 | 振り込み時間 |
---|---|
平日0時~17時59分 | 翌営業日 |
平日18時~23時59分 土日祝日 |
翌々営業日 |
電話振込サービスも、24時間受付をしているダイナースクラブコールセンターへ電話をして依頼すればOKです。こちらも、振り込まれる時間はオンラインでの対応を同様となっています。
急いでいる時には、ATMから借入する方が確実だと言えますね。
利用状況は明細で確認を!オンラインでのチェックも可能
自分がどのくらい利用しているのか、返済残額がどのくらいあるのかについては、利用代金明細をチェックすると良いでしょう。利用代金明細は、毎月ダイナースから郵送されてきます。
また、クラブオンラインとeステートメントに登録をすると、オンラインでの明細確認も可能となります。オンラインでは、毎月の利用状況に加えて過去3年分の利用明細のチェックも可能となります。
郵送よりも早いタイミングでの確認が可能となりますし、登録料は無料ですので是非登録しておきたいですね。
利用可能ATMはココ!押さえておきたい提携先とは
ダイナースカードローンを利用できるATMをチェックしておきましょう。
- ゆうちょ銀行
- 信用金庫
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- イオン銀行
ここで注意しなければいけないのは、キャッシングが可能な提携先とカードローン利用が可能な提携先が異なっているという点です。
キャッシング利用であれば、上記提携先に加えて以下のATMも利用することが可能となっています。
- SMBC信託銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
カードローンが利用できる提携先はどこなのか、しっかりとチェックしておきましょう。
ただし、オンラインや電話での依頼は振込までに時間がかかることもあるので要注意じゃな。急いでいるときはATM利用が確実じゃ。
利用できるATMがどこにあるのか、まずは自分の生活圏内で確認しておくと良いじゃろう。その時々に合った借入方法を選択したいものじゃな。
利用額によってはキャッシング枠と使い分けるのがお得!?
ダイナースのクレジットカードはショッピング利用とカードローン利用が出来るだけではありません。キャッシング機能をつけることも当然可能となっています。キャッシング、カードローンはその性質が違うため、使い分けることが必要です。
キャッシング枠の設定もダイナースカード申込み時に申込みをするか、ダイナースのウェブサイトから申込書をダウンロードして郵送にて申込みをする必要があります。
キャッシングの利用枠も300万円を超えない範囲とカードローンと同様です。しかし、カードローンとキャッシングの最大の違いは返済回数、返済方式でしょう。
カードローンは自分で指定した返済元金プラス利息の支払いで返済回数が変動しますが、キャッシングは元金1回利息2回払いのみとなっているのです。
大きな金額をキャッシングで利用した場合、一度に返済しなければならず大きな負担になってしまうかもしれません。利用金額でカードローンとキャッシングを使い分けるというのが方法の1つです。
また、キャッシング枠を設定していれば海外の提携ATMでキャッシングが出来るようになります。海外でお金が必要になったらキャッシング、国内ではカードローン利用をすると決めるのも良いでしょう。
キャッシング利用をした後、返済が厳しそうだなと思えば後からカードローン利用に変更することも可能です。
コールセンターに電話をする、もしくはシティカードオンライン画面で手続きをするようにしましょう。
しかし、キャッシング利用をしても、後々カードローン利用に変更できるというのは驚きじゃな。手続き方法も電話かオンラインで行えるということじゃから、是非覚えておきたいものじゃ。
ダイナースは信販会社!総量規制に注意しよう
ダイナースのカードローン、キャッシングを利用する際には候規制に注意する必要があります。ダイナースは信販会社のカードローンになりますから、貸金業法による総量規制の順守は絶対です。
年収の3分の1以上の限度額設定を行う事はできないということは把握しておきましょう。総量規制はカードローン限度額、キャッシング利用枠の合算額が年収の3分の1を超えてはいけないだけでなく、他社借り入れ金額との合算でも超えてはいけません。
他社利用がすでにあるのであれば、ダイナースの利用限度額は少額になってしまう可能性も十分あります。
カードローン申込み、キャッシング枠申込み前に、必要があれば他社借り入れについて整理しておきたいですね。
【参考ページはこちら】
カードローンのよくある質問はこちら
ただし、カードローンの限度額は総量規制の対象となってしまう点には要注意じゃ。年収の3分の1が上限となってしまうからのう。
ダイナースのカードローンは、郵送で簡単に申込むことができるようになっておる。興味があるなら、まずはウェブサイトで内容をチェックしてみると良いぞ。
ダイナースカードを持っている人のみが利用できるカードローンとなっておるが、カードを持っているだけでも受けられる特典が多くあるようじゃ。ダイナースカードを持っておらん人も、これを機会に一度検討してみると良いかもしれんぞ。