八十二銀行カードローン利用中!退職したら利用額は減る?
カードローンを利用していたけど…一身上の都合によって勤務先を退職…何てことも考えられますね。そんな時、八十二銀行カードローンを利用していた場合は、利用額が減ったりするのか気になります。
次の就職先が見つかるまで、どうやって生活しようか悩んでいる時に、カードローンの利用額が減ってしまっては困りますよね。そこで、八十二銀行カードローン利用中に退職してしまったら利用額は減ってしまうのか、退職後も利用し続ける方法はあるのか、見ていきましょう。
八十二銀行カードローンは申込時に勤務先を申告
八十二銀行にはカードローン「ニューマイティー」と「はちにのかん太くん」の2種類があります。どちらも使いみち自由で必要な時にお金を借りることができる商品となっていますよ。ここでは「ニューマイティー」で詳しく説明していきます。さて、ニューマイティーに申し込みをした時に勤務先を八十二銀行に申告したか覚えていますか?
覚えている人はどのような内容を申告したか覚えていますか?
- 勤務先名
- 勤務先の住所
- 勤務先の電話番号
- 業種
- 資本金
- 従業員数
- 職業
- 雇用形態
- 保険証の種類
- 入社年月
- 税込年収
- 月収
- 給料日
- 収入形態
- 八十二銀行で給与振込みをしているか
- 出向中であれば出向先名・所在地・電話番号
- 転職経験
八十二カードローンでは申込時に上記の項目に答えることになっています。
申込時には勤務先の情報を細かく伝えていることが分かりますよね。
それだけ勤務先の情報は重要なことなのです。それなのに勤務先を退職してしまったら、ここの情報が真っ白な状態になってしまいます。勤務先を退職してしまうと、お金を貸している八十二銀行は本当に返済できるのか不安になってしまいます。
審査基準
審査基準の一つとして、カードローン「ニューマイティー」を利用条件があります。
利用限度額 | 必要な年収 |
---|---|
30万円 | アルバイト・パートでもOK |
100万円 | アルバイト・パートでもOK |
300万円 | 前年税込年収300万円以上 |
勤務先を退職することで、この条件を満たすことができなくなりますよね。特に、利用限度額300万円では年収制限がありますので、退職によって収入が減ることで、前年税込年収300万円以上を満たすことが難しくなります。
勤続年数
また、ニューマイティーでは勤続年数の条件はありませんでした。そのため、八十二銀行が継続して安定した収入があると判断すると、勤続年数が短くても申込みが出来ました。
けれど、基本的にはカードローンを利用する時には、少なくとも1年以上の勤続年数、理想としては3年以上の勤続年数があると審査に通りやすいと言われています。つまり、退職することで、こうした勤続年数も短くなってしまうのです。
申込方法
申込方法としては、インターネットによる仮審査申込と、来店による申込があります。インターネットで仮審査申込みとなりますと、先ほど紹介した勤務先情報を入力することになりますね。勤務先情報で、勤務先の電話番号を入力していますので、在籍確認が行われますよ。
在籍確認
在籍確認とは、申告している会社に本当に勤務しているのか、確認する作業になります。この在籍確認によって、八十二銀行は申込者が本当に勤務していることが分かり、継続して安定した収入があることを判断できるのです。そのため退職すると、これらの審査の意味が無くなってしまいますね。
すぐに転職!カードローン利用額はキープできる?
勤務先の情報を真っ白にしないためには、すぐに転職したら良いのではないか?そんな考えも浮かんできますよね。
しかし、転職するということは勤務先名・住所・電話番号など全ての情報が変更されることになります。
もちろん勤務先の情報となる業種や資本金・従業員数も変わってきますよね。そのため、これまで通りに収入があって返済もできると自分では思っていても、八十二銀行の判断が同じになるとは限りません。
まずは退職や転職などの申込情報に変更がある時には随時届け出ることが必要ですね。
もちろんカードローンは安定した収入があれば利用ができますので、転職先が見つかって返済に差しさわりが無ければ、これまで通り利用できることもありますよ。
- 転職すると勤務先情報が変更になる
- 退職・転職すると届出が必要
- 収入が変わらなければ、そのままカードローンを利用できることもある
例えば、3月いっぱいで申告している勤務先を辞めて4月から新たな職場に転職することが決まっているなら、届出をすることでこれまで通りの利用ができる可能性がありますよ。
だが、カードローン利用者が返済できると判断しても、八十二銀行が同じように返済できると判断するとは限らないのじゃ。
八十二銀行カードローンでは、先に紹介した勤務先情報をもとに返済できることを判断しておるのじゃ。
そのため、新しい職場では勤続年数は短いし、会社の規模も変わってくるので、返済できると判断するとは限らないのじゃぞ。
けれど、転職後も問題ないと判断されれば、これまで通りの利用ができる可能性もあるのじゃ。
どうなる?次の勤務先が決まっていないけど退職のケース
次の勤務先が決まっていないけど、貯金もあるし何とかやっていけそうだ!こんな風に考えることもありますよね。今後の収入の見通しもまだ立っていない状況となると「困った時にはカードローンを頼ろう!」なんて都合よく思ってしまいそうですが、果たしてカードローンの利用はできるのでしょうか?
この場合では退職したことを八十二銀行カードローンに申告した時点で利用の停止となってしまいます。ここでカードローンの申し込み条件を思い出してください。
- 20才以上60才以下
- 長野県内に住んでいる方
- その他、新潟県上越地区内・岐阜県中津川市・恵那市・群馬県高崎市に住んでいる方
- 安定継続した収入がある方
退職する上で、特に注目したい申込み条件は「安定継続した収入がある方」というところですね。
退職してしまったら、この条件を満たすことはできません。そのため、八十二銀行カードローンに退職の申告をした時点で利用停止となってしまうことにも納得ですね。
ただし、この場合は転職先が見つかって、安定継続した収入を得ることができるようになると、またカードローンが使えるようになる可能性は高いです。
もし、退職を申告しなければそのまま使える?
「退職を申告した時点で利用停止となるなら、申告しなければそのまま使えるのではないか?」なんて思ってしまいますよね。最初のカードローン申込時に、勤務先について細かく申告していることを思い出してください。その中に「八十二銀行に給与振込をしているか」という項目がありました。
また、八十二銀行カードローン「ニューマイティー」では以下の条件を満たすと金利を年2.5%割引するという優遇があります。
- 八十二銀行で給与振込をしている
- 八十二銀行で住宅関連ローン・無担保ローンを利用している
- 確定拠出型年金に加入している
いかがですか?
金利の優遇を受けようと思ったら、給与振込が一番手っ取り早い方法ですよね。
カードローンに申し込みをする時には金利はなるべく低く設定しておきたいもの!そのため「八十二銀行に給与振込をしているか」という項目も、金利が年2.5%割引になるので「はい」を選ぶ人が多いですよね。もちろん勤務先で給与振込口座を指定される場合もあります。
そういった場合では口座の変更は出来ませんが、どこの口座でも良いなら金利の優遇が受けられる八十二銀行へ変更しますよね。では「八十二銀行に給与振込をしているか」という項目で「はい」を選ぶと、退職した場合にはどうなるのでしょうか?毎月給与振込があった口座に給与の振込みが無くなります。
そうなると銀行側も不思議に思いますよね。「もしかして退職したのでは?」なんて勘付かれるのも時間の問題ですよ。それなのにカードローンを利用している本人から退職の申告が無ければ、銀行側から「信用できない人」となってしまいます。
「信用できない人」にはお金を貸せないので利用停止となる可能性が高くなってしまいますよ。
- 「八十二銀行に給与振込をしているか」の項目は「はい」にすると金利の優遇あり
- 給与振込みを利用していれば退職した時に勘付かれやすい
- 退職の申告がなければ信用できない人になってしまう
契約内容
そもそも契約内容に変更がある時には、その都度届け出る必要があります。そのため、転職先が見つかってから届け出るのではなく、退職した時点で届け出る必要があるのです。
手続き方法
勤務先変更の手続き方法としては、電話連絡が手っ取り早いですね。その後はオペレーターの指示に従って、手続きを進めていくことになります。
ニューマイティーでは、勤務先を確認する資料として健康保険証等の提出を求めていますので、退職後に転職先が決まっているなら、転職先の保険証ができ次第、提出することになりますね。
信用情報機関も登録内容を変更
八十二銀行カードローンの提携する信用情報機関はKSC、JICC、CICがあります。返済能力に関する情報も登録してありますので、退職によって登録内容に変更が生じた場合は、信用情報機関の情報も変更されることになりますよ。
そう聞くと、退職を届け出るのを躊躇してしまいそうだが、金利優遇を受けようと思って、給与振込先として設定しているなら、バレるのも時間の問題じゃぞ。
今まで振り込まれていた給料が振り込まれなくなると、勘付かれるものじゃ。
だから勘付かれる前に、こちらから変更があったことを届けておくと、信用関係を崩さなくて済むのじゃ。
八十二銀行カードローン利用中の転職や退職の影響
それでは今までのことを考えると八十二カードローン利用中に退職したらどうなるのかと言えば、以下のようになります。
- 退職してすぐに転職→届出を行うと今まで通り利用できる可能性あり
- 退職して転職活動→利用停止の可能性あり
利用額が減る可能性には、例えば以下の場合があります。
- 収入が激減
- 勤務先の規模が小さくなった
- 返済実績が少ない
- 延滞などのブラック情報がある
返済実績や延滞などは退職前のカードローン利用中に気をつけることができますね。繰り返し利用する、返済日を守るなどはカードローンを利用する上で重要なコトです。普段からカードローンをこまめに利用して、返済実績を作ることが大切ですね。そうすると退職した後も転職先を届け出ることで今まで通りに利用できますよ。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる職業とは?
だが、今まで通りの収入があっても、勤続年数が短くなっておるため、場合によっては利用限度額が減額されることもあるのじゃ。
他にも、勤務先の規模が小さくなる場合は、利用限度額の減額が考えられるのじゃぞ。
一方、転職先が見つからずに退職した場合では、収入の見通しがつかないため、利用停止になる可能性もあるのじゃ。
転職や退職を考えた時には、カードローンが利用できなくなる可能性もあることを、頭に入れておくことも大切じゃぞ。
申込方法の一つ、インターネットによる仮審査申込みでは、勤務先の電話番号・収入・入社年月等、勤務先に関する様々な情報を申告しておるのじゃ。
そのため退職してしまうと、これらの情報が無くなってしまうのじゃ。そして、勤続年数は0日になってしまい、在籍確認の意味も無くなってしまうのじゃ。
そうすると、八十二銀行は返済ができるのか不安になってしまうのじゃぞ。