金利が低いカードローンなら大銀行よりもろうきんが一番!
カードローンを選ぶとき、金利の低さを最も重視するという人は少なくないはずです。もちろん、安心して利用できること、限度額が高いこと、審査あに通りやすいことも、カードローンを選ぶうえでは重要となるポイントです。
しかし、実際カードローンを利用するようになった際に、返済額が大きくなり、負担が大きくなってしまっては意味がありません。金利が低ければ最終的な返済総額も押さえられますし、効率よく元金を減らしていくことが可能です。
金利が低いカードローンでおすすめなのが、ろうきんです。ろうきんカードローンの金利、申込むための条件、その他商品の特徴について詳しくご紹介していきましょう。
ろうきんは低金利が魅力!地域によって異なるその商品概要とは
ろうきんには、次のような種類があります。それぞれの地域を営業地域としており、各ろうきんによってその取扱商品も、商品概要も異なっているのです。
- 北海道労働金庫
- 東北労働金庫
- 中央労働金庫
- 新潟県労働金庫
- 長野県労働金庫
- 北陸労働金庫
- 東海労働金庫
- 中国労働金庫
- 四国労働金庫
- 九州労働金庫
- 沖縄県労働金庫
ろうきんで取り扱っているカードローン商品として有名なのが、マイプランです。マイプランは、取り扱っているろうきんによってその商品概要が違っているのです。
ここでは、3つのろうきんカードローンマイプランをご紹介していきましょう。
ろうきん名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
中央ろうきん | 最高500万円 | 3.875~8.475% |
近畿ろうきん | 最高500万円 | 6.15~8.950% |
中国ろうきん | 最高300万円 | 5.375~10.075% |
各ろうきんによって、限度額や金利が異なっていることが分かります。
しかし、最低金利は3~6%台から、最高金利でも10%台という低金利設定は、ろうきんカードローンの最大の魅力であると言えます。
では、ここで有名な銀行系カードローンの金利と比較してみましょう。
カードローン名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 バンクイック |
500万円 | 4.6~14.6% |
三井住友銀行 カードローン |
800万円 | 4.0~14.5% |
みずほ銀行 カードローン |
1,000万円 | 3.0~14.0% |
これを見ると、ろうきんのカードローンがいかに低金利で利用出来るかということが分かりますよね。ろうきんカードローンは、利用者にとって非常にお得な商品だと言えるでしょう。
ろうきんは誰でも利用できる!?気になる申し込み条件をご紹介
では、ろうきんのカードローンは誰でも利用することが出来るのか、どうすれば利用することが出来るのか、気になる申し込み条件をチェックしていきましょう。
労金名 | 年齢条件 | 勤務条件 | その他条件 |
---|---|---|---|
中央 | 18歳以上65歳未満 | 勤続年数1年以上 自営業者は3年以上 前年度年収150万円以上 |
団体会員または 営業区域内に居住or勤務 |
近畿 | 18歳以上65歳未満 | 勤続年数1年以上 自営業者は3年以上 前年度年収150万円以上 |
団体会員または 営業区域内に居住or勤務 |
中国 | 18歳以上で完済時が76歳未満 ⇒保証会社日本労働者信用基金協会の場合 20歳以上で完済時年齢が76歳未満 ⇒保証会社オリエントコーポレーションの場合 |
前年度年収150万円以上 | 中国5県に居住or勤務 |
中国ろうきんのカードローンは、保証会社によって年齢制限が異なるという特徴がありますね。しかし、基本的には18歳以上でも利用することが出来るようになっていますので、未成年者が利用できる数少ないカードローン商品だと言えるかもしれません。
ただし、未成年者でも安定した収入は必要です。
前年度年収150万円以上というハードルをクリアすること、そして、未成年者の場合は親権者の同意を得ることが利用条件となっていますので注意しておきましょう。
あとは、そのろうきんの営業区域内に居住している、または勤務しているという条件もクリアしなければいけませんね。日本全国どこからでも希望するろうきんのカードローンを申し込み・利用できるというわけではないのです。
ろうきんのカードローンを利用するにあたってクリアすべき条件は、しっかりとチェックしておくようにしましょう。
どこに属するかで金利が異なる!?知っておきたい会員区分
ろうきんでは、その会員区分によって設定金利や適用最高限度額が異なるという特徴があります。
ここでは、会員区分がどのように分けられているのか、そしてその区分によって限度額や金利がどのくらい代わるのかをチェックしていきましょう。
まずは、ろうきんの3つの会員区分をご紹介します。
- 会員構成員…その労金に出資している労働組合、公務員対等の団体に所属している
- 提携生協組合員…その労金に出資しており、提携関係にある生協の組合員
- 一般勤労者…上記以外に該当する勤労者
労金に出資している団体に所属しているか、労金と提携関係にある生協の組合員か、それ以外か、この3つの区分に分けられているのです。
では、それぞれの区分によってどのように利用内容が変わってくるのかを確認していきましょう。ここでは、中央ろうきんのカードローンマイプランを例に挙げていきます。
会員区分 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
会員構成員 | 最高500万円 300万円超希望の場合 勤続年数5年以上or年収500万円以上 |
3.875~7.075% |
提携生協組合員 | 最高500万円 300万円超希望の場合 勤続年数5年以上かつ年収の50%以内の限度額 |
4.055~7.255% |
一般勤労者 | 最高100万円 | 5.275~8.475% |
最も借りてにとって条件が良いのは、会員構成員の場合ですね。一般勤労者になると、最高限度額も100万円までと制限されてしまいます。
ろうきんのカードローンは、会員区分に応じて利用条件が異なります。しかし、その点を考えてもお得に利用できる要素はある、それだけ魅力的な低金利設定であるということは確かだと言えるでしょう。
あとは、会員区分によって利用限度額や金利が変わってくるという点も要チェックじゃな。一番お得に利用できるのは会員構成員なわけじゃが、そうはいっても一般会員でもかなりの低金利で利用できるのも事実じゃ。
まずは、自分がどの会員区分に属するのか、しっかりと確認しておきたいものじゃな。
ろうきんのカードローンには金利優遇制度あり!?その内容とは
ろうきんのカードローンには、その金利設定に幅があることが分かりますよね。この金利幅は、当然会員区分によって設定が異なる為でもあります。
しかし、実は同じ会員区分でも、ろうきんの利用状況に応じて金利優遇が受けられるようになっているのです。
一般会員でも、最大優遇を受ければ通常よりも2~3%前後お得にカードローンを利用することが出来ます。
そこで、知っておきたい金利優遇制度についてご紹介しておきましょう。金利優遇率は、各ろうきんによって異なります。
今回は、近畿ろうきんの優遇制度を例として挙げてみましょう。
取引状況 | 優遇率 |
---|---|
給与振り込み指定 | 0.5% |
インターネットバンキング | 0.5% |
一般財形・エース預金(年金型除く) | 0.3% |
財形住宅、財形年金、エース預金(年金型)、 ゆうゆう年金50のいずれか |
0.3% |
住宅ローン 当金庫扱いの住宅金融支援機構 |
2.4% |
公共料金自動支払い | 0.2% |
年金振込指定 | 0.2% |
ろうきんUCカード | 0.2% |
WEb通帳 | 0.2% |
ご利用限度額50万円以上 | 0.2% |
会員引き下げ (会員組合委員の場合は 取引の有無に関わらず) |
0.9% |
近畿ろうきんを利用していればいるほど、金利優遇を受けることが出来るのです。ただし、最大引き下げ幅は2.4%と決まっています。
ちなみに、中央ろうきんは最大引き下げ率が3.2%、中国ろうきんは最大引き下げ率が3.5%となっていますね。
引き下げ対象となる利用状況についてはあまり変わりませんが、その優遇率はろうきんによって異なりますので詳しくチェックしておくと良いでしょう。
給与振り込みや公共料金の引き落とし等、無理せずとも利用できるものはあるじゃろう。それらを利用して更にお得な金利で利用できるようにしても良いじゃろう。
ただし、金利引き下げ幅は最大で2~3%と各ろうきんで決まっておるようじゃ。詳細をしっかりと確認しておくようにしておきたいのう。
カードローン利用前には金利を確認して返済シミュレーションを
カードローンを利用する前には、是非利用後の返済がどのようになるのか、そのシミュレーションをするようにしてください。契約前でも、契約後でも、借入前にシミュレーションをするのは非常に大切です。
返済シミュレーションをすることで、次のようなことが分かります。
- 毎月の返済金額
- 返済総額
- 返済期間
毎月どのくらいの金額を返済しなければいけないのか、それを知る事だけが返済シミュレーションではありません。最初は無理なく返済できると思われた金額でも、返済期間が長期になってくれば負担になる、いつまでも終わらない返済につかれてしまうということも起こり得るのです。
だからこそ、返済総額はいくらになるか、完済まで何年、何か月かかるのかを把握しておくことが重要となるわけですね。
あとは、毎月の返済金額が少なくても、それはメリットばかりがあるわけではありません。月々の負担は少なくて済む、それはメリットですが、元金がなかなか減らずに完済に数年かかってしまい、結果的に支払金利だけが膨らむということもあるのです。
自分が毎月いくらなら問題なく返済できるのか、それをしっかりと把握した上で、シミュレーションを利用して明確なイメージを持つようにしてください。
複数のカードローンの返済シミュレーションを試してみて、比較してみても良いですね。カードローンは、借入れをして終わりではありません。元金と利息をつけて返済していくものです。
だからこそ、契約前のシミュレーション、そしてその都度、利用前にシミュレーションを行うようにしたいですね。カードローンは、自分が安心して利用できるところを選ぶ事が大切です。
そして、金利も低くて使いやすいもの、返済負担が軽く、お得に利用できるものを選びたいですね。
【参考ページはこちら】
ろうきんカードローンで審査に落ちる原因
カードローンを申し込む際には、まず返済シミュレーションをして自分の借入・返済のイメージを持つようにすると良いじゃろう。そして、低金利で利用できることのメリットをしっかりと把握しておくのじゃぞ。
カードローンは、安心できるところ、そして低金利で利用できるところを選びたいものじゃ。そう言った点では、ろうきんのカードローンは非常にオススメ出来る商品だと言えるじゃろう。
低金利で借入できれば、当然返済総額も抑えられるようになるじゃろう。自分が無理なく返済するために、返済総額を少なくするためには、低金利であるろうきんカードローンは非常に魅力的じゃな。