三菱UFJ銀行のカードローンが未成年では利用できないのはなぜ?
三菱UFJ銀行のカードローンバンクイックは、パートやアルバイト、学生や専業主婦でも利用できる商品として知られています。学生でも利用できるということは、未成年でも大丈夫なのでは?そう思う人もいるかもしれません。
しかし、三菱UFJ銀行のカードローンは学生で利用することは可能でも、未成年者では利用することはできないのです。なぜ未成年のカードローン利用が難しいのか、その理由をご紹介していきましょう。
また、学生でも利用可能とはなっていますが、学生の場合は別途満たさなければいけない“ある条件”も存在しているのです。バンクイックを利用するための方法、そしてバンクイックの魅力的な特徴も併せて詳しくチェックしていきましょう!
バンクイックを利用するためにクリアすべき3つの条件をご紹介
まずは、バンクイックの利用条件をチェックしておきましょう。
- 20歳以上65歳未満
- 安定した収入がある
- 保証会社(アコム)の保証を受ける
まずは、年齢制限をクリアする必要があります。ここで注目すべきは、20歳以上となっている点ですね。
つまり、20歳未満である未成年者は利用することが出来ないのです。
バンクイックは、20歳以上が対象となっているカードローン商品であるということを覚えておきましょう。あとは、安定した収入も必要となります。
安定した収入というのは、アルバイト、パートの人でもOKですね。高額な収入が必要というわけではなく、毎月一定の収入を得ることが出来ていれば大丈夫です。
学生や専業主婦もOK!?本人に収入がなくても利用できる理由
バンクイックは、安定した収入があることが条件となっています。しかし、収入のない学生や専業主婦でも利用することが出来るのです。
しかし、学生や専業主婦が利用するためには、次の条件をクリアする必要があります。
- 学生…親権者の同意を得ることが出来る
- 専業主婦…配偶者に定収がある
学生の場合は、親等の親権者の同意が必要となります。同意を得ることで、返済能力があると判断するのです。
一方、専業主婦の場合は配偶者に安定した収入があることが求められます。申し込み時にも、配偶者の勤務先や収入等を記載しなければいけません。
バンクイックは、未成年こそ利用することはできませんが、そのほかに多くの人が利用することが出来る商品なのです。
法律行為の制限が原因!未成年のカードローン利用が難しい理由
バンクイックは未成年者の利用ができないカードローン商品となっていますが、そのほかのカードローンでも未成年者が利用出来る商品はほとんどありません。
(⇒カードローンの年齢制限について)
なぜ、未成年でカードローン利用をするのが難しいのか、それは未成年者が法律行為を行うことが制限されている為ですね。
未成年者は、自分の判断のみでカードローンのような金銭消費貸借契約を行うことが出来ません。
自分の責任で契約をすることが出来るのは、20歳以上、つまり成人となってからなのです。それまでは、未成年者の契約には必ず親権者である親等の同意が必要となります。
親に内緒で契約を結んでしまった場合、親はその契約を無効にする、取り消しにすることが出来るようになっていますので、そのリスクや親の同意を得る手間を考えて、多くのカードローンでは20歳以上の利用を基本としているのです。
未成年者がカードローンを利用することが難しいのは、自分の責任のみで契約することが出来ないことが理由であるということを覚えておきましょう。
親の同意を得ているかのように偽造することはれっきとした違法行為じゃ。そういったリスクがないよう、多くのカードローン会社は成人している20歳以上を対象としているわけじゃな。
バンクイックは低金利で高額借入れも可能!商品概要をご紹介
ここで、三菱UFJ銀行のカードローンバンクイックの商品概要をご紹介しておきましょう。
利用限度額 | 金利 | 契約期間 |
---|---|---|
10万円以上500万円以内 (10万円単位) |
4.6~14.6% | 1年 |
バンクイックは銀行カードローンならではの高額融資が可能となっていますし、最高でも14.6%という低金利が魅力でもあります。バンクイックの金利は限度額に応じて設定されるようになっていて、100万以下の限度額であれば12.6~14.6%となっています。
契約期間1年というのは、一見すると短く感じてしまうかもしれません。しかし、この契約期間とは1年しか利用できないという意味ではないのです。契約期間が終了する際には審査が行われ、そこで問題なければ契約期間は自動で更新されていきます。
つまり、1度バンクイックの契約をすることが出来れば、基本的に自動で契約期間が更新され、ずっと利用し続けることが出来るのです。
長く利用し続けることが出来るためにも、バンクイック利用中には以下の点に注意しておきましょう。
- 返済日に遅れない
- 他社借り入れを増やさない
- 減収や転職で収入が不安定にならない
まずは、返済日に遅れないことが前提です。返済に遅れるようなことがあれば、今後貸し倒れになってしまう可能性が出てきてしまいます。ですから、契約が更新されない可能性が高いのです。
また、他社借入れが増えていれば返済負担が大きくなり、家計を圧迫する可能性が出てきます。こちらも、へここれからの返済に支障が生じる恐れがありますので、契約更新が行われない可能性が出てくるのです。
あとは、返済をするだけの収入がしっかりあることも重要ですね。収入が減っている、転職で勤続年数が短くなっているようであれば、収入が不安定だと判断されて契約期間が更新されても限度額が減額されることもあります。
カードローンを利用をするときは、まず返済に遅れないようにすることが第一であるということをしっかりと認識しておきましょう。
三菱UFJ銀行の口座があれば便利!多彩な借入・返済方法
バンクイックは、三菱UFJ銀行の口座が無くても利用することが可能な商品です。しかし、口座を持っていることで便利に利用できる面もあります。
バンクイックの借入・返済方法についてチェックしていきましょう。
借入方法 | 返済方法 |
---|---|
ATMからカードで引き出し 三菱UFJ銀行口座への振り込み |
三菱UFJ銀行口座からの自動引き落とし ATMからカードで返済 指定口座への振り込み |
発行されたバンクイックカードを用いれば、三菱UFJ銀行のATMはもちろんその他の提携ATMからの借入・返済が可能となっています。また、返済は指定口座に振り込みをすることで行うことも出来ますね。
しかし、口座への振り込み融資、そして口座からの自動引き落としによる返済は、三菱UFJ銀行の口座を持っていることが利用条件です。
振り込み融資が利用できれば、口座引き落としによる料金支払いにも素早く対応できますし、返済が引き落としになれば返済忘れの心配がなくなり、自分でわざわざ返済するという手間も省くことが出来ます。
三菱UFJ銀行の口座を持っていることで、よりバンクイックを便利に使うことが出来るのです。もちろん、ATMが利用できれば問題ない、十分だという人もいるでしょう。
自分がどのように借入をしたいのか、どうやって返済をしたいのかをよく考え、口座開設の必要性について考えてみても良いでしょう。
バンクイックは銀行カードローンではあるが、三菱UFJ銀行の口座を持っている必要は無いようじゃ。ただ、口座があれば振込融資や自動引き落としでの返済を選択できるようじゃから、必要に応じて持っておると便利じゃな。
問題がなければ契約期間は自動更新されるようじゃから、ずっと利用し続けることが出来るのじゃ。返済日をしっかり守って上手に利用したいものじゃな。
学生専用ローンは未成年者OK!?知っておきたい注意点とは
銀行や消費者金融のカードローンを、未成年者が利用することが厳しいと説明してきました。しかし、学生専用ローンであれば未成年者でも利用できるところがあります。
では、学生ローンを使ったほうが良いのでは?そう思うかもしれません。しかし、学生専用ローンを利用する際には注意しなければいけない点があるのです。
それが、総量規制の対象となってしまう点ですね。学生ローンは、基本的に貸金業者が取り扱っているものです。ですから、貸金業法の適用を受けているわけです。
貸金業法には総量規制があり、年収の3分の1を超える個人への貸し付けは制限されています。
つまり、学生ローンを利用するならアルバイト等の収入がある事が必須であり、その年収の3分の1を超えない範囲しか借入することが出来ないのです。
また、学生ローンの多くがカードローンではなくフリーローンとなっています。フリーローンということは、希望した金額を一度で借入れしてそれを返済していくというものですね。
必要時に都度借入れできるわけではありませんので、その点は注意しておきましょう。もちろん、完済すれば再度申し込みをして借入をすることは可能です。
更に、18歳以上Okとなっていても高校生は不可、予備校生は不可となっているケースがほとんどです。
学生ローンは、専門学校、短大、大学といった学校に通っていることが前提であり、利用するにあたって学生証の提出が必要になるということを知っておきましょう。
【参考ページはこちら】
三菱UFJ銀行カードローン審査マニュアル
学生専用ローンにも注意しなければいけない点があるということは、しっかりと把握しておきたいところじゃな。カードローン等の借入をする際には、しっかり返済できるかどうかが重要じゃ。
返済のことまで考えてから申し込みをする、借入をすることを心がけてほしいものじゃな。
本人に収入がない学生や専業主婦も、親の同意を得る、配偶者に定収があるという条件をクリアできれば申し込みをすることができるようじゃ。
親の同意を得るというのはハードルが高いかもしれんが、銀行としても確実に返済してもらわなければ困るからのう。仕方ないということじゃろうな。