窓口での申込は不安!女性が安心して申込めるカードローン
最近では男女平等という精神が普及し、女性の社会進出も進んできています。
分野によってはまだまだという部分もありますが、女性も男性と同じあるいは男性以上に活躍できる事がよくわかって、これからもさらにこの傾向は進んでいくでしょう。
しかしこうなってくると従来男性がそうであったように、女性の中にもちょっとお金が足りないので借りたいと考えるような人が増えてくるのも不思議なことではありません。
社会進出をすればそれだけお付き合いも増えてお金が必要になる機会も増えるものです。
女性でも消費者金融でお金を借りたい人がいる
ところが残念ながら女性の社会進出が増えたとはいっても、社会構造自体はまだまだ男性向けにできている部分も多く、女性にはいろいろと不満に思うような部分もたくさん残っていることは間違いありません。よく聞く質問に、
というものがあります。これは消費者金融に女性が借りにくい障壁みたいなものがあるためです。
特に制度上の問題ではなく、雰囲気のようなものはなかなか変わることがなく女性の利用を阻んでいるいるのです。
消費者金融に行くのが怖い
そこで消費者金融を利用する場面を考えてみましょう。消費者金融というのは以前はサラ金といわれていました。
その頃は厳しい取り立てなどが行われサラ金地獄などの言葉も生まれ社会問題として利用者のだけではなく日本国民の脳裏に刻み込まれてしまいました。
このような歴史的な経緯があって、男性も含めて大多数の人はサラ金の店舗に行くこと自体に恐怖を感じるようになり、消費者金融と呼ばれるようになった現在でもこれは払拭されておらず、店舗には入りにくいと考えている人も多数存在しています。
特に女性の場合には、店舗には怖い男性がいるのではないかとの考えが思い浮かび、実際にお金が必要になって店舗で相談したいと考えていたとしても、店舗に行くには抵抗があって、なかなか行けないという人が多いと考えられます。
消費者金融側も女性から敬遠されていることを自覚している
しかし消費者金融のほうも消費者金融と呼ばれるようになった時期ぐらいから、こういった敬遠される雰囲気に対して、かなりの危機感があったため様々な対策を講じるようになっています。
現在では過去を知らなければ大手消費者金融などそれほど問題のあった金融機関には見えないはずです。
また特に女性からは拒否反応があって敬遠されているということも理解されています。
このため消費者金融は長い歴史の中で様々な対策を行って来ていますが、なかなかこの女性という壁は崩せないでいるのが現状と言えるでしょう。
こういった中で女性にも広く利用してもらいたいというのが消費者金融側の切実な考え方になってきており悪い印象というものへの対策に乗り出す消費者金融も出てくるようになりました。
女性のほうもそろそろ意識というものを変える時期ではないでしょうか。
消費者金融の対策
そこで消費者金融側の対策を見ていきましょう。消費者金融はちょうど銀行がカードローンに進出したころから様々な対策に乗り出しています。
まず窓口に行くのが怖いと言われていたため、その対策として自動契約機というものを店頭に設置しました。
これによって利用者は急増しました。いかに窓口が嫌われていたのかよくわかる事例です。ただし増えたのは男性の利用者が圧倒的でした。
さらにこれと並行してとった戦略はイメージを変える試みで、若手の女性タレントを使ってCMを流しました。
このCMは流した消費者金融だけではなく消費者金融業界のイメージを変えたと言われる程好印象を与えました。
またインターネットが発達したことからそもそも店舗に来なくても契約することができるようにしました。インターネットの利用という点では、問題意識が高かったことから銀行よりも消費者金融のほうが積極的でした。
これによって店舗に行くことに抵抗を持っていたとしても利用できるようになり、利用者も増えることになっていきます。
レディスローンというものがある
しかしそれでも女性の利用者は男性ほど増える事はありませんでした。
理由としては次のようなものが考えられます。
- インターネットになじめず利用したいけど窓口に行けない
- 女性の特徴としてパートなどが多く収入が少ないため借りにくい
そこで消費者金融はまず女性が借りやすい商品開発に乗り出すことにします。
一般向けのカードローンだと収入が少なくて借りるのが難しいという場合でも、何らかの工夫で利用することができる商品があれば女性の利用が増えるだろうと考えたわけです。
そこで出てきたのがレディスローンというもので、女性をターゲットにして利用限度額は少ないけれども、収入の少ない女性であっても利用できるようにしました。
現在このレディスローンを一般向けとは別に用意している所が増えてきています。
女性向け店舗展開
女性の消費者金融利用を阻んでいる主な理由は、店舗自体が汚らしく、さらに男性がいることで怖いと感じてしまって気持ちが萎縮してしまうことにあります。
要するに店舗内に入った時に安心感が無ければ女性は行こうとは思わないという事です。
そこで次に消費者金融はその点について対策を講じることにしました。
まず行ったのが店舗をおしゃれにして女性でも入りやすい雰囲気にすることでした。
現在では大手消費者金融の場合、たいへんきれいで嫌な雰囲気は感じられなくなっています。女性が行っても特に敬遠するような汚らしい印象はありません。
次の対策としてはスタッフから男性を排除し、店長以下すべてを女性にした女性向けの店舗を作ることです。
この女性ばかりの店舗でレディスローンを販売すれば、女性には入りにくいという要素は無くなる訳です。ただそれほど多くの店舗を用意できない事に問題はあります。
レディースローンはカードローン各社が取り組んでいる金融商品になっていますが、有名な例としてはプロミスレディースが挙げられます。名前からわかるように大手消費者金融のプロミスのレディースローンで店舗でも女性が応対してくれます。
女性でも安心して利用できる環境になっている
このように消費者金融は自身で大変な努力をして体質改善を行っています。
以前はどうしても裏社会のつながり等があって問題があったのですが、現在大手消費者金融では上場も果たして、その時点でこのような関係は完全に切れています。
窓口に行ったとしても経験を積んだスタッフに相談しながら申込むこともできますし、また銀行にも劣らない教育がなされていて、しっかりした対応が期待でき、決して昔のような雰囲気ではないので安心してください。
たとえ返済が遅れたとしても、対応を間違えばその消費者金融は営業停止になってしまいますから、紳士的な対応をしてくれます。怖くはないのです。
消費者金融が女性に目を向けだした理由とは
では消費者金融がこのように女性に対して利用者になってほしいと考えだしたのはどうしてでしょうか。
利用者獲得に本腰を入れだしたのは先ほども説明した銀行のカードローン参入です。それまでは利用者数は伸びていました。銀行が参入したのもそのためです。
現在カードローンを扱う業者は非常に増えており、しかも貸金業法が厳しくなったことによって、銀行のほうが商売がやりやすくなっているため、消費者金融としては利用者を増やすことがまさに事業継続の生命線を握っているのです。
消費者金融の利用者はなかなか増えなかった
そこで消費者金融の歴史を少し見ていきましょう。サラ金は怖がられたと言いましたが当初は歓迎されていたのです。
それはその頃銀行から借りるには保証人だの担保だのを用意しなければならず、そう簡単には融資を受けることができなかったからです。
それを無担保、無保証人で融資する業者が現れたのですから、金利が高かったとしても多くの人が飛びついたわけです。
しかし高い金利のために返済に行き詰ってしまう人も多く、しかも先ほど説明したように厳しい取り立てが行われたのです。
このため消費者金融はいつしか利用者が頭打ちになり、消費者金融は根本的に商売を考えなければならなくなりました。
しかし残念ながらそう簡単に国民の不信感は払しょくできるわけがありませんでした。
消費者金融の利用者は男性が圧倒的
このサラ金時代の利用者というのは圧倒的に男性でした。このころは女性が入るような店舗ではなかったのです。
今のおしゃれな店舗から見ればお店にはみえなかったと思います。そこに男性の利用者がいるところを思い浮かべてください。
もちろんこんな状態でしたから店舗内は殺伐とした雰囲気で幾ら女性でも借りられるといったところで入るには相当な勇気が必要だったはずです。
その頃の記憶が以後ずっと尾を引きます。
しかしその頃からサラ金地獄という社会問題が大きくなり、この男性利用者数も頭打ちになってしまったのです。もちろん客が増えなければ業績も伸びません。
営利を追求する会社としては大変困った状況になったというわけです。当時の経営者はやり放題だった時を後悔したでしょうね。
イメージ改善戦略
そこでイメージの改善を始めるわけですが、まず最悪のイメージになってしまったサラ金という名前を消費者金融に変更して、以後社員もサラ金という言葉を使わなくなり、今でもサラ金といわれることを非常に嫌っています。
その後も先ほど説明したように若手女性タレントを使ったCMを放映するなどイメージを変えるための涙ぐましい努力が続きます。
もちろん店舗も徹底的に見直して殺伐とした雰囲気からおしゃれな雰囲気に改装していきました。
この努力もあって頭打ちだった男性利用者も増加に転じて、徐々に利用者数が増えていくようになっていきます。
女性利用者は増えませんでしたが男性が増えていたのでこの時点ではそれほど深刻には考えていなかったはずです。
窓口敬遠への対策
ただし消費者金融が敬遠されていたのは間違いなく、窓口に行ってまでお金は借りたくないと考える人も多かったため、これについても根本的な解決を図る必要が認識されていました。
これもイメージ戦略に並行して対策が立てられていきます。
そこで登場したのが先ほど触れた自動契約機です。現在でも銀行や消費者金融の店頭には置かれていますね。
これであれば店舗にはいかなければなりませんが窓口に行く必要はありません。そしてこの自動契約機は大人気になり利用者が急増することになります。
これを見た他社も一斉にこの自動契約機を設置し始めます。
もちろんそう簡単に開発はできませんから、最初は中に人が入っていたところもあるくらいです。
ただしここで急増したのはやはり男性が中心で、女性の伸びは低調でした。
再び利用者の停滞期が来た
これによって男性の利用者は急増することになりました。消費者金融はこの時得意満面だったはずです。
そしてこの傾向はずっと続くはずだと考えていたわけです。
確かにこの頃はそういう需要があったわけですからしばらくは増加が続いたのです。
しかし需要というものは一巡してしまえば、あとは急激に増えるようなことはありません。
徐々に増えていく程度はありますが、やはり頭打ち感は否めません。消費者金融の思惑通りには行かなかったのです。そこにさらに銀行が参入しました。
そこで消費者金融はまた何をすべきなのかを考える必要が出てきたわけです。
男性客の需要を満たしてしまった以上、もう男性客を急増させるのは難しいでしょう。そこで次の戦略を練ることになりました。
女性客の獲得を目指す
男性の需要を満たしてしまったのですから、次の狙いは女性しかいません。
この時点で消費者金融は今度は本気で女性客が消費者金融の何を嫌い、何を求めているのかを考え始める訳です。
そこで消費者金融各社は女性を攻略するための戦略を練り始めます。
もちろん各社各様の対策を練るわけですが、女性客を狙った事がない消費者金融での検討は難航を極めたでしょう。
女性スタッフも加えて検討したと思われます。この検討が現在の店舗展開やレディスローンにつながって行くことになります。
このような歴史を理解すれば、最初はあまり積極的に女性を取り込もうとしなかった消費者金融がどうして女性に目を向ける様になったのかよくわかると思います。
まずサラ金の怖いイメージから自動契約機の開発、CMでの女性タレント起用などでイメージ改善の結果、男性利用者が呼び戻せたわけじゃ。
そのあと、今度は店舗の改善や金融商品の開発で女性の利用者にも敬遠されなくなるようになってきておる。
銀行の参入でカードローンを提供する金融機関が増えてしまって、消費者金融も利用者を増やさなければ商売にならないから、女性利用者を取り込むことは至上命題ということじゃな。
レディスローンと一般向けローンの違いはどこ
ではレディスローンとはどのようなローンなのでしょうか。
一般向けのローンとどのような点で違ってくるのか、これから利用しようという場合にもその点についてしっかり理解して、自分にはどちらがよいのかをよく考えて申し込まなければなりません。
一般向けとは違うローンが必要になったのはあくまで正社員として働いていない女性であっても少ない収入の中で融資が受けられるようにするためです。
ただし利用するためには条件をよく理解しておかなければなりません。
女性の特徴を考えなければならない
まずレディスローンというものを作るにあたってどのような検討がなされていったのかを考えてみましょう。
消費者金融も最初は手探り状態だったと思われますが、女性の特徴を掴めばやらなければならないことは明らかでした。
考える必要があるのは次の2点です。
- 収入が少なくても融資できる条件を整える
- 返済できる方法
まず女性の特徴としてはいくら社会進出が進んだといっても、まだまだ収入の格差は大きく、パートなどでの勤務形態が多いため収入は非常に少なく融資条件は厳しいわけです。
またこういった収入が少ない人であっても返済できなければ女性の首を絞めることになってしまいますし、消費者金融のほうでも不良債権化してしまう事になり両者が不幸になってしまいます。
利用限度額を抑えて借り入れできる人を増やす
そこでこの2点の解決策について考えてみましょう。
それまでの考え方からいけば、多くの女性が審査で落とされてしまう事になりかねないわけです。つまりはっきり言えばそれまでよりも審査基準を緩くするしかなかったでしょう。
そこで問題点を考えてみると要は収入が少ないために大きな貸し出しができないという点に行きつきます。
法的に言うと収入の3分の1まで借入れできますが収入が少なけれそれでも返済が厳しいことも考えられます。
女性のほうも例えば生活費の補てん程度であればそれほど大きな借入は必要ないはずですから、十分とは言いませんが借りられるようにはなります。
金利は高めの場合が多い
もう一つ気になるのが金利です。
金利が高ければそれだけ利息が増えてしまって、少ない収入の中で返済しているのに、返済期間が長引いてしまう原因になります。
しかし通常金利は利用限度額に反比例して上下します。利用限度額が少なければ金利は上がるのです。
利用限度額が少ないということはその人に貸すことにはリスクが高くなるということです。リスクが高くなるということはそれを担保するために利息を高くするのが普通です。
したがって通常であれば収入の少ない人への貸し出しのために高い金利が設定されます。このため本来であれば女性向けのレディスローンは一般向けのローンに比べてかなり金利を高くするべきものでした。
しかし消費者金融のほうも女性利用者を獲得するためにはそういうわけにもいかず多くは一般向けの最も高い程度と同程度の設定にしたのです。
これによって負担が少ないとは言いませんが、条件的には収入の少ない女性でも借りられる環境ができたことになります。
専業主婦の場合は要注意
注意が必要なのは専業主婦の場合です。消費者金融には貸金業法が適用になりますが、その中には総量規制というものがあるためこの規定で収入の3分の1以上は貸せません。
50万円までは例外になりますが、それでも収入がなければさすがに業者は貸しません。
専業主婦の場合は収入はありませんから通常ならなかなか貸してくれるところはありません。
しかし生活を支えているのはこの主婦の皆さんということもあって、この法律には専業主婦に例外を設けています。これによれば配偶者である旦那さんの了解があれば旦那さんの収入枠を利用できるようになっています。
しかし一般向けの場合にはこの例外規定を適用してくれない場合もあって、やはり借入は難しくなっている場合が多々あります。
ところがレディスローンではやはり上限は限られますが、旦那さんの了解があれば貸してくれるのが普通です。
専業主婦以外でも旦那さんに相談しておこう
生活を切り盛りしているのはもちろん専業主婦だけではなく仕事をしている主婦でも同じです。(こちらもご参考に→主婦もカードローンを利用できる?)
したがって生活にかかる費用というのは旦那さんにも当然責任を持ってもらって良いものです。ですから返済も自分の収入から行うかどうか考えてみてください。
自分のために利用するお金であれば自分の名前で自分の収入の範囲で借入すべきですが、生活費の場合には家計から返済するほうが正しいのではないでしょうか。
なにも自分だけで何とかしなくてもよいはずのお金です。
そこで生活のために借入する必要があるということであれば、旦那さんにも相談して、どちらの名義で借入するかも含めて話し合ってから、借入したほうが良いでしょうか。
そうすれば、たとえ自分名義で借りたとしても困った時には助けてもらう事ができます。
利用したいお金によっては一般向けローンを狙おう
ただし収入が大きく、将来的にもっと大きなお金を借りる可能性があるというような場合にはレディスローンでは利用限度額が小さいので、必要なだけ利用限度額を増額することができなくなってしまいます。
そうするとその時点で契約し直しも必要になってしまいます。
そういう場合には最初からレディスローンではなくて一般向けのカードローンのほうを申込んだほうがよいので、自分の返済能力もよく考えて申込む方を決めなければなりません。
もちろん一般向けローンのほうが審査は厳しいということも考慮が必要です。
ただし、一般向けのカードローンを申し込んだとしても最初から大きなお金を貸してくれるわけではありません。最初はレディスローンと同じ程度という場合もあります。
ですから最初から大きなお金を希望してもまず無理だということは覚えておきましょう。
だから将来的に大きなお金を借りたいと考えている女性はもう一つの選択肢である一般向けのカードローンのほうを利用した方が良いかもしれん。
もちろん審査条件などはレディスローンよりも厳しいわけじゃから、収入などはそれなりに条件が整っていることが前提になるがのう。
返済のことをまず考えてから借入しよう
ここまでは女性が借りるということを考えてきましたがローンというものは借入のことだけを考えていると失敗します。
借入すれば翌月以降返済が始まることになります。もし返済ができなければ、女性であっても社会的信用は無くなってしまいます。
したがってカードローンを利用する際には借入のことを考えると同時に返済についてもしっかり考えておかなければなりません。
ここを甘く見ていると、後になって返済が重くのしかかってくることになり、場合によっては自分の首を絞めることになります。
重要なのは返済できるかどうか
ローンというものは返済が完了しないかぎり終わるものではありません。返済できなければいつまでも続くのです。
借入ばかりに目が行くのが普通ですが、返済のほうがローン全体からみると重要なのです。
したがって借入する場合には返済していけるかどうかの目途をつけておくことが大切で、そのためには自分の返済能力をよく把握していることが必要です。
金融機関の審査でもその点が焦点になると言って良いでしょう。
返済して行くのは自分です。自分のお金の流れというものは自分しかわかりません。
しかし金融機関はその人の支出を把握しているわけではなく収入からだけしか判断できません。その点も問題です。金融機関が審査を通したとしても返済できない可能性もあるのです。
返済能力がなければレディスローンでも審査は通らない
カードローンの返済方法は次の2点です。
- 月々決まった返済日に分割して返済する方法
- お金ができた時に全額あるいは一部を任意の時点で返済する方法
このうち通常利用されるのが月々返済する方法です。したがって金融機関は年収だけではなく、月々の収入が安定していることを重視し、これが返済能力に基礎になります。
審査ではまずこの返済能力が問われ、収入から月々どの程度まで返済に回せるのかが計算されることになります。
この返済可能額が実際の返済額を上回っていれば一応返済能力ありということになります。
消費者金融はお金を貸して利息を利益にしていますから本来は貸したくてしょうがないのですが、この返済能力が伴わなければ審査を通すことはできません。幾らか融資したくても消費者金融も赤字覚悟で貸すようなことはないのです。
女性だから多少はそのあたりは甘くなるのではないかと考えてしまう人も居るかもしれませんが、消費者金融は企業です。慈善活動をしているのではありません。
幾ら少ないといっても利益が上がるから貸すわけで、女性だからといってその点での審査は甘くはなりません。
事前に返済計画を立ててみよう
また先ほ問題と言いましたが消費者金融が審査を通したとしても、返済できる保証などないのです。
したがって借入する前には自分で返済計画を立ててみてください。返済計画というのは借入を完済するまでどのように返済していくかの計画です。
まず家計簿からこれまでの収支を計算してみましょう。1年程度さかのぼってみてください。その数字から完済までの月々の収支を予想します。
最近の傾向と季節変動も考えて1年前の同月の数字も参考に、できるだけ正確に予想するようにしましょう。
収支が黒字でそれが返済額を上回っていれば、借入しても返済はできるということになります。
上回っていなければ返済に行き詰ってしまうでしょう。その場合には借入額や何かの出費を抑えられないかということを考えてみてください。
家計から返済する場合には旦那さんにも判断してもらおう
もし返済を自分の収入からではなく家計から返済するのであれば、収入の大きな部分を占める旦那さんにも検討に加わってもらいましょう。
自分だけでは返済できないような場合も家計からという事になると、返済計画は変わってくる事になり返済できるかもしれません。
また自分だけではなかなか解決できないような問題であっても、旦那さんがいれば問題を別の角度から見ることができるようになってそれまで見えていなかった部分も見えてくるようになるかもしれません。とんでもない問題をはらんでいる可能性だってありますよ。
いろいろと議論したうえで借入額や月々の支出を調整してみて返済できる返済計画に仕上げるようにしましょう。
安易な判断や計画にあやふやな部分がある場合には、その部分が解決しない限り、借り入れをしてはいけません。
自分に都合よく考えず客観的に判断することが重要
気を付けなければならないのは自分や旦那さんのように利害が一致しているような人の場合、問題に対して同じように甘い判断になってしまう可能性があるということです。
こうなってしまうとその部分について返済計画がずさんなものになってしまいます。
返済計画を立てる場合には、あくまで第三者的な考え方をして、旦那さんと2人で行うのであればお互いに疑問点をぶつけ合うようにして、その解決策を見つけていくというような検討を行わなければなりません。
もしどうしても判断が甘くなりがちであれば必要に応じて友人などに手伝ってもらって客観的な判断ができるようにしたほうが返済については無難だと考えてよいでしょう。
甘い判断は何も生みません。厳しく考えて返済できると言う計画を立ててください。
返済できそうにない場合には借入はあきらめよう
しかしそのように厳しく考えていった場合どうしても返済できる返済計画に纏めることができない場合も出てきます。
そういう場合にはどうすれば良いのでしょう。何とかなるだろと思って借入してしまう人もいますが、それは危険です。
基本としては返済の目途が立たないということになると借入は見合わせるしかありません。
返済していけば確かに何とかなる場合もあるかもしれませんが、返済できなくなってしまうことも無いとは言えません。とても危険な行為なのです。
もしどうしても返済計画が立てられないということであれば、お金の利用目的を見直して借入額を見直してみたり、利用目的自体を諦めてしまうということも冷静に考えれば必要なことです。時期をずらして再度考えることを勧めます。
ここで借り入れを強行すると、返済に行き詰ってしまい借金地獄という言葉が当てはまる状況に陥ります。この場合金融機関が悪者と考える場合が多いですが、それは逆恨みです。返済できそうにないことが分かっていたわけですから、責任は主に自分にあるのです。
周囲が注意しなければならない点
場合によっては、自分で自分を制御できなくなることがあります。この場合自分自身では返済計画の検討など何もできず、ただただ借入れを続けることになるのです。
最近時々耳にする言葉に依存症があります。際限なく買い物を続けてしまう買い物依存症、パチンコが止められないパチンコ依存症などが具体的な例ですが、こういった依存症に陥る可能性が高いのが女性です。
買い物依存症の場合にはすぐに自分の貯金など用意できるお金を使い果たしてしまいますから、その後は借入れして続けるしかありません。そこで周囲に相談せず、カードローンを契約し借り続けるのです。
周囲に相談はできませんから、周囲が気が付いたときには大きな負債になっているのが普通です。
ですから周囲の人は注意深く観察して、新しい洋服などが急激に増えているというような兆候を見逃さないようにしなければなりません。その場合借入れしたお金が洋服代に消えて行っていると考えられます。
ただこの依存症というのは病気です。本人だけでは治せません。兆候があればすぐに心療内科で相談してください。
もちろんカードローンの利用状況についてもすぐに確認して、利用できないような手段を講じてください。
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カードローンを使える金融業者をチェック!
だが最近ではお店もおしゃれに改装され、女性が借りやすいようなレディスローンも用意されておる。消費者金融のほうもイメージ払しょくのためにいろいろと努力してきたのじゃな。
ただレディスローンは大きなお金を借りることができないようじゃから、先々大きな借り入れが必要なら一般向けカードローンを選ばなければならん。審査は厳しくなるから気を付けなきゃならんのう。
もう一つ注意しなければならんのは、返済のことじゃ。借入はできても返済までできるとは限らんからのう。自分の返済能力をよく把握して返済計画を立ててから借りたほうが安心のようじゃ。
あれなら女性が入ったとしても安心して利用できるはずじゃ。それでも心配なら、女性専用の店舗に行けばスタッフ全員が女性だから安心できるはずじゃ。
また収入が少ないからと言って、尻込みする必要もないようじゃ。借り入れできる金額は少なくなるがレディスローンといって女性にも借りやすいカードローンが用意されておる。
お金が必要になったら、とにかく相談に行ってみてはいかがじゃろう。