限度額増額にはコツがある!依頼時に満たしておきたい条件
カードローンの限度額、その金額が大きければ大きいほど使う用途が広がりますよね。逆に限度額が少額になれば、借りることが出来る金額も少なくなり欲しいものが買えない、やりたいことが出来ないという事になるかもしれません。
実は、限度額は手続きをすることで増額することが可能となっています。しかし、増額依頼をしても必ず認められるというわけではありません。
増額する際には、満たしておきたい条件がいくつかあるのです。限度額増額がスムーズに認められるために、いくつかのコツを押さえておきましょう。
返済能力がカギ!増額依頼が認められる条件とは
カードローンの増額依頼が認められる条件、それはズバリ増額しても返済能力があると認められることです。
増額すると、借りることが出来る金額が増えるのはもちろんですが、返済しなければいけない金額も増えてしまいます。
その増えた分の返済をしっかりと行う事が出来る、そう判断してもらう事が重要なのです。返済能力を認めてもらう条件は新規申し込み時とほとんど変わりません。
- 安定した収入がある
- 総量規制をクリアしている
- 信用情報に問題がない
- 利用実績に問題がない
その限度額を利用するにあたって十分な収入があること、そして銀行カードローン以外の場合は、増額した限度額が総量規制をクリアしていることが必要です。
また、新規契約審査と同様に、ただ収入があるだけでなく安定していることが必要ですね。新規契約審査時と勤務先が変わっていると要注意です。
勤続年数が短ければ収入が安定していると判断されず、増額が認められない場合がある為ですね。勤務先が変わる予定がある場合、転職前に増額依頼をしておくことも検討してみましょう。
増額を依頼するときには、増額後もしっかりと返済できる人間であるということを客観的に見て判断できる必要があるのです。
変更時には要連絡!増額をスムーズにするためのポイント
増額手続きをスムーズに進めるためには、押さえておきたいポイントがあります。それが、申し込み時から変更点が生じた際に連絡をしておく、という点です。
カードローン申込み時とは、状況が変わることはあり得ますよね。
- 収入
- 勤務先
- 住所
- 氏名
これらの点が変更となった場合、速やかにカードローン会社へ連絡するようにしてください。収入や勤務先の変更は、返済能力に大きく影響します。総量規制にも関係してきますので、必ず連絡するようにしておきましょう。
しかし、この手続きを面倒だと思ってはいけません。変更連絡をしていないことで、連絡が取れなくなってしまいカードローンが利用停止になってしまう可能性もゼロではないのです。
また、更新審査時に変更が発覚した際は、連絡がなかったことで信用が不足していると判断され、限度額が減少してしまうケースもあります。
住所変更、勤務先の変更等は、速やかに手続きをするようにしましょう。電話はもちろんですが、インターネットの会員ページで変更手続きができるカードローンも多くあります。特に手間がかかるものではありませんので、確実に行っておきたいですね。
増額には法的な上限がある!総量規制の範囲内で行おう
銀行以外の消費者金融、信販会社が取り扱っているカードローンは総量規制の対象となっています。
年収の3分の1を上限とした限度額設定しかできないと法律で定められているのです。
総量規制は個人が可能としている借り入れ金額の上限を設定しているわけですが、これは返済が苦しくならないよう、借金難に陥らないように収入に見合った借り入れをしようとする国の方針なのです。
返済するにあたって、借り入れした金額に見合う収入があることは必須です。ですから、借り入れ金額が少額になってしまう、とマイナスに考えるのではなく、無理なく返済できる金額がこの金額なんだ、とプラスに考えるようにしたいですね。
ただし、銀行カードローンの場合は総量規制の対象外となっています。年収の3分の1以上の借り入れ、限度額設定が可能となりますが、やはり審査に通らなければいけません。高額限度額を希望するのであればそれなりに厳しい審査が待っていると考えておきましょう。
総量規制はあくまでも目安です。限度額が認められれば返済負担が無い、無理の無い利用が出来ると約束される金額ではありませんので注意しましょう。
増額すると金利がお得になることも!?知っておきたいメリット
増額は、ただ利用可能な金額が増えるというだけではありません。他にも知っておきたいメリットがあるのです。それが、金利がお得になることがあるという点ですね。
金利の設定方法として、主に次の2通りがあります。
- 審査によって一定の範囲内から金利を設定する
- 限度額に応じて金利を設定する
このうち、限度額に応じて金利を設定する場合は、限度額が高くなればなるほど金利が低くなる傾向にあります。つまり、限度額を増額することができれば、金利が低くなるわけです。
利用するカードローンの金利はどのように設定されるのか、チェックしておくと良いでしょう。
主な手段は4通り!増額依頼方法をチェック
増額依頼をする方法はカードローン会社によって異なります。
- 担当者へ電話をする
- 郵送で依頼する
- インターネットから依頼する
- ATMから依頼する
基本的には担当者に電話をすると手続き方法を教えてくれますので、増額方法が分からないのであれば電話をして問い合わせてみると良いでしょう。
インターネットやATMで依頼が出来る場合、増額が可能であれば画面に表示されるというシステムになっているカードローンもあります。
その場合、依頼をして処理が終われば増額が認められます。カードローン会社の審査が終わった状態で増額可能という表示が行われますから、スムーズに限度額増額が出来るというわけですね。
郵送で手続きする場合は多少日数がかかってしまいますから、余裕を持って申し込みをすると良いでしょう。
増額の申込方法は、カードローン会社によって異なっておる。調べておくと良いぞ。
審査に落ちた!?増額依頼が認められないケースは?
増額依頼をしても審査で落とされるケースがあります。
- 現時点で、延滞等返済で問題を起こしている
- 収入が借り入れ希望金額に対して少ない
- カードローンを利用している期間が短い
これらの条件が当てはまれば審査で落とされる可能性が高くなります。
特に、増額前である現時点でスムーズに返済できていないとなれば、増額後の返済もとどこってしまうことが容易に想像できますよね。
増額を見据えているのであれば、カードローンの利用で問題を起こさないようにしておくことが何よりも重要なのです。
しかし、いくらしっかりと返済していても収入が増額金額に見合ったものでは無いと判断されることがあります。
収入は返済するための資金になりますから、ここが安定していない、返済資金に対して少ないという状況であれば返済能力があるとは認められないのです。収入がある程度あり、借り入れ金額に見合ったものであることも必要なのです。
増額依頼時の審査と新規契約審査で異なるのは、現在そのカードローンを利用しているという点です。
ちょっとした返済の遅れ、利用時の問題は全て把握されていますから、利用に問題があれば増額が認められないだけではなく減額、利用停止になる可能性もあるのです。
増額には少なくとも1年以上の返済実績が必要!?
増額依頼が認められないケースとしては、カードローンの返済実績が極端に短いというものがあります。返済実績が1か月、3か月程度での増額申し込みは認められないケースが多いのです。
カードローンの返済実績が短いと、利用後の返済がしっかり行える人なのかどうかを確認することが出来ません。
いくら収入があっても、今までの信用情報に問題が無くても返済期日を守って問題なく利用してくれるかどうかは実際利用してもらうまで分からないのです。
- 返済日をしっかりと守り、問題がない
- コンスタントに利用・返済を繰り返す
この2点を押さえた返済実績を作るようにしておきましょう。
増額依頼は1年以上返済実績が出来てから行うようにしておきましょう。
きちんと返済日を守り、定期的に利用をするという実績を作っておくことが増額審査で落とされないためのポイントとなるという点は要チェックじゃぞ。
増額時には返済時のことを考えておこう
増額を希望するとき、「もっと借りたいな」「もう少し借りられたらあれが買えるのに」そういう思いがあるかもしれません。
しかし!もっと借りたいから増額依頼をすると短絡的に、簡単に考えてはいけません。増額依頼をするときには必ず返済時のことを考えるようにしましょう。
- 毎月いくらずつ返済するのか
- 何か月かかって返済することになるのか
- 負担なく返済することが出来るのか
このように借りた後の返済計画をしっかりとシミュレーションするのです。
そのシミュレーションでOKだと思ったときに増額依頼をするようにしておけば安心ですね。借りる金額が増えるから嬉しい、便利だとメリットだけを考えるのではなく、返済しなければいけないという現実をしっかりと見つめるようにしましょう。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用出来る金融業者をチェック!
増額すれば利用可能額が増えるだけではなく、金利も下がる可能性があるわけじゃが、当然利用額が増えれば毎月の返済負担も大きくなってくるのじゃ。返済時のことを考えて計画的に利用したいものじゃな。
増額は、総量規制の範囲内で行われるものじゃ。貸金業者のカードローンを利用する場合は、自身の収入による上限をチェックしておくと良いぞ。