銀行系カードローンの審査は厳しい！？パスするコツをご紹介

銀行系カードローンを利用したい！でも審査が厳しいんだったら無理かも…そう諦めてはいませんか？実は銀行系カードローンはコツさえ押さえておけば利用することは難しくありません。

どこに注意すれば良いのか、どういう条件なら利用できる可能性があるのか、審査で落ちてしまう要因は何なのか、銀行系カードローンを利用するためのコツを紹介しましょう！

審査に通るのは信用してお金を貸せる人

銀行系カードローンの審査に通るのはどういう人か、それは信用できる人です。

この人はお金を貸しても必ず返してくれると判断されることが審査に通るためには必要なのです。

まずはカードローンの特徴を挙げてみましょう。

• 利用目的が自由
• 好きな時に好きな金額を借り入れ出来る
• 無担保、無保証人でＯＫ

カードローンは担保や保証人が不要の借り入れです。ですから、契約者本人が返済できなければ、基本的には代わりに支払ってくれる人がいないという事になります。

契約者が本当に信用できるのかどうか、それを審査で判断するのです。

カードローンは契約者の判断で限度額の範囲内でいくらでも利用することが出来るという使い勝手の良さが特徴であり、魅力でもあります。

しかし、使いすぎてしまい返済が苦しくなってしまう可能性があるのも事実です。そういう状況にならないよう、計画的に借り入れ、返済をしてくれる、返済するだけの資金を十分に確保することが出来るという人にカードローンを利用してもらうわけですね。

保証会社の審査に通らないと利用不可！？保証会社の基本を知ろう

カードローンの審査は、カードローン会社のみが行うわけではありません。多くの銀行系カードローン会社のカードローンを利用する為には、保証会社の保証を受けることが求められています。

保証会社は、契約者が返済出来なくなったときにカードローン会社へ代わりに返済をする業務を行っています。この代位弁済が行われた後は、契約者はカードローン会社ではなく保証会社へ返済を行うことになるのです。

保証会社は、代わりに返済を行うリスクがあるわけですね。ですから、保証会社は申込者の審査を行い、その審査に通らなければカードローンを利用することが出来ないのです。

カードローンの保証会社は保証業務を専門とする会社が行うこともありますが、以下のような大手消費者金融や銀行グループが行うことも珍しくありません。

• アコム
• プロミス
• SMBCコンシューマーファイナンス

消費者金融は貸付業務のイメージが強いかもしれませんが、個人向け少額貸付のプロフェッショナルです。そのノウハウを貸した保証業務を行っているわけですね。

保証会社の審査は、特別なことが行われるわけではありません。返済能力があり、信用できると判断されれば審査に通ることが出来ます。

カードローンを利用するためには、保証会社の審査を受けなければいけないということを覚えておきましょう。

信用してもらうために必要な条件とは

では、銀行系カードローンの審査に通るために、信用してもらうために必要な条件とはどのようなものなのでしょうか。審査に通るために必要な条件はいくつかあります。

• 収入が安定している
• 過去や現在ローン利用で延滞経験がない
• 自己破産や任意整理を行いブラック状態ではない

信用してもらうために収入が安定しているということが最も重要です。いくら他の要素で問題が無く、過去や現在にローン利用経験がない、経験していても問題なく返済できていたという状態でも、現在の収入が不安定であれば審査に通るのは難しくなります。

それは、安定した収入が無ければいくら返済する気持ちがあっても返済できない状況が生じる可能性があるためです。返済するにも資金が必要です。

その資金は毎月の収入によって得られるわけですから、収入が安定していることは重要なポイントとなるわけですね。

しかし、収入が安定していても過去や現在のローン利用で延滞しているなど問題を起こしていれば審査に通ることは難しくなります。

延滞経験や債務整理経験等、信用情報に問題がないという事は返済能力の判断に大きく影響するのです。収入が安定しているだけではＮＧ、債務整理や延滞経験がないというだけでもＮＧです。

安定した収入、そして信用情報に問題がないという条件を満たすことが審査に通るコツだと言えるでしょう。

審査に通るかどうかにも影響！？押さえておきたい総量規制

総量規制とは、貸金業法内で個人の借入金額上限が定められているものです。その上限額は、「年収の3分の1を超えない金額」となっています。

審査時に他社借入れ件数や金額が影響するのは、この総量規制が要因の1つとなっているのです。しかし、総量規制は法律で定められた規制ですから、いくらカードローン側がお金を貸したいと思っても違反することはできないのです。

すでに他社借入れ総額が総量規制の上限に近い金額になっている場合は、審査に通ることが出来ないというケースが出てくるのです。

ただし、総量規制の対象となるのは銀行系カードローンを含む消費者金融や信販会社のカードローン等の貸金業者のみです。銀行カードローンは総量規制対象外となり、年収による借入上限額がありません。

カードローンを利用する際には、総量規制対象なのか対象外なのかも把握しておくと良いでしょう。

ブラックだと審査に通らないのはなぜ？

ブラックは銀行系カードローンの審査に通らないと聞いたことはありませんか。ブラックとは信用情報に事故情報が登録された状態を指します。（こちらもご参考に→フクホーならブラックでも大丈夫？）

事故情報が登録されれば、ローンやクレジットカードの返済、支払いに関して問題を起こしたことがあるということを知られてしまうわけです。

問題を起こした人は再度問題を起こす可能性があると考えられます。ですから審査に通りにくくなってしまうのです。

ブラックになってしまった状態は個人信用情報に登録されています。このブラック情報は個人信用情報登録機関で共有されていますから、クレジットカードやローン審査を行う担当者であればチェックできてしまうのです。

ですから、どのローンを申込んでも

このような状態になってしまうのです。

ブラックは返済に関して問題を起こしてしまったことを露呈している状態であるということ、信用できないと判断される材料となってしまうということを理解しておきましょう。

ブラックは自己破産だけじゃない

ブラック＝自己破産だと思っていませんか？実はブラックには自己破産以外にも様々な要素があるのです。

• 債務整理
• 延滞
• 短期間での複数カードローン申込み

これらを経験すればブラックとなっている可能性があるのです。債務整理には自己破産以外にも、任意整理、個人民事再生といったものがあります。

自己破産に限らず、債務整理を行えばブラックになるわけですね。延滞も長期になればブラックになる可能性が高くなります。

長期延滞とは3か月以上返済が滞っている状態を指しますから返済期日には遅れないように十分気をつけておきましょう。また、短期間で複数カードローンを申込んだというだけでブラック登録になる場合があります。

申込みブラックを避けたいのであれば、カードローン申し込みは月1社まで、複数の同時申し込みは行わないようにしておきたいですね。

ブラックが審査に通らないということではなく、あくまでも信用に欠けると判断された人物が審査に落ちるという基本は変わりません。

ブラックだからダメ、ブラックじゃなければ審査に通る、カードローンはそう単純なものでもないのです。

銀行系カードローンは銀行カードローンとは別物！

銀行系カードローンの審査が厳しいというイメージがあるのは、「銀行」というワードがついている為でしょう。銀行のカードローン審査は厳しいというのは事実です。

銀行は低金利で少額融資のカードローンで貸し倒れが起きることは避けたいですし、確実に返済できると信用できる人に利用してもらいたいと考えるのは当然だと言えます。

銀行はカードローンの顧客数が大きく伸びなくても、法人等を相手に大きな取引を行っていますから、リスクがある人にあえて貸す必要は無いわけですね。

銀行系カードローンは銀行とグループ関係にある消費者金融のカードローンのことなのです。

銀行系カードローンは銀行が取り扱っているわけではなく、あくまでも消費者金融が取り扱っているということはしっかり把握しておきましょう。

【参考ページはこちら】
ブラックの人はカードローンを使えるの？