申込ブラックは危険！複数のカードローン同時申込をお薦めしない理由

カードローンを申し込むとき、ブラックでは審査に通らない、カードローンを利用することが出来ないと聞いたことはありませんか？

しかし、自分はブラックではないから大丈夫だろう、そう思っている人もいる事でしょう。でも、知らず知らずのうちにブラックになっていることもあるかもしれません。

実は、カードローンを申し込んだだけでブラックになってしまう事があるのです！カードローンを申し込む際にはぜひ知っておきたい申し込みブラックについてご紹介していきましょう。

申し込んだだけでブラックに！？その理由は信用にあり！

カードローンを申し込んだだけでブラックになってしまう、それを申し込みブラックと呼んでいます。

ただし、この申し込みブラックは延滞や債務整理と違って個人信用情報に事故情報として異動登録が行われるわけではありません。

カードローンの申込み審査をクリアするために必要なのは信用です。しかし、審査時に申込み情報が複数あることを確認した場合、お金に困っていて返済に苦労しそうだというマイナスの印象を与えることになるわけです。

複数の申込で返済能力に欠ける、返済能力が不安視されることが、審査に通りづらくさせている状態が申し込みブラックと呼ばれているのですね。

また、消費者金融や信販会社のカードローンを申し込んだ場合は、総量規制に引っかかるケースも考えられます。総量規制では、年収の3分の1以上の貸し付けを行うことが禁止されていますよね。

ですから、複数の申し込みがあると言うことが分かった時点で、自社のカードローン契約を行えば総量規制に抵触する恐れがあると考えるのです。

そのリスクを避けるため、審査に通さないという決定をする可能性も考えられるわけですね。カードローンを申し込む際には、同時の複数申込をしないよう注意しておきましょう。

カードローン利用に必要な信用を得るためのチェックポイント

カードローン利用には、信用が必要であるということを紹介しました。この信用は、複数のカードローンを申し込んでいないということをクリアすれば良いわけではありません。

他にもクリアしておきたいポイントがあるのです。

• 安定した収入がある
• 他社借入れがない、少ない
• ブラックではない

これらの点です。信用を得るためには、返済するだけの資金を確実に得ることが出来る、他の返済がなく無理のない返済が可能である事はもちろんです。

そして、過去に返済・支払いでトラブルを起こしているわけではなく、返済する意思がきちんとある人物であるということを示すようにしておきたいですね。

連続申し込みはいつからＯＫ？申し込み情報削除のタイミング

申し込みブラックは同時の複数申込だけでなく、連続の申込でも該当してしまう恐れがあります。しかし、カードローン審査に落ちれば当然次を考えますよね。

もし、今はそこまで必要とはしていない状況だったとしても、いずれ本当に必要となる時期がやってくるかもしれません。その際、どのくらいの期間を開けるようにすれば安心なのでしょうか。

カードローンの連続した申し込み、個人信用情報への申込み情報の登録期間がカギとなります。

申込み情報や延滞情報、自己破産といった情報は、実は永久に個人信用情報へ登録されるわけではありません。一定の期間が経過すると、削除されるようになっているのです。

ただ、実際すぐにカードローンを利用したいのに6か月も期間を開けるというのは厳しいこともあるでしょう。そのときは、出来れば2件程度で申し込みを辞めておくことをオススメします。

実際、何件同時に申し込めば危険なのか、何件連続に申し込めば申し込みブラックとなってしまうのか、その基準はカードローン会社によって異なっています。ですから、出来るだけ少ない件数でとどめておくのが賢明なのです。

ちなみに、申し込みブラックとなってしまった場合でも、申込み情報自体が6か月で削除されてしまうという点は変わりません。もし、申し込みブラックとなったとしても、6か月経過してしまうまで待つようにすれば良いのです。

カードローン審査に通るか不安なときは簡易審査がオススメ！

カードローンを同時に複数申込むのは何故でしょうか。それは、審査に落ちてしまうのが怖い、困る、そう考えるためですよね。

確実に借入できるところ、審査に通るところが分からない以上、多くのカードローンに申し込みをすることで1つのも審査に通れば…そう安全策を考えているのかもしれません。

しかし、先ほども紹介した通り、カードローンの同時複数申込は申し込みブラックになってしまう可能性が極めて高いため、オススメできません。

そこで是非試してもらいたいのが、簡易審査です。簡易審査は、各カードローン会社が行っている簡易的なお試し審査になります。通常、申し込みをする際には氏名や住所、勤務先といった個人を特定する情報を入力しなければいけません。

しかし、簡易審査は入力項目が限らられています。

• 年収
• 他社借入れ件数、金額
• 生年月日

結果が出るまでは数秒～数十秒程度で、ここで『融資可能だと思われる』という結果が表示されれば、審査に通る可能性があるということになるわけですね。ですから、まずは簡易審査で自分が利用できるかどうかチェックしてみると良いですね。

ただ、注意しなければいけないのは、簡易審査の結果は絶対ではないという点です。

正式に審査を受けると、個人信用情報のチェックや在籍確認が行われ、その結果次第で審査に通らない可能性も十分あるのです。

簡易審査はあくまでも簡易的なものであるということを覚えておきましょう。

ブラックにならないよう普段から気を付けておくべきポイント

ローン審査やクレジットカード審査で不利にならないために、ブラックにならないことは非常に重要となります。

ブラックにならないようにするためには、普段から気を付けておくことが必要となるのです。では、ブラックにならないためにはどうすれば良いでしょうか。

• クレジットカードの支払い日に遅れない
• ローン返済日に遅れない
• 携帯電話代金の支払いに遅れない

この3点に注意しておきましょう。特に気を付けておきたいのが、携帯電話代金の支払いです。

実は、携帯電話代金を滞納しても、ブラックに登録されてしまう恐れがあるのです。

携帯電話の通話料には、携帯電話本体の代金が分割で含まれていることが多くなっています。この分割分が、個人信用情報の登録要件となってしまうわけですね。

携帯電話代金を滞納しても、携帯電話が使えなくなるぐらいだろうと甘く考えていてはいけません。ブラックになってしまうと、最低5年間はブラックとして情報が登録されてしまうことになるのです。

普段から何らかの支払い、返済をする際は、期日に遅れないように気を付けておくようにしておきましょう。それが、ブラックにならないための方法となります。

また、支払いや返済に遅れるようなことが無いよう、支払金額、返済金額がいくらになるのかしっかりと把握し、無理のない利用をすることも大切ですね。

【参考ページはこちら】
カードローンのブラックって何？