多くの方が利用でき、申込条件が明確な釧路信金カードローン3種

家や自動車などの高価なものを購入する際はもちろん、お給料日前のピンチを乗り越えるためにも、金融機関からお金を借りなければならなくなることも、時にはあり得るかもしれません。

そんな時あなたは、お金を借りる先をどのように選びますか？名前をよく見聞きするメガバンクや大手消費者金融だったり、普段お給料の振り込みや生活費の引き落としで使っているメインバンクだったり、人それぞれですよね。

でも、借入先の候補として、魅力的なローン商品が多種類揃っている地元の信用金庫も忘れてはなりません！そんな信用金庫の中から、今回は釧路信用金庫をご紹介します！

釧路信用金庫ってどんなところ？店舗の所在地と営業エリアを確認！

「釧路」という地名は、全国的に知られていますよね。ですから釧路信用金庫が北海道の道東にある金融機関であることは、想像に難くありません。

でも、どこに支店があってどんな信用金庫なのかということまでは、実際に利用していない人には分かりにくいかもしれません。まずは、そんな基本的な部分からお話を始めます。

釧路信用金庫ってどんな金融機関？

釧路信用金庫の歴史は、1925年に「有限責任釧路信用組合」としてスタートしました。その後、信用組合や信用金庫に関する法律の制定に伴って名称変更を繰り返し、1951年に現在の「釧路信用金庫」となりました。

そんな釧路信用金庫はその名の通り、北海道釧路市に本店を置き、以下の地域に支店を展開しています。

• 釧路市
• 川上郡
• 白糠郡
• 帯広市

これらの地域に、全部で18店舗があります。

営業区域に支店がないことも！

多くの信用金庫のカードローン条件には、営業エリア内に自宅か勤務先がある人というものがあります。その例にのっとって考えると、釧路信用金庫を利用できるのは、上記の支店がある地域の人だけと思ってしまいがちですよね。

でも釧路信用金庫の場合は、支店がない地域でも営業区域に入っているところがあるんです。

それをふまえて、あらためて釧路信用金庫の営業区域を見てみましょう。以下の地域が、営業区域となっています。

ご自身がお住まいの地域、あるいは勤務先がある地域が含まれていたでしょうか？

どちらかに該当する方は、釧路信用金庫の支店がない街にお住まいでも、ここのローンを利用できます。

ただし、商品によっては少し例外がある場合もありますので、これについては後にご説明します。

釧路信用金庫のローン商品

ローン商品がたくさんあることが特徴のひとつである信用金庫ですが、釧路信用金庫の場合はどのようなローン商品があるのでしょうか？各種ローンと商品名を、一通りご紹介します。

フリーローンは3種類、カードローンは教育カードローンも含めれば5種類もあるという豊富な商品展開です。介護支援ローンなど、地域住民を応援するための信用金庫らしいローン商品もいろいろあります。

「しんきんきゃっする300」とはどんなカードローン？

ここからは、釧路信用金庫のカードローン商品を順番にご紹介していきます。教育カードローンは目的ローンですので、ここでは使い道自由のカードローン3種をご紹介します。

まずは、どの信用金庫にもある「きゃっする」シリーズである、「しんきんきゃっする300」から見てみましょう。

「しんきんきゃっする300」の商品概要

さっそく、「しんきんきゃっする300」がどんな商品か、概要を表にしてご紹介します。

最大限度額300万円までの、スタンダードなカードローンです。信用金庫は銀行系なので、消費者金融に比べて低金利なのもうれしいポイントです。また、この商品は、インターネットによる仮申し込みも可能です。

さらに、パート・アルバイトでも利用可能ですし、配偶者に安定継続した収入のある専業主婦の方もOKです。ただし、専業主婦の場合は、最大で50万円までの借り入れとなります。

「しんきんきゃっする300」の利用方法

「しんきんきゃっする300」の借入は、ローンカードを使って釧路信用金庫のATM以外にも、全国の信用金庫・コンビニ・銀行などの提携ATMで利用できます。

返済方法としては、借入残高によって定められた返済額を返済用口座から自動引き落としされる、約定返済方式となっています。約定返済日は毎月10日となっています。

約定返済額は、以下の通りです。

この月々の返済額以上に余裕があるときは、釧路信用金庫の窓口や提携先ATMから随時返済することも可能です。

限度額によっては年収などの条件あり！「ドリーム」ってどんな商品？

では次に、「ドリーム」という商品名のカードローンを見てみましょう。「しんきんきゃっする300」とは、どこがどんなふうに違うのでしょうか？

「ドリーム」の商品概要

カードローン「ドリーム」の商品概要を、以下の表にまとめます。

最大の借入限度額が300万円であることは、「しんきんきゃっする300」と同じですが、金利が異なっています。この違いも含め、どんな点が異なっているのか次節でお話します。

「しんきんきゃっする300」との比較

「しんきんきゃっする300」は極度額210万円以上だと金利が9.8％となり、「ドリーム」よりも低金利です。しかし、210万円未満であれば、一律10.0％の「ドリーム」の方が金利がお得になりますので、ご自身の希望融資額によって選ぶと良いでしょう。

また、申し込み条件のひとつとして、「極度額が60万円以上の場合、安定継続した収入があること」とあるので、明記はされていないものの60万円未満であれば専業主婦やパート・アルバイトでも申し込めるということと推察されます。

「しんきんきゃっする300」の場合、専業主婦は50万円までとなっているので、「ドリーム」の方が10万円ほど多めに借りられる可能性があるということですね。（⇒主婦にもおすすめのカードローン情報）

さらに異なるポイントとして、「ドリーム」はインターネットによる申し込みができませんので、ご注意ください。

「ドリーム」の返済について

借り入れの方法については、「ドリーム」も「しんきんきゃっする300」と同様です。約定返済方式であることや、返済日も同じです。ただし、約定返済額だけは異なります。「ドリーム」の返済額は、以下の通りです。

「しんきんきゃっする300」と比較すると、微妙な違いがあるのが分かります。

残高によって、「ドリーム」の方の返済額が多かったり少なかったりするので、どちらの方が楽な返済ができるとは一概には言えません。

これも、やはり返済シミュレーションが必須ですね。

営業エリア内に住民登録が必要！カードローン「エール」をご紹介！

最後にご紹介する釧路信用金庫のカードローンは「エール」という商品名です。頼もしい名前のカードローンで、どんな商品内容なのか興味がわきますね。さっそく、見ていきましょう。

「エール」の商品概要

まずは、「エール」の概要からご紹介します。

これまでご紹介してきた2つのカードローンと違って、こちらの「エール」は最大でも50万円という小口のカードローンになっています。

少額のローンの割には、様々な条件が明記されています。特に、個人信用情報に関して少しでも良くない情報がある人には絶対に貸さないという強い意思が感じられる商品です。

「エール」は住民登録が必要！

さらに、「エール」独自の条件として、営業エリア内に住民登録していることが挙げられます。

他の2つのカードローンは自宅か勤務先が営業区域にあればよいのですが、「エール」の場合は、営業エリアに勤務先があるだけで営業エリア外から通勤しているというケースでは、申し込みができません。

また、自宅が営業区域にあったとしても、住民票は営業区域外の実家に置いたままという人もいるかもしれませんよね。このような場合もまた、申し込み不可となりますのでご注意ください。

さらに、「エール」の契約中に営業エリア外に転居した場合は、自動的に契約終了となり、全額返済しなければならないという条件もあります。

非常に地域密着色の強いカードローン商品といわけですね。

「エール」の返済方法

「しんきんきゃっする300」と「ドリーム」は、借入残高によって返済額が決まる方式でしたが、この「エール」は一律毎月1万円が口座から自動引き落としされるという返済方法です。また、これに加えて、随時返済も可能です。

「エール」の場合は、利用できるATMが限られており、返済は釧路信用金庫をはじめとする信用金庫のみとなります。借入は銀行や農協のATMでも可能ですが、「しんきんきゃっする300」や「ドリーム」と違ってコンビニATMは利用できません。

専業主婦から住宅ローン利用者まで属性に合ったローン選びを！

多くの信用金庫の例に違わず、たくさんのローン商品を展開する釧路信用金庫。この釧路信金の3種類のカードローンを、それぞれじっくりとご紹介してきました。

小口で厳しめの条件がある「エール」、極度額によっては3種類の中でもっとも低金利になる「ドリーム」、スタンダードな内容でインターネットで仮申し込みができる「しんきんきゃっする300」と、商品によっていろんな特徴がありました。

専業主婦やパート・アルバイト、個人事業主、高収入で住宅ローンを組んでいる人等々、様々な属性の人に向けた商品展開となっていますので、ご自身の状況に照らし合わせて、うまくカードローンを選びましょう！

【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者とは