カードローン審査の「困った」を解決
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元外資系だけど今は銀行系カードローン、レイクの特殊な成り立ち

世の中のあらゆるものには、日本のものと外資系とがあります。あまり意識したことがない人も多いかもしれませんが、カードローンやキャッシングにも外資系があります。

たとえば、かつての「レイク」という消費者金融も、その外資系に該当していました。さらに、現在レイクというブランドを擁する新生銀行もまた、一時は外資系の銀行でした。

今回は、そんな新生銀行やレイクにスポットを当てて、少々ややこしいその成り立ちについてお話したいと思います。

「成り立ちには興味ないけど、レイクや新生銀行のカードローンの情報は欲しい!」という人のためにも、カードローン商品についてもしっかりとご紹介します。ぜひご一読くださいね。

新生銀行とレイクの関係とは?複雑な歴史を振り返ってみよう!

「レイク」というグリーンの看板は、多くの人が目にしたことがあると思います。これがいつからか、「新生銀行カードローンレイク」という正式名称に変わっていたことをご存じですか?

まずは歴史を振り返りつつ、かつての外資系では数少ない生き残りであるレイクや新生銀行がどんなところなのか見てみましょう。

レイクの歴史

「レイク」は元々、アメリカ合衆国の「GE (General Electric Company)」という会社の金融部門である「GEキャピタル」によって、日本での貸金業を営んでいました。

つまり、当時は純粋な外資系消費者金融だったのです。

しかし、2006年から段階的に施行が始まり、2010年に完全施行された改正貸金業法の煽りを受け、経営が思わしくなくなります。当時はどの消費者金融にとっても苦しい時代で、廃業する国内消費者金融も少なくありませんでした。

外資系についても状況は同じで、多くの外資系消費者金融が日本から撤退していきました。そして、「レイク」もやはりGEキャピタルの撤退を受け、「新生銀行」に売却されることとなりました。

こうしてレイクは、2008年に新生銀行の子会社となり、翌2009年には「新生フィナンシャル株式会社」という社名に変更しています。

したがって、「レイク」という会社は無く、新生フィナンシャルのサービスブランドのひとつとなったのです。

新生フィナンシャル時代のレイクとは

新生フィナンシャルは貸金業や保証事業を中心とする消費者金融会社ですから、レイクも当時は消費者金融としてカードローン商品を取り扱っていました。

貸金業法の改正により、総量規制の対象となったため、当時のレイクでは年収の1/3を超える借り入れは不可能でした。

現在では当たり前になっていますが、元々レイクのカードローンを利用していた人にとっては、このような貸金業法改正による変化に不便を感じることも少なくなかったようです。

新生銀行カードローンレイクに変更!

このようなお客さんにとっての不満を解消し、新たな顧客獲得に挑むべく、レイクは2011年10月から新生銀行へ譲渡されました。そして、「新生銀行カードローンレイク」となったのです。

すなわちレイクは、総量規制対象外である銀行系のカードローンに生まれ変わったというわけなのです。

ただし、それ以前にレイクと契約した方は、従来の消費者金融としてのカードローン商品の利用が続きます。現在のレイクを利用したい場合は、新たに申込をし直す必要があります。

とはいえ、レイクと新生フィナンシャルとは同一グループ内にいることには変わりなく、現在のレイクに申込んで可決すれば、新生フィナンシャルによる保証を受けることになります。

ちなみに、現在も新生フィナンシャルには「新生フィナンシャルカードローン」という商品名のカードローンがありますが、それはレイクとは別商品です。

レイクも新生銀行も、つらい時代を乗り切って生き残っている立派なサービスブランドおよび金融機関というわけじゃな。

新生銀行も一時的にアメリカ資本が入ったが、現在は日本の銀行となっておるんじゃ。つまり、レイクも新生銀行もかつては外資系じゃったが、今は日本のものなんじゃよ。

レイクは会社名ではなく、日本の銀行である新生銀行のカードローンの商品名だと思っておけば間違いないんじゃ!

レイクは銀行系!?レイクがどんなカードローンか徹底解説!

前章でお話したとおり、現在のレイクは新生銀行のカードローンとなっています。この章では、銀行系のカードローンの審査について簡単にお話するとともに、レイクの商品の内容や利用方法についてご紹介します。

銀行系カードローン審査とは?

巷では、「消費者金融に比べて銀行系カードローンは審査が厳しい」なんていう噂がありますが、実際のところ明確な差はありません。これはもちろん、銀行系でも消費者金融系でもきちんとした審査基準によって審査を行っているということ。

では、新生銀行の「レイク」に申込んだらどのような審査をされるのでしょうか?レイクの審査基準は公開されていませんが、多くの業者と同様にスコアリング審査だと考えられます。

  • 勤務先・勤続年数・年収
  • 職種・雇用形態
  • 家族構成・居住形態・居住年数
  • 保険証の種類
  • 固定電話や携帯電話の有無
  • 個人信用情報

これらの情報をコンピューターに入力し、属性に応じてスコアリングして、合計点数が一定の基準を満たしていれば可決という、いわば自動審査を行います。

審査において特に重視されるのが、信用情報機関に保管されている個人信用情報です。すでに他社借り入れがある多重債務者や、自己破産などの債務整理を行った履歴がある方、いわゆる金融ブラックの人は審査落ちとなる可能性が高いです。

レイクの商品概要

このような審査は当然レイクでも行われますので、審査に通って初めて、新生銀行カードローンレイクを利用することができます。では、レイクとはどんな商品なのでしょうか?さっそく商品概要を見てみましょう。

項目 内容
限度額 1万円~500万円(1万円単位)
金利 4.5%~18.0%
申し込み条件 ・満20歳以上70歳以下の国内に居住する人
・保証会社(新生フィナンシャル株式会社)の保証を受けられる人
・原則安定した収入がある人
・現在、新生銀行に他のカードローン契約のない人
必要書類 ・運転免許証などの本人確認書類
・限度額100万円以上の場合は源泉徴収票などの所得証明書類

銀行系は一般的に上限金利が14%台ですが、それに比べるとレイクは18.0%となっており、消費者金融系並みです。100万円未満の借入で18.0%が適用される可能性があるので、100万円未満を希望していて金利を節約したい方は、他の銀行カードローンの方が良さそうです。

また、主婦・主夫もOKとの記載がありますが、よく調べると「パート・アルバイトなどで安定した収入がある主婦・主夫」という制限があります。

この辺りも、消費者金融系に準じていると言えます。

レイクの申し込み方法

新生銀行カードローンレイクは、以下のような多種多様な申し込み方法を用意しています。

  • パソコン・スマホ・アプリ
  • 携帯電話
  • 自動契約機
  • 電話
  • 郵送

パソコンやスマホによるインターネット申し込みなら、最短で即日振り込みによる融資が可能です。

また、自動契約機であれば、その場でローンカードが受け取れるので、即日で借り入れが可能なうえに、自宅にローンカードが届かないため家族に知られるリスクを低減できます。

レイクの利用方法

レイクの審査に通ったら、どんなふうに利用すればよいでしょうか?借入の方法は希望口座への即日振り込みとATMによる引き出しとがあります。

レイクの借入および返済は、以下のATMで行うことができます。

  • レイクATM
  • セブン銀行ATM
  • ローソンATM
  • イオン銀行ATM
  • イーネットATM

返済は、新生銀行およびその他銀行の希望口座からの引き落としにも対応しています。引き落とし日は、毎月14日と27日から好きな日にちを選択できます。

レイクは新生銀行のカードローンだから銀行系なのじゃが、金利の高さと本人に収入のない専業主婦・主夫は利用できないところは、消費者金融系のカードローンに近いんじゃ。

ただ、総量規制の対象外となった点は、消費者金融系とは大いに違うところじゃ。法的には年収の1/3以上でも借りられるから、返済能力があって多めに借りたいという人には向いている商品じゃな。

レイク以外にもあった!低金利な新生銀行のカードローンはコレ!

今や、「新生銀行のカードローンといえばレイク」というくらい、レイクの知名度は高いものです。しかし、新生銀行のカードローンにはレイク以外にも独自の商品があることをご存じでしたか?

この機会に、レイク以外の新生銀行カードローンについても、知っておきましょう!

「新生銀行スマートカードローン プラス」の概要

かつて新生銀行には、「スマートカードローン」という商品があったのですが、こちらは2017年にサービス終了となることが決まっており、新規申し込みはできません。

その新しいバージョンとして、2015年11月から「新生銀行スマートカードローン プラス」が登場しました。

そして、このスマートカードローンプラスこそが、レイク以外の新生銀行独自のカードローンなのです。さっそく、その商品概要を見てみましょう。

項目 内容
限度額 1万円~500万円
(郵送による申し込みの場合は10万円・50万円のいずれか)
金利 4.5%~14.8%
申し込み条件 ・満20歳以上満70歳以下の人
・本人または配偶者に安定した収入のある人
・日本国内に居住している人
・保証会社(新生フィナンシャル株式会社)の保証を受けられる人
必要書類 ・運転免許証などの本人確認書類
・限度額によっては源泉徴収票などの所得証明書類

概要から判断すると、ごく標準的な銀行系カードローンであることが見て取れます。配偶者に安定収入があれば、専業主婦も利用可能です。このような点からも、このスマートカードローンプラスの方が完全なる銀行系カードローンと言えますね。

レイクとの違いは?

同じ新生銀行が扱っているカードローンではありますが、レイクとスマートカードローンプラスには大きな違いがあります。もっとも大きな違いは、やはり金利でしょう。限度額はまったく同じですから、この金利の違いはぜひとも事前に知っておきたいところです。

下限金利はどちらも4.5%で同じなのですが、上限金利はレイクが18.0%であるのに対し、スマートカードローンプラスは14.8%で、実に3.2%もの差があります。どちらがお得なのかは限度額によっては微妙なのですが、990,000円までは確実にスマートカードローンプラスの方がお得になります。

また、新生パワーダイレクト(新生銀行のインターネットバンキング)を利用している方なら、本人確認書類が不要で申し込むことができ、さらに18時までの申し込みなら即日融資が可能です。

ただ、レイクには無利息特典があるので、初めての方で30日もしくは180日という無利息期間内に返済できるのであれば、レイクの方が断然お得です。

レイク以外にも、スマートカードローンプラスというカードローンが新生銀行にはあるんじゃな。そして、こっちの方が上限金利が低くて、純粋な銀行系カードローンと言えるんじゃ。

メイン銀行が新生銀行という人には、借入額によってはレイクよりもスマートカードローンプラスの方が適しているかもしれんのじゃ。迷う人は、フリーダイヤルでオペレーターに相談してみるのもオススメじゃよ!

新生銀行カードローンレイクは元外資系の銀行系!でも金利には注意!

元々、アメリカ資本の外資系消費者金融だったレイクは、時代や社会背景の流れの中で紆余曲折を経て、現在は新生銀行のカードローン商品のひとつという位置づけに収まっています。

したがって、レイクは銀行系カードローンなのですが、一般的な銀行系に比べて上限金利が消費者金融系並みに高くなっていることには注意が必要です。

金利も銀行系らしいものを選びたければ、同じ新生銀行にスマートカードローンプラスという商品がありますので、そちらをオススメします。

どちらも利便性には大きな違いはありませんので、レイクには初めての人向けの無利息特典があることなども考慮しつつ、よりお得で利用しやすい商品を見つけてください!

【参考ページはこちら】
レイク以上に審査の甘いカードローンはある?

新生銀行やレイクは外資系だと思っている人もいるかもしれんが、確かに以前はそうだったものの、現在は新生銀行とは日本の銀行であり、レイクはそこで扱われているカードローン商品であるというわけじゃ。

レイクは銀行系カードローンに生まれ変わって総量規制の対象外となったが、それ以外の部分では消費者金融に近い内容だったりもするんじゃ。

よーく商品の内容を確かめて、他の銀行系カードローンとも比較しつつ、納得してから申し込みをするようにすべきじゃよ!

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