伊予銀行カードローン利用者は20万人以上!審査通りやすい?
お金を気軽に借りることが出来るカードローン。
あまり口に出して「使ってるよ!」という人が少ないために、あまり利用していないイメージがありますが、意外と利用者は多いようです。
とはいえ、大手であったり全国ネットのカードローンだけでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし伊予銀行のカードローンは、地方銀行のカードローンながらなんと20万人以上もの方が利用中なんです。
そしてその理由のひとつが「審査が甘い」からなんです!
どうして審査が甘いのか?どんな内容のカードローンなのか?など、気になるところを調べてみました。
伊予銀行には3種類のカードローンが。その中で審査が甘いのは?
伊予銀行は、その名前から想像できる通り愛媛県をテリトリーとした地方銀行です。愛称は「いよぎん」。
他の地方の方にはなかなか馴染みがないとは思いますが、愛媛県では知名度も高い、まさに地元の銀行といえるところですね。
そんな伊予銀行には以下の3種類のカードローン商品を提供しています。
- 新スピードカードローン
- さっとカードローン
- ほっとカードローン
3種類それぞれに特徴があるのですが、その中でも審査が甘いと言われるカードローンがあります。
その商品は…「新スピードカードローン」です。
「新スピードカードローン」の審査が甘い理由は保証会社!
伊予銀行のカードローン商品の中のひとつ、「新スピードカードローン」は審査が甘い可能性が高いと言えます。
しかし、そんなことを言われても「へえ~そうなんだ…。で、なんで?」と思う方がほとんどだと思います。理由もなしにただ「審査が甘い可能性があるから!」と言われてもにわかに信じられないですよね。
もちろんそれには理由があります。秘密は「保証会社」にあるんです。
「新スピードカードローン」の利用条件のひとつに
があります。アコム、という名前に聞き覚えがある方もいるでしょう。そう、あの消費者金融で有名な「アコム」です。CMを目にした、あるいは耳にしたことがある方も多いはず!
いよぎんの「新スピードカードローン」の審査が甘い理由の裏付けに、「保証会社が消費者金融会社であるアコムであること」が大きく関係しているんです。
どうしてアコムが保証会社だと審査が甘い?その理由
なぜアコムが保証会社となっているのか?というと、多くの消費者金融は自分の会社で顧客にお金を貸す事業(いわゆる消費者金融の事業ですね)の他に、「保証業務」という事業も行っています。
この保証業務とは、いわゆる保険のようなものと思ってください。あるいは、「新スピードカードローン」の申込者の保証人になっている、とでも表現したほうがわかりやすいでしょうか。
しかしアコムが保証業務を行っている(保証会社となっている)ので、もし利用者がお金を返済できなくなったらアコムが代わりに伊予銀行に未返済分を弁済(代わりに返済)します。
そしてアコムが本来伊予銀行に支払うべきお金をもともとの利用者から回収するという流れになります。
仮にアコムが回収できなかったとしても伊予銀行としてはアコムから弁済してもらっているのでソンはしていない、ということですね。
これが審査とどう関係あるの?といった疑問が出てくるかと思いますが、大いに関係があります。
こういった「新スピードカードローン」のように保証会社が設定されているカードローン商品の場合、審査基準は保証会社に委ねられることがとても多いんです。
自分の会社が保証をするのだから、基準も決めることが出来るというわけです。
つまり、この商品の審査はアコムが行っているといっても過言ではありません。
銀行のカードローンなのに審査基準はアコムと同じくらいになっている可能性が高い=審査が甘め!といえるんです。
しかも公式ページには既に20万人も利用をしているとの記載があり、間口の広さを感じさせますよね!
「新スピードカードローン」はイイトコ取りな商品といえそう
カードローンについてちょっと詳しい方であれば常識とも言えることですが、基本的に銀行のカードローンは金利が低い分、消費者金融のカードローンに比べると審査は厳しくなります。
ですが「新スピードカードローン」は保証会社がアコムなので、
- 金利は銀行レベルの低金利
- なのに審査は消費者金融レベルの甘さ
といった、なんともイイトコ取りな商品になっています。これはチェックするしかありません!
…とはいえ、注意事項ももちろんあります。それは、伊予銀行が地方銀行であること。
全国に支店がある都市銀行と違い、地方の金融機関である伊予銀行は営業出来るエリアが決まっています。具体的には愛媛県全域ですね(他に大阪や東京など県外の支店も存在はしています)。
伊予銀行のカードローンだけでなく、商品を利用したりサービスを受けるためには伊予銀行の営業エリア内に居住している、あるいは勤務している必要があるんです。
非常に魅力的な商品が多いですが、残念ながら支店・本店がある13都道府県以外が生活区域の方は利用は厳しいと言えるでしょう。
イイトコ取りな「新スピードカードローン」、どんな商品?
それでは具体的に「新スピードカードローン」とはどんな商品なのか、迫っていきましょう!
アコムが保証会社なので銀行カードローンながら審査が甘い可能性が高い、といった魅力に加えて、他にもたくさんの魅力があるんです!
さくっと紹介!「新スピードカードローン」の魅力とは!?
まずはどんな魅力があるのか簡単にまとめてご紹介します。
- 利用限度額が500万円までと余裕の借り入れがOK!
- 専業主婦の方やアルバイトの方でも申し込みが可能!
- 収入を証明する書類を提出する必要なし!
- 契約日にすぐ借り入れが可能!
- カードデザインでバレない!
- 伊予銀行の預金口座がなくても申込み・利用OK!
- 来店不要で申し込みから契約まで可能!
どうでしょうか、どれもこれも魅力的だと思いませんか?正直いって、地方銀行のカードローンとしては破格といってもいいくらいです。
これなら20万人が利用しているというのもうなずけますよね…。
特に嬉しいといえそうなのが、「収入を証明する書類を提出する必要がない」これではないでしょうか?
消費者金融では「貸金業法」という法律により
- 1社から50万円を超えて借り入れる場合
- 複数社合わせて100万円を超えて借り入れる場合
は、必ず収入があることを証明する書類を提出しなければなりません(よく言われる「総量規制」の項目のひとつです)。
銀行のカードローンではそれぞれ「○○万円以上の借り入れの際は必要です」と決められていますが、多くは100万円以上、もしくは300万円以上の借り入れの場合提出するように設定されています。
大手都市銀行である「みずほ銀行」「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」のカードローンでは、それぞれ以下の額で収入を証明できる書類が必要になるとしています。
みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 |
---|---|---|
200万円超 | 100万円超 | 300万円超 |
しかし「新スピードカードローン」ではそれが必要なし。
500万円の借り入れになるとしても収入を証明する書類の提出は必要ないんです!
もちろん専業主婦の方の場合も旦那さんの書類を提出する必要がありませんので安心です。
申し込みに必要なものと申し込み条件は?
収入を証明する書類がいらないなら、一体申し込みに必要なものは…?といった疑問にお答えしましょう。
正直申し込みの際に自分で用意しておくべきものは
のみ、といってもいいでしょう。
他に特別な書類を用意する必要がありませんから、思い立ったその瞬間に申し込みをすることだって出来ちゃいます。
あとはもちろん、申込み条件を満たしていることが前提となります。申込み条件は
- 利用時の年齢が満20歳以上満65歳
- アコムの保証を受けることが出来る
- 伊予銀行の本店・支店がある13都道府県に住んでいる
の3つと非常にシンプルです。
「新スピードカードローン」は伊予銀行の口座を持っている方でも、持っていない方でも条件を満たしていれば申し込むことが可能です。
しかも、地方銀行でありながら伊予銀行の普通預金口座を開設する必要がないんです。
多くの銀行系カードローン、特に地方銀行や信用金庫の場合はまずその金融機関の普通預金口座を開設することが条件に含まれていることがほとんどです。
しかし普通預金口座の開設にはある程度時間がかかるため、急いでカードローンを利用したくてもなかなか借りられない(2週間~1ヶ月後くらい)ことが多いんですね。
でも伊予銀行であれば、返済用口座の開設が不要!「インターネット支店にで口座を開設する(インターネットバンキング申込み)」必要こそありますが、印鑑など煩雑な手続きは不要なんです。これは地方銀行ではかなり異色といってもいいでしょう。
もちろん、すでに伊予銀行の普通預金口座を保有している方はよりスムーズにサービスを受けることが出来るようになっています。
申込み方法も豊富!口座の有無でちょっと違いも
「新スピードカードローン」の申し込み方法は「伊予銀行の普通預金口座を保有しているかどうか」で変わります。
具体的には以下のように、選べる申込み方法の種類が違うんです。
預金口座あり | 預金口座なし |
---|---|
ホームページ・電話・郵送・FAX | ホームページ・電話 |
と4つから選ぶことが出来ます。郵送で申し込む場合、伊予銀行の店舗あるいはATMコーナーに設置してある利用申込書をもらってくる必要がありますが、その他の方法ならわざわざ外に出なくても自宅から申し込みすることが可能です。
中でもホームページとFAXなら24時間受け付けていますから時間を気にせずに申し込みが出来ます。電話は朝の9時から夜の8時までと受付時間が決まっており、かつ銀行の休業日である土日や祝日は受け付けていません。
相談しながら申し込みを考えたい…という方には電話が一番おすすめですが、とりあえず申し込んでおきたい!もう申し込むのは決めている!という方はホームページから、あるいはFAXでの申し込みがおすすめです。
また、スピーディに借入をしたいならホームページからの申込みがおすすめ。特に口座を持っていれば申込み後、書類提出などは一切なし!審査結果を待つだけでOKです。口座を持っていない場合は、審査結果が出たあとにサイトを通じて運転免許証の画像(写真)をアップロードすれば手続き完了!
気になるのは金利!50万円を超えられればかなりお得に!?
カードローンを選ぶ決め手のひとつはやっぱり金利です。
いくらたくさんの魅力があったとしても、金利が高ければそれだけで魅力が半減してしまう…と心配している方もいるのではないでしょうか(笑)。
「新スピードカードローン」ではそんな心配をする必要はありません。金利もバッチリ、銀行ならではの低金利になっています。
利用限度額は最低10万円から、10万円単位で最高で500万円まで借り入れが出来ます。
銀行のカードローンなので総量規制関係なく、年収の3分の1を超えた金額も借り入れ可能です。そこまで借りられるかはまた別のお話となりますが…。
金利は審査によって決められた利用限度額に応じて変動します。
10万円~50万円以下 | 50万円超~400万円以下 | 400万円超~500万円以下 |
---|---|---|
14.5% | 9.5% | 4.5% |
実際借り入れている金額ではないので注意してください。例えば利用限度額が「420万円」の人であれば、実際借り入れているお金が20万円であっても「4.5%」で借りられる、ということです。
いずれも銀行らしい低金利といえます。最高金利は「14.5%」なのでいわゆる大手の銀行カードローンとそう大きく変わりません。最低金利である「4.5%」も非常に平均的といえるでしょう。
固定金利なのでわかりやすい点は大きな魅力と言えそうです。最近は同じ限度額でも金利に幅を持たせるところも多いですので、明確にシミュレーションできるのは嬉しいですね。
こちらもまあ他の銀行カードローンと比べると見たことがない数字ではありません。しかしこの金利の適用範囲は他の銀行のカードローンに比べると非常に広いです。
他の商品であれば50万円~100万円くらいで12%くらい、100万円~200万円くらいで10%くらい、そこから400万円以下が9.5%…という設定でもおかしくありません。
先ほどの大手都市銀行の3行の金利と簡単にですが比較してみましょう。
利用限度額 | みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 |
---|---|---|---|
100万円以下 | 14.0% | 12.6%~14.6% | 12.0%~14.5% |
~200万円以下 | 12.0% | 9.6%~12.6% | 10.0%~12.0% |
~300万円以下 | 9.0%/7.0% | 7.1%~9.6% | 8.0%~10.0% |
比較してみると、50万円までの金利とはそう違いはないものの、50万円を超えて100万円、200万円くらいまでの借入であればかなり伊予銀行の方がオトクに借りることが出来ることがわかりますね。
利用限度額が審査の結果50万円を超えることが出来るのであれば、かなりお得な金利設定といってもいいでしょう。正直利用限度額が60万円であっても、金利が1ケタ台なのはかなりオイシイです。狙っていきたいところですね。
借り入れは基本ATMで。契約時のみ振込での借り入れが可能
「新スピードカードローン」では、借り入れはATMからとなります。
伊予銀行のATMをはじめ、ローソンやセブン-イレブンなどのコンビニATMからも借り入れが可能ですので、借り入れに困る!ということはないと思います。
自宅で気楽に借り入れたいから振込を希望する方もいるかもしれませんが、残念ながら振込で借り入れることは出来ません。
唯一振込で借りることが出来るのは、「新スピードカードローン」の申込時に「即日借り入れ」を希望した場合のみです。「即日借り入れ」を利用した場合、カードローンの返済用の口座(普通預金口座がない場合は指定した口座)に振込されていますので引き出して利用することが出来ます。
そのため、ホームページから申込みその日のうちに審査結果が出れば即日融資を受けることも可能なのですが、申込方法が郵送や電話の場合、契約手続きは郵送でしか行えません。
そのため、契約書類が手元に郵送されてきて、必要事項を契約書類に記入して返送したものが伊予銀行に届き、契約が交わされた日に振込があるというわけです。
また、自身に収入がない専業主婦(主夫)の方、無職の方でかつ返済用口座不要型(伊予銀行の預金口座を持っていない方)は即日振込サービスを受けることは出来ませんので、その点も注意しましょう。
返済は最低2000円から!家計に負担をかけない
返済方法も預金口座があるかどうかで変わります。
預金口座がある場合は毎月1日に、カードローン返済用の口座から引き落としが行われます。預金口座がない方の場合、毎月1日から末日までの間に、約定返済額をATMを通じて振り込む形での返済となります。
預金口座がある方は基本、返済は自動引き落としとなりますが、ボーナス月など余裕がある場合、ATMを通じて随時返済を行うことが可能です。
返済額は「どれだけ利用しているか」、つまり利用金額によって変わります。たくさん借りているときはある程度の金額を返済しなければいけませんが、少しだけ借りているなら返済額も低くなります。
返済額が決定されるタイミングは、前の月の末日。4月1日に引き落とされる返済金額は、3月31日の利用残高によって変わるというわけですね。
返済額は口座の有無に関係なく共通しています。
利用残高 | 返済額 | 利用残高 | 返済額 |
---|---|---|---|
10万円以下 | 2000円 | 50万円超100万円以下 | 15000円 |
10万円超20万円以下 | 4000円 | 100万円超200万円以下 | 25000円 |
20万円超30万円以下 | 6000円 | 200万円超300万円以下 | 35000円 |
30万円超40万円以下 | 8000円 | 300万円超400万円以下 | 45000円 |
40万円超50万円以下 | 10000円 | 400万円超500万円以下 | 50000円 |
たくさんの魅力と低金利、審査の甘さまでつまったカードローン!
来店不要で契約が出来る、しかも低金利で審査まで甘い!?といった、おいしいところばかりを集めたカードローンという印象の「新スピードカードローン」。
申し込めるのは伊予銀行の営業エリア内に住んでいる方のみとなってしまいますが、ぜひ地元の方なら候補として入れておいてもソンはない!と言い切れる商品だと思います。
返済用口座が不要(銀行口座の開設不要)という点からはじまり、収入証明書類が不要な点、
ネット完結でお金を借りることが出来る点など地方銀行のカードローンとは思えん利便性の高さじゃ。
まあ、振込融資が初回のみだけじゃったり、大手に比べると審査時間がかかる(可能性がある)点など敵わない部分もあるがの。ただ、大手銀行系カードローンと比較しても遜色ないくらいポテンシャルがある商品であることは間違いないと言えるじゃろうな。
金利面でも、50万円超100万円以内の借入限度額であればかなりお得じゃ。正直この金利面だけでも推したいくらいじゃな。
他にもまだある!普段使いで利用できる「さっとカードローン」
「新スピードカードローン」は確かにとっても魅力的といえる商品です。しかし、伊予銀行には他にもカードローンがまだあります!
今から簡単にはなってしまいますが、そちらもご紹介していきたいと思います。
まずは「さっとカードローン」。
こちらはその名前の通り、「新スピードカードローン」よりも手軽に利用できますが、ちょっと特殊なカードローンになります。
普通預金のキャッシュカードで利用できる
「さっとカードローン」のどこが「さっと」なのかというと、今持っている伊予銀行のキャッシュカードにカードローン機能をプラスして利用できる、という点です。
わざわざ新しくカードローン用のカードや口座を増やすことなく、手持ちのキャッシュカードで気軽にお金を借りることができちゃいます。
その代わり、お金を借りると預金通帳にもしっかりと記帳されてしまいますので、内緒でカードローンを利用したい、夫婦で通帳を共有している(家計用の通帳など)という場合は要注意です!
条件・必要書類などもシンプル。申込みは窓口で
「さっとカードローン」の利用条件や必要書類なども見ていきましょう。まずは利用条件ですが、
- 申込時の年齢が満20歳以上満60歳未満
- いよぎん保証の保証が受けられる
と、具体的には年齢のみといったところでしょうか。保証会社はアコムではなくいよぎん保証というグループ会社になっています。
必要書類は
- 運転免許証(本人確認書類)
- 普通預金口座(返済用口座)の届出印
の2つだけです。
伊予銀行のキャッシュカードに機能をプラスするタイプのカードローンなので、伊予銀行の普通預金口座を持っている方しか申し込むことは出来ません。
また、ホームページからの申込みは出来ず、伊予銀行の窓口からのみの受付となっています(休日であれば、ローンプラザでの申込みも可能です)。
お金を借りたいならキャッシュカードを使って引き出すだけ!
お金の借り方はとっても簡単。普段ATMでお金を引き出すときのように「お引き出し」を選ぶだけです。
ただ引き出すと、自分の預金口座の残高が減るだけです。残高が0になってからが勝負(?)です。
「さっとカードローン」は、自分の普通預金口座の残高が0円になって初めて借り入れが可能なカードローンになっているんです。
残高がマイナスになってしまった場合、口座の残高の前に「OD」と記載されます。
残高の前に「OD」と記載されていたら実質口座に入っている金額は0円(借りているのみ)というわけですね!
返済は随時なので、都合がいいときに返せばOK
多くのカードローンは毎月1回決められた金額を返済しなければなりませんが、「さっとカードローン」は随時返済を採用しています。
自分の都合に合わせて返済することが可能なので、例えば給料日前の残高ゼロの時にピンチを凌ぐために借りて、お給料が入ったらすぐ全額返済!なんてことも出来ます。
普通預金口座に入金があった時点(お給料の振込みやその他振込みなど)で返済が行われたことになります。
注意しなければならないのは、返済タイミングは自分の好きなときで構いませんが、借りているお金にかかる利息分は毎月10日に普通預金口座(さっとカードローンの口座)から引き落としが行われます。
マイナス残高がない = さっとカードローンの利用がないときはもちろん引き落としは行われません。
利用限度額は50万円と控えめ。金利も1種類のみ
「さっとカードローン」の利用限度額は最大でも50万円とかなり控えめ。
そもそも利用出来るのが普通預金口座の残高が0円になってからなので、そんなに利用限度額が必要ない、ということなのかもしれません。
金利も1種類のみで、どれだけお金を借りても「14%」と非常に設定はシンプルになっています。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
50万円まで | 14.0% |
普段からカードローンを利用するつもりはないけれど、万が一のためにカードローンが使えるようにしておきたい!という方におすすめの商品です。
普段からちょっとお金を借りたい、という方にはあまり向かない商品ではある。預金口座が0円にならないと利用できないからじゃな。貯金はしたいけどお金を借りたい…という人がおるかはわからんが、そういう人には不向きと言えるじゃろう。
ただ「万が一引き落としでお金が足りず、ブラックになってしまうのは嫌だ!」という人であれば契約しておく価値があると言えるじゃろう。給料日前の引き落としで借入をし、給料の振込で借りた分を返済…なんてことも出来るからの。
限度額は50万円と低めではあるが、万が一の備えとして持っておくには十分と言えそうじゃな。
まさにプチカードローンといえる「ほっとカードローン」
最後にご紹介するのが、伊予銀行のカードローン商品の中でもまさに「プチ」といえるカードローン商品である「ほっとカードローン」です。
こちらの商品の特徴としては
- 金利が一律
- 返済額も一律
といった、「シンプルでわかりやすい」内容になっていることですね(伊予銀行のカードローン商品はすべて固定金利なので、金利が一律という点においてはすべてシンプルとも言えそうですが)。
こちらは「さっとカードローン」と違い、別途カードローン専用の口座を作ります。それに合わせてカードローン専用の通帳とカードが発行され、専用のカードで借り入れを行う形のカードローンです。
専用通帳でいくら借りているかわかりやすい!
「ほっとカードローン」のいいところは「目に見えやすい」ことでしょう。カードローン専用口座の通帳に記帳をすることが出来、いつ、いくら借りたかがすぐにわかるようになっています。
口座開設後、一度もお金を借りていないときは残高は「0」となっています。
借り入れることで残高が記入され、金額の前に「さっとカードローン」と同じく「OD」という記号が付与されます。
この借り入れの数字は普通預金口座の通帳には記帳されませんので、家族に内緒で利用しても安心…!と思いきや、伊予銀行の普通預金口座を返済口座に指定しますので、そちらに記帳されてしまいます…。黙ってお金を借りるのは難しいですね(笑)。
いくら借りていても毎月1万円の返済でわかりやすい!
このカードローンの特徴のひとつは、毎月同じ金額が返済に充てられることです。
5万円借りていようが10万円借りていようが、返済する金額は1万円で変わりません。ただし、残高が1万円未満の場合は残高全額のみが普通預金の口座からカードローンの専用口座に振替されます。
引き落としのタイミングは毎月1日です。この毎月の返済に加えて自分の好きなタイミングで返済することも出来ます。(随時返済といいます)
随時返済を行う場合、自分の普通預金口座に入金するのではなく、カードローン専用口座に入金しないと返済したことにならないので注意です!
「プチ」なだけに利用限度額は低め。でも金利も低め!
プチなカードローンですので、利用限度額は最大で「50万円」と、「さっとカードローン」と同額になっています。
しかしながら金利は一律で「13%」と、「さっとカードローン」に比べると1%低く、「新スピードカードローン」に比べると1.5%も低くなっています。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
50万円まで | 13.0% |
あまりたくさんお金を借りるつもりがないなら、伊予銀行の普通預金口座を開設している必要こそありますが、こちらの商品を選ぶのが金利の面では一番お得ですね。
注意するポイントは年齢!上限が一番低い
「ほっとカードローン」を利用するにあたって注意しなければならないポイントは「年齢」です。
(⇒カードローンを利用できる年齢は?)
カードローンには基本的に申し込み・利用が出来る年齢に上限があります。
あまり年齢が高くなると返済できるかどうかわからなくなってくるからですね。
伊予銀行のカードローン商品3つについてもそれぞれ上限の年齢が決められているのですが、「ほっとカードローン」はこのように一番年齢制限がキツいんです。
種類 | 申し込みの上限 | 更新の上限 |
---|---|---|
新スピードカードローン | 満65歳 | 満65歳 |
さっとカードローン | 満60歳 | 満65歳 |
ほっとカードローン | 満55歳 | 満60歳 |
申し込み年齢の満55歳を超えてしまうと、上2つのどちらかにしか申し込むことが出来ません。ちょっと見落としがちですが、年齢の条件もしっかりチェックしておきましょう。
また、金利が一番低いのも特徴と言えるじゃろう。少額の借入でいいならこの商品が一番お得じゃな。
その代わり、返済額は「新スピードカードローン」と比較するとかなり高いと言ってもいいかもわからん。この商品はいくら借りても返済額は「1万円」の定額返済じゃが、「新スピードカードローン」で同じ金額を返済するのは40万円~50万円の借入残高がある状態じゃからな。
低めの金利でお金を貸している分、毎月1万円返済出来る程度の返済能力を有している人にしか貸さない、という形の商品なのかもしれんのう。
それぞれ大きく用途が違う!すべての商品が要チェック
やはりたくさんの魅力とインパクトがあり、王道のカードローンといえるのは「新スピードカードローン」でしょう。
利便性も非常に高く、振込融資でカードが届く前にお金を借りることが出来る点は嬉しい、ともう方も多いのではないでしょうか?
ですが、他の2つのカードローンも手軽だったりわかりやすかったりといった新スピードカードローンにはない魅力があるのも事実です。
言えることは「どのカードローンも要チェックである!」ということ。
営業エリアなどの条件をクリアすることが出来るなら、大手の銀行系カードローンもいいですが伊予銀行のカードローンも検討してみてはいかがでしょうか。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者
大手銀行系カードローンであれば「たったそれだけ?」とも言えるかもしれんが、地方銀行の1カードローンじゃからな、立派といってもいいくらいじゃ。
審査が甘いけれど金利が高い…といったデメリットもそうなく、審査が甘いのに商品も魅力的という嬉しいタイプの商品なのもオススメできる理由のひとつじゃな。
愛媛県だけでなく、支店は大阪や福岡、東京などにもある。営業エリア内に住んでいるなら是非とも選択肢に加えてほしい商品じゃな。
保証会社にそんな権利があるのか?と疑問に思う人もいるかもしれんが、銀行は住宅ローンなど大きな金額であれば個人に貸すノウハウはある程度あっても、基本的に融資先は企業(法人)であり、少額を個人に貸すノウハウは少ないんじゃ。
そのために、消費者金融会社としてノウハウを積み上げてきたところに依頼することが多いんじゃよ。だから基本の審査基準は保証会社に委任しているとも言えるんじゃな。
意外と銀行系カードローンはこの「新スピードカードローン」のように、消費者金融系の会社が保証業務を行っていることも多いぞい。