学生でも役立つローン知識!知っておきたいカードローンの審査基準
現代では学生であっても、金融業者がカードローンの契約を認めているので、学生用カードローンを持てる時代です。
ですが、どのような業者であっても契約可能というわけではありません。
インターネットで紹介されている方法を頼りにしていると、実際に学生でも利用できる業者が見つからなくて、困ったりすることもあります。
なので、学生がカードローンを利用する際の知識として、今回は審査基準を中心にカードローンの基礎知識を案内させていただきます。
在籍確認無し?学生は在籍確認無しでカードローンを持てる?
学生の在籍確認なしは存在するのか?という、よくある質問に対して回答を述べておきます。
次に、「在籍確認は受けると損をする」と思われている人も多いようなので、そちらについても簡単に案内しておきます。
カードローン申込みの内容を元にして、職場で勤務されているかを確認する対応を在籍確認と言います。
そのため、在籍確認を嫌がっている人の多くは、「職場の人にカードローン申込みしていることがバレる」ことに対して、在籍確認はないほうが良いと考えているわけです。
(⇒カードローンの在籍確認についてもっと詳しく)
ですが、在籍確認は必須となっているので、銀行や消費者金融のどちらで申込みを行っても、カードローン審査時に在籍確認が行なわれるようになっているのです。
在籍確認を終えておくことで審査がスムーズに進みますし、また在籍確認の間にカードローンに関する相談も行えるようになっているため、受けると損をするというものでもありません。
ローン審査の豆知識!審査は保証会社を通じて行なわれている?
カードローン審査の豆知識となりますが、カードローン審査は保証会社を通じて行なわれています。
なので、昔のように銀行でカードローン審査を受けた場合、銀行のみが審査を行っているわけではないのです。
カードローン商品情報(概要)の最後の欄に掲載されていることが多いです。
例えば、A銀行でカードローン契約を組んだ場合、必ずしもA銀行で保証を受けているわけではないのです。
よく見ると保証会社が、「消費者金融」となっている場合があります。
現代では、運営を銀行側が行っていた場合に、審査・契約・返済などの対応を消費者金融が行っていることも珍しくありません。
銀行側は銀行としての経営に集中できるので、消費者金融と提携している銀行も珍しくないのです。
有名な銀行では、「新生銀行とレイク」が提携し新生銀行レイクが誕生しています。このように、今ではカードローン審査に関しても、ノウハウが多い消費者金融を通じて行なわれることが増えているのです。
審査で収入証明書が必要?収入証明書が必要になるケースは?
バイト先を通じて収入を得ているケースでは、学生であっても収入証明書を求められることがあります。
収入証明書は以下の書類のことなのですが、以下の内どれか1枚を提出することでカードローン審査が行われるようになります。
- 給与明細書
- 納税証明書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
金融機関は銀行、消費者金融に関係なく収入証明書を求めてくることがあります。バイト先から手渡されることの多い給与明細書であれば、提出そのものはそれほど難しくありません。
また、カードローン審査だけでなくカードローンの増枠においても必要となります。
このような証明は手間暇がかかってしまいますが、信用を得られる収入証明書の提出は利用限度額の見直しにも使われる書類なので、カードローン審査後の利用限度額が少しだけアップすることもあります。
こんなケースに要注意!銀行では学生用カードローンが存在しない?
銀行カードローンの審査基準にもよりますが、学生が審査対象とならないケースも存在します。
銀行は「属性を重要視」してカードローン審査を行っているので、このような対応も今では珍しくありません。
カードローン審査において重要な項目を元にして審査を行う場合の項目のことです。
具体的な項目では、「年収・職種・勤務実績・住居形態・家族構成」の5項目が重要視されていますので、「年収が少なく職種も不安定」という人では、カードローン審査で落ちてしまうことがあります。
昔は年収重視だったので、数ヶ月程度勤務された人でも銀行カードローンで契約が可能でした。
しかし、現代では「年収○○万円以上、1年以上の勤務実績を確認できる方」という基準が、盛り込まれているのです。
そのため、学生だけでなく主婦であっても、現代では中々カードローン審査で通りません。
このような案内をさせていただいた理由ですが、インターネットのクチコミでは「学生でもカードローン契約可能」というクチコミに対して、「どの範囲まで」であれば可能なのか・・・ということを、正確に案内していないものが多く見つかったためです。
(⇒楽天銀行は学生でも申込みできる?)
先に知っておこう!学生用カードローンのメリット・デメリット
次に学生用カードローンのメリット・デメリットについて案内させていただきます。
学生用カードローンは通常のカードローンとは違い、学生でもカードローン審査に通るというメリットが存在します。
このようなメリットが存在するのですが、驚くほどデメリットは存在しません。業者探しで人によっては苦労するくらいがデメリットとなるでしょう。
メリットのほうが多いので今回はメリットのみ案内させていただきますが、下記のとおり学生用カードローンには多くのメリットが存在します。
- 入会費・年会費が不要
- カードローン審査がスピーディー
- 特に利用において制限が存在するわけではない
- 学生証など本人確認書類を提出するだけで審査を受けられる
- 金利に関しても通常より低い場合が多い
- 学生用カードローンでも利用実績として信用情報に掲載される
- 親が保証人となった場合は50万円以上のローンも可能
- クレジットカードと一体型のカードローンも申込める
上記のリストには、あまり聞き慣れない名称も記載されているかと存じますので、簡単にそちらについても案内させていただきます。
今では、個人情報ではなく個人信用情報として信用情報が記録されています。
例えば、A銀行でカードローンされている場合、「借入額・返済実績」の2つは確実に信用情報として記録されていくのです。
現代では、カードローンが単体で販売されているばかりではありません。
そのため、クレジットカード会社とカードローン販売先が提携しているケースもあります。
学生としてカードローン契約を組みたい場合、学生用カードローンを通じて契約を組んだほうが良いじゃろう。
業者はどこを選べば良い?業者選びをすると消費者金融が残る理由
学生用カードローンの販売は、銀行カードローンでは中々見つからないことがございます。
なので、ここからは学生でもカードローン契約が可能な消費者金融を中心にして、カードローン契約の案内を行っていきます。
最初にカードローン契約についてですが、消費者金融であっても「無収入の人では審査が厳しい」ので注意してください。
消費者金融というと、誰にでも貸す・・・というイメージがあるかと思います。
ですが、それは昔の消費者金融がグレーゾーン金利で契約をしていた時代の話なので、現代ではあまりそのような対応を行っていません。
金利設定が20%を超えて設定されている場合の金利です。
今では法改正の影響で、グレーゾーン金利でカードローンを販売してはいけないとなっていますので、昔に比べて消費者金融は誰にでも貸すという状態ではなくなっています。
そのため「収入が安定している」ようであれば、消費者金融は大半の人にお金を貸すわけです。
ここで重要なのは、本当に収入が安定しているのかどうかを、消費者金融のカードローン審査で上手く証明できるかどうかです。
もし、カードローン審査そのものに不安を抱えている方は、カードローン審査の申込前に業者でローン相談を受けておくと良いでしょう。このような対応だけでも、カードローンに対する不安を拭うことができます。
また、どうして消費者金融は人気が高いのだろう?と思われるかも知れません。その理由ですが、「インターネットから審査を受けられる」という魅力があり人気が高いのです。
インターネットからの審査は、「ネット審査、WEB審査」と言われている審査方法の1つです。
現代のインターネット審査は、「パソコン、携帯、スマートフォン」から審査申込が行えるようになっています。
インターネット審査の申込は、20程度の項目に記入をして申込みボタンをクリックするだけで完了します。
学生が気にしているカードローンの悩みでは、「実店舗を訪れたくない、誰にもバレたくない」という悩みが特に大きいため、業者側もこのようなサービスを行っているわけです。
デメリットも存在する!?消費者金融で目立つデメリットをご紹介
消費者金融のメリットは前述しましたので、今度はデメリットについて案内していきます。
大手消費者金融であってもデメリットは存在するのですが、特に大きなデメリットは総量規制により、大きな借入が難しいことです。
2010年以降から多くの業者でよく見られるようになった規制です。
ローンを総額で計算した場合、借入額に対して限度を設けるというものが総量規制です。
具体的な数字として、年収の3分の1以上は借りられない場合を総量規制と言い、規制が設けられていない場合を総量規制対象外と言います。
「銀行以外の金融業者」は、すべて総量規制の対象となっておりますので、年収の3分の1以上は借りられないようになっているのです。
これが消費者金融全体の大きなデメリットでしょう。また、消費者金融で借りすぎていると、「銀行から低評価を受ける」こともあります。
前述しましたが、今では借入に関する記録は信用情報として蓄積されていきます。
つまり、消費者金融を1件ではなく、数件利用していると「借入れに問題がある個人」として、銀行カードローンでは審査に通りづらいこともあるのです。
しかし、借り過ぎの状態では信用が下がってしまうので要注意じゃ。そのような問題を抱えていると、銀行などでローンを組むことが難しくなってしまうのじゃぞ。
審査のコツ!カードローン審査で高い評価を得る方法
大手消費者金融でカードローン審査を受ける場合ですが、カードローン審査で通りやすくなるコツもありますので、なるべくコツを意識してカードローン審査の前に対応をしておくのが重要です。
主だったコツは以下のとおりです。
- 返済中の借金は完済しておく
- 使っていないクレジットカードは解約しておく
- 他のローンを申込む前にカードローン審査を受ける
簡単かも知れませんが、これだけのことをしておくだけでカードローン審査の評価が違ってきます。
また、借金は「小さな金額」であっても借金件数がプラス1件されますので注意してください。
例えば、クレジットカード利用以外に携帯電話のサービスを利用していても同じです。
携帯電話のサービスでは、「携帯電話料金に加算する」形で商品購入を行えるサービスが存在します。各種キャリアで別々の支払方法が存在するのですが、こちらもローン1件という扱いになりますので注意してください。
学生と相性が良い業者!オススメ業者を簡単にご紹介
最後に学生用カードローンに対応している業者をピックアップさせていただきました。
有名な大手消費者金融なので、安心して利用できるのは確かです。
何よりも「最短30分以内」で審査対応している業者をピックアップしましたので、カードローン審査に時間がかかるようなことも御座いません。
業者名 | アコム |
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商品名 | キャッシング専用アコムカード |
金利(年率) | 3.0%~18.0% |
融資限度額 | 800万円 |
PR | ・女性から長く支持されている消費者金融 ・金融業者で特にスピーディーな審査で高評価 ・安定収入さえあれば主婦、学生の借入にも対応 ・初回申込であれば30日間が無利息期間 ・楽天銀行口座と連携し24時間365日の振込に対応 |
【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者を教えて!
カードローン審査は昔に比べて素早い対応が可能になったので、銀行や消費者金融で同じようなスピードで審査を行ってもらえるのじゃ。なので、学生であっても素早く審査を行ってもらえるようになっておるのじゃぞ。
ただし、銀行はカードローン審査が厳しいので、審査基準によっては学生に対して審査を行っていないケースもあるのじゃ。
また、学生であっても収入証明書の提出を求められることがあるのじゃぞ。