西日本シティ銀行は厳しい?カードローンの審査内容を解明!
西日本シティ銀行は福岡を中心に活躍する地方銀行ですが、その中でも比較的規模は大きく、九州地方にお住まいならご存知かつご利用されている方も多いのではないでしょうか?
もちろん融資を行う金融業者としての仕事もしており、この西日本シティ銀行は金融業者としてはどうなのか、特に審査関連については気になりますよね。
審査が厳しいかどうかなど、多くの人に役立つ知識をしっかりとお教えします。
地方銀行ってどんなところ?基本的な特徴からチェック!
最初に、西日本シティ銀行も分類される『地方銀行』の特徴について理解しましょう。
- 特定地方のみで営業
- 地元の人を優遇してくれる
- サービス内容も若干絞られている
- 銀行なので総量規制はない
基本的には『都市銀行に比べて規模もサービス内容も小規模』という感じですが、利用限度額が制限される『総量規制』などの基本は同じです。
たとえば収入がない専業主婦の場合、総量規制下では利用限度額も0円になるので、消費者金融からは借りられません。しかし西日本シティ銀行といった銀行系の融資なら規制もなく、対応してくれる業者も多いでしょう。(こちらもご参考に→主婦にもおすすめのカードローンを教えて!)
地方銀行なら欠かせない?少し特殊な必要条件について
総量規制の対象にならないなど使いやすい西日本シティ銀行ですが、地方銀行から融資を受ける場合、都市銀行よりも必要条件がやや特殊です。
特に下記の2点については、どんな銀行を使う場合もチェックしておきましょう。
- 銀行口座の有無
- 現在の住所
口座開設及び営業区域内に済んでいるかどうか、これは地方銀行ごとに若干対応が異なり、西日本シティ銀行ではどうでしょうか?
住所→近くに住んでいないと無理
口座に関しては必須ではなく、「メインの口座は別の銀行を使っているけど、カードローンは西日本シティ銀行がいいな」という人でも問題ありません。
しかし住所に関しては『営業区域内』に住んでいることが欠かせないため、地方銀行から融資を受ける場合、住所に合わせた銀行を絞り込みましょう。
現金融資以外も豊富?西日本シティ銀行の借入方法一覧
地方銀行の多くは融資方法が少なめなのですが、西日本シティ銀行は豊富に用意されており、大きく分類しても5種類もの方法があります。
- カードローン
- フリーローン
- 目的別ローン
- 住宅ローン
- 不動産活用ローン
住宅ローンや目的別ローンは大口の借り入れで役立ちますが、やはり日常的に使える融資といえば『現金を直接借りられる方法』ですよね?
そんな現金融資に該当するのは『カードローン』と『フリーローン』であり、西日本シティ銀行の融資方法でも主力と呼べる存在です。今回は現金融資に集中してご紹介するので、どちらが自分にとって欲しい方法なのか、しっかりと考えて申し込みましょう。
同じ現金融資でも違う?カードローンとフリーローンの差とは
カードローンとフリーローンの説明を見ておきましょう。
最初の審査にて決められた限度額内なら、好きなタイミングで好きな金額を借りられます。名前の通りカードを使って操作しますが、最近はネットや電話などでも融資を受けられるでしょう。
ざっくり説明すると、『カードがないカードローン』です。自由に使えるお金を借りられるのは同じですが、一度借りたら追加の利用が難しく、小回りでは劣っている方法でしょう。
また、会社によってカードローンとフリーローンの扱いが違うのにも注意してください。
こうやって書くと「フリーローンはカードローンの下位互換?」と思われそうですが、会社によってはカードローンよりも低金利だったり、次項にて説明するように『審査』に影響したりする場合もあります。
ただ、初めて現金を借り入れるというのなら、カードローンを選んだほうが後々の汎用性は高いじゃろう。
融資方法で違う?審査難易度がそれぞれで異なるワケ
融資方法で異なるのは使い勝手だけでなく、『審査難易度』にも影響があり、そうした点も考慮して選ぶのも良いでしょう。
たとえば西日本シティ銀行の融資方法で比較すると、下記のような順番になります。
住宅ローンが一番難易度も高く、その次に目的別ローン、フリーローンとカードローンは同じに見えて、僅差でフリーローンが簡単でしょう。
「なぜフリーローンのほうが簡単なの?」という疑問については、『借り増しが難しく銀行側のリスクが低い』こと、そして『返済ペースが一定で返す側も容易』なのが関係しやすいですね。
したがって、『より確実に借りたいなら審査難易度が最も低いフリーローン』が最適ですが、『金額』によってはカードローンとなら逆転する可能性もあります。
大口融資希望なら注意?金額でも変わる審査難易度
「カードローンとフリーローンならフリーローンのほうがやや簡単」と説明しましたが、下記のようなケースでは難易度が逆転します。
- カードローンで限度額50万円を希望する
- フリーローンで限度額100万円を希望する
こうした点からも分かるように、融資では希望する金額によって大きく難易度が変化し、確実に融資を受けたいなら必要最低限の申請が賢いです。
また、カードローンの場合は『増額』に対応しているため、あとから限度額を増やせます。「とりあえず確実にカードを作りたい!」というのなら、『最初は少なめにして作りやすく、あとから限度額をじっくり増やしていく』と良いでしょう。
なお、カードローンもフリーローンも『100万円』から急激に難易度が変わるため、それを目安に希望額を設定してください。
もちろん何度も融資を使って実績もあるなら、相応の条件を求めるのも大事じゃぞ。
重要なポイントは同じ?融資審査基準で大事なこととは
最後に『融資審査基準で大事なこと』を見ていきますが、これはカードローンやフリーローン以外の全ての方法にて共通しており、覚えておいて損はありません。
- 年収
- 勤続先
- 勤続年数
- 今現在借りているお金の総額
たとえば年収が0ではほぼ全ての融資審査に落ち、勤務先によって有利不利が大きく変わるように、こうした基準はどんな方法に申し込む場合でも意識しておきましょう。
そしてこの基準を点数化した際、「カードローンなら50点でも楽勝で通過できるけど、住宅ローンなら80点あってもギリギリ」という具合に審査結果が変わるのです。
どんな融資も受けられない原因はここにあった!?
審査基準の補足として、『どんな金融業者にも落ちてしまう要素』も確認しておきましょう。
- ブラックリストに登録されている
- 半年ほど前に同じ申込先の審査に落ちている
- 一切収入が無い
長期の延滞や債務整理を行った『ブラックリスト』と呼ばれる人はあらゆる金融業者が把握しているため、銀行のような厳しいところにはまず通りません。
(⇒カードローンのブラックリストとは)
しかもブラックリストとしての記録が消えるには5年から10年は必要で、その間は融資を受けられないため非常に不便です。将来のことも考えるなら、ブラックリストにはならないような立ち回りが必要でしょう。
他の要素も確実に落とされますが、一切収入がない場合でも専業主婦だけは別で、『配偶者に収入があればそちらを参照して申し込める』ケースがあります。
特に西日本シティ銀行のような総量規制がない借入先なら、より相談しやすいでしょう。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者を教えて!
どうしても確実に通りたいなら小口のカードローンに申し込んだり、先にもっと簡単な会社の融資で経験を積むのもアリじゃな。くれぐれも最初の申し込みで欲張るではないぞ?
カードローンを作る際にちょっと特殊な条件もあるが、地元民なら簡単に満たせるから、最寄りの地方銀行なら気にすることもなさそうじゃ。