来店不要でOKな商品も!鳥取銀行のカードローンの内容は?
地方銀行のカードローンは大手銀行系・消費者金融系カードローンと比べると金利が低いものも多いのですが、地方銀行ならではといえる弱い部分というのも持ち合わせています。
それは契約手続き。地方の金融機関の場合、どうしても契約手続きは窓口でしか行えない商品が多いんです。
しかし、そのような弱い部分がカバーされているカードローンがある、と知ったらどう思いますか?ちょっと興味が湧いてくるのではないでしょうか。
なんと「鳥取銀行」なら、カードローンの欠点といえるところをカバーしているカードローンを利用することが出来るんです!
欠点をカバーした商品「とりぎんらくだスーパーカードローン」
鳥取銀行(とりぎん)には3種類のカードローンがあるのですが、その中でも代表といえる商品が「とりぎんらくだスーパーカードローン」。
こちらは地方銀行や信用金庫でカードローンを利用する際にありがちな「もうちょっとここが…」といったポイントをしっかりカバーできているカードローン商品なんです。
加えて内容の方も、特徴のように地方銀行のカードローンとして考えると、多くの他の商品と比べて特徴的な部分が多いものになっています。
申し込み上限年齢が70歳超え!?幅の広さに驚き
まず気になるポイントと言えば、申し込み条件です。特に重要なのは年齢ですね。
なぜ年齢が重要なのかというと、利用できる年数がかなり変わってくるからです。
今自分は若いから!という方なら何も心配はいらないと思いますが、仮に50歳の方がカードローンを申し込む場合、申し込みの上限年齢が満55歳だと、自分が55歳の誕生日を迎えた月の末日までしか新規の借り入れが出来なくなるケースがほとんどです。
商品によっては利用(新規借入)が可能なのは65歳までというケースもありますが、基本的には実質利用できる期間は5年間よりも少ない…というわけですね。(もちろん返済が残っている場合、返済だけをすることになります)
しかしこれが満65歳までの商品であれば、+10年間借り入れも出来るわけです。自分の年齢で申し込み出来るかどうか、という点も重要なのですが、いつまで使い続けることが出来るか…というのもカードローンを選ぶ上では重要なポイントだと言えます。
話を「とりぎんらくだスーパーカードローン」に戻しましょう。この商品を申し込める・利用できる年齢は
となっています。72歳です。これは正直いって業界ではほぼないくらいの上限年齢の高さです。
カードローンにもいろいろありまして、基本的に20歳~利用できるカードローンの場合、多くの銀行では上限の年齢を55歳~65歳程度でとどめています。
(⇒カードローンの年齢制限をチェック!)
ちょっと金利が低めであればそれだけ上限の年齢が低めですし、高めであれば比例して年齢も高めの設定であると考えていただければいいでしょう。
対象が限定的なカードローンとして、高年齢の方向けのカードローンがありますが、それでも72歳までというのはほぼ見かけないといっていいでしょう。驚異というレベルです(笑)。
しかも条件はこの年齢くらいのもの、というのも驚きです。専業主婦でも利用可能!と明記しているわけではないので、実際は収入を得ている人しか利用できない可能性もあるのですが、問い合わせをしてみる価値は十分にあるかと思います。
とはいえ、地方の金融機関ですので鳥取銀行の営業エリア(基本鳥取県内)に居住・勤務している方でないと利用できない可能性が高いですし、鳥取銀行の銀行口座を保有している必要があるでしょう。
※申込みと同時に口座開設出来る商品もありますが、この商品では不明です。
半年後から増額もOkな利用限度額、金利はユニーク!
条件がこれだけゆるいのであれば、利用できる金額が少ないのでは…?そう考えたくなるのが人情というものです。うまい話にはウラがある!とついつい考えてしまいますよね(笑)。
しかし、その期待をいい意味で裏切ってくれるのがこのカードローン。
利用限度額は最低10万円から、10万円単位で最大500万円まで利用することが可能です。
しかも銀行のカードローンなので総量規制の対象外…つまり、年収の3分の1を超えた金額でも借り入れが可能です。
もちろん対象外だからといって簡単に総量規制を超えた金額を借り入れ出来るというわけではありませんが、チャンスがあるのはちょっと嬉しいところですよね。
とはいえ契約時の利用限度額が思ったより低かった…としょんぼりしてしまう、なんてこともあるかもしれません。
その点も心配しなくて大丈夫です。
「とりぎんらくだスーパーカードローン」は、6ヶ月以上継続して利用していることがわかれば、増額審査を受けることが可能になっています。
増額ってしてみたいけどどのタイミングですればいいかわからないことも多いので、事前にわかっていれば「もう増額の申し込みをしても大丈夫!」と自分でタイミングをはかれるのでありがたいですよね。
そして気になるのはやっぱり「金利」かと思います。
一般的なカードローンでは、利用限度額に合わせて金利が段階的に低くなっていくのが普通ですが、「とりぎんらくだスーパーカードローン」の金利設定は他のカードローンとは一味ちがう設定になっているんです。
この商品において適用される金利は5種類。
そう、5種類なんです。金額にかかわらず、金利は審査の結果この5種類の中のいずれかが適用されるシステムになっているんです!とてもユニークな金利設定といえるでしょう。
借入限度額 | 適用金利 |
---|---|
10万円以上500万円以内(10万円単位) | 4.0%・6.0%・8.0%・11.0%・14.5% |
もちろん傾向としては他のカードローンと同じように、利用限度額が高ければ高いほど金利が低くなる可能性は高いといっていいでしょう。しかし、審査の結果他のカードローンに比べて金利をかなり低く利用できる可能性もある…そんな商品なんです。
しかも、最高金利の14.5%でも他の銀行カードローンに比べると遜色ない金利と言えます。より低い金利で利用できればラッキーという考えでもいいかもしれません。
ただ、100万円以上の利用限度額を希望している場合は金利が明確にわかっているカードローンの方が安心できる、ということもあるでしょう。
このあたりは個人の考えや何を優先するかによって変わってきますが、確実にこの金利で借りることが出来る!というわけではないので(14.5%になってしまう可能性も0ではありません)難しいところですね。
借り入れはATMや窓口で、返済は口座からの引き落としで
「とりぎんらくだスーパーカードローン」を利用してお金を借りる方法は一般的なカードローンとほぼ同じです。
とりぎんや提携の金融機関、コンビニ(セブン銀行ATM・ローソンATM・E-net)などのATMからお金を引き出しで借りる方法と、窓口にてお金を借りる方法の2つがあります。
返済についても一般的なカードローンの返済方法と同じですし、クレジットカードで買い物を行った際の分割払いと同じような返済(支払い)方法なのでここで迷ってしまうことはないと思います。
毎月10日に、鳥取銀行の預金口座の中から返済用の口座として指定した預金口座から決まった金額の引き落としが行われます。複数の預金口座を持っている方は少ないと思いますので、基本的にはとりぎんの銀行口座=返済用口座という認識でOKです。
返済の金額はどうやって決まるのかというと、前回の返済日の借り入れ金額(利息を含む)を基準としています。毎月10日が返済日なので、前月の10日時点での借入残高ということですね。
前月10日の残高 | 返済額 | 前月10日の残高 | 返済額 |
---|---|---|---|
10万円以下 | 2,000円 | 100万円超200万円以下 | 30,000円 |
10万円超20万円以下 | 5,000円 | 200万円超300万円以下 | 40,000円 |
20万円超50万円以下 | 10,000円 | 300万円超400万円以下 | 50,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 | 400万円超 | 60,000円 |
利息を含んでいますので、仮に10万円お金を借りた場合、10万円+利息分なので次回の返済額としては「10万円超20万円以下」に対応し、「5,000円」となります。
申込みはネットや電話、店頭で!土日も申込みOK
個人的に地方銀行のカードローンで「ここは…」と思うポイントは、先ほども触れましたが「契約時に窓口にいく必要がある」ことなんです。
時間がある、取ることが出来る人であれば問題ないところなのですが、日中が仕事という人が多いですし、休み時間に外に出ることがなかなか出来ない人も中にはいます。
休み時間は上司と一緒にランチが定番…なんて場合は、なかなか抜け出すことも出来ませんよね。そんな方が地方銀行や信用金庫のカードローンを申し込んでも結局契約が出来ないまま…なんてケースもあります。
そういった「弱い部分」をこの「とりぎんらくだスーパーカードローン」はしっかりカバー。
郵送または店頭での契約が可能になっているのでわざわざ店頭に行かなくてもカードローンが利用できちゃいます。
忙しい方、なかなか日中に時間が取れない方でもOKなのでカードローンを使いたいな…と考えていた方には朗報ではないでしょうか!
申込方法は以下の4種類です。
- インターネット
- 電話
- FAX
- 窓口(来店)
ラクなのはネット・FAX、相談しながらがいい方は電話がオススメですね。とはいえ、きっちり話を聞いてから申込みたい!という方は窓口もオススメなんです。
とはいえ銀行の窓口に行くのはこれまた普段仕事をしている人には厳しい時間帯。銀行の営業時間は15時までですし、土日や祝日は営業していません。休みの日なら時間が取れるのに、銀行も休み…。これでは不安点がなかなか解消できません。
もちろん、この点も「とりぎんらくだスーパーカードローン」なら心配無用!鳥取銀行にはローンの相談が出来る「ローンプラザ」または「インストアブランチ」があるんです。
ローンプラザの営業時間は平日18時まで、土日・祝日は16時まで。インストアブランチなら土日・祝日も18時まであいていますので仕事の休みの日に合わせて相談しにいくことが出来ます!もちろん申込みもOKですよ(ただし、東京ローンプラザでは申込み不可です)。
いずれの申込方法を取っても、事前審査の結果は電話にて伝えられます。その際、審査に可決していれば融資利率も同時に伝えられます。契約OKであれば、契約手続きに入ります。
鳥取銀行の元に書類が届けば契約成立。その後カードが自宅に届きますので、そこから利用開始となります。
「カードが来るのを待っていられない!」という方でも大丈夫。「らくだスーパーカードローン」なら希望した場合、振込による融資を受けることも可能なんです!このあたりも大手キャッシング会社と同じサービスの高さを感じられますね。
突然の出費にも対応。キャッシュカード一体型の「マイジャスト」
普段カードローンを利用するつもりはないけれど、急な出費でお金が足りない…なんてことにはなりたくない!という方におすすめなのが「マイジャスト」です。
このカードローン商品の特徴は
- 口座が残高不足になっても安心!
- 新しくカードを発行しないのでかさばらない!
- 利用限度額で金利が固定!
このような感じですね。
商品内容と合わせて、この特徴についてもひとつひとつ解説していきます!
一般的なカードローンとはちょっと違う商品。借入条件は普通
この「マイジャスト」というカードローンは、「とりぎんらくだスーパーカードローン」のような専用のカードを使用してお金を引き出す(借りる)ものとは少し毛色が違う商品になっています。
よって、既に鳥取銀行に預金口座(総合口座)を持っている方が対象となりますので、申し込みの時点で鳥取銀行に総合口座を持っていなければなりませんので注意しましょう。
商品が特殊なら借入条件も特殊…?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
「マイジャスト」の借入条件は
- 総合口座を保有している
- 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満
- 保証会社の保証を得ることが出来る
と、あまり「らくだスーパーカードローン」と変わりません。
申し込み年齢の上限は70歳までと他の似たようなカードローンにくらべてこちらも上限年齢は高めの設定ですので、気軽に申し込むことが出来る点は「らくだスーパーカードローン」ととっても近いですね。
限界を超えても引き出せる?「当座貸越」タイプで安心を
「マイジャスト」はその人というよりもその人の「口座」に紐付けされる形のカードローンとなっています。なのでお金の借り方も少し違います。専門的な用語でいうと、「当座貸越」という形になります。
カードローン専用口座に利用限度額(仮に100万円とすれば100万円)が既に貯金されている状態で、そこからお金を引き出している(=借りている)、というイメージでしょうか。
「マイジャスト」の場合、それが「カードローン専用口座」ではなく、「自分の総合口座」になっていると考えていただければわかりやすいかと思います。
え!それじゃあタダの預金と変わらないじゃない?と思うでしょう。確かにそうなんですが、「マイジャスト」を利用すると「自分の総合口座」の預金金額に「マイジャストで契約した分の利用限度額」の金額がプラスされる…といった形になるんです。
鳥取銀行の預金口座に50万円預けているAさんが、「マイジャスト」で利用限度額50万円で契約したとしましょう。
ある日、Aさんは何かしらの理由で80万円必要になってしまい、慌てて鳥取銀行から預金を下ろすことにしました。しかし預金してあるのは50万円で、30万円分足りません…。
でも「マイジャスト」を契約していますので、80万円引き出すことが可能になっています。30万円は「マイジャスト」での借り入れとなっているわけですね。
預金口座の残高とは関係なく借り入れが可能な「とりしんらくだスーパーカードローン」とは違い、自分の預金残高が0円にならないと「マイジャスト」を利用することは出来ません。
なので、「万が一のために」備えるためのカードローン、といった感じになっているんです。
家賃の引き落とし日など「ついつい忘れがち」な引き落としってありますよね。その時に預金残高がないと残高マイナスとなってしまい、引き落としが出来ません。そうなると支払不足となり管理会社から連絡がくるでしょうし、クレジットカードの引き落としが支払不足となってしまったら最悪事故情報として信用情報に登録されてしまう可能性も…。
そうならないように備えておくにはピッタリの商品と言えそうです。
利用限度額は3コース、金利はコースに準じて
「マイジャスト」は「20万円コース」「50万円コース」「100万円コース」の3コースから限度額を選べます。
…が、初めて「マイジャスト」を利用する際に選べるのは一番利用限度額が低い、「20万円コース」のみです。
契約から1年経過すれば、利用状況(利用しているか、利用している場合きちんと返済が行われているかなど)によっては利用限度額を増額することが可能になります。
これもいきなり20万円コースから100万円コースにランクアップできるわけではなく、20万円コースの人は50万円コースに、50万円コースの人は100万円コース…というように、段階的に利用限度額が増えていきます。
金利はコースごとに対応するようになっていて、20万円コースと50万円コースは同じで、100万円コースのみ違う金利となっています。
20万円・50万円コース | 100万円コース |
---|---|
14.5% | 9.0% |
定期的な返済は利息のみ。元金は好きなときの返済でOK
お金の借り入れ方法も特殊なので、返済方法もちょっと特殊な方法になっています。
借りたお金を返済するタイミングは、自分の好きな時でOK。1ヶ月のうちに2回返済してもいいですし、3ヶ月に1回の返済でも問題ありません。
そして、利息分は年に2回まとめて引き落とし(もしくは借り入れ金として追加)されます。引き落としタイミングは毎年2月と8月です。それ以外の月に利息として引き落とされることはありません。
借入は引き落としの際にしかムリなのか?と思った方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。キャッシュカードを利用してATMやCDから現金を引き出すことも可能ですよ。また、窓口でも借入可能ですので、利用自体は「らくだスーパーカードローン」と大きく変わることはありません。
申込みはネットなど不可。窓口へ行くことが必須!
申込み方法ですが、残念ながらネットやFAXなどでの申込みは出来ず、窓口やローンプラザなどでの申込みとなります(こちらも東京ローンプラザでは受け付けていません)。
また、審査結果が出た後は正式な申込みや契約手続きのために一度店舗窓口に行く必要があります。その際には以下のものを持っていきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 預金通帳及び預金通帳の届出印
契約する際に必要となりますので、忘れないようにしてくださいね。
当座貸越型という預金口座に紐付け、マイナス残高分を借り入れてフォローするという形の商品は結構多いんじゃが、一般的なカードローンとは使い勝手が違うため、好みが大きくわかれる商品とも言えるじゃろう。
年に1回~数回大きく出費があるような人や、急な出費に対応出来るようにしておきたい、という人であればわざわざ新たにカードを作る必要がなく(キャッシュカードに機能をつけられる)こういったタイプがおすすめじゃ。
金利も大手銀行系カードローンと同じくらいじゃから、使い勝手もそこそこ悪くない、と言ったところか。
鳥取銀行のお得意様限定!「とりぎんプレミアムカードローン」
もうひとつちょっと特殊なカードローンをご紹介しておきます。
この「とりぎんプレミアムカードローン」は鳥取銀行のエリア内に住んでいる、あるいは勤めているといった地域の条件、そして年齢といった条件にプラスした条件を満たしていないと利用できないカードローンです。
しかし、その分金利が大きく優遇されている、バリバリカードローンを利用したい!という方にはもってこいの商品なんです。
給与振込みや住宅ローンを利用していることが条件
まずは借入条件を見てみましょう。
- 申込時の年齢が満20歳以上65歳未満
- 毎月定期的な収入がある(専業主婦・学生不可)
- 鳥取銀行との取引状況に応じ、審査基準をクリア出来る
- 保証会社の保証を得ることが出来る
以上となっています。この中で気になるのは「取引状況に応じた審査基準をクリアできる」という点でしょう。少々言っていることが曖昧ですよね。
「取引状況」の具体的な内容は
- お給料の振込口座を鳥取銀行の預金口座に指定している
- 鳥取銀行にて住宅ローンを組んでいる
が主に該当します。鳥取銀行をしっかりメインバンクとして利用している…というイメージでしょうか。
「預金口座はあるから利用できるかも!」と思うかもしれませんが、預金口座があるだけでは利用できるかはちょっとわかりません。鳥取銀行が「この人とならしっかり取引ができているな」と思える基準をクリアしていないとダメなんです。
他の条件として特筆すべきところは、本人に収入がある必要があるところでしょうか。つまり自身に収入のない専業主婦の方では申し込みが出来ませんし、バイトなどをしていても定期的かつ安定的な収入と認められず学生さんも申し込みは出来ません。
条件が厳しい分利用限度額と金利は優遇!
条件が厳しい分、利用限度額と金利はとてもありがたいといえるレベルになっていますよ。
利用限度額は3種類なのですが、なんと金利は1種類!
借入限度額 | 適用金利 |
---|---|
100万円・200万円・300万円 | 7.8% |
なんと金利は固定で「7.8%」と、さすが金利が優遇されているだけあってかなりの低金利と言えます。
そして利用限度額も100万円から300万円までと、非常にゆとりがあります。多めに借りたいという方の要望も叶えられるのではないでしょうか?
最高限度額で言えば「らくだスーパーカードローン」の方が大きいのですが、この低金利なら300万円でも十分と言えそうです。
…とはいえ、この金利は本当に低いのか!?と疑問に思った方のために、人気の銀行系カードローンと比較してみました。
限度額 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 | じぶん銀行 |
---|---|---|---|
300万円 | 4.9%~14.5% | 8.99%(スタンダード) 5.29%~5.99%(プレミアム) |
7.0%~9.0% |
200万円 | 6.9%~14.5% | 11.99%(スタンダード) 6.39%~6.99%(プレミアム) |
9.0%~13.0% |
100万円 | 9.6%~14.5% | 14.79%(スタンダード) 7.99%(プレミアム) |
13.0%~17.5% |
100万円に関しては文句なし!しかし流石に住信SBIネット銀行(プレミアムコース)は低金利ですね。他のカードローンであれば十分に対抗できる金利と言えそうです。
返済は毎月、利用額の残高に応じた金額を
返済は「とりぎんらくだスーパーカードローン」と同様に、前月の返済後の残高によって決定されます。返済金額も同じですね。
借り入れ残高が10万円を超える場合は返済額は5000円となりますが、10万円ちょうどでも返済金額が5000円となることもあるようです。
前回返済時点での残高 | 返済額 | 前回返済時点での残高 | 返済額 |
---|---|---|---|
10万円以下 | 2,000円 | 50万円超100万円以下 | 20,000円 |
10万円超20万円以下 | 5,000円 | 100万円超200万円以下 | 30,000円 |
20万円超50万円以下 | 10,000円 | 200万円超 | 40,000円 |
借入は専用のカードを利用し、各ATMやCDからの現金の引き出し、さらに専用口座を開設した本支店にて窓口での借入が可能…と、こちらも「らくだスーパーカードローン」と同じとなっています。
もちろんATMは提携金融機関やセブン銀行、ローソンATMといったコンビニATMにも対応していますよ。
申込みは窓口で!基本的に手続きは窓口オンリー
こちらの商品もネットやFAX、電話からの申込みは出来ません(問い合わせの受付はあります)。申込みや正式な契約手続きなどは申し込んだ支店の窓口オンリーと考えてもらっていいでしょう。
申込み・手続きに必要な書類などは以下の通りです。
- 本人確認書類(運転経歴証明書を含む運転免許証、パスポートなど)
- 銀行への届出印
こういった商品には収入証明書類が必要になるケースも多いのですが、この商品では不要のようです。必要書類が少ないのはありがたいですよね。
一度借りられればOK!な人はフリーローンタイプを選ぼう
ちなみに、この「とりぎんプレミアムカードローン」には、フリーローンタイプもあります。フリーローンタイプは10万円~最大300万円まで、10万円単位までの借り入れが可能とカードローンタイプと変わらないのですが、適用される金利が違います。
フリーローンタイプはカードローンタイプと違い、「限度額の中での借入と返済を繰り返す」ということが出来ません。最初にお金を借りたらあとは返済だけなんです。その分カードローンタイプに比べて金利が低くなっており、なんと「5.0%」とさらに低金利!
継続的にお金を借りておきたいという方はカードローンタイプとなりますが、一度お金を借りられればOKという方はフリーローンタイプを選びましょう。
とはいえお得意様と判断される条件は金融機関によって様々じゃ。今回の商品のように「給与振込口座に指定している」「住宅ローンを利用している」というのは王道じゃな。他にも公共料金の引き落とし口座に指定している…などいろいろあるぞい。
お得意様向けなだけあって、金利も非常に低い設定となっておるな。特に100万円を借りるケースであれば非常にお得じゃ。逆に300万円となると、他のカードローンも候補になってくるが…なかなかそこまで借りられないことも多いじゃろうな。
まとまったお金がその時だけ必要なのであれば、フリーローンタイプの方が2.8%も金利が低くなるのでオススメじゃ。とはいえ、自由度を求めるならカードローンタイプの方がいいじゃろう。
地方銀行のカードローンのマイナス面をカバー。使い勝手も○
鳥取銀行の3種類のカードローンをご紹介してきました。
地方の金融機関ゆえの不便さはどうしてもあり、それが理由で利用をためらっていた…という方もいると思いますが、「らくだスーパーカードローン」に関しては
- 契約のために窓口にいかなくてもOK!
- 土日・祝日でも相談・申込み出来る!
といった地方銀行のカードローンにおけるマイナス面といえるところをしっかりとカバーして、申し込みまでのハードルを下げているのが感じられます。
ただ申し込みのハードルが低くなっているとはいえ、商品そのものが魅力的ではないといくら間口が広くても申し込みするまでには至らないですよね。
その点も全く問題なし。借入限度額は最高で500万円と大手銀行系カードローンに引けを取りません。金利は審査結果に依存するので予測しづらい部分はありますが、そう乖離することもないでしょう。
もちろん地方銀行のマイナス部分と言えるところに目をつぶれるのであれば、他2種類の商品も非常に魅力的です。特に「プレミアムカードローン」は低金利で利用できますので、審査基準に合致しているのであれば利用しない方が勿体無いほどです。
地方銀行は不便だから…と利用をためらっていた方であれば、十分それを覆せる内容になっていると思います。
すでに口座を持っているのなら、十分候補になり得ると言えるでしょう。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者はどこ?
しかし「らくだスーパーカードローン」と「マイジャスト」であれば土日や祝日でも申込みが可能じゃ。マイジャストについては契約手続きのために店舗に行く必要があるが、らくだスーパーカードローンであればその必要もない。少々時間こそかかるが来店不要で契約が可能、というのは大きな魅力と言えるじゃろう。
金利も特別高いということがなく、大手銀行系カードローンと同じくらいじゃから、使いやすさという面でみてもバッチリじゃな。
しかし金利は借入限度額では決定されず、あくまで審査結果に依存しておる。特に大きな金額を借りる(100万円~300万円あたり)場合は他社の方がお得になる可能性もあるから注意じゃぞ。
限度額の増額に関しても、明確にこの時期からOK、という基準を出しておる。たくさんのカードローンを少しずつ利用するというよりは、ひとつのカードローンを継続的に利用していきたいと考えているならピッタリな、優良カードローンと言えるじゃろう。