カードローン審査の「困った」を解決
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転職直後はカードローン審査で不利?その理由と対策!

カードローンの審査については、様々な予想や憶測、経験に基づいたアドバイスが溢れています。

その中でもカードローンの審査について、「転職したてはカードローンでお金を借りにくい」という話は結構有名ではないでしょうか。

すべてのカードローンでそうとは言えませんが、転職したてではカードローンでお金を借りにくい可能性が高いのは確かです。

どうして転職したてでは借りにくくなってしまうのか?その理由と対策法を解説します。転職したらもうしばらくはお金は借りられない?という不安を解消します!

どうして転職したてはダメなの?その理由!

「どうして転職したばっかりではカードローンで借りにくいの?お給料も前より上がったのに…」と思う方も多いと思います。

転職の理由として多いのは

  • 職場の人間関係がイヤになった
  • キャリアアップのため
  • やりたい仕事が見つかったから
  • お給料が仕事量に見合ってない

などなどありますが、大抵転職先を探す場合には「この仕事がしたい!」「お給料は関係ないからラクな仕事がいい!」などといった場合を除けば基本的に前の職場と同じ、もしくはそれ以上のところを選ぶのが普通ですよね。

前より収入が上がったのに借りにくくなってしまうのでは意味がない!そう思う方もいるでしょう。

理由は年収じゃなくて期間にあった

カードローンが借りにくくなるというのは、年収が上がったこととは関係なく、むしろ「期間」が重要だからなんです。

一般的にカードローンの審査において重視されるのは「返済能力」です。

融資したお金をきちんと返済遅延なく、最終的に全額返済出来る人にしかお金を貸すことは出来ません。その目安として、年収がどれだけあるのか、そして勤務先にどれだけ長く勤めているのか?が重要になってくるんです。

そこに期間が絡んでくるのはなぜか?その答えは「期間が短いと本当にそれだけの収入を得ることが出来るのかわからない」からです。

■毎月のお給料が30万円、勤続年数2年 … 確実に30万円×12ヶ月分(+ボーナス) をもらった(1年目)という実績がある

■毎月のお給料が60万円、勤続年数0.5年(半年) … 60万円×6ヶ月分(+ボーナス)をもらっただけで、まだ1年経っていないため後半どうなるかわからない

といった差が生まれます。

後者の場合、後半の半年で急に給与が減額されるというケースは少ないとはいえど、もしかしたら…ということもあります。

転職前の方が借りられる可能性が高い傾向

今出した例で言いますと、年収に倍の差がありますが前者(お給料30万円、勤続年数2年)の方が後者に比べてカードローンでは借りやすいと言われています。年収は倍違うのに、です。

カードローンに限らず住宅ローン等でもそうですが、お金は借入れすれば終わりというものではありません。毎月コツコツと、あるいは一括返済を利用して、完済して初めて終わりとなります。

トラック競技ではなくマラソンのようなものですから、いくら年収という瞬発力の高さがあったとしても、きちんと完済まで返済を続けられる持久力、スタミナのほうが重要と判断される世界なんですね。

なので「転職したらお給料が上がるから、転職してからお金を借りよう!」と意気込むよりも転職前にお金を借りたほうが実はよかった…なんてこともままあります。

年収だけに目がいきがちじゃが、実は勤続年数の方が審査では重要なポイントなんじゃ。知らない人も多かったんじゃないかの?

もちろん年収が全く役に立たんわけではないぞ。消費者金融などの金融会社側は「年収がいくらか」よりも、「きちんと返済できるか」の方を重視しておるだけなんじゃ。

だから額面の年収よりも、実際給与として受け取ってきた実際の金額、それを安定して受け取ってきた年数で判断する場面も出てくるわけじゃな。

特に10年以上勤めていた場合はかなり有利じゃから、転職前に借りることをオススメするぞ。もちろん、最終的には勤務先変更の報告は必要になるんじゃが…。

転職したて、でも借りたい…対策方法は?

勤務年数がカードローンなどのキャッシング審査に与える影響が大きいことがわかりました。

ここで導き出される結論としては、転職したてにカードローンを借りるつもりなら転職前に借りたほうがいい!ということです。

とはいっても、「もうすでに転職してしまった!」という方もいるかと思います。転職する前はお金に困っていなかったけど、転職してから急にお金が必要になってしまった…なんてケースもありますしね。

転職したてだけどお金を借りたい、そんな方が取ることが出来るアイディアをいくつか考えてみました。

しばらく耐えて時間が過ぎるのを待つ

ふざけんな!という声がなんとなく聞こえてきそうではありますが…。い、至って真面目です。

まとまったお金が急に必要!もう切羽詰まっている!という時には取れない手法ですが、しばらく耐えるというのは「お金を借りることが出来る」ということがゴールだとすれば、急がばまわれの方法になるんです。

なぜなら、明記していない商品がほとんどですが、多くのカードローン・キャッシングの審査基準の中には「勤続年数が1年以上欲しい」という項目が含まれている可能性が非常に高いからです。

これは消費者金融系・銀行系どちらのカードローンでも共通している認識・基準です。

勤続年数の条件がついているカードローンは2年または3年以上といったものが多いですから、その半分くらいといったところですね。

仮に転職してすぐにカードローンを申し込んだとしても、勤続年数の短さがネックとなって審査落ちしてしまうケースもあります。より確実に融資を望むのであれば、よほどピンチではない限り、期間をしばらくおくほうが無難というわけですね。

前の職場の収入証明を提出する

信頼を得る手段のひとつが、「収入証明を提出する」ことです。

基本的にカードローンでは一定金額を超える借り入れをしない限り収入を証明するような書類…具体的には源泉徴収票や確定申告書などは提出する必要がありません。

しかし転職したてでは年収がまだ不安定(不確定)ですので、信頼を得るのは難しいです。

なので前の勤め先での年収や勤務年数を証明するものとして収入証明を提出することで、カードローンの審査が通りやすくなる可能性があります。

ただこの方法を使用する場合、インターネットからでも申し込みでは収入証明を提出するタイミングより前に審査に否決してしまう可能性があります。

この対策としては、電話や窓口でオペレーターに「転職したてなんですが、前職の収入証明書類を提出すればお金を借りることは出来るでしょうか?」と相談してみるのがいいと思います。

借入希望額を低く申告する

そもそも勤続年数がある程度ある人と同じステージに立つのがそもそもの間違いだったのだ!と、思ってしまえば簡単な話…かもしれません。

次に考えられる対策は、転職したてで年収が800万円見込みであっても希望利用額は10万円~20万円程度で申告し、金融機関側のリスクを減少させることで借り入れ確率をアップする、という方法です。

勤続年数が短い分お互いのリスクを最小限にし、ゆくゆくは増額によって借入限度額を上げていけばいいだろうという、長い目で見た考え方です。

増額ができそうになければ、勤続年数をある程度確保した後他のカードローンに借り換えるという選択肢もありますし、全く借りられないよりも借りられる環境がある、という方が大切ではないでしょうか。

普段利用している銀行を選ぶ

今までアルバイトやパートであっても働いたことがあるのなら、給与振込みに利用していた銀行口座というのは必ず…というのは言いすぎですが、大抵の場合「おとくいの銀行」はあるのでないでしょうか。

最近ではメガバンクに限らず、地方銀行や信用金庫もカードローン商品を出しているところが殆どで、給与振込みの口座に指定していれば簡単にカードローンが利用できる…という場合もあります。

給与振込口座に指定していたり、公共料金などの引き落とし口座に指定していると金利優遇を受けられることもあるので、そちらの可能性に賭けてみるという手もありますよ。

転職直後にお金を借りる必要が出てきた…というのはなかなか苦しいところではあるのう。しかし対策が全く取れないわけではないから、自分で出来る範囲のことをやるんじゃ。

特に希望借入額を低く申告するのは悪くないんじゃよ。本当に必要な金額だけを借りるのに留めるようにすることも大切じゃ。

あとはクレジットカードを上手く使うこともアイデアのひとつじゃな。買い物であればショッピング枠で、現金が必要ならキャッシング枠…と使い分けることも出来るんじゃ。

転職後の方が借りられるケースもある!

基本的には転職したてよりも転職する前に借り入れを行ったほうがいいのですが、場合によっては転職後の方が借りやすくなる、転職直後でも転職前より借りやすいケースもあります。

いずれも共通しているのは「属性がよくなった」というところですね。

とはいえ、転職して1日で申し込み!なんてことをしても審査に落ちる可能性が高いのでその点は注意してくださいね。

正規雇用になった場合

アルバイトやパート、派遣社員から正社員になった場合はそれまでよりも雇用形態が上がっているので、安定性が上昇したとみなされ借りることが出来る確率が上がります。
(⇒パートでも使える信用金庫はある?

特に正社員になった場合、パート・アルバイト不可のカードローン商品も利用できるようになりますから、選べる幅は非常に広がります。

とはいえ、パート・アルバイト不可の商品の場合は勤続年数もある程度ないと申し込み自体が出来ないことも多いので、しっかりと利用条件をチェックしてください。

また、内定しているけれどまだ勤務が始まっていない状況ではいくら今現在アルバイトでお金を稼いでいたとしても、「正社員」という肩書でお金を借りることは出来ません。

「正社員」としてカードローンを申し込みたい場合、勤務が始まってからにしましょう。

転職先の企業規模が大きい場合

安定感という意味では、やはり大企業と言われるところは強いです。ネームバリューというやつですね。

なので、転職前は小さな企業だったけれども大企業と言われるところに転職できた場合は、転職したてであっても比較的お金を借りることが出来る可能性があります。

特に同じ業種で転職した場合、勤続年数が短くても同業種ということで給与が大きく変わる可能性が少なく、前の勤続年数をそのまま見てくれる場合もあります。

もちろん小さい企業が悪いというわけではありません。大企業の方が会社が倒産する可能性が低い、給与面でも安定しやすい…という点で有利に見られやすいということです。

公務員に転職した場合

転職したてでも問題なくお金を借りることが出来る可能性が一番高いのが、この「公務員に転職した場合」です。国家公務員、地方公務員どちらでも問題ありません。

カードローンに限らず、お金を借りる上においてピラミッドの頂点にいるのが公務員です。なぜなら

  • 会社が倒産しない!
  • (基本的に)リストラがない!
  • 勤続年数が伸びるほどお給料もアップ!

といったように安定感といえば公務員は外せないだろう!というくらいスペックが高い職業と言えるからです。

銀行系・消費者金融系などにかかわらず、非常に有利な条件でカードローンを利用することが出来る可能性が一番高いのが公務員なんです。

利用限度額を低めに申し込めばそうそう落ちることはないと思いますし、増額も他の職業・業種の方に比べたら簡単に出来ます。

勤続年数が長くなればなるほど有利なのも変わりませんので、今すぐお金が必要ではないならある程度期間を置いて申し込む方が、利用限度額もしっかり確保できますよ。

本当に公務員は特別といってもいいくらいなので、努力を重ねて公務員になれたのならお金をするっと借りちゃいましょう!(もちろん、借り過ぎはダメですよ)

転職した方が有利になるケースは、大まかには立場がよくなる、職種が評価の高いものになるの2種類ということじゃな。

特にアルバイトから正社員になるのは安定性がぐっと高くなるから評価はかなりあがると言ってもいいんじゃ!

とはいえ、審査基準はそれぞれの会社によるところじゃから、「正社員になったから確実にOK!」ということではないぞ。

期間以外にも押さえておきたい!審査のポイント

カードローンの審査において「勤続年数」についてピックアップしてきましたが、もちろんそれだけではありません。

勤続年数以外にもちょっとおさえておいた方がいいよ!というポイントがありますので、簡単にですが紹介しておきたいと思います。

なんだかんだで年収は大切

勤続年数の方が年収よりも重要!と言ってきましたが、年収が全く役に立たないというわけではありません。

当然ながら年収はカードローンの審査はもちろん、利用限度額の決定に直結する部分だからです。

特に、総量規制の対象となる

  • 消費者金融のカードローン
  • 信販会社のカードローン
  • クレジットカードのキャッシング枠

はもちろんのこと、銀行や信用金庫などの総量規制の対象外となるカードローンであっても利用限度額を決定する際に年収は必ず参考にされます。

総量規制とは、お金を借り過ぎてしまって返済できなくなってしまうことを防ぐ仕組みです。

お金を借りすぎて返済できず自殺するなど社会問題になった背景があり、年収の3分の1を超えてお金を貸した業者には刑事罰を与えることになりました。

正社員の方であれば150万円程度あれば十分に利用することは可能です。パート・アルバイトの方はそれより低くても利用できるかと思います。

職種・業種も関係している

カードローン審査においては、いくら年収が高くても自営業や会社経営者は不利になる傾向があります。

一般的には自営業だったり会社を経営していると「すごい!」と賞賛される立場ではありますが、ことさらカードローンにおいてはサラリーマンの方々のほうが有利になるという、一種の逆転現象が起こります。

その理由は「会社が継続するかどうか」という点ですね。会社員の方であれば安定性は高いものの、自営業の方は仮に会社(事業)が立ち行かなくなった場合すべて自分に降りかかってきます。そこが審査の上では不安要素になってしまうところなんですね。

職種・業種の力関係といいますか、有利度としては

公務員 > 大企業社員 > 一般的な会社員 > 自営業・自由業など

となります。公務員は圧倒的に強し、です。

年齢も実は重要な要素

他の要素の影に隠れているんですが、意外と年齢も見られます。若い方が得なのかしら?というイメージがありますが、一概に若いからいいとはいえないのがカードローン審査における「年齢」の位置付けです。

確かに、年齢が若ければ若いほど(20歳に近づけば近づくほど)、お金を借りていられる期間は長くなりますが、勤続年数は短くお給料も低めですから、若ければいいというわけではありません。

それでは年齢が高い方がいいのか、というとそうでもありません。やはり60歳以降は定年による収入の減少が顕著に出てくることが多いですし、病気などで返済が出来なくなる可能性も考えられます。

実際、銀行のカードローンでは満60歳~65歳程度で新規の借り入れができなくなりますし、消費者金融のカードローンでも上限が70歳となっていることが多いです。

新規の借り入れができなくなるというのは、新たな借り入れができなくなるということです。

仮に利用限度額が50万の人が、20万円借りていたとしましょう。満65歳で新規の借り入れが停止される場合、65歳の誕生日がきたら利用限度額が50万円であっても、残りの30万円分はもう借り入れが出来ない…ということになります。(実質、65歳の誕生日前日までに借り入れていた金額が利用限度額になるようなものです)

一番年齢として評価が高いのが、バリバリ働いて稼ぐ30歳前後、いわゆるアラサーから50代前半程度まで…といったところでしょう。

その他、信用情報は絶対にチェックされる

勤続年数や年収といったものをどうやって審査でチェックしているのか疑問に思う方もいると思います。金融機関は審査の際、「信用情報」というものを見ています。

信用情報とはお金に関わる情報で、いつお金をいくらくらい借りたか、そして毎月どのくらい返済しているか…といったお金の借り入れ情報や、クレジットカードの利用履歴、借り入れた時の個人情報(住所や勤務先など)のことをひっくるめて言います。

信用情報は日本に3つある「個人信用情報機関」にて厳重に管理されていますので、流出することはありません。情報を見ることが出来るのは登録している金融機関と、情報の本人だけですので一般企業が見ることも出来ません。

延滞したり債務整理を行った場合「金融事故」として信用情報に登録されると、いわゆる「ブラック属性」となります。こうなるとお金を借りることは絶望的になってしまいますので注意!(きちんと返済していればこうなることはありません)

審査ではこの信用情報をチェックし、きちんとお金を返済してくれる人物かどうかを確認します。怖いかもしれませんが、これまでにお金を借りたことがあり、きちんと完済しているといった返済実績があれば勤続年数が短くても審査で有利になることもあります。
転職したてであっても、返済実績があったりきちんと住宅ローンを返済しているといった履歴があると「返済能力がある」とみなされて利用できるケースもあるんじゃ。

自分のお金の利用履歴というのはちょっと恥ずかしいところもあるかもしれんが、過去を見て判断してくれる場合もあるから決して悪いとは言えんのう。

今回紹介した以外にも居住形態や家族構成なども審査の対象になることもあるぞい。

慌てるのが一番ダメ。自分に取れる対策を選ぶことが大事!

お金が必要なのに転職した直後でどうしよう!と不安になる方もいるでしょう。

しかし、慌てるのが一番ダメなことです。特に、「どこから1つでも審査に可決すればいいや」と沢山のカードローンに同時に申し込むのは絶対にNG。

先ほど信用情報について簡単に解説しましたが、信用情報にはカードローンへの申し込みの情報も残るんです。1日のうちに沢山の会社への申し込みがあると…「怪しい」と思われても仕方ないですよね。

これを世間的には「申し込みブラック」といい、本来利用できるはずのカードローンも利用自体できなくなってしまうこともあるんです。

慌てずに落ち着いて、自分に今取れる対策はなんだろう?と考えることが大事です。カードローン審査において重要なポイントは確かにありますが、それ以外がてんでダメだったら審査に可決しない可能性だって十分にありえますし、逆に他の面でカバーできれば十分に審査に可決することもあります。

転職したての場合も同じで、ちょっと不利になりがちな要素が多くはなってしまいますが、それで必ず審査に落ちてしまうというわけではありません。

とりあえず借りられるまで申し込む!という方法は絶対におすすめしませんが、1回試しに申し込んでみる…という位なら問題無いと思いますので、チャレンジしてみるのもいいかもしれないですね。

【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる職業とは?

年収が高ければカードローンも簡単に利用できる、という考えはもう古いと言ってもいいのう。これからは「返済能力が高ければカードローンが簡単に利用できる」じゃ。

職業と勤続年数(営業年数)というのは切っても切り離せないものじゃ。転職があまりに多いと年収が不安定、かつきちんとお金を稼げるかわからんということでカードローンの審査に通りづらくなるなんてことも実際にあるんじゃよ。

しかし、転職したからしばらくお金が借りられないと絶望することもないぞ。手当たり次第は危険じゃが、2~3社くらいなら同時に申し込みをしても問題ない。「ここなら大丈夫かも?」という会社を探して申し込んでみれば、意外と借りられるかもしれんぞ。

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