カードローンの限度額はどう決まる!?気になる年収との関係
いったん契約しておけば、いつでもどこでも好きな時に限度額内で借入ができて、とっても便利なカードローン。今お金に困っているわけではないけど、いざという時に備えてあらかじめ契約だけしておきたいと考える人も、きっと少なくないですよね。
お金を借りないと乗り切れない状況にある人はもちろん、上記のような「とりあえず契約だけ」というケースでも、限度額がいくらもらえるのかというのは気になるポイントです。
そこで今回は、カードローンの限度額がどう決まるのかということについて、掘り下げて考えてみましょう。年収の多い・少ないがどのように関係してくるのかも、知っておいて損はないですから、ぜひご一読くださいね。
限度額は年収によって決まる!?どんなふうに関係するの?
ではまず最初に、限度額について最も基本的な部分から見ていきましょう。それは、総量規制という言葉が大きくかかわってきます。総量規制を知らない人はもちろん、知っている人もおさらいのつもりで目を通してみて下さいね。
限度額は総量規制によって決まる!
お金を借りるところといえば、消費者金融(サラ金)・銀行・信販会社の3つが主流です。
このうち、銀行以外は原則として「総量規制」というものによって、限度額が左右されます。
たとえば、年収が450万円の人なら、消費者金融から借りられるお金は最大でも150万円までということです。これは、実際に借りているお金ではなく、限度額で計算されます。(⇒カードローンを借りられる年収はいくら?)
ですから、上記の例で言えば、A社に100万円のキャッシング枠を持っていたら、B社で新たに借りたいと思っても、最大でも50万円までの限度額でしか申し込めないというわけです。
総量規制はなぜ作られた?
この限度額を大きく決定づける「総量規制」は、いつからどのように規定されているのでしょうか?これは、2010年に改正された「貸金業法」という法律によって決められており、上限金利の引き下げなどとともに、消費者を守るために新たに定められたルールです。
総量規制ができる以前は、個人の借入額の上限は特に定められていませんでした。そのため、返済能力を超えるような額でも貸してしまう業者があり、しかも法外に高い利息を取っていたため、とても返済できなくなって多重債務に苦しむ人が多かったのです。
その結果、自己破産や自殺などが社会問題となった背景があり、貸金業者側に貸し過ぎないよう規制をかけたものが総量規制というわけです。
実際の限度額は?
消費者金融の場合、初めての借入の場合は多くても10~50万円ほどの限度額となることが多いようです。
50万円といえば、総量規制でいえば年収150万円の人の最大限度額ですが、実際は年収が150万円以上あっても、50万円程度からスタートし、利用実績に応じて増額していくという形になります。
実際の限度額は、それぞれの貸金業者が審査によって決めるものなので、具体的にどのような基準で決めているのかは公表されていません。ですが、審査の傾向はある程度分かっています。その辺りについては、次章で詳しくお話していきます。
総量規制の対象外
こんな総量規制ですが、対象外や例外もあります。まず、すでに触れましたが銀行は総量規制の対象外となります。
ですから、銀行系のカードローンなら年収の1/3を超える金額でも、借りられる可能性があります。
その他、以下のような例外もあります。
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- 顧客に一方的有利となる借り換え(おまとめローン)
- 緊急の医療費の貸し付け
- 配偶者と合わせた年収の1/3以下の貸し付け
- 個人事業主に対する貸し付け
他にも対象外や例外となるものがあり、意外と融通の利く面もあると言えます。とはいえ実際は、大手消費者金融では例外を適用してもらえることは少ないので、該当する方は銀行か中小規模の消費者金融へ相談されると良いでしょう。
銀行は総量規制対象外!ではどうやって限度額が決まるのか?
前章では限度額を決めるための大前提である「総量規制」について、お話しました。しかし、銀行は総量規制の対象にならないので、どのように限度額を決めているのかちょっと疑問に思う方もいるはずです。ここからは、そこを考えていきましょう。
実際は審査で決められる!
このように重要な審査ですが、以下のような情報を元に行われます。
- 勤務先・雇用形態・年収
- 勤続年数
- 家族構成
- 居住形態・居住年数
- 保険証の種類
- 固定電話・携帯電話の有無
- 個人信用情報
このように非常に多くの個人情報を元に、返済能力がある人なのか、いくらくらいまで貸しても大丈夫な人かを各銀行が判断して、審査結果を出します。
重視される情報とは?
審査される情報は様々ですが、それほど重要ではないものと非常に重視されるものとがあります。重視されるものとは、
- 勤続年数
- 個人信用情報
この2つです。勤続年数は長ければ長いほど信用度が増します。逆に1~2年未満だと、厳しくなります。審査には通っても、限度額が小さくなることもじゅうぶん考えられます。(こちらもご参考に→転職したては借りにくい?)
個人信用情報も限度額を左右する
また、個人信用情報も非常に大切です。これはクレジットヒストリーとも呼ばれ、以下のような情報によって構成されています。
- クレジットの利用状況
- 申し込みに関する情報
- 借入日、返済状況、借入残高など現在の利用に関する情報
- 任意整理、自己破産など債務整理に関する情報
つまり、現在どの会社にいくら借入があるのか、延滞などしていないか、他社に申し込みをしたばかりなのか否か等、ありとあらゆる情報が記載されているのです。延滞や債務整理歴などがあれば、審査に通るのは難しくなるでしょう。
ブラックOKというところなら可能かもしれませんが、可決であったとしても当然借入額は小さくなります。
このように、総量規制の対象であってもなくても、最終的に限度額を決めるのは個人の属性ということになります。
年収も大きく関係しますが、それと同様もしくはそれ以上に信用情報も重要というわけですね。
ただし、その分審査が厳しい傾向があることは注意しておくべきじゃな。消費者金融でも同様じゃが、勤続年数が短かったり個人信用情報がブラックだったりすると審査には通らないのじゃ。
仮に審査に通ったとしても、属性があまり良くないと限度額が小さくなってしまうんじゃ。こんなところでも限度額が変わってくるから注意すべきじゃ!
限度額で選ぶなら、みずほ銀行カードローン!その概要をご紹介!
カードローンの限度額と年収の関係や、限度額の決定方法などについてお話してきました。最後に、実際のカードローン商品で限度額の大きいものの中から、みずほ銀行のカードローンをピックアップしてご紹介します。
みずほ銀行のカードローンとは
みずほ銀行のカードローンには、2つの大きな特徴があります。
- 「エグゼクティブプラン」と「コンフォートプラン」の2種類がある
- どちらのプランも最大限度額が1,000万円
2つのプランは金利に差があるのですが、申し込む側が選ぶことはできず、審査によってみずほ銀行側が決定します。これも基準が公開されているわけではないのですが、おそらく多くの人はコンフォートプランとなる可能性が高いでしょう。
そして特筆すべきは、1,000万円という最大限度額です。これは業界トップクラスで、1,000万円を超える限度額を設定している銀行は、今のところ見当たりません。
もちろん、最初から1,000万円借りられる人はほぼいないでしょうが、増額を繰り返せばいつかは1,000万円の限度額が手に入るかもしれません。
みずほ銀行カードローン コンフォートプランとは
それでは、みずほ銀行カードローンの概要を見てみましょう。今回はコンフォートプランの方をご紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
限度額 | 10 万円、20 万円、30 万円、50 万円、 100 万円~1,000万円(100万円単位) |
金利 | 4.0~14.0% |
申し込み条件 | ・満20歳以上満66歳未満の人 ・安定かつ継続した収入の見込める人 ・保証会社の保証を受けられる人 |
必要書類 | ・運転免許証などの本人確認書類 ・源泉徴収票などの収入証明書類 (希望限度額が200万円超のとき) |
ご覧のように、最大では1,000万円ですが最小では10万円からと、どんなニーズにも応えられる幅広い限度枠が設定されています。限度額100万円~は100万円単位となっていますが、インターネットから申し込めば50万円単位で設定できます。
また、銀行なので総量規制は関係なく、本人に収入がない専業主婦でも、配偶者に安定かつ継続した収入があれば申し込むことができます。ただし、その場合は利用限度額30万円までとなります。(こちらもご参考に→年金生活者でも使えるカードローン)
申し込みも利用も簡単便利!
みずほ銀行のカードローンには、以下のような申し込み方法があります。
- インターネット
- モバイル
- 郵送
- 電話
- 店頭窓口
この中から好きな方法が選べますが、インターネットが一番早くて便利です。
みずほ銀行に口座を持っている人ならば、最短即日で手持ちのキャッシュカードをローンカードとして利用し、借入することができます。
みずほ銀行に口座がない人は、口座開設手続きもしなければならず、早くても3~4週間かかってしまいますのでご注意ください。
とはいえ、みずほ銀行の審査に通れば必ず1,000万円借りられるわけでは、もちろんないのじゃ。総量規制や年収は関係ないが、返済能力があって適切な利用をする人だと分かるまでは、多くても100~150万円程度の限度額になると考えておいた方が良さそうじゃ。
銀行系なら総量規制対象外!優良属性なら年収の1/3超の借入も可!
カードローンの限度額がどのようにして決められるのか、基本的なところからお話してきましたが、銀行は限度額を決定する前提となる総量規制の対象とならないため、年収の1/3以上の借入も可能であることが、消費者金融との大きな違いでした。
つまり、銀行のカードローンであれば、法律的には限度額は年収に関係ないわけですが、返済能力が低ければ限度額も小さくなりますし、それどころか審査に通らないことも考えられます。
年収よりも勤続年数や個人信用情報に問題がないか気を付けて、大きすぎない希望限度額で申し込むとよいでしょう。
【参考ページはこちら】
年収1000万の人は銀行でいくら借りられる?
一方、銀行系は総量規制が影響しないから、そういう意味では商品の最大限度額を借りることも可能ではある。しかし、属性が優良で継続的に適切な利用を続けている人のみが、そこまで登りつめることができるんじゃ。
ただし、消費者金融なら最初はみんな数十万円から、銀行系でも100万円程度からのスタートというのが一般的じゃ。これも覚えておくと良いぞ!
これを意識すれば、常に年収がいくらかを把握することになるし、それは適切な借り入れにもつながるというわけじゃ。
総量規制には除外や例外も多くあるから、困った人はあきらめないで相談してみるとよいぞ。