一時期有名だったライブドアのキャッシングは存在している?
一時期世間で大きな注目を浴びていたライブドア。IT企業であるイメージが強いかと思いますが、実はライブドアが買収・運営していたキャッシング会社が存在していました。それがライブドアクレジットです。
ライブドアクレジットは、ライブドアの知名度から多くの人が利用をしていたキャッシング会社でしたが、現在は存在していません。
ライブドアクレジットはどのような会社だったのか、そして現在廃業するまでにどのような変遷を経たのか、気になる情報をご紹介していきましょう。
ライブドアクレジットは買収から始まった?その変遷とは
まずは、ライブドアクレジットがどうやって誕生し廃業までに至ったのか、その変遷を見ていきましょう。
ライブドアクレジットは、もともとロイヤル信販として設立された会社でしたが、ライブドアに買収されて完全子会社化し、ライブドアクレジットとしてスタートしたわけです。
その後は、株式が譲渡され様々な会社の子会社となっていきます。
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三和ファイナンスを子会社化
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ネオラインキャピタルへ社名変更
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プロミスの子会社である3社(タンポート、サンライフ、セシールクレジット)を子会社化
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アイフルの子会社4社の債権を取得し、子会社化
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ネオラインホールディングスを譲渡しクロスシードへ社名変更(貸金業を廃業)
このように、ライブドアクレジットは他のキャッシング会社の買収、自身の譲渡を繰り返しました。
ライブドアクレジットは、最終的にクロスシードという社名となり、現在は破産手続きが終了して完全に廃業してしまったのです。
これからも、利用していたはずのキャッシング会社が違う会社に変わっていた、気付いたら廃業していた、ということは十分起こり得ます。キャッシング会社の動向には注視しておきたいですね。
ライブドアクレジットは悪評が多かった?その内容とは
では、実際ライブドアクレジットはどのようなキャッシング会社だったのでしょうか。実際に利用した人の口コミをチェックしてみると、比較的マイナスの意見が多くなっていることが分かります。
- 申し込み後すぐに否決の連絡が来た
- 審査に時間がかかって結局否決だった
- 仮審査OKでも否決になった
このように、審査に通らなかったことへの不満が多く寄せられていますね。ただ、ライブドアキャッシングの審査が特に厳しかったというわけではないようです。
一方で、申し込みブラックでも借入出来た、他社借入れ4件あっても審査に通ったという口コミもあります。他社で借入出来なくても融資してもらえたという、良い評判もあるのです。
審査に対する悪評が目立つ中でも、やはり助けられたという人たちはいます。アルバイトやパートなどの人達も利用できたということで、比較的利用しやすいキャッシングであるという意見もあるのです。
キャッシング会社の評判は賛否両論あることが多いので、こちらもライブドアクレジットが特に悪質であったまでは言えませんね。ライブドアクレジットは悪評が多いかもしれませんが、それだけ多くの口コミがあります。
つまり、多くの人が利用を検討した、申込みをしたという実績があるキャッシング会社であったことは確かだと言えるでしょう。
逆に助けられたという人も多くいるようじゃから、ライブドアクレジットは色々な人が利用したいと思ったキャッシングなんじゃろう。
キャッシング会社の口コミで賛否両論あることは普通じゃ。一概に悪いキャッシング会社とも限らないわけじゃな。
インターネットを利用した手続き・借り入れや現在では主流!
ライブドアキャッシングは、IT企業が運営していたキャッシング会社です。つまり、ネットで申し込みをすることが可能といった便利さが魅力だったのです。
しかし、現在はインターネットで申し込み・契約・借り入れ・返済まで出来るキャッシングというのは珍しいものではありません。
ライブドアキャッシングを利用しなくても、インターネットで手続きできるカードローン会社は他にもたくさんあるのです。一部をご紹介しておきましょう。
カードローン名 | 特徴 |
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プロミス | WEB完結時はカード発行なし 契約後は振込融資で即日利用も可能 |
アコム | 自動契約機(むじんくん)でカード発行可能 振込融資で即日利用も可能 30日間金利0円サービスあり |
SMBCモビット | WEB完結には三井住友銀行 または三菱UFJ銀行の口座が必要 WEB完結時はカード発行なし |
レイク(新生銀行) | 振込融資で即日利用も可能 選べる2つの無利息期間あり |
銀行カードローンや、消費者金融カードローンでも、全ての手続きをインターネット上で完結できる商品があることが分かります。ネット上で手続きが完了する場合は、振り込み融資という形でカードが手元になくても借入が出来るというのも便利ですね。
ただし、インターネットで全ての手続きを完了するためには、SMBCモビットのように指定金融機関の口座を持っていなければいけないことが条件となっているケースもあります。
誰でもインターネットで手続きを完了させることが出来るのか、何か条件があるのか、しっかりチェックしておきましょう。
現在は、ライブドアクレジットを利用しなくてもインターネットを使って便利に手続きが出来るカードローンは多くあることが分かりますので、自分が納得できる、安心できるキャッシングを見つけたいですね。
銀行や消費者金融カードローンでも、インターネットですべての手続きが出来るようになっておる商品は多くあるのじゃ。便利な商品が多いので、自分が納得できるものを選ぶようにしたいものじゃな。
使い勝手の良いキャッシング会社を選ぶ3つのポイントとは
いざキャッシングを使おうと思っても、銀行から消費者金融まで多くの商品が存在していることは確かです。その中から、使い勝手が良い、便利なキャッシングはどうやって探せば良いのでしょうか。
自分に合った、便利なキャッシング会社を選ぶための3つのポイントをご紹介しておきましょう。
- 申し込み条件をチェックする
- 申し込み・契約方法をチェックする
- 借入方法・返済方法をチェックする
それぞれのポイントについて、詳しくチェックしていきます。
年齢、年収、居住地域等の条件の確認は重要なポイント!
まずは、申し込み条件の確認が必要です。
いくら魅力的な商品内容でも、自分が申込み条件をクリアしていなければ意味がありません。
申し込み条件として挙げられる項目には、次のようなものがあります。
- 年齢
- 年収
- 勤続年数
- 居住地域
- 指定金融機関口座の有無
年齢条件については多くが20歳以上60歳~70歳未満の設定となっていますので、クリアするのは難しくないかもしれません。しかし、商品によっては年収や勤続年数に指定があるものもあります。
収入証明書や健康保険証の提出をすることでチェックが行われるケースもありますので、誤魔化すことはできません。
あとは、居住地域や勤務している場所が、そのカードローンを取り扱っている会社の最寄りでなければいけない、支店・営業所がある地域でなければいけないという条件がある場合もありますね。
借り入れが振り込み融資だったり、返済は口座引き落としだったりすると指定金融機関の口座があることが条件となることがあります。
自分がそのカードローンを利用できる状態にあるのか、しっかりとチェックしておくようにしましょう。
申し込み・契約で来店する必要があるかどうかをチェック
金利や限度額が魅力的な商品でも、申し込みや契約、利用、返済で何度も来店が必要となれば面倒になってしまいますよね。ですから、来店の必要有無をチェックしておくようにしておきましょう。
先ほど、ネット完結型のカードローンをいくつか紹介しましたが、実は申し込みだけはネット対応というカードローンも多くあるのです。
その場合、契約は郵送、または自動契約機で行わなければいけないこともあり、時間がかかってしまうケースも出てきます。申し込み方法だけでなく、契約までの方法についてもしっかり確認しておきたいですね。
借入方法・ATMは要チェック!利用先が少なければ不便なことも
借入方法、返済方法もしっかり確認しておきましょう。
特に、借り入れ・返済で利用できるATMが少ない、近くにないということになれば、せっかく便利なカードローンが使えないことになってしまいます。
自社ATMだけでなく、提携ATMにどこがあるかをチェックするようにしておきましょう。同時に、利用可能時間や手数料についても調べておきたいですね。
また、返済についても自動引き落としが使えるのか、振込のみなのかは重要です。自動引き落としが利用できれば、返済日を忘れてしまうリスクがなくなります。返済日に遅れることが続けば、利用停止になってしまう場合もありますし、延滞となればブラックになる恐れもあるのです。
自分が便利だと思うカードローンを選ぶためには、3つのポイントをしっかりとチェックし、使い勝手の良いもの、便利なものを選ぶようにしたいですね。
【参考ページはこちら】
日立キャピタルのキャッシングが廃止?
利用できるATMの場所もチェックが必要じゃな。自社ATMしか使えないとなれば、利用可能場所が限られてしまうじゃろう。コンビニなど多くの提携先があれば使い勝手もグッと良くなるはずじゃからな。
まずは、自分が利用できる、申し込み条件をクリアしているカードローンを探し、その中から使い勝手の良い物を探すと良いじゃろう。
多くの買収、譲渡を経て、現在は破産手続きも完全に終了しているようじゃ。キャッシング会社のこうした譲渡・買収は特に珍しいものではないようじゃから、これからも起こるかもしれんのう。