銀行カードローンの増額審査は難しい?その特徴と成功の秘訣とは
銀行カードローンは審査が厳しいと言われています。ですから、審査に通って利用できるようになれば嬉しいですよね。しかし、希望通りの限度額にはならない人もいるかもしれません。
もし、希望通りの限度額じゃなかった、もう少し限度額が増えればいいのに、そんなときはカードローンの限度額を増額をするという方法があります。
限度額の増額はどうすれば出来るのか、増額を成功させるための秘訣は何か、銀行カードローン増額情報をご紹介していきましょう。
銀行カードローンは増額が可能!その仕組みをチェック
まずは、銀行カードローンの限度額がどうすれば増額することが出来るのか、その仕組みをチェックしていきましょう。銀行カードローンの増額は、次の手順で行います。
STEP2:審査
STEP3:審査に通れば限度額アップ
つまり、銀行カードローンを増額するためには申し込みをして審査をパスする、ということが基本となるのです。
増額は、希望すれば必ず可能であるというものではありません。カードローンを新規で申し込む際と同様の審査を受けなければいけないということを知っておきましょう。
各銀行カードローンの増額申し込み方法をご紹介
では、実際の銀行カードローンの増額はどのように申込めば良いのか、その方法を具体的にご紹介していきましょう。
銀行 カードローン名 |
増額申込方法 | 対応時間 |
---|---|---|
みずほ銀行 カードローン |
カードローンの再申込を行う ネット・郵送・電話・窓口 |
電話は平日9~20時 ネットは24時間 |
三井住友銀行 カードローン |
電話またはローン契約機 | 電話:9~21時 (土日祝日も対応) ローン契約機は 設置場所による |
ソニー銀行 カードローン |
サービスサイトログイン後 ご利用限度額変更の申込画面で 申し込み |
24時間OK |
じぶん銀行 じぶんローン |
ローンセンターへ電話 | 平日:9~20時 土日祝日:9~17時 |
それぞれのカードローンでは、どのように申し込みを行うのか、その受付対応時間はどうなっているのか、しっかりチェックしておくようにしましょう。
増額審査をクリアするために必要な信用を勝ち得るポイントとは
では、カードローンの増額審査通過するためにはどうすれば良いのか、そのポイントをチェックしていきましょう。
カードローンの増額審査をクリアするためには、増額後の限度額でも確実に返済できるという返済能力、そして信用が求められます。
では、まずは返済能力をアピールするためのポイントを見ていきましょう。
- 安定した収入がある
- 一定以上の勤続年数がある
これは、新規申し込み時に必要な要素と同じです。しかし、新規契約時ではこの金額が妥当だろうとされた限度額が今の限度額になりますよね。その限度額よりも増額を希望するとなれば、更に安定した収入が求められるわけです。
収入が減少している、増額希望前に転職をして勤続年数が1年未満など極端に短くなってしまっているといった事実があれば、増額審査に通らない可能性があるのです。
では、確実に返済することが出来るという信用は、どうやって判断するのでしょうか。その判断材料は、主に次の2点です。
- 延滞や返済遅れ等の問題を起こしていない
- 他社借入れ件数・金額が増えていない
まずは、現在の限度額ですでに延滞をしている、返済遅れをしているということであれば、増額後の返済も不安視されてしまうことになります。
ですから、今の限度額で確実に返済をしている、返済期日をしっかりと守っているという実績が重要となるのです。
利用実績の問題については、現在利用している銀行カードローンのみが問題視されるわけではありません。増額審査時には、個人信用情報のチェックも行われます。
そこで、他のクレジットカードや消費者金融等からの借入れで延滞・債務整理を行っていることが判明すれば、増額審査に大きく影響します。延滞情報は、各信用情報機関によってある程度共有されていると考えていた方が良いでしょう。
あとは、他社借入れ件数や金額が増えているようであれば、返済負担が膨らんでしまい毎月の返済がスムーズに行えない可能性も出てきます。
増額審査をクリアするためには、返済能力・信用をしっかりとアピールできるように不安要素を作らないようにしておきたいですね。
増額審査を申し込んだのに限度額が減少!?その理由とは
増額審査を申し込んだ場合、審査を受けた結果は増額か、現状維持か、この2つだと考えている人がほとんどかもしれません。
しかし、実は増額審査を申込んで逆に限度額が減額されてしまう可能性もゼロではないのです。
なぜ減額されてしまうのか、それは現在の限度額でも返済に支障が出る恐れがある、返済能力が不安視されてしまうと判断されてしまうためです。
- 収入が不安定になった
- 他社借入れが増えている
- 延滞実績がある
先ほど、不安要素として挙げた要素に該当する場合、増額審査に通らないだけでなく、その状況に応じては現在よりも限度額が減らされてしまうということがあり得るわけですね。
カードローンは、限度額の範囲内で自由に利用できるものです。ですから、限度額が減ってしまうのは大きな問題となりますよね。
今の限度額を利用し続けられるよう、いずれ増額することができるよう、利用実績や他社利用状況、自身の収入状況には十分気を付けておきたいですね。
収入が減っている、延滞実績があるということでは、審査に通らない可能性が高いようじゃ。まずは最低限、現在の限度額での返済遅れ・延滞をしないよう注意しておきたいものじゃ。
増額がスムーズになる!?銀行から届くカードローン増額案内
増額をするためには、審査に通らなければいけません。この審査に通る可能性を出来るだけ高めたい、そう考えるのも当然ですよね。確実に審査に通りたいといことであれば、銀行からの増額案内を待つという方法もあります。
銀行としては、高額な貸し付けをした方が得られる金利収入が高くなるわけです。ですから、確実に返済してくれるのであれば、高額な限度額設定を行いたいと考えているのです。
そこで、返済能力がある優良顧客には、銀行側から限度額アップの案内をすることがあります。
この案内が届いてから増額申し込みをすれば、スムーズに増額出来る可能性が高いのです。案内が届く時点で、あらかじめ銀行で簡単な審査を行っています。
その審査で問題が無かったからこそ、増額しませんか、と打診をすることが出来るわけです。ですから、確実に増額をしたいということであれば、案内が届くのを待つという方法もあるわけです。
ただし、全ての銀行が増額案内をするというわけではありません。増額の案内についても、郵送で届く場合、会員ページやATMに表示される場合がありますので、自分で意識してチェックしなければ分からないケースもあるでしょう。
また、増額案内が届く時期というのも、いつと決まっているわけではありません。一般的には最低でも6か月以上の利用実績が必要だと言われています。しかし、6か月経過すれば必ず案内が来るというわけでもありません。
まずは、増額案内があるかどうか各銀行カードローンの担当に確認しておくと良いですね。
ただし、増額案内は必ず届くわけではないようじゃ。届くタイミングもはっきりと明記されているわけではないので、自分が希望する時期に増額出来るかどうかは分からんようじゃぞ。
増額案内の有無については、一度銀行側に確認しておいても良いかもしれんのう。
銀行カードローンの増額は総量規制が無関係!?その理由とは
これが、もし消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を増額しようとした場合であれば、総量規制に注意しなければいけませんね。
(⇒クレジットでキャッシングは一石二鳥?)
そもそも、総量規制というのは貸金業法内の規制となります。
貸金業者とは、消費者金融や信販会社ですね。一方、銀行は銀行法の下で運営されています。ですから、銀行ローンは総量規制の対象外となっているのです。順守すべき法律が銀行と貸金業者で異なっているのですね。
総量規制の対象外ということであれば、年収に対して高い割合の限度額設定も可能になると考えるかもしれません。確かに、法的には可能ではありますが、実際は設定された限度額を返済するだけの能力がなければいけませんよね。
ですから、やはり高額な限度額を希望するのであればある程度の収入額は必要となってきますし、雇用形態も安定していた方が良いでしょう。総量規制の対象外ならいくらでも高額な借り入れが可能、と簡単に言えるわけではないのです。
【参考ページはこちら】
カードローンのよくある質問はこちら
銀行カードローンの増額審査は、特に問題がなければ難しいものではないようじゃ。ただ、収入が不安定である、返済能力が不安視される、利用実績に問題があると言うことであれば審査に通るのは厳しくなるじゃろう。
自身の収入がしっかりと安定していること、そして返済日に遅れがない実績を作っておくことが、増額審査をクリアするためには重要となるのじゃな。
増額の申し込み方法は各銀行によって異なっておる。ネットなのか、電話なのか、しっかりと申し込み方法を確認しておくようにしておきたいのう。