1000万円まで借入可能!?横浜銀行カードローンの利用メソッド
都市部に住んでいる人は都市銀行の支店網が充実しているためどうしても銀行といえば都市銀行に目が行ってしまい、実際電車の駅を中心にどこに行ったとしても支店を見つけられますから、便利さも実感できます。
しかし目を地方に向けると状況は違っています。もちろん都市銀行は全国に支店網を持っていますが、それでも地方に行けば支店を見つけるのはそう簡単ではありません。
しかしそれに代わる金融機関として、各地の地方銀行が支店網を充実させています。
利用限度額は業界最高!はまぎんのカードローン
この地方銀行というのは概ね各都道府県に1つは必ずあるもので、都市銀行の支店網が充実している都市部であってもよく見てみると、やはりそこにはその都道府県の地方銀行の支店を見つけることができます。
そんなのは見たことがないという人は一度自分の地域というものを見直してみてください。
特に少し田舎のほうに行くと都市銀行の支店は少なくなりますが、そういった地方銀行の支店というのはある程度充実していますから簡単に見つける事ができるはずです。
横浜銀行は神奈川にある日本最大の地方銀行
そこでその例として神奈川県を見てみましょう。神奈川県も東京都に隣接しておりベッドタウン化して鉄道網が充実し、それらの駅ごとに都市銀行の支店を見つけることができます。
しかしここには日本最大の地方銀行である横浜銀行通称はまぎんがあります。この横浜銀行は本支店数も非常に多く神奈川県を中心にして国内に197か所を数えています。この他にもATMコーナーもあるためATMが利用できる場所というのはさらに大きくなります。
神奈川県ではこの支店網が完璧と言って良いほど張り巡らされていて、それこそどこに行ったとしても、支店あるいはATMを見つけることができるように作られています。
はまぎんは現在東京都にも着々と進出していて支店網は更に充実していくものと考えられます。
はまぎんのカードローンには2種類ある
このはまぎんには次のカードローンが2種類あります。
- 横浜銀行カードローン
- 横浜バンクカードローン
まず1つ目が横浜銀行カードローンと言うもので一般向けのカードローンになっていて横浜銀行の営業地域内に居住していたり勤務していれば誰でも利用することができます。
もう一つは横浜バンクカードローンというものです。なんだ英語にしただけじゃないかと言われそうですが、これには理由があって横浜銀行ではクレジットカード付のキャッシュカードを横浜バンクカードと呼んでいてこれにカードローンをつけたものです。
ですからこの横浜バンクカードローンを利用できる人というのはこの横浜バンクカードの利用者という事が前提になっています。
したがってここでは一般向けのカードローンである横浜銀行カードローンについて調べていくことにします。
もちろんこのカードローンの申込みも銀行窓口での申し込みだけではなくネット申し込み等にも対応していますが、ここでは具体的な申し込み方法や本人確認書類などの必要書類の扱いについては触れませんので申込む場合にはホームページなどで確認して下さい。
利用限度額の最大は1000万円!
カードローンの利用限度額の最大というのは各カードローンごとに決まっており、多くは300万円程度、大手になると500万円程度になっていて、最近まで800万円が最大でした。
しかし現在はこれが1000万円というものが出現しています。ただしこの最大1000万円になっているようなところはまだ都市銀行の中でもごく少数です。
ところがこのはまぎんの横浜銀行カードローンはこの滅多にないような最大1000万円まで利用可能ということになっています。
この1000万円というのは金融機関から見ればまだまだ小さいローンなのかもしれませんが、カードローンと言う点で考えれば非常に大きな融資という事ができ、全国を見渡しても最大1000万円というものは数えるほどしかありません。
ただし1000万円と言うと魅力的でそこに魅かれて選んでしまう人がいますが、カードローンは借金だという事を忘れてはいけません。
利用しなければそれに越したことはないのです。ですからお金を借りようと考える前になんとか遣り繰りできないかを考え、できるだけ借入れしなくて済むことを考えるべきだという事は忘れないようにして下さい。
他ではお目にかかれない!金利は最低1%台
次に金利を見てみましょう。金利というのは明示していないところもありますが、利用限度額に応じて適用される金利が決まっています。
利用限度額が大きくなればなるほど金利は低くなっていきます。横浜銀行カードローンの場合は次のようになります。
利用限度額 | 適用金利(年利) |
---|---|
100万円以下 | 14.6% |
100万円超~200万円以下 | 11.8% |
200万円超~300万円以下 | 8.8% |
300万円超~400万円以下 | 6.8% |
400万円超~500万円以下 | 4.8% |
500万円超~600万円以下 | 4.5% |
600万円超~700万円以下 | 4.0% |
700万円超~800万円以下 | 3.5% |
800万円超~900万円以下 | 3.0% |
900万円超~1000万円未満 | 2.5% |
1000万円 | 1.9% |
都市銀行の場合利用限度額を最大1000万円に設定しているようなところを見てみても金利は概ね3%台から14%台になっているのが普通です。
はまぎんの場合も利用限度額が少ない場合にはやはり同じように上限金利が14%台になっています。しかし特徴的なのは利用限度額が大きくなってくると急激に金利が低くなっていくことです。そして利用限度額が最大の1000万円に達すると金利は破格の1.9%になります。
これまで利用目的自由で下限金利が1%台というのはまずお目にかかれない数字でした。
最初から1000万円借り入れができるわけではない
借入限度額1000万円というのは大変目を引きますが、当然みんなが1000万円借り入れできるわけではありません。そんなことをしたらはまぎんはたちまち不良債権を抱え込むことになってしまうでしょう。
1000万円になるためには、それなりの条件が満たされなければなりません。たとえば年収もそれなりでなければ、返済していくことができませんし、年収を満たしたとしても、信用という面ではそう簡単に条件を満たす事はできません。
したがって申込み直後は大きな返済能力を持つような人でも設定される利用限度額というのは極めて少額になるのは、他の金融機関と同じです。申込んで1000万円借りられなくてがっかりする人もいるかもしれませんが、それが信用というものです。
利用限度額は徐々に増額を繰り返していくもの
では1000万円なんて誰も借りられないではないかと考える人もいるかもしれませんが、はまぎんだけではなくどこの金融機関でも利用限度額というものは信用を高めながら徐々に上がっていくものです。少しづつ上げていって最終的に1000万円に至るという事です。
したがって最初は文句を言わずに審査で設定された利用限度額で半年程度適正利用を繰り返しましょう。適正利用というのは借りては返しを繰返し、返済もしっかり行うという事です。これが狂うと信用はできません。
半年ほど続ければ増額の条件が整って、増額を申し込むことができるようになり、増額のための審査を経て、審査が通れば利用限度額の増額が認められるようになります。時間はかかりますが、これを続けることによって大きな利用限度額になっていくのです。
利用限度額を1000万円にするには?何事にも条件がある
ただし1000万円を借りるためにはそれなりの条件を満たしていなければ増額したくても1000万円までは到達しません。どこの金融機関でもそうですが、多きな金額を融資するという事は、金融機関のほうもそれだけリスクを背負い込むという事なのです。
したがって1000万円の借入希望者はこの条件を満たしていなければなりません。金額は1000万円ですから条件もそれなりに厳しく、誰でも満たせるものではありません。1000万円を希望するには自分も条件を満たすべく努力が必要なのです。
銀行には総量規制というものがない
貸金業法という法律があってその規定には総量規制というものがあって、それによれば貸金業が利用者に融資できる金額は最大でも年収の3分の1までと決められています。
したがってもし貸金業から1000万円借りたければ年収3000万円必要という事になります。ただしこの貸金業法が適用されるのは消費者金融で、銀行には適用されません。
銀行は銀行法で管理されるのですが、この銀行法のほうには総量規制という規定はありません。
こういう面では消費者金融のほうが融資しにくくなっています。法的に言えば銀行には融資に対する上限のようなものはありません。
したがって総量規制のことを知っていて、収入の3分の1までしか借りられないと考えている人がいますが、実は銀行ではそうでもないのです。
上限は銀行自身の判断で決めることができる
それなら銀行というのは上限なしで借り入れできるのかといえば、もちろんそういうことではありません。法的規制がないという事が上限なしという事ではないのです。
法的規制がないという事は銀行が自分の判断で上限を決めてもよいという事です。したがってカードローンでは銀行の内規によって融資の上限額を決めているのが普通です。
参考になるのは貸金業法ですが、収入が大きくなればもう少し緩和されることになります。したがって、多くの銀行では年収が少ない人に対してはやはり年収の3分の1程度まで、年収がある程度あれば、概ね年収の半分程度までとしています。
ですから増額を考えた場合は自分の年収の半分程度を目安にする必要があるわけです。
1000万円借りるためには年収2000万円が必要
はまぎんの内規がどうなっているのかはわかりませんがやはり他の銀行とそう違うとは思えませんので、カードローンの融資の上限としてはやはり年収の半分までと考えてまず間違いはないのではないでしょうか。
という事になると、カードローンの利用限度額を1000万円にしてもらうためには少なくとも年収2000万円は必要という事になります。
年収が少ない人から見れば年収2000万円もあってなぜお金を借りる必要があるのか疑問に思うかもしれませんね。まあそういう人の場合も収入に見合って支出も増えていくものですから、お金が必要になる可能性というものは否定できません。
カードローンで1000万必要なのかどうかは疑問ですが、とにかく利用限度額を1000万円にするためにはこれだけの年収が必要なのです。もちろん申し込みでは納税証明書などの所得証明書類を提出しなければなりません。
このことは返済を考えれば分り易いかもしれません。横浜銀行カードローンの返済方法は残高スライド方式というもので借入残高が大きくなると月々の定例返済日での支払い額も大きくなります。1000万円目いっぱい利用したとすると定例返済額は85000円という事になります。
つまり1000万円まで借り入れる可能性があるということは、この返済額でも困らないことが必要です。そういう意味でも年収が2000万円ぐらいなければ、とても月に85000円もカードローンの返済に回すことはできない訳です。
年収だけではなく信用というものが必要
ただし年収というのは返済能力の問題です。カードローンで高額利用をするためにはこの返済能力と信用力の両方が備わっていなければなりません。
したがって年収が2000万円あっても説明した通り申込時に大きな希望限度額を申告しても最初に設定される利用限度額は少額になります。もちろん利用を進めて信用を作っていけば利用限度額は増えていきます。
しかしこの場合も年収が大きいからといって一回の増額ですぐに利用限度額が1000万円になるわけではありません。それなりのプロセスが必要で、収入と信用が両立して初めて1000万円の利用限度額が付くという事です
確かに年収が高ければ信用を作るにも年収が少ない人よりも早くなるかもしれませんが、それでも簡単に信用というものはできませんから長い時間がかかることに変わりはありません。
利用を続けなければ信用はついていこない
では信用というものはどうすれば作ることができるのでしょうか。
前に説明したように適正利用を進めるのが常套手段なのですが、利用者の中には問題を起こさないように暫く利用を控えて、時期が来たところで増額を申し込み、増額されてから本格的に利用しようと考える人もいます。
必要のない借り入れをする必要はありませんので、増額を急ぐのではなく、必要に応じて自分なりに利用して気づいたら増額できるようになっていたというのが正しい使い方なのではないでしょうか。
銀行の場合で考えれば、例えば預金口座を作ったり、住宅購入時に住宅ローンを組むなど他の金融商品を使うことなどで信用を作ることもできます。しかし基本としては地道に堅実に利用するのがもっとも増額の早道と考えるようにしましょう。
慌ててはいけない!1000万円に到達するのは何年も先になる
このように増額する事はそう簡単にはできないものです。
たとえば申込時には多くの人を利用者として確保するために審査を緩めにして、多くの利用者を集める金融機関があったとしても、本格的に高額利用ができる増額の審査までにはなかなか至らないというところは多いのです。
しかも増額も一気には進むことはありませんから、1000万円まで増額するには何度も増額の審査を受けなければならなくなります。
その増額と増額の間にはそれなりの期間が必要になりますから、1000万円に至るには何年もの時間がかかります。
もちろんその間適正利用を続けるのはなかなか難しいものがあります。
ある程度の年収になればお金に余裕ができて利用が低調になってくるかもしれませんし、もし返済が滞って支払い遅延になったり、どうしても必要になって他社のカードローンも借りたりすれば信用は崩れ増額審査は否決され、場合によっては逆に減額されてしまうかもしれません。
さらに支払い遅延どころか滞納したり、他社利用から多重債務者になって債務整理に追い込まれたりしたら、増額どころか契約そのものが解除され残債務の一括返済を迫られてしまう可能性もあります。
銀行には総量規制が無いから融資は年収の3分の1までというわけではないが、通常は大体年収の半分が上限じゃ。だから1000万円まで利用限度額を上げるためには年収は少なくとも2000万円は必要という事になるわけじゃ。
もう一つ必要なのは信用じゃ。年収は満たしていても信用できなければ貸せん。信用は一朝一夕でできるものではない。年単位で時間をかけて、付き合いを重ねて築き上げる必要が有るのじゃ。
利用できる地域は限られる!はまぎんは営業地域が決まっている
地方銀行は営業している地域が限定されているので利用が限られる事になりますが、法的に言えば地方銀行といっても営業できる範囲が決まっているわけではありません。進出しようと思えば全国に進出できるのです。
しかし実質的にはそのような支店網を作るには莫大な資金が必要になってしまいます。したがって各地方銀行は法的な規制ではなく独自に営業地域というものを決めてその中で支店網を作り、余裕ができたら更に大きな営業地域にするという様にしています。
他金融機関と比較すれば次のようになります。
金融機関の種類 | 法的な営業範囲 | 実際の営業範囲 |
---|---|---|
都市銀行 | 制限なし | 全国 |
地方銀行 | 制限なし | 営業地域内 |
信用金庫・信用組合 | 制限あり | 営業地域内 |
地方銀行の営業地域とは
ではこの営業地域というのはどういうものでしょう。通常は各銀行の支店網があり容易にその銀行が利用できる地域のことを指します。便宜上遠くの大都市にも支店を持ったりしますがこれではその地域で容易に利用はできませんから営業地域には入りません。
この営業地域内では各地方銀行は地域の新興のためにサービス向上に務めていますが、この範囲を外れてしまうと、なかなかサービスを提供すことができなくなってしまいます。したがって営業地域外では利用を認めていません。
ですから地方銀行を利用できるのはこの営業地域内に居住しているかあるいは勤務先があるという事を条件にしているわけです。このため幾ら魅力的なサービスがあったとしても地域外の人にとっては絵に描いた餅ということです。
もちろん現在では提携関係が進んでいますから、地域内の契約者が地域外に出て横浜銀行ATMが見つからなくても提携金融機関ATMやコンビニATMなどの提携ATMを利用すればカードローンの利用自体は可能です。
はまぎんは当初は神奈川県内だけが営業地域だった
はまぎんの場合も当初は神奈川県内だけの地方銀行でした。神奈川県にはこの他、静岡県にまたがった営業地域を持つスルガ銀行という地方銀行があります。
国の1県1行の政策もあって殆どの県で地方銀行は営業地域が県域になる地方銀行が1行ある筈です。
横浜銀行の場合も当初は県内にあった金融機関の救済のために設立された小さな銀行でしたが1県1行の政策の下、次々に金融機関と合併し現在のように大きな経営規模を持つ銀行に成長してきたものです。
また2016年には東日本銀行と経営統合することになっており、経営基盤は更に大きくなるはずです。ただしこれは合併という事ではなく経営統合であり銀行としては両方とも存続するもので東日本銀行がすべて横浜銀行になると言う話ではありません。
現在では東京都内にも多くの支店を持っている
はまぎんはこの間支店網も増え続け東京にも進出しています当初は神奈川県に突き出しているような形になっている町田市に進出しましたが、現在では東京都の神奈川側を中心に営業地域を拡大していて今後も東京都はターゲットに入っているのではないかと思われます。
このほかはまぎんの支店としては関東では群馬県、そのほかの地域では愛知県と大阪府に支店があります。ただしやはり利用するのであれば神奈川県内と神奈川側の東京都内という事になります。この地域の人は横浜銀行カードローンを利用候補として挙げてもよいでしょう。
はまぎんの場合、都市銀行に転換するようなことは無いと考えられますから、今後もこの神奈川県と東京都を中心にサービス展開して行くものと思われます。
神奈川県には隅々まで支店網が張り巡らされているので、今後は支店を作るにしてもまだ手薄の東京都内という事になるでしょう。
まずは自分の近くにはまぎんがあるかどうかを確認しよう
では自分もはまぎんを利用したいという場合はどうすれば良いのでしょうか、まずは自分が営業地域に入っているのかを確認しましょう。
もう一つ考えなければいけないのは自分の行動範囲にはまぎんの支店があるかどうかです。支店がなければお付き合いもしにくいものです。
そこでまずはホームページで支店の場所を確認しましょう。確認できたら実際に支店を見に行ってみましょう。その時に横浜銀行カードローンのパンフレットを貰ってくるのを忘れないようにしてください。
選択肢に入れて他のカードローンとも比較して決める
カードローンは借金です。借金というものは返済できなくなると自分の信用を潰す危険性があるため、本来利用しあい方が良いという事を念頭に置き、カードローンもどうしても必要という場合に限って利用を検討するという事を忘れないでください。
そこでどうしても必要となった場合に、もし近くにはまぎんがあったらカードローンの選択肢の一つにしましょう。ただし他と比較しないで決めることはお勧めしません。
カードローンと言うのは必要になった時に使いにくいのでは意味がありません。したがって選ぶ基準はカードローンの内容だけではなく自分の使い勝手も重要な選択基準ということになります。
そこで選ぶ前に自分の要求を箇条書きにして要求事項を作り、各カードローンの説明資料と突き合せてもっとも自分の要求を満たすものを探すようにしましょう。詳細な要求事項を作ることが良いカードローンを選ぶコツです。
神奈川県内に居住しているなら便利な利用が可能
神奈川県内に居住している場合には先ほども説明したように至る所に支店あるいはATMコーナーを見つけることができますので利用に困るような事は余程の山の中にでも行かない限り問題はありません。したがって殆ど提携金融機関のATMを利用しなくても済みます。
提携金融機関の問題はATMの利用手数料がかかってしまうことで、場合によっては利息以上に手数料がかかっているという場合もあります。
したがって神奈川県内での利用に限定されているのであればはまぎんの横浜銀行カードローンというのは便利に利用できると考えてもよいカードローンという事ができます。
このあたりも考慮に入れて選べば良い選択ができるのではないでしょうか。
横浜銀行の場合で言えば神奈川県全域および東京都の神奈川側の地域が営業地域となっておる。もしこの地域に住んでおるか、あるいは勤務しておるのであれば、横浜銀行カードローンが利用できると言う訳じゃ。
借金はお勧めできんが、どうしてもカードローンの利用が必要というのであれば、利用候補に挙げても良いじゃろう。
地方銀行は狙い目の金融機関!都市銀行より特徴が出しやすくお得
地方銀行というのは常に都市銀行よりも一格下のようにみられてしまいがちですが、確かに資金量などでは負けますが品揃えとしては決して引けを取るものではありませんし、その地方では地域密着で地域に合った経営をしており地域の事が最も分かっている企業です。
利用者の中にもやはり銀行選びでは都市銀行のほうを優先するような考えを持っている場合も多いのですが、状況によってはその考えは非常にもったいない事です。
全国を飛び回っているのであれば都市銀行を勧めますが、そうでなければ同等なものとして考えてよいでしょう。
都市銀行は金利やサービスが似たり寄ったりで差が出にくい
実は都市銀行には1つの弱点があるのです。
試しにカードローンの説明資料を見てみましょう。利用限度額には差がありますが金利をよく見てみてください。大きな差というものがないことがわかります。このように金融商品はあまり差が出ないのです。
この理由の1つは何か目を引くようなサービスを始めたとしても、競争関係にある他の都市銀行はそのまま指をくわえて見てる訳がなく、すぐに似たようなサービスを開始することになります。つまり差が出たとたんに横並びになってしまうのです。
もちろん横並びになってよい場合もあるかもしれませんが、このように特徴が出しにくいという障害になってしまうこともあるのです。したがって都市銀行はどこに行っても利用できて便利という面を除いて魅力としてはそれほど大きくはないのです。
地方では銀行間の競争が都市部よりずっと少ない
これに対して良かれ悪しかれ地方には1県1行という政策があったために地方銀行というのはその地域では独占的な地位にあります。
もちろん全く競争がないわけではありません。更に狭い範囲の営業地域を持つ信用金庫等がありますが力関係が全く違います。重要なのは少なくとも都市銀行と競争する必要が無いという事です。
このため地方銀行は都市銀行と横並びのサービスをする必要がないのです。しかも都市銀行のほうも一地方のサービスに合わせる必要もありません。そこで独立性が保たれるというわけです。
地方銀行は競争が激しくない分特徴を出しやすくなる
このような環境ですから地方銀行というのは都市銀行などに比べて特徴が出しやすくなります。
例えばはまぎんの横浜銀行カードローンの金利を見て下さい。1.9%というような金利は都市銀行ではまず付けることができない数字です。
また地方銀行はその地域が振興してこそ利益が上がるわけです。したがって地域振興というのは利益を上げるためには必要不可欠になります。ですから金融商品のラインナップも地域貢献を目指して開発されています。地方銀行も人口減少を控えて必死なのです。
まずは自分の地域にある地方銀行の金融商品にはどういうものがあるか調べてみましょう。預金の金利でもとんでもない数字をつけていることもあるのです。
都市銀行よりも地方銀行のほうが地域の人には魅力的
ただし金融商品の品揃えというのは都市銀行と大きな違いがあるわけではありません。しかしこれは逆に考えれば小さい営業規模でも同じようなものを用意できると言う事になるわけです。もちろん内容的に地域に合ったものになっているのは言うまでもありません。
金利などの面でも縛りというものがありませんからはまぎんのように、かなり自由に付けることができます。このように地方銀行というのはたいへん特徴を出しやすい立場になっているのです。同じ品ぞろえで金利が低いのですから大変お得です。
そこでそういう金融商品を自分の地域の地方銀行で見つけた場合には大変狙い目という事になります。
ですからまずはその金融商品の内容を確認してみましょう。いくら特徴があっても自分の要求に合わなければ意味はありません。
自分に合っていれば大変お得に利用できる可能性がある
そこで先ほども言いましたが重要なのが自分の要求です、自分の要求に合わなければどんなに大きな金額を貸してくれるといっても使いにくくて仕方がないでしょう。
したがってまずは自分の利用場面を想定して要求事項をできるだけ詳細にまとめましょう。利用方法から要求事項を詳細に纏めたら見つけた狙い目の金融商品を評価してみましょう。
もしいくら狙い目だったからといっても自分の要求に合わなければやはり別を当たったほうが無難です。使い勝手が悪ければ結局使わなくなってしまいます。
しかし自分の要求にも合っているのであれば利用を考えてもよいのではないでしょうか。大変お得な上に自分の要求にも合致していれば地域密着の銀行ですから今後のお付き合いも考えて利用を考えてみましょう。
【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者はどこ?
その条件とはまず1000万円に見合う返済能力が必要で、年収は少なくとも2000万円は必要じゃ。また返済能力だけではなく大きな信用も必要で、それを築くまでには何年も付き合っていく必要が有るはずじゃ。
ただしこのカードローンを利用するためには横浜銀行の支店網のある神奈川県あるいは神奈川側の東京都内に居住あるいは勤務している必要が有る。
地域的に利用できないという場合も、その地域には、こういった好条件の金融商品を持つ地方銀行があるかもしれんから調べてみるとよい。
一つ言っておかねばならんのは、借り入れを考える場合は、まず借入れありきではなくて、本当に借り入れが必要なのかどうかを考え、できるだけ借りなくて済むような遣り繰りから考えることが重要じゃ。安易に借りては絶対にいかんぞ。
その横浜銀行もカードローンを提供しておるが、最大の特徴は利用限度額が最高1000万円ということとその時の金利が1.9%と非常に低いことじゃ。これは都市銀行でもそう有る事ではないぞ。
ただし、当然じゃが誰もがこんな良い条件で借り入れできるわけではない。最初は他と同じように低額高金利で利用するのが普通で、利用を繰り返しながら徐々に増額できるようになっておる。