19歳社会人はOKなの?カードローン年齢制限の謎に迫る!
19歳という未成年でも、お金を借りたくなることはよくある話。身内や知人に頼れないとき、カードローンは若い方にも手軽な借入方法です。
でもそこで問題となるのがカードローンの年齢制限。どこで申し込むにも、成人していることが第一条件になっています。
どこも厳格に20歳というラインを守っているのは何故なんでしょうか?その謎に迫りながら、未成年でも借りれる所を探してみたいと思います。
何歳から借りれるの?カードローン年齢制限の実態とは?
そもそもカードローンの年齢制限ってどうしてあるんでしょうか?それを知る前に、まず実際の年齢制限の設定がどうなっているのかを見ていきたいと思います。
各社の年齢制限の下限はどれも満20歳
お金を貸してもらえる企業は、大きく分類すれば消費者金融と銀行の2つの種類に分けることができます。このそれぞれについて、年齢制限の実際の例を見ていきましょう。
ここでは銀行の中に、都市銀行や地方銀行と共に、信用金庫や信用組合も含めるものとして考えます。(こちらもご参考に→カードローン会社一覧はこちら)
まずは消費者金融の申込み時の年齢制限です。
消費者金融 | 年齢制限 |
---|---|
アコム | 20歳~72歳 |
プロミス | 満20ー69歳 |
SMBCモビット | 20歳以上74歳以下 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません |
銀行 | 年齢制限 |
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りそな銀行プレミアムカードローン | 満20歳以上60歳未満 |
新生銀行レイク | 満20歳ー70歳 |
大阪信用金庫だいしんきゃっする | 満20歳以上65歳未満 |
このように最高年齢については商品によってかなりの差が見られる一方で、最低年齢については20歳以上とほぼ一定しています。カードローンは、いずれも未成年者利用不可なのです。
満20歳にならないと借りれないのは法律のせいだった!
しかしこのように企業によって上限年齢は様々なのに、どうして下は20歳と一定なのでしょうか?これは、金銭消費貸借契約(お金を借りること)は、成人していないと結べないからです。
高齢者が借りれないのは返済能力の問題
一方で高齢になるとカードローンが申し込めなくなるのは、純粋に返済能力の問題です。
先程ご紹介したように、カードローンによって年齢制限の上限にはばらつきが見られるのは、その判断基準が企業によっても異なるからなんですね。
またカードローンには、申込み時の年齢だけでなく、契約可能年齢の上限(新たな借入が出来なくなる年齢の上限)が定められていることもあります。これも純粋に返済能力の問題です。
高齢者向けカードローンとして申込み年齢が高く設定されている場合でも、必ず利用年齢の上限についてもチェックしておくことをお薦めします。
未成年はお金を返さなくてもいい!?
一方で20歳という最低年齢の根拠となっているのは返済能力ではなく、法律上の問題です。だからどの企業も、一律に満20歳が申込み条件になっているんですね。
でも現実には、19歳でも十分な返済能力がある方もいます。お金を返せるのなら借りたっていいはず。それでも未成年がお金を借りるのは問題なのでしょうか?
実は民法第5条第1項に、未成年者の法律行為には「法定代理人の同意を得なければならない」とあります。
それでは困りますから、企業は親権者の同意なしに未成年にお金を貸すことは絶対にありません。
唯一の例外は結婚していること。未成年者でも既婚者なら、親権者の同意なしに単独で貸借契約を結ぶことができます。
つまりもしも未成年者の貸借契約には、以下の2点のいずれかをクリアしなければならないということになります。
- 親権者の同意があること
- 既婚者であること
これを証明するには別途書類も必要ですし、審査の手間はかなり増えるでしょう。カードローンが18歳、19歳といった未成年者の申込みに対応していないのは、実はこれが大きな理由なのです。
でも借入先は皆無という訳ではありません。次に19歳でも申し込める借入先をご紹介しましょう。
だから親権者の同意なしに貸すことはできんのじゃな。但し未成年も結婚しておれば成人同様に借入可能じゃよ。これが唯一の例外じゃ。
しかし未成年の審査に対応している所は皆無ではないぞ。
【三井住友VISAデビュープラスカード】満18歳から申込み可
カードローンとは違って、クレジットカードは殆どが満18歳から申込み可能です。但し20歳未満の未成年は、必ず親権者の同意が必要となります。
三井住友VISAデビュープラスカードは若者向けに作られたクレジットカード。満18歳から対応、満 25歳まで申込み可能です。但し高校生は対象外です。
デビュープラスにはお得がいっぱい!
以下が三井住友VISAデビュープラスカードの詳細です。未成年でも安定した収入がある方・もしくは親権者の同意が得られた場合は、審査次第ではこのような利用が可能なんですね。
利用枠 | 限度額 |
---|---|
総利用枠 | 10ー80万円 |
ショッピング | 10ー80万円 |
リボ払い・分割払い | 0ー80万円 |
キャッシング | 0ー50万円 |
クレジットカードには多彩なサービスが追加できることも、若い方には大きな魅力です。
WAONやPiTaPa、ETCなど、電子マネーの機能を追加すれば、お金を借りる以上に便利ですよ。これ1枚で生活の幅がグンと広がります。
気になる年会費も、年1回の利用で次年度以降も無料。お得なキャンペーンも次々と実施されており、デビュープラスは働く19歳にはお薦めの1枚です。
【三井住友VISAデビュープラスカード(学生)】学生はコチラ!
こちらはデビュープラスカードの学生版です。もちろんこちらも、未成年の場合は親権者の同意が必要です。学生ということで、少々限度額が低い目ですが、その他の機能には差はありません。
利用枠 | 限度額 |
---|---|
総利用枠 | 10ー30万円 |
ショッピング | 10ー30万円 |
リボ払い・分割払い | 0ー30万円 |
キャッシング | 0ー5万円 |
このようにクレジットカードならば、未成年であっても申込むことが可能です。これ以外で未成年でも利用できる所として、学生専用の消費者金融が考えられます。次に学生ローンをご紹介しましょう。
三井住友VISAデビュープラスカードは若者に人気のカードじゃ。特に電子マネー機能は、キャッシング以上に便利じゃぞ。
学生には学生向けのデビュープラスカードがお薦めじゃ。19歳で申し込める初めてのクレジットカードとしては、我輩のイチ押しじゃ。
大学生や専門学校生も安心!学生ローンは19歳でもOK!?
消費者金融には、学生専用の業者が存在します。学生ローン、学ロンとも呼ばれ、大学生だけでなく、大学院生、各短大生、種専門学生などに対応しています(高校生は対象外)。
この中には未成年の申込みに対応しているところもあるので、人気の学ロンを幾つかご紹介したいと思います。
但し未成年者への対応は一定しておらず、前は借りれたけど今は無理ということもあるかもしれません。もちろん親権者の同意が必要だということは他の企業と同様です。
【友林堂】は3年間で自由に返済できる!
友林堂は学ロンの中では老舗中の老舗。信頼においては間違いありません。利息も安く、お薦めの業者です。
返済方法は3年の間に自由にできるという随時返済方式。でも後で困らないよう、なるだけ毎月計画的な返済を心がけてください。
限度額 | 年利 | 返済回数 |
---|---|---|
1万円ー30万円 | 12.0%ー16.8% | 1回ー36回 |
【フレンド田】は毎月の約定返済!慣れない人も安心!
フレンド田も古くからある老舗の学ロンです。50万円までの対応は、学生向け融資では高額の部類です。
返済方法は毎月決まった金額を返済するルールなので、慣れない人でも着実に返済することができます。
限度額 | 年利 | 返済回数 |
---|---|---|
1万円ー50万円 | 15.0%ー17.0% | 1回ー60回 |
【カレッヂ】は店舗ATMでも返済可能!
カレッヂも50万円まで対応、返済は毎月決まった額を入金するルールです。カレッヂは様々な返済方法に対応しており、以下からお好きな方法を選べますよ。
- 現金書留
- 来店
- 店舗ATM(店舗に2台設置)
- 銀行振込み
限度額 | 年利 | 返済回数 |
---|---|---|
50万円まで | 17.0% | 最高60回 |
未成年がお金を借りるのはそうカンタンなことではないが、学ロンには親切な業者も多いので相談してみる価値はあるぞ。
友林堂、フレンド田、カレッヂ、いずれも老舗の学生ローンで信頼度は間違いなしじゃ。
19歳未成年は普通のカードローンは申し込めない
19歳未成年には、通常のカードローンは対応していません。これは法律が根拠ですので、収入の有無とは無関係です。
しかしクレジットカードなら申込み可能ですし、学生なら学生ローンという方法があります。いずれの場合も、未成年の借入には必ず親権者の同意が必要になります。
逆に未成年がアッサリ借りれてしまうとしたら悪徳業者の可能性が大です。一旦申込みをしてしまうと後戻りはできませんから、申込む前には必ず正規登録業者だということを確かめておくことをお忘れなく!
【参考ページはこちら】
カードローンには年齢制限がある?
但し未成年者は親権者の同意なしに借りることはできん。こればっかりは法律上の問題なので我輩にもどうにもならんのじゃ。
未成年の借入に厳しい条件があるのは当たり前で、これがないような業者は逆に心配じゃ。
カードローンの審査を受けるなら、満20歳の誕生日を超えてからじゃ。こればっかりはどうにもならんというのが実態じゃよ。