カードローン審査の「困った」を解決
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銀行カードローンの審査基準、実は審査が緩い!?

銀行カードローンは、消費者金融より審査が厳しいと言う人がいます。

でも銀行だって審査の緩いカードローンがあるはず・・・と思って調べてみたら、意外な結果が判明しました。選び方次第では、銀行はかなり借りやすいということが分かったのです。

但しそのためには、自分の審査上の弱点をカバーできる借入先を見つけなくてはなりません。

あなたの審査上の弱点は何ですか?収入?それとも年齢?それとも他からの借入額でしょうか?・・・

多様な銀行カードローンの中でも、あなたの弱点をカバーしてくれる1枚を選べば、きっといい結果が期待できるでしょう。

実は選びやすい!銀行カードローンってこんなにあるの?

まず注目したいのはその数についてです。選べるカードローンが多ければ、それだけ審査基準が緩いものが見つかるはずですよね。

まずは比較のために消費者金融の業者数を見てみましょう。消費者金融は中小まで含めると全国で2300件程度。貸金業法改正前にはこの10倍近くはあったので、これでもまだ減った方なのです。

しかしこれだけあっても、大手や準大手と呼ばれる業者はこのうちのほんの一握り。アコム、プロミス、SMBCモビット、アイフルとたったの4社に過ぎません。初めての申込みは、殆どの方がこの4社の中から選んでいます。

銀行系は全国に504機関もある!

では銀行など金融機関の数は、全国にどのくらいあるのでしょう?

おなじみの都市銀行以外にも、地方限定のものやネット銀行まで含めれば、以下のように様々な金融機関があり、合計すると何と504機関!

つまり最低でも、504種類の銀行系カードローンがあることになります。

●都市銀行・・・・・7行
●地方銀行・・・・・64行
●信用金庫・・・・・267金庫
●信用組合・・・・・157組合
●ゆうちょ・・・・・1行
●ネット銀行・・・・8行

更に地方銀行などでは1行で2つ以上のカードローンを取り扱っているところも多いので、カードローンの種類はこの2倍、3倍以上ということになります。

つまり銀行系カードローンの総数は、およそ800から900種類といったところでしょうか。

一方で、大手消費者金融の商品は1つずつしかありませんから、合計してもたったの4種類です。

消費者金融に比べると、銀行系カードローンの方が遥かに選択肢が多いということになりますね。しかもただ数が多いというだけでなく、それぞれ個性的で審査基準も様々なのです。

銀行なら総量規制超えでも希望が持てる?

銀行系カードローンの審査基準で消費者金融よりも審査の緩い点といったら、やはり総量規制でしょう。

銀行系ならば総量規制とは無関係ですので、他からの借入総額が年収額の三分の一を超えてしまっている人であっても、借りれる可能性があるのです。

勿論審査を受けなければ何とも言えませんが、当人に返済能力さえ見込めるのなら、現時点での借入額が多くても希望が持てるのが銀行系カードローンなのです。

銀行なら自分に収入がなくても申込める!

また総量規制導入後、消費者金融は収入の有無ついても非常に厳しくなりました。

消費者金融で申込もうと思ったら、主婦の方も必ずパートなどお仕事をしていることが条件になっています。

でも銀行系ならばそのような規制とは無関係ですから、専業主婦OKの銀行系カードローンも比較的簡単に見つけることができます。

専業主婦は審査に通りやすいの?

でも専業主婦可の銀行系カードローンの説明を見ると、「専業主婦の方もどうぞ!」と積極的にアピールしているところもあれば、「配偶者に収入があれば申込めます」といった表現になっていることも。

以下に各行カードローンの収入に関する説明部分を、例として抜き出してみましたのでご覧ください。これはいずれも「専業主婦が申込めるカードローン」です。

カードローン 利用条件の表現(一部抜粋)
レイク 原則安定した収入がある方
楽天銀行カードローン 専業主婦も申込める(※)
バンクイック 配偶者に収入のある方も可

(※)楽天銀行には専業主婦専用申込みページもある

控え目な表現だと歓迎さえていないようで、つい気後れしてしまいます。でも楽天銀行カードローンのように専業主婦専用ページまであると、思い切って申込んでみようという気分にもなるでしょう。

それだけ申込む人も増える訳ですから、対応の準備もそれ相応にあると判断してもよさそうです。

このようなことも考え合わせると、専業主婦が申込めることをはっきり表現しているカードローンを選んだ方が、審査には通りやすいでしょう。

一般的には消費者金融の方が申込やすいと考えられておるが、実は銀行など金融機関が扱っているカードローンの総数は非常に多く、大手消費者金融とは比べものにならん。

その中で自分の条件に合ったものを選べば、それだけ審査には通りやすくなるじゃろう。例えば専業主婦なら、専業主婦OKと明記しているカードローンを選ぶのがコツじゃ。

銀行カードローンの審査基準には商品によって差がある?

銀行カードローンは、同一銀行内のカードローンであってもそれぞれ個性的で、限度額や金利もかなり異なっています。

複数のカードローンがあれば、その数だけ審査基準があると言えるのです。

銀行カードローンを選ぶ際には、どれも同じだとすぐに諦めてしまわず、それぞれの条件を細かく吟味することが重要なんですね。

年齢が高くても申込める商品もある!

例えば年齢制限もそのひとつです。カードローンの申込み年齢上限は65歳というのが一般的ですが、銀行系の中には年齢上限が70歳を超えるものもみられます。

カードローン 申込年齢上限 収入の条件
レイク 70歳以下 年金収入のみOK
楽天スーパーカードローン 62歳以下 年金収入のみ不可
バンクイック 65歳未満 年金収入のみOK
しんきんシルバーきゃっする 69歳以下 年金収入のみOK

上の表の〈しんきんシルバーきゃっする〉は、実は信用金庫の共通商品で、年金受給者だけを対象にしたカードローンです。

ここでは年齢上限のみ記載しましたが、この商品だけは60歳以上の方でないと申込みができません。

全国の各信金では、この〈しんきんシルバーきゃっする〉以外にも通常商品を取り扱っており、こちらの年齢制限はもっと低く設定されています。

同一銀行でも商品によって年齢制限はバラバラ

同一銀行内でも、カードローンによって年齢上限の異なることはよくあります。

例えばりそなプレミアムカードローンは59歳の方までしか申込めませんが、同じ銀行のクイックカードローンなら65歳までOKです。

年齢の高い方も幾つかの金融機関を当たってみれば、必ず借りれるところが見つかるでしょう。

この中には年金以外の現金収入がなくても申込めるものも多いのですが、勿論お仕事をしていれば選択肢はより広くなります。

メガバンクの審査基準は厳しいのか?

銀行と一言で言ってもその規模はさまざま。中でもメガバンクと呼ばれる以下の大手都市銀行のカードローンは、その審査基準も他より厳しいのでしょうか?

■日本のメガバンクとは・・・?
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行

大手銀行だと審査も厳しいように感じますが、実際にはそうとは言えません。

メガバンクとそれ以外の銀行は、このように申込みの対応の規模からして異なるため、審査基準を同じ条件で比較する訳にはいかないからです。

メガバンクのカードローン・・・・・全国対応
地方銀行などのカードローン・・・・殆どが営業エリア内のみの対応

メガバンクはATM設置台数など設備面が優秀

それよりもポイントになるのは、メガバンクの設備面における充実度です。

■メガバンク(都市銀行)の設備面におけるメリット
・支店が多い
・ATM設置台数が多い
・ローン用の自動契約機がある

特にカードローン申込みにおいては、自動契約機の設置はより早い借入には欠かせません。これがないばかりに、地方銀行では契約に時間がかかることが多いのです。

また支店の多さはATM設置台数の多さとも繋がります。

審査基準については比べようがないところもありますが、申込みやすさや利用しやすさという点では、メガバンクには大きなメリットがあると言えるでしょう。
その金融機関で取り扱うカードローンの種類によっては、よく見ると利用条件が微妙に異なっていることにも気をつけることじゃな。

例えば年齢制限ひとつとっても、あるカードローンなら申し込めて、別のでは申し込めんということも起こる。

銀行の規模と審査基準の間には特に関連性はないが、メガバンクは設備面にメリットがあるのでその点ではお薦めじゃ。

銀行カードローン審査における他社借入のイミとは?

問題なのが他社からの借入です。他からも借りている人にとって、その借入がどのような基準で審査されるのかは、やはり一番気になるところ。

でも銀行カードローンは総量規制とは無関係ですから、借入総額については消費者金融ほど厳しくないのではという期待ができます。

他社借入に関する銀行の審査基準とは?

もしも他からの借入について特に審査が緩いところがあるのなら、是非そこで審査を受けたいものですが、どうやってそんなカードローンを見つければいいのでしょうか?

消費者金融業者の場合だと、借入総額が年収の三分の一を超えれば絶対に審査には通りません。総量規制が前提だけに、その線引きは絶対的です。

一方で銀行系カードローンは総量規制とは無関係。しかし現実にどのように審査結果に反映されるのかは、外からはなかなか窺い知ることができません。

金額よりも借入先と借入件数がポイントだった!

そこで幾つかの銀行のサイトにある、事前チェックを試してみました。これはその人に借りれる可能性があるかどうかを事前判定してくれる自己診断フォームですが、ヒントを見つけるとしたらここしかありません。

そこで何度か試してみると、銀行ではどうやら「借入先企業の種類」と「借入件数」がポイントになるということが分かってきました。

銀行・信販会社・消費者金融のどこから借りていても4件まではセーフですが、5件を超えるとアウトです。ところが消費者金融以外ならば、5件を超えてもアウトにはならないことも。

つまり借入件数が多いこと、そしてその借入先が消費者金融だと、審査が厳しくなる傾向があるのです。

借入総額についての審査基準はそう甘くない?

しかし借入総額の基準については不明のままでした。借入額が多くても、件数が4件以下なら審査に通る可能性があるということは分かったのですが、それ以上のことは何とも言えません。

ただ他社からの借入は返済能力に直接関係するため、どの金融機関であっても借入残高は少ないに越したことはないでしょう。

借入総額が年収の三分の一を超えていてもなお借りれる余力のある人は、そう多くはありません。そして借入件数が5件を超えても借りれる銀行系カードローンは、多分どこを探しても見つからないはずです。

消費者金融ほどの厳しさはないにしても、どの銀行系でも他社からの借入については決して甘くはないと考えた方がいいようです。

今すぐに件数を減らすなら、おまとめローンという方法があります。またその際には銀行で借り換えると、より審査に通りやすくなるでしょう。

他社借入で嘘をつくとどうなる?

一番困るのは、申込書で嘘をつくことです。他社の借入については自己申告するようになっていますが、信用情報機関で裏付けを取られて嘘がバレたらこの時点で審査には落ちてしまいます。

せっかく仮審査をパスしていても、こんなことで落ちてしまうのは残念無念ですよね。

また最初の審査では自己申告のみで通過できたとしても、カードローン利用中に嘘がバレることもなきにしもあらずです。ごまかした金額にもよりますが、場合によってはこれ以上借りれなくなってしまうことも。

お金を借りる際の嘘は厳禁!くれぐれも軽い気持ちで虚偽の申告をしないようにしてください。

銀行など金融機関のカードローン審査では、他社からの借入が多いと非常に不利になる。ただし4件まで、しかも消費者金融からの借入でなければ、そう神経質になる必要はなさそうじゃ。

総量規制とは無関係といっても、余りに借入残高の金額が多いのは考えものじゃ。勿論申込みで嘘をついてもすぐバレるので、絶対にごまかしはNGじゃよ!

一体どうして?銀行カードローンの審査基準はバラバラ!?

銀行系カードローンはそれぞれ審査基準が異なっていますから、それだけ借りれる可能性も多いのですが、ピッタリのものを見つけるのはなかなか骨の折れる作業ですよね。

そういう時には、地方銀行や信金を当たってみるのもひとつの方法です。

ここでは複数のカードローンを取り扱っていますので、その中には必ず審査基準の緩いものが混ざっています。

それにしても、銀行カードローンがこのように様々な審査基準を持つことができるのは、一体どうしてなのでしょうか。

銀行カードローンの保証会社はそれぞれ違う!

それは、カードローンの保証会社がそれぞれ異っているからなのです。

たとえば先程の説明で使ったカードローンの保証会社は、以下のようになっています。

カードローン 保証会社
レイク 新生フィナンシャル
楽天スーパーカードローン セディナ
バンクイック アコム
しんきんシルバーきゃっする 信金ギャランティ

またりそな銀行の2つのカードローンを見ると、同一銀行でも保証会社が異なるために、このように条件が大きく違っているということが分かります。

りそなプレミアムカードローン 
●保証会社【オリックス・クレジット株式会社】
●59歳まで
●50万円ー800万円
●3.500% ー12.475%
●年収400万円以上、専業主婦・学生は不可
りそなクイックカードローン  
●保証会社【りそなカード株式会社】
●65歳まで
●30万円 ー100万円
●12.475%
●年収の制限なし、学生は不可

この2つのカードローンから選ぶなら、最高限度額の低いクイックカードローンの方が審査には通りやすいでしょう。

こちらの方が年収の制限がないなど、条件もより緩やかですね。いずれの場合も、申込み時の希望額は低い方が、審査にはより通りやすくなります。

また一度落ちてしまった場合、そこと同じ保証会社のカードローンで審査を受けると、審査基準が同じでまた落ちる可能性があります。

2度目以降の挑戦では、なるだけ保証会社の異なるカードローンを選ぶのがコツです。

銀行などのカードローンは、実はそれぞれ保証会社がバラバラ。だから条件もそれぞれ異なるんじゃな。

審査に落ちてしまった場合、他の銀行で申し込んでもまた同じ保証会社に当たる可能性はあるから、カードローンを申し込む際には必ず保証会社もチェックしておく習慣をつける方がよいぞ。

銀行カードローンには意外と審査が緩い面もあります!

銀行カードローンの個性は色々。よく選べば申込めるものが必ず見つかります。「審査の緩い銀行カードローン」の選び方をまとめましたのでご覧ください。

【全般】
●最高限度額が低いカードローンの方が通りやすい
●申込み時の希望額は低い目で

【高齢者】
●高齢者対応のカードローンを選ぶ
●年金以外にも収入がある方が有利

【専業主婦】 
●専業主婦への説明が明確である方が通りやすい

【他社からの借入】
●4件以内
●消費者金融からの借入件数は少ない方がいい → おまとめローン
●借入総額については総合的に判断される

【2度目以降のチャレンジ】
●同じ保証会社のカードローンは避ける

銀行系カードローンはその数が多いので、1つがダメでもすぐに諦めず、根気よく探せば審査の緩い所が必ず見つかります。

自分の弱点に応じて、上手にカードローン選びをしてください。

【参考ページはこちら】
カードローンを利用できる金融業者

銀行は審査が厳しく、消費者金融は審査が甘いなんて一般に言われておるが、特に総量規制導入後はそうはカンタンに言えなくなっておるのじゃ。

利用者にとっては、借りやすいところが増えるのは大歓迎。銀行や信用金庫など、自分に合った条件のカードローンを積極的に探してみることじゃ。

意外なところでピッタリの1枚が見つかる可能性があるので、あきらめは禁物じゃ!

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